出張の間に野球のアジアシリーズは大変なことになってましたが、中日何とか面目を保ったようです。一方、ウオッカの出走取り消しには衝撃を受けました。
夜半から晴れ上がり、朝は5度位まで冷え込み、日中は20度近くまで上昇。昨夜から謎のジンマシンがパンツのゴムひもあたり中心に発生しており、消えたかと思うとまた出る、を繰り返しています。
実家から職場にミカンが到着、自分好みの青くて少し酸っぱいやつなんですが、意外と同僚にも好評、やはりもぎたてなのがいいのかも。
今日はルイージ&ドレスデンのマーラー、ルイージはウィーン響で1番を聴いているのですが、はっきり言って余り印象無し、ただ前にも書きましたが、ドレスデンはハイティンクで聴いた時「オケの音が違う」ことを感じた初めてのオケだけに、やはり気になるところ。チケットがバカ高で諦めていましたが、掲示板にて半額以下でお譲りいただいての出陣となりました。
11月12日(月) サントリーホール
ファビオ・ルイージ指揮ドレスデン・シュターツカペレ マーラー Sym2番
初めて近くで見るルイージは思ったより熱血型、第2楽章ではかなりテンポを揺らしてましたが、基本的には旋律線を重視した表現で、マーラー臭さはやや薄めです。(←前回は「対位法重視」とか書いてます、我ながらいい加減) また弦中心の音作りは前と同じ。停滞することなくどんどん進む感じでしたが、終楽章の合唱が入るあたりからクライマックスへの歩みがじっくりになったのが印象的。
(演奏精度はさておき)オケはさすがに重厚な音、ただ前回は弦の音色・奏法が統一されているのは勿論、管も含めて均質な音と感じましたが、今回はそんな印象は無し。木管はやや不器用ながらffでは金管並みの大音量、合唱入りの前のFlソロが個性的。ブラス陣では(P.ダムの頃とはかなりキャラが違うにせよ)Hrのバリバリ吹きが大迫力、6本すべてロータリーのTpとコントラバスTbっぽい大きな楽器も使っていたTbは弦とのバランスが取れた音量で爆発度は低め、それでも帯同した合唱団(男女ほぼ同数で90名程)のさすがの迫力もあって見事なクライマックス。でも、まあ、このオケならこの位は当然、というレベルの演奏と感じました。
今回は「そもそもオケの音が違う」とは感じませんでした。3年でオケの音が変わるとは思えませんし、(当たり前のことですが)やはり指揮者による音の違いの方が大きいんでしょうか。また席位置(Pの左側と同様に苦手なLAブロック)の違いもあるかもしれません。あ、でもハイティンクの時もPブロック左だったかも…。
2007年11月12日月曜日
2007年11月10日土曜日
ミッチーのショスタコ全集、千葉県少年少女オケの1番、サンクトペテルブルグ響の7番
今日は雨、テニスはキャンセル、夕方はミッチーのショスタコ7番、その後宴会で午前様ゆえ、記事のみ作成。
<続き>
ロシアオケで7番と言えば数年前のテミルカノフ&サンクトペテルブルクフィルの演奏を思い出しますが、バンダはオケに混じって舞台に乗るわブラスは余裕を残した吹きっぷりだわで不満の残る演奏でした。今日はどうでしょう。
11月10日(土) 日比谷公会堂
井上道義指揮千葉県少年少女オーケストラ、サンクトペテルブルグ響 ショスタコーヴィチ Sym1番、7番
まずは10代で構成されるユース(ジュニア?)オケで1番を、アマオケの平均値より上手、と言うか弦の音程などはトップクラス!ミッチーは先週よりも細工の少ないストレートな表現、1番なのに4管の巨大編成(たぶん次の7番より大人数)だったこともあり、かなりの迫力でした。
後半はチクルスに戻って7番、2番や3番の時は少しアヤシかったオケも、さすがにこの曲は自信たっぷりの趣、ミッチーも余りいじらずオケ任せの直球勝負、バンダは左右に分かれて舞台脇の張り出しへ、まず第1楽章はかなりの吹きっぷり、そして後半2楽章では重心の低い弦セクションもよく鳴り、木管も頑張ってスケール雄大、クライマックスではバンダが起立してバリ吹き、他のブラス陣も全開半歩手前で吹ききり、ブラスの鳴りでは同曲過去最高、満足の迫力でした。サントリーなど響くホールでは飽和してたかもしれません。
<続き>
ロシアオケで7番と言えば数年前のテミルカノフ&サンクトペテルブルクフィルの演奏を思い出しますが、バンダはオケに混じって舞台に乗るわブラスは余裕を残した吹きっぷりだわで不満の残る演奏でした。今日はどうでしょう。
