2018年12月26日水曜日

聴き納めは50周年記念のマーラー1番 - 佐藤雄一&日本大学管弦楽団

 曇り時々晴れ、マイナス3度弱と朝やや冷え込むも日中の最高12度台と昨日より暖かく、右上腕部内側の痛みが減ったこともあり昼休みの壁打ち再開、したら今度は下腕部内側に痛み(涙)、ま、どうせ年末年始は休むので無問題。

 夜は東京に出て本年の聴き納め、学生オケによるマーラー1番、50周年記念でのマーラーとのこと、これでこの1週間ちょいで5度目のマーラー、そして12月に入って4度目の1番!

 先日聴き逃した重厚長大爆演系指揮者によるマーラーでリベンジ!と思って聴きに来たら、パンフを見るとどうやら別人、指揮者で同姓同名だなんてビックリ!

12月26日(水) 文京シビックセンター
 佐藤雄一&日本大学管弦楽団 チャイコフスキー 白鳥の湖、マーラー Sym1番
 前半チャイコは7曲抜粋約40分、Hr4,Tp5,Tb4、Obソロまずまず、オケは全体的に発展途上ながら、ブラスはなかなかの吹きっぷり。後半マーラーはHr9,Tp7,Tb6,Tuba2!(Tbは倍管、7人目のTpはHr補助専業っぽい)、Hr,Tp両トップがいい音色、女性ティンパニが豪快な叩きっぷり、緩徐部では棒を置き、テンポをよく動かす佐藤氏の棒の下、時に乱れて危ない部分はあれど、Hrと補助Tpが楽譜通りに起立したクライマックス(ここでも起立後テンポをかなり落とし、2クール目で加速、と独特)は盛り上がって大団円。団長のマイクパフォーマンスの後、Tpが8本!になりアンコールは何と先日と同じ威風堂々第1番!但し再現部から、しかもトリオの旋律が回帰する部分ではオケ全員が起立!

 ミュート早業着脱ファンファーレ部分はTbは完全分業、Tpは(アシが余ってるのに)何故か独りでこなし、ミュート最後の音を割愛(たぶん)。

2018年12月24日月曜日

イブに充実サウンドの"復活" - 寺岡清高&フィルハーモニック・ソサイエティ・東京

 昨日のボケ老人:
フィギュアの全日本、女子フリーを録画予約、した積りで(興味の無い)男子フリーを予約する(涙)。
昨夜帰った時録画がスタートしてなくて衝撃を受けました。しかし、いい時に比べジャンプが小さかった坂本の150点超えは解せません。あと三原がちょっと可哀相。

 冬晴れ、最低1度台と冷え込み甘く、日中は12時前に10度を超えるも風があって体感温度低め、ゆっくり家を出て東京へ、イブ恒例のテニス会の差し入れ用にデパ地下の喧噪の中ケーキを購入、それを持ったままアマオケへ。

 午後は行きたいコンサートが重なり、いつも素晴らしい演奏をしてくれるオケ(前回はマーラー6番)のオールR.シュトラウスプロを泣く泣く諦め、上手なオケのマーラー2番へ、

12月24日(月・祝) ミューザ川崎
 寺岡清高&フィルハーモニック・ソサイエティ・東京 モーツァルト Sym40番、マーラー Sym2番
 前半モーツァルトは木管がよくブレンドされた響き、後半お目当てマーラーはコンマスがコンミスに交替しHr7,Tp7,Tb4、Tpトップがいい響きでハイトーンもばっちり、MIPは楚々としたソロの女性Tbトップ、弦は分厚く、各パート安定、要所でパーカッション激しめ、第1楽章の後に100人超の合唱がPとRA,LAの一部に入場して3分程度、独唱は第3楽章の終盤に舞台左上方に入場、合唱共に前半は座って歌い、"O Gaube"以降は起立、荒野の呼び声は舞台裏右、バンダTpは前半は舞台裏左、後半Flととの掛け合いは3階RA、LAに分かれて立体的音場、バンダHr4本は終楽章中盤と終盤に合流、バンダTp4本は最終盤に合流し、本隊がHr11,Tp11となったクライマックスは雄大な音響を満喫、饒舌なパンフ解説も担当した寺岡氏は終楽章前半の「大地は揺れ、墓は口を開け」るパーカッションのクレッシェンド、およびラスト1音に向けてがかなり長め。