11月10日(土) 日比谷公会堂
井上道義指揮千葉県少年少女オーケストラ、サンクトペテルブルグ響 ショスタコーヴィチ Sym1番、7番
まずは10代で構成されるユース(ジュニア?)オケで1番を、アマオケの平均値より上手、と言うか弦の音程などはトップクラス!ミッチーは先週よりも細工の少ないストレートな表現、1番なのに4管の巨大編成(たぶん次の7番より大人数)だったこともあり、かなりの迫力でした。
後半はチクルスに戻って7番、2番や3番の時は少しアヤシかったオケも、さすがにこの曲は自信たっぷりの趣、ミッチーも余りいじらずオケ任せの直球勝負、バンダは左右に分かれて舞台脇の張り出しへ、まず第1楽章はかなりの吹きっぷり、そして後半2楽章では重心の低い弦セクションもよく鳴り、木管も頑張ってスケール雄大、クライマックスではバンダが起立してバリ吹き、他のブラス陣も全開半歩手前で吹ききり、ブラスの鳴りでは同曲過去最高、満足の迫力でした。サントリーなど響くホールでは飽和してたかもしれません。
2007年10月27日土曜日
ラザレフ&日フィルのネフスキー
雨また雨。これから出掛け、戻りは1時以降になるので、取り敢えず記事のみ作成。
<続き>
これから宴会、池袋駅で電波を拾ったところ。今日のラザレフ&日フィル、結局格安チケット入手作戦は失敗し、「当日券売り場前で情け無い顔でウロウロしてブルジョアの御婦人に恵んでもらう作戦」を敢行、無事聴くことが出来ました。感想はまた明日。
翌日に続きを書いてます。「アレクサンドル・ネフスキー」は節操無く盛り上がるので好きな曲なのですが、実演はテミルカーノフ&サンクトペテルブルグフィルによる一度だけ。かなり迫力ある演奏だった筈なのですが、録音ではアバド&LSOの豪演が自分の基準ゆえ、まずまず、という程度の印象でした。
10月27日(土) サントリーホール
アレクサンドル・ラザレフ指揮日フィル リャードフ ヨハネの黙示録から、挽歌 グラズノフ Vn協奏曲 プロコフィエフ アレクサンドル・ネフスキー
リャードフは1曲目は激しく、2曲目は静謐に、グラズノフは短めの曲でラッキー。お目当てのプロコはPブロックを覆う大人数の合唱(推定200名)の頑張りもあってまずまずの迫力でしたが、ビックリする程でも無し。最大のヤマ場「氷上の戦い」前半でのヴィオラの激しい表情付け、および低弦が弱音で刻む部分で異様にスローダウンして不気味な感じを出し、そこから徐々にテンポアップしてクライマックスへ向かったところが効果的でした。ただ期待した爆演レベルでは無かったです。
ちなみに上記チケット入手作戦、券が余っているお金持ちは多いらしく、自分におこぼれが1枚来る前に既に2名、同パターンで見知らぬブルジョア人に貰っている方がいらっしゃいました。
<続き>
これから宴会、池袋駅で電波を拾ったところ。今日のラザレフ&日フィル、結局格安チケット入手作戦は失敗し、「当日券売り場前で情け無い顔でウロウロしてブルジョアの御婦人に恵んでもらう作戦」を敢行、無事聴くことが出来ました。感想はまた明日。
翌日に続きを書いてます。「アレクサンドル・ネフスキー」は節操無く盛り上がるので好きな曲なのですが、実演はテミルカーノフ&サンクトペテルブルグフィルによる一度だけ。かなり迫力ある演奏だった筈なのですが、録音ではアバド&LSOの豪演が自分の基準ゆえ、まずまず、という程度の印象でした。
10月27日(土) サントリーホール
アレクサンドル・ラザレフ指揮日フィル リャードフ ヨハネの黙示録から、挽歌 グラズノフ Vn協奏曲 プロコフィエフ アレクサンドル・ネフスキー
リャードフは1曲目は激しく、2曲目は静謐に、グラズノフは短めの曲でラッキー。お目当てのプロコはPブロックを覆う大人数の合唱(推定200名)の頑張りもあってまずまずの迫力でしたが、ビックリする程でも無し。最大のヤマ場「氷上の戦い」前半でのヴィオラの激しい表情付け、および低弦が弱音で刻む部分で異様にスローダウンして不気味な感じを出し、そこから徐々にテンポアップしてクライマックスへ向かったところが効果的でした。ただ期待した爆演レベルでは無かったです。
ちなみに上記チケット入手作戦、券が余っているお金持ちは多いらしく、自分におこぼれが1枚来る前に既に2名、同パターンで見知らぬブルジョア人に貰っている方がいらっしゃいました。
2007年10月23日火曜日
プチ科学から本格へ"移行る" - 東野圭吾「予知夢」
今日もまずまずの秋晴れ、昨夜少し雲が出て冷え込みが甘かったせいか、気温も昨日より上がって22度くらい。ただ今夜は月が綺麗です、冷え込むかも。
昨夜の「ガリレオ」の次回予告から判断するに、もう第3話にして第2巻「予知夢」のエピソードが使われそう、ネタばらしされる前に、と第2作を購入、一気に読んでしまいました。
予知夢 東野圭吾
「探偵ガリレオ」に続く連作短編シリーズ第2作、今回も天才科学者湯川が未来予知やポルターガイストなど5つの謎に挑みます。前作は科学的トリックがキモとなる話が多く、それとは別に本格風の仕掛けを含むものは5編中1編だけでしたが、今回は3編が本格テイスト、しかもうち2編は科学的トリックすら無し、だったらこの連作に入れる必然性は無い、と言われそうですが、マニアには喜ばしい方向転換で、世評の高い次作「容疑者X」はその延長上にあると期待されます。
ちなみに文春文庫版を読んだ方ならご存知でしょうが、湯川学のモデルは佐野史郎です。ドラマとはだいぶ違いますね。
ドラマで「容疑者x」のネタばらしまでされたらどうしよう、と懸念してましたが、そっちは映画版になるとのこと、一安心です、文庫化までまだ時間が掛かりそうなので。
昨夜の「ガリレオ」の次回予告から判断するに、もう第3話にして第2巻「予知夢」のエピソードが使われそう、ネタばらしされる前に、と第2作を購入、一気に読んでしまいました。
予知夢 東野圭吾
「探偵ガリレオ」に続く連作短編シリーズ第2作、今回も天才科学者湯川が未来予知やポルターガイストなど5つの謎に挑みます。前作は科学的トリックがキモとなる話が多く、それとは別に本格風の仕掛けを含むものは5編中1編だけでしたが、今回は3編が本格テイスト、しかもうち2編は科学的トリックすら無し、だったらこの連作に入れる必然性は無い、と言われそうですが、マニアには喜ばしい方向転換で、世評の高い次作「容疑者X」はその延長上にあると期待されます。
ちなみに文春文庫版を読んだ方ならご存知でしょうが、湯川学のモデルは佐野史郎です。ドラマとはだいぶ違いますね。
ドラマで「容疑者x」のネタばらしまでされたらどうしよう、と懸念してましたが、そっちは映画版になるとのこと、一安心です、文庫化までまだ時間が掛かりそうなので。
2007年10月14日日曜日
ラザレフ&日フィルの颯爽ショスタコーヴィチ5番
あーあ、やっぱりナゴヤドームでは完敗。まあ、仕方無いっす。
雲が多く、少し肌寒い一日、気温も20度に達せず。練習をサボって朝寝、午後におっとりとコンサートへ。先日一旦は諦めたラザレフ&日フィルのショスタコーヴィチ、以前スルーした11番が今や伝説となっているだけに、また新たな伝説を逃すかも、と思ったらいてもたってもいられなくなり、ちょっと無理して入手しました。
10月14日(日) サントリーホール
アレクサンドル・ラザレフ指揮日フィル チャイコフスキー 眠りの森の美女、PC3番、ショスタコーヴィチ Sym5番
1曲目は最初からブラス全開のド迫力、ラザレフは指揮棒を持たず両手を巧みに使ってオケをコントロールします。2曲目は実質未完曲の第1楽章部分とのこと、後半に4分弱もの大変なカデンツァがあり、ソリスト小山実稚恵はがっつり弾いてました。そして注目のショスタコーヴィチ、第1楽章は速めのテンポで、それなりに鳴りつつも特に大見得を切ることも無くサクサク進行。第2楽章は冒頭の低弦の暴力的な表現が印象的。美人ピッコロ奏者は今日も存在感たっぷり。第3楽章も表情豊かながら予想よりは淡々。Obソロがチャーミング。終楽章はゆっくり始まって徐々に加速するスタイル、そしてコーダは遅めのテンポ。アシ無しだった1stTpのパワー不足もあってブラスの爆発度は期待をかなり下回りましたが、逆に弦が意外とよく鳴ってました。アンコールは同じくショスタコの「馬あぶ」からやはり弦のよく鳴る曲でした。
チャイコは爆演系でしたが、ショスタコは思ったよりスマート。初めて見るラザレフは、振りながら客席を見たり、組曲の途中で拍手を促したりと、ノリントンと同様「オモロイおっさん」と言う印象。最初の組曲の1曲目が終わった時点で、遅れてきたお客さんを入れるための時間を作ったのを見て、一遍で好きになりました。
これから阪神の今季最終戦(たぶん)を応援します!