 終演次第テニスコートへGO!過去数年のXmasイブテニスでは1番寒かった感じ。

2018年12月23日日曜日

50回記念のマーラー1番 - 久世武志&成城大学レストロ・アルモニコ管弦楽団

 曇り、早朝から10度前後あってかなり暖かに感じる中、東京に出て午前練習、午後アマオケと連日の基本パターン。

 今年はあとマーラーを3公演残すのみ、まず本日は学生オケでマーラー1番、第50回記念として数10年振りにマーラーに挑むとのこと。

12月23日(日) 成城大学澤柳記念講堂
 久世武志&成城大学レストロ・アルモニコ管弦楽団 ブラームス 大学祝典序曲、J.シュトラウス 皇帝円舞曲、美しく青きドナウ、マーラー Sym1番
H rは木管の並びで左側、それ以外のブラスは右端、パーカッションを左端に集め、雛壇最後列は弦バスが9本ズラリ、最初のブラームスはHr4,Tp3,Tb3、Tpまずまずの吹きっぷり、ローテしつつ次のシュトラウスはHrが5本に。後半お目当てマーラーはHr7、その隣に補助専業のTp,Tb各1、右端にTp5,Tb3、Tpトップがいい音、Clのベルアップが水平より30度上方、マーラーをやるには全パートやや苦しいものの、Hrと補助Tp,Tbが起立したクライマックスはまずまずの迫力、アンコールはHr脇のTp,Tbが移動してTp6,Tb4となり威風堂々第1番、ここでもTpがいい吹きっぷり、個人的MIPはバストロ女子。

 終楽章ミュート早業着脱ファンファーレ部分はTbは独りでこなし、Tpはアシと完全分業。

 帰ったら録画で有馬記念とフィギュア女子の全日本!

2018年12月22日土曜日

新設ロシア語名オケのロシアンプロ - 山上紘生&クラースヌイ・フィルハーモニー管弦楽団

 曇り、朝の冷え込み無い代わり日中も10度に届かない感じ(と思ったら午後急に上がって13度台に)、まだ暗い中起きて東京に出て午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日。

 午後小平まで赴き、駅前の8番らーめんに近い味わいのラーメン店に寄ってから聴いたのは、これでいくつ目?って感じのロシア語名の新設オケによるオールロシアンプロ、パンフによると慶応のKプレミアムオケが母体とのこと。

12月22日(土) ルネこだいら
 山上紘生&クラースヌイ・フィルハーモニー管弦楽団 ショスタコーヴィチ ノヴォローシスクの鐘、スヴィリードフ 吹雪、R=コルサコフ 見えざる町キーテジと聖女フォローニャの物語、カリンニコフ Sym1番
 前半は舞台上での音合わせ無く、暗転のままオケ全員と指揮者がスタンバイ、そのままショスタコが始まりだんだん明るくなる趣向、弦は対向配置で左端の弦バスの対向にブラスHr4,Tp4,Tb3を集めるレニングラードフィル?スタイル、ラストは最後方パーカッションの右隣に並んで立つTp3,Tb3のバンダがいい吹きっぷり、2曲めスヴィリードフは3曲抜粋、ローテしつつTpが3本に、美人Fgトップが前半のMIP、3曲めR=コルサコフはまたローテしてHrが5本に、ブラスの吹きっぷりはぼちぼち。後半カリンニコフはHr5,Tp3,Tb4、弦が少し生き生きしてきた印象、ティンパニとブラスのキレまずまず、後半のMIPは2列目の美人チェロ奏者、アンコールは無し。