雲が多く、少し肌寒い一日、気温も20度に達せず。練習をサボって朝寝、午後におっとりとコンサートへ。先日一旦は諦めたラザレフ&日フィルのショスタコーヴィチ、以前スルーした11番が今や伝説となっているだけに、また新たな伝説を逃すかも、と思ったらいてもたってもいられなくなり、ちょっと無理して入手しました。
10月14日(日) サントリーホール
アレクサンドル・ラザレフ指揮日フィル チャイコフスキー 眠りの森の美女、PC3番、ショスタコーヴィチ Sym5番
1曲目は最初からブラス全開のド迫力、ラザレフは指揮棒を持たず両手を巧みに使ってオケをコントロールします。2曲目は実質未完曲の第1楽章部分とのこと、後半に4分弱もの大変なカデンツァがあり、ソリスト小山実稚恵はがっつり弾いてました。そして注目のショスタコーヴィチ、第1楽章は速めのテンポで、それなりに鳴りつつも特に大見得を切ることも無くサクサク進行。第2楽章は冒頭の低弦の暴力的な表現が印象的。美人ピッコロ奏者は今日も存在感たっぷり。第3楽章も表情豊かながら予想よりは淡々。Obソロがチャーミング。終楽章はゆっくり始まって徐々に加速するスタイル、そしてコーダは遅めのテンポ。アシ無しだった1stTpのパワー不足もあってブラスの爆発度は期待をかなり下回りましたが、逆に弦が意外とよく鳴ってました。アンコールは同じくショスタコの「馬あぶ」からやはり弦のよく鳴る曲でした。
チャイコは爆演系でしたが、ショスタコは思ったよりスマート。初めて見るラザレフは、振りながら客席を見たり、組曲の途中で拍手を促したりと、ノリントンと同様「オモロイおっさん」と言う印象。最初の組曲の1曲目が終わった時点で、遅れてきたお客さんを入れるための時間を作ったのを見て、一遍で好きになりました。
これから阪神の今季最終戦(たぶん)を応援します!
2007年10月13日土曜日
上岡&ヴッパータール響、牛歩のブルックナー7番
ドコモ2.0CMに出てくる錚々たるメンバーの中、一人だけ「彼女、誰?」という疑問、それに答える昨夜の「モップガール」、その後の時間帯、エンバーミング(山口雅也「生ける屍の死」のアレです)が主題のテレ東「死化粧師」と「葬儀」というキーワードでかぶってるのは偶然でしょうか。
初体験のプレーオフが今日からスタート、地上波放送が無く、スポーツニュースまでお預けなので、ちょっとソワソワしています。
曇ったせいか予想ほど朝は冷え込まず、日中も20度くらい、午前中は10数年振りの懐かしいメンツと有明でテニスをし、午後はみなとみらいへ。寡聞にして知らなかった指揮者とオケのコンビなのですが、「チェリより遅いブルックナー」という噂につい惹かれてしまいました。
10月13日(土) みなとみらいホール
上岡敏之指揮ヴッパータール交響楽団 モーツァルト PC23番、ブルックナー Sym7番
前半は上岡自身の弾き振り。そして後半のブルックナー、確かにフレーズごとにじっくり歌い込む悠悠としたテンポ、パウゼも多用、ただ常識外れに遅い感じでは無く、演奏時間が長いのは自身で編んだ版を使っているせいもあるかも。オケは余り機能的では無いにせよ、弦など統一感のある音色。氏は弱音に拘るタイプの様で、時にはオケの技量を超えた要求も。第1楽章の開始、いつ始まったか分からないくらいの(そして奏者もいつ始めればいいか分からない感じの)弱音が印象的でした。また第2楽章後半の頂点へ向けてのいつ果てるとも知れないクレッシェンドが真骨頂、その後のクライマックスはオケがやや乱れましたが、それが静まった後にHrとワーグナーチューバ各4本で奏されるコラールが雄大でした。(この時点で既に1時間くらい経過。)
この7番、前半に比べると終楽章がいつも物足りなく感じますが、今日の演奏では終楽章ではブラス(特にTb)陣が一段ボルテージを上げており、遜色無い盛り上がりが設計されていました。最後の一音の後、上岡は10秒余り指揮棒を挙げたまま静止、ブルックナーは余韻が大事、とは言いますが、ここまでやるのは初めて見ました。軽く90分を超える演奏の後、信じられないことにアンコールが!ローエングリン第1幕への前奏曲を、超ピアニシモから始めてゆったり雄大に奏しました。