2018年12月20日木曜日

80回記念に出色Tbのマーラー5番 - 佐藤寿一&中央大学管弦楽団


 冬晴れ、朝の冷え込みマイナス1度強とぼちぼち、似中は15度に達しポカポカ。

 昼休み、近所のスーパーのセルフレジで生まれて初めてカード払い、暗証番号入力など無く、かなり楽。

 夜は都心に出て学生オケでマーラー5番、パンフによれば中大唯一のオケ、マーラーは過去1番を2度やっただけで、5番は初めてとのこと。

12月20日(木) ミューザ川崎
 佐藤寿一&中央大学管弦楽団 ドヴォルザーク 真昼の魔女、マーラー Sym5番
弦は対向配置、FgとClが左右逆配置、前半ドヴォルザークはHr4,Tp2,Tb3、女性Tpトップがいい吹きっぷり、美人Tbトップが本日のMIP(後半はアシ)。後半マーラーはHpをオケの真ん中に配し、Hr8,Tp6,Tb4、Tpは何と1st2ndパートを4人で分業、第3楽章の前と後に音合わせ、メインのTpトップはなかなかの音色、Hrトップもまずまず、何よりTbがトップを筆頭にソリッドで迫力ある吹きっぷり、ポルタメントを多用し要所でタメる佐藤氏の棒の下、Tpはトップのパートを実質3人娘で回した甲斐もあって最後のコラールはしっかり鳴り、その後はTbが咆哮して大団円、アンコールはラスト2小節をもう1度(笑)。

2018年12月18日火曜日

ハーディング&パリ管のマーラー1番+濃厚アンコール

 冬晴れ、の割には冷え込み甘くマイナス1度弱、日中は13度とそこそこの暖かさ。

 夜は東京に出て今年最後の来日オケ、ハーディング&パリ管でマーラー1番、2年前にこのコンビで5番を聴いてます。

 前座のベートーヴェンは苦手科目、6番の実演は多分初めて。

12月18日(火) サントリーホール
 ダニエル・ハーディング&パリ管 ベートーヴェン Sym6番、マーラー Sym1番
 ハーディングが車椅子で登場してビックリ!コケて右足を骨折したとのこと。弦は対向配置、Fl以外はブラス含めホントに2管、そしてアルトTbが!Ob,Fgなどトップは存在感たっぷり、終楽章などVnが伸びやか、なれど自分には曲調がやや冗長。
後半お待ちかねマーラーはHr8,Tp4,Tb3にHr補助専業のTp,Tb各1、ハーディングは遅めテンポ基調に緩徐部は更に遅く表情付けたっぷり、名物奏者に見えた前半のOb,Fg両トップは降り番で層の厚さを感じます。木管は威勢よくベルアップするもHrはせず、Tpトップが優雅なヴィブラート、弦はマーラーとなるとややボリューム不足な感あれどボルタメントなど表情豊か、第3楽章冒頭ティンパニが片手、弦バスソロは朴訥でいい感じ、ミュート早業着脱ファンファーレ部分はTpは独りでこなし、Tbは最後1音をサボり(若しくは人任せ)、最後の起立はHrのみ、しかも遅らせて2クール目から、全体の迫力はそれなり。アンコールはニムロッド、これは弦が分厚くうねり、特に最後はハーディングも粘りまくって本日の白眉。

 ハーディングのマーラーではマーラー室内管との4番に次いで濃い表情でそこそこ満足できる演奏でした。

 梶本のチラシに来年のラインナップが、ゲヴァントハウスのブルックナー5番、フィラデルフィアのマーラー5番、コンセルトヘボウのショスタコーヴィチ10番、全て最安が13000円!空いた口塞がらず…。

2018年12月17日月曜日

第8回ロイヤルSCカップ

 雨のち晴れ、深夜から朝方までは零度前後ながら、雨が上がって気温も10度上昇、3日振りの10度超え。

 第8回ロイヤルSCカップに参戦、これが今年の試合納め、雨で朝9時ラウンドが午後1時ラウンドになり、一旦職場に出てからロイヤルSCへ。

 1回戦第1シードに0-6,1-6で粉砕され終了、ノーアド2戦2敗、お小遣いは無し。

 帰りのバスの時刻間違え、ボロ負けの罰を兼ねて梅郷駅まで2km程歩いて帰る。

 本日貰ったアドバイス:
ネットに出た時や相手に打たれた時、前のめりになってミスが出る、多分ちゃんと止まってない。

2018年12月16日日曜日

創団30年目に挑戦のブルックナー7番 - 和田一樹&立正大学管弦楽団

 朝の冷え込みマイナス5.3度、日中の最高4度台、と共に今季最低、本日も早起きして教え子の応援。

 の予定でしたが場所が八王子の山奥(法政大多摩キャンパス)、とまたも片道3時間旅程、しかも朝起きたら軽い風邪の症状、また立ちんぼで悪化する可能性大、ってことでサボり、いや自重が決定、寝直して久々にたっぷり夢を見ました。

 昼前にゆっくり出て午後は学生オケ、木星だけやってからブルックナー7番と変わったプロ、向かう途中の蕨駅の発車ジングルが何故か木星、そしてホール最寄の川口駅も!この辺り京浜東北線が全部そうなの?