2時開始のマチネー、終わってホールを出ると5時近かったです。明日は昨日逃したラザレフのリターンマッチです。
初体験のプレーオフが今日からスタート、地上波放送が無く、スポーツニュースまでお預けなので、ちょっとソワソワしています。
曇ったせいか予想ほど朝は冷え込まず、日中も20度くらい、午前中は10数年振りの懐かしいメンツと有明でテニスをし、午後はみなとみらいへ。寡聞にして知らなかった指揮者とオケのコンビなのですが、「チェリより遅いブルックナー」という噂につい惹かれてしまいました。
10月13日(土) みなとみらいホール
上岡敏之指揮ヴッパータール交響楽団 モーツァルト PC23番、ブルックナー Sym7番
前半は上岡自身の弾き振り。そして後半のブルックナー、確かにフレーズごとにじっくり歌い込む悠悠としたテンポ、パウゼも多用、ただ常識外れに遅い感じでは無く、演奏時間が長いのは自身で編んだ版を使っているせいもあるかも。オケは余り機能的では無いにせよ、弦など統一感のある音色。氏は弱音に拘るタイプの様で、時にはオケの技量を超えた要求も。第1楽章の開始、いつ始まったか分からないくらいの(そして奏者もいつ始めればいいか分からない感じの)弱音が印象的でした。また第2楽章後半の頂点へ向けてのいつ果てるとも知れないクレッシェンドが真骨頂、その後のクライマックスはオケがやや乱れましたが、それが静まった後にHrとワーグナーチューバ各4本で奏されるコラールが雄大でした。(この時点で既に1時間くらい経過。)
この7番、前半に比べると終楽章がいつも物足りなく感じますが、今日の演奏では終楽章ではブラス(特にTb)陣が一段ボルテージを上げており、遜色無い盛り上がりが設計されていました。最後の一音の後、上岡は10秒余り指揮棒を挙げたまま静止、ブルックナーは余韻が大事、とは言いますが、ここまでやるのは初めて見ました。軽く90分を超える演奏の後、信じられないことにアンコールが!ローエングリン第1幕への前奏曲を、超ピアニシモから始めてゆったり雄大に奏しました。
2時開始のマチネー、終わってホールを出ると5時近かったです。明日は昨日逃したラザレフのリターンマッチです。
2007年10月12日金曜日
バレンボイム&ベルリン・シュターツカペレ、自在放埓の9番
昨夜の日本人対決の世界戦、感情的になってしまったか、やや見苦しい展開になってしまいました。また深夜の「恋する日曜日」再々放送、他愛も無い話でしたが、舞台の明治村にはかなり昔、名古屋での学会を抜け出し、宇治山田郵便局や路面電車など「占星術殺人事件」の舞台巡りをしたことを思い出し、懐かしさでウルウル。
本日も穏やかな陽気で気温も25度弱、と思ってたら午後から雲行きが怪しくなりました。
今夜はバレンボイムのマーラー9番、以前にシカゴ響とのコンビで同曲を聴きましたが、オケの実力からすると期待外れの感じでした。オケのキャラが違うとどうでしょう。(うっかり同じ時間帯のラザレフ&日フィルのショスタコーヴィチのチケットを買ってしまったのが痛恨。)
いやあ、ビックリです。シカゴ響の時とはまるで別人、やりたい放題でした。
10月12日(金) サントリーホール
ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ マーラー Sym9番
オケは対向配置、弦バスが最後列にずらっと並ぶのはアバド&BPOの9番を思い出します。バレンボイムは速めのテンポを基調に、テンポは揺らすわ、あざといアクセントは連発するわでやりたい放題、指揮っぷりもある時は派手に指示、またある時はすっかりオケ任せとケレン味たっぷり。そしてこのコンビでやりこんでいるのか、オケに任せても全員きっちりアクの強い表現を見せてくれます(特に木管)。また両端楽章など通常速くない部分で妙に速かったりして、慣れてる筈のオケでもついてこれない程。オケ全体では強烈な音響は余り無いにせよ、意思と音色の統一感は見事でした。ブラスの爆発度もいま一つでしたが、終楽章の頂点でffの弦だけが残る部分の後、入ってくるHrの音を割った吹きっぷりは過去最高クラスの豪快さ。スローダウンしかなりの弱音になって終わった後は、流行り(?)の黙祷はやらず、10秒弱で指揮棒を置きリラックス、こういった潔さもいい感じ。
これだけの表現ができるのなら、シカゴ響との15年は何だったんでしょう? 天下の銘器を並のオケにしただけ? ただ本日会場で知り合った方によると、バレンボイムの出来はその時のノリによるとのこと、シカゴ響との前回の来日だけで判断してはいけないのかも。
明日は上岡のブルックナーです。
本日も穏やかな陽気で気温も25度弱、と思ってたら午後から雲行きが怪しくなりました。
今夜はバレンボイムのマーラー9番、以前にシカゴ響とのコンビで同曲を聴きましたが、オケの実力からすると期待外れの感じでした。オケのキャラが違うとどうでしょう。(うっかり同じ時間帯のラザレフ&日フィルのショスタコーヴィチのチケットを買ってしまったのが痛恨。)
いやあ、ビックリです。シカゴ響の時とはまるで別人、やりたい放題でした。
10月12日(金) サントリーホール
ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ マーラー Sym9番
オケは対向配置、弦バスが最後列にずらっと並ぶのはアバド&BPOの9番を思い出します。バレンボイムは速めのテンポを基調に、テンポは揺らすわ、あざといアクセントは連発するわでやりたい放題、指揮っぷりもある時は派手に指示、またある時はすっかりオケ任せとケレン味たっぷり。そしてこのコンビでやりこんでいるのか、オケに任せても全員きっちりアクの強い表現を見せてくれます(特に木管)。また両端楽章など通常速くない部分で妙に速かったりして、慣れてる筈のオケでもついてこれない程。オケ全体では強烈な音響は余り無いにせよ、意思と音色の統一感は見事でした。ブラスの爆発度もいま一つでしたが、終楽章の頂点でffの弦だけが残る部分の後、入ってくるHrの音を割った吹きっぷりは過去最高クラスの豪快さ。スローダウンしかなりの弱音になって終わった後は、流行り(?)の黙祷はやらず、10秒弱で指揮棒を置きリラックス、こういった潔さもいい感じ。
これだけの表現ができるのなら、シカゴ響との15年は何だったんでしょう? 天下の銘器を並のオケにしただけ? ただ本日会場で知り合った方によると、バレンボイムの出来はその時のノリによるとのこと、シカゴ響との前回の来日だけで判断してはいけないのかも。
明日は上岡のブルックナーです。
2007年9月16日日曜日
開放的な夜の歌 - 森口&東京楽友協会響のマーラー7番
昨夜の深夜ドラマ「新宿スワン」に武田幸三がヤクザ役で現われてビックリ! その後F1スパ予選を観戦し、3時頃に職場へ、星空がとても綺麗でした。しかしその中心はオリオン座、えっ、もう冬?って感じです。
また4時過ぎに家に帰る頃には金星(明けの明星)が上がっており、他を完全に圧倒していました。
1時間半睡眠で東京に出て昼まで練習、午後はアマオケと典型的な休日(学会準備未だなのに)。気温も32度程とテニス日和、これこそが残暑!ずっと続いて欲しいもの。
アマオケはしばらくぶり、聴きたいコンサートは重なるもので、同時間帯にシベリウス7番&コルンゴルトの日本初演曲、ってのもありましたが、やはりマーラーを選択、このコンビは昨年の6番に続き2度目です。
9月16日(日) すみだトリフォニー
森口真司指揮東京楽友協会交響楽団 ワーグナー 「パルジファル」より場面転換の音楽と聖金曜日の奇跡、マーラー Sym7番
前半のワーグナーはやや不安定でしたが、盛り上がり部分ではTb中心になかなかの厚み。後半のマーラーはオケがよりしゃっきりし、森口氏の細部拡大こってり系の解釈に応えていました。第1楽章からブラスは全開に近い吹きっぷり、終楽章はやや息切れの感はありましたが、Hrは最後までかなりの迫力でした。アンコールは無し。
その後はなるべく早く帰って学会準備に専念してますが、これから一休みして一番好きなコース、スパの本戦です。