 リリア2階最前列に座ったところ、カメラを持った美人スタッフに声を掛けられ、すわ「モテ期か!」と思いきや、「2-3階は使用しておりません」と追い出される始末(涙)。

 創団30年目で初ブルックナーとのこと、ただパンフを見ると現役部員はVn5名にVla、チェロ、弦バス各1名、金管もHr2,Tp1,Tb1、このメンバーでブルックナーをやるのが凄い!OBOGや他大学のオケメンバーも多く加わっている模様。

12月16日(日) 川口リリア
 和田一樹&立正大学管弦楽団 ホルスト 木星、ブルックナー Sym7番
前半ホルストはHr7,Tp4,Tb4(どこから集めたの?)、TpトップはB菅でもハイトーンしっかり、全体でもまずまずのサウンド、MIPは珍しいミニスカートの4番Fl奏者。後半ブルックナーはHr4か5、に加えて4本の専業ワーグナーチューバ!Tp4,Tb3(推定←忘れました)、どのパートもそれなりに安定していて、少なめの弦でも十分なサウンドを楽しめました(アンコールの有無も忘れました、ボケ老人…)。

2018年12月15日土曜日

ノット&東響の英雄の生涯

 冬晴れ、朝マイナス3度強とそこそこ冷え込み、日中は連日10度に届かず寒々、早起きして教え子の団体戦の応援、相手の上武大は何と伊勢崎キャンパス!青春18切符を活用しての3時間超の旅。

 グンマの風は冷たく、半日立っていたら軽く風邪をひいたか顔が熱っぽい。

 夜は都心に出てノット&東響で"英雄の生涯"、前半ヴァレーズは未知の曲。

12月15日(土) サントリーホール
 ジョナサン・ノット&東響 ヴァレーズ 密度21.5、アメリカ、R.シュトラウス 英雄の生涯
 弦は対向配置、前半ヴァレーズは2曲続けて演奏、最初の21.5は短いFlソロ曲、照明を落とし、立って吹くFl奏者にスポットライト、続くアメリカはHr9,Tp6(全員C管っぽい楽器、うち2名ピッコロ持ち替え),Tb5(コントラバスTbも!),Tuba2、パーカッションも優に10名超え(バスドラ3台!)と巨大編成、最後の爆音の余韻が消えぬうちに拍手を始める人1名。
 後半R.シュトラウスはHr9,Tp5(ロータリー),Tb3、コンマスソロはやや前のめり、Hrは堅実ソロ、全体でもいい鳴り、Tpトップのハイトーンまずまず、一方ソロの多い4th(3rd?)Tpが不調、ノットは前半と違い譜面台使わず、序奏は優美な表情で抑えめ、緩徐部もほぼ粘り無し、戦いの頂点でも粘らずややあっさり、一方回想では意外と激しめの表情、最後の1音が消えてからも10秒近い黙祷、今回はそれに応える行儀のよいお客さん(笑)。

 このコンビのアルプスSymは豊麗サウンドだったので期待しただけに、やや肩すかし感あり。

2018年12月14日金曜日

加害者家族の苦悩と決断 - 東野圭吾「手紙」

 昨夜の「黄昏流星群」最終回、黒木瞳の泣き姿に、泣きました。

 晴れ、朝の冷え込みマイナス1度弱と甘め、日中は10度強とやや低め、今夜はふたご座流星群が極大だとか。

 昼休み強風の中同僚とテニス、早めに上がって二期会「サロメ」先行発売で最安席購入。

 本日は一昨日横浜へ講義に行く往き帰りで読んだ本から。テレ東で年末にドラマ版が放送されると聞き、この機会に、と手にしたもの(でないとまた積ん録が溜まるので…)。

手紙 東野圭吾
 手紙をキーアイテムとして、重大犯罪の加害者家族の苦悩が淡々とした筆致で描かれます。深刻な内容なのにリーダビリティ高く、年のせいか最後はちょっと泣きました。ただミステリー的興趣ははぼ無し。

 今夜も名作「大誘拐」のドラマ化があるそう、何故今更? と言うか、現代を設定にすると色々変えなきゃいけない点がありそう。

 明日はノット&東響"英雄の生涯"です!