また4時過ぎに家に帰る頃には金星(明けの明星)が上がっており、他を完全に圧倒していました。
1時間半睡眠で東京に出て昼まで練習、午後はアマオケと典型的な休日(学会準備未だなのに)。気温も32度程とテニス日和、これこそが残暑!ずっと続いて欲しいもの。
アマオケはしばらくぶり、聴きたいコンサートは重なるもので、同時間帯にシベリウス7番&コルンゴルトの日本初演曲、ってのもありましたが、やはりマーラーを選択、このコンビは昨年の6番に続き2度目です。
9月16日(日) すみだトリフォニー
森口真司指揮東京楽友協会交響楽団 ワーグナー 「パルジファル」より場面転換の音楽と聖金曜日の奇跡、マーラー Sym7番
前半のワーグナーはやや不安定でしたが、盛り上がり部分ではTb中心になかなかの厚み。後半のマーラーはオケがよりしゃっきりし、森口氏の細部拡大こってり系の解釈に応えていました。第1楽章からブラスは全開に近い吹きっぷり、終楽章はやや息切れの感はありましたが、Hrは最後までかなりの迫力でした。アンコールは無し。
その後はなるべく早く帰って学会準備に専念してますが、これから一休みして一番好きなコース、スパの本戦です。
2007年9月13日木曜日
アッピアの思い出
あーあ、ホント今年の広島は助けてくれません。まあ、相変わらず金本とシーツは打たせてくれているので、勝てないこっちが悪いだけか。
今日は一日薄曇り、気温も昨日よりは上昇、とは言っても25度程度、ただやっと洗濯が出来ました。
金管(トロンボーン)出身のためか、とにかくブラスがド派手に活躍する曲が好きで、特に「ローマの松」は中学時代の思い出もあって大好きな曲です。
あれは忘れもしない中学2年の吹奏楽コンクール北陸大会(当時は北陸3県で1校しか全国大会に出られなかった)、自分達の演奏を終えた(結果は福井勢に完敗)後の高校の部、富山商業高校、通称トミショーが演奏した「アッピア街道の松」が原体験、その鼓膜を破壊する轟音にただただ唖然とし、こんな音響があるのか、とある意味カルチャーショックでした。
そして翌年、中学最後のコンクールに木管陣の反対を押し切ってアッピアを自由曲にして臨むも、トミショーのサウンドには遠く及ばず、またも北陸大会で福井勢に完敗。が、それ以来、自分には思い入れが強い曲です。
ただ、それ以降、オケによるオリジナルに吹奏楽の編曲版、実演でトータル数10回は聴いていますが、トミショーの如き圧倒的破壊力を感じる演奏には未だ巡り会っていません。理想の「松」探しの旅はまだまだ続きます。
今日は一日薄曇り、気温も昨日よりは上昇、とは言っても25度程度、ただやっと洗濯が出来ました。
金管(トロンボーン)出身のためか、とにかくブラスがド派手に活躍する曲が好きで、特に「ローマの松」は中学時代の思い出もあって大好きな曲です。
あれは忘れもしない中学2年の吹奏楽コンクール北陸大会(当時は北陸3県で1校しか全国大会に出られなかった)、自分達の演奏を終えた(結果は福井勢に完敗)後の高校の部、富山商業高校、通称トミショーが演奏した「アッピア街道の松」が原体験、その鼓膜を破壊する轟音にただただ唖然とし、こんな音響があるのか、とある意味カルチャーショックでした。
そして翌年、中学最後のコンクールに木管陣の反対を押し切ってアッピアを自由曲にして臨むも、トミショーのサウンドには遠く及ばず、またも北陸大会で福井勢に完敗。が、それ以来、自分には思い入れが強い曲です。
ただ、それ以降、オケによるオリジナルに吹奏楽の編曲版、実演でトータル数10回は聴いていますが、トミショーの如き圧倒的破壊力を感じる演奏には未だ巡り会っていません。理想の「松」探しの旅はまだまだ続きます。
2007年9月10日月曜日
小劇場のサロメ - 劇団鹿殺し 殺RockMe! ~サロメ~
何とこれで10連勝!25年振りだとか。あれだけ拙攻を繰り返しても結局は上原を打って勝っちゃうなんて出来過ぎ、というかツイてます。これであと2、3日は首位気分にひたれそう。一方フェラーリはこれで9割方アウトですね。
降ったりやんだりの一日、仕事休んで大磯まで試合に行って中止、また休暇が無駄に(涙)。今日9月10日は夏季青春18切符の最終日、それを利しての試合遠征だったのに…。
夜に新宿で用事があり、一度帰るのも馬鹿馬鹿しいので、18切符で行ける場所をぶらぶらすることに決定。まず最近奇特な方から戴いた図書券(今は図書カード?)を活用すべく本屋さんへ、そして折角滅多に買わない新刊を買うなら一般書店では見かけない本を、と飯田橋のミステリー書店「深夜プラス1」へ。
ところが、あれ? 前あった場所(とは言っても5年程前ですが)に無い! 代わりにBookOffになっちゃってます。移転したんでしょうか。口惜しいので古本を漁っていたら止まらなくなり、ブランドの「はなれわざ」など13冊!も買ってしまいました。
次に新宿の有名な塩ラーメンのお店へ、週末の夜だったら並ぶんでしょうが、ド平日の午後とあって余裕、太さにバリエーションを持たせた細麺が特徴的でした。
そして夕方はこれまた奇特な方から戴いたチケットでミニシアターの「サロメ」、しかし劇場慣れしていない田舎モノゆえ大失敗、参りました。
と言うのも会場のスペース・ゼロは初めての場所、大体の場所を把握した積りで開演40分前に新宿に着いたんですが、正確な場所が分からず、尋ねた人も知らず、見つけた交番は無人、しまいにはPC入りのラケットバッグ、ジャグボトル、そして13冊の文庫本入りのビニール袋を手に夜の新宿を走り回る羽目に。そのうちBookOffのビニール袋は破れ、雨が強くなるに至り、一瞬途方に暮れました。
とそこで見つけた2つ目の交番、でもまたも無人、ただそこに詳細地図がありやっと会場位置を確認、数分遅れで到着出来ました。
9月10日(月) スペース・ゼロ
劇団鹿殺し 殺RockMe! ~サロメ~
ワイルドの原作を生かしつつ、近未来の日本を舞台にしたロックミュージカル風の演出、歌もセリフもサロメ役の方がなかなかの存在感(あとヘロデ王ならぬエロド王も)。パワーたっぷりの2時間超の舞台でした。
降ったりやんだりの一日、仕事休んで大磯まで試合に行って中止、また休暇が無駄に(涙)。今日9月10日は夏季青春18切符の最終日、それを利しての試合遠征だったのに…。
夜に新宿で用事があり、一度帰るのも馬鹿馬鹿しいので、18切符で行ける場所をぶらぶらすることに決定。まず最近奇特な方から戴いた図書券(今は図書カード?)を活用すべく本屋さんへ、そして折角滅多に買わない新刊を買うなら一般書店では見かけない本を、と飯田橋のミステリー書店「深夜プラス1」へ。
ところが、あれ? 前あった場所(とは言っても5年程前ですが)に無い! 代わりにBookOffになっちゃってます。移転したんでしょうか。口惜しいので古本を漁っていたら止まらなくなり、ブランドの「はなれわざ」など13冊!も買ってしまいました。
次に新宿の有名な塩ラーメンのお店へ、週末の夜だったら並ぶんでしょうが、ド平日の午後とあって余裕、太さにバリエーションを持たせた細麺が特徴的でした。
そして夕方はこれまた奇特な方から戴いたチケットでミニシアターの「サロメ」、しかし劇場慣れしていない田舎モノゆえ大失敗、参りました。
と言うのも会場のスペース・ゼロは初めての場所、大体の場所を把握した積りで開演40分前に新宿に着いたんですが、正確な場所が分からず、尋ねた人も知らず、見つけた交番は無人、しまいにはPC入りのラケットバッグ、ジャグボトル、そして13冊の文庫本入りのビニール袋を手に夜の新宿を走り回る羽目に。そのうちBookOffのビニール袋は破れ、雨が強くなるに至り、一瞬途方に暮れました。
とそこで見つけた2つ目の交番、でもまたも無人、ただそこに詳細地図がありやっと会場位置を確認、数分遅れで到着出来ました。
9月10日(月) スペース・ゼロ
劇団鹿殺し 殺RockMe! ~サロメ~
ワイルドの原作を生かしつつ、近未来の日本を舞台にしたロックミュージカル風の演出、歌もセリフもサロメ役の方がなかなかの存在感(あとヘロデ王ならぬエロド王も)。パワーたっぷりの2時間超の舞台でした。