<追記>
 テレ東ドラマ版「手紙」視聴、端折ったのが残念なエピソードはありましたが、肝心の社長のメッセージはしっかり伝わる内容でした、煎餅の喩えはいただけませんでしたが。

2018年12月9日日曜日

本来聴く予定のコンサート、を忘れて聴いたヒンデミットとシベリウス - 小笠原吉秀&東京大学フィロムジカ管

 曇り時々晴れ、朝1.1度と軽く冷え込み、日中は10度に届かず寒々、午前中は教え子の団体戦の応援予定が「男性の応援不可」と言われ暇に、のんびり留守録用のHDの空き作り、午後も何故か予定無いなー。

 この日のボケ老人:
午後に爆演系指揮者のチャイコ4版&6番に行く予定、だったことを完全失念。

 って訳で上記予定をすっかり忘れ、ネットで適当なアマオケ公演を検索、ショスタコ9番かシベ2かで迷いつつも、前者のカップリングが「大地の歌」(苦手)、後者のカップリングがヒンデミット"ウェーバーの主題による"(大好き!)ってことで、後者に参戦決定。

 お昼ちょっと前に出て青砥へ、駅前のラーメン店を経由して聴いたのは、(所謂)東大オケじゃない東大のオケ、昔と違って東大にはいくつもオケがあるらしい。

12月9日(日) かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
 小笠原吉秀&東京大学フィロムジカ管弦楽団 メンデルスゾーン ルイ・ブラス、ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容、シベリウス Sym2番
 オケは対向配置で曲毎にコンマス(コンミス)が交替し、管もほぼ入れ替わり、最初のメンデルスゾーンはHr4(全員女性!東大ベースなのに),Tp2,Tb3、弦が伸びやか、Tpトップがいい音、続くヒンデミットはHr5,Tp3,Tb3、Hrアシが可愛い、ブラスのキレ、迫力はぼちぼち。後半シベリウスもHr5,Tp3,Tb3、ブラスはやや頼りないながら弦は厚みあるサウンド、最後のコラールもブラスやや抑えめ。そのカラーに相応しく、アンコールは定番アンダンテ・フェスティーヴォ。

 乗り番表が挟み込みじゃなく、プログラムに印刷されてるのが凄いです。

 終演後、京成立石まで歩き、更に新規店を開拓した後、新宿に出て夜行バスでスポット帰省。

2018年12月8日土曜日

広上&東京音大のツァラ、大友&東邦音大のオルガン

 タワレコでインストアイベントを楽しんだ後、未訪ラーメン店を経由してから芸劇へ、音大オケフェス最終日です。

12月8日(土) 芸術劇場
 広上淳一&東京音大シンフォニーオーケストラ R.シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき
 東邦のファンファーレはHr4,Tp3,Tb3,ユーホ,チューバが最前列に、ややソフトな曲調。東京音大ツァラはHr7,Tp4,Tb3,Tuba2、Hrが要所で迫力、時折ジャンプする広上に応えて弦がまずまずの響き、オケ全体でもそこそこの迫力、女性ティンパニがいい叩きっぷり、中盤クライマックス最後の1音はかなり長め、コンミスソロもなかなか、私的MIPは絞り出すようにハイトーンをこなした美人Tpトップ。
 大友直人&東邦音大管弦楽団 サン=サーンス Sym3番
東京音大ファンファーレはHr4,Tp3,Tb3,ユーホ,チューバとパーカッションが最前列に、ちょっと凝った曲調。東邦音大オルガンはHr4,Tp3,Tb3、弦には先生っぽい人も、余り縦が合わないのが却って荒削りな印象で予想外の面白さ、ただブラスの迫力いま一つ、私的MIPは2ndVnトップ。

 今年の音大オケフェス、初日、3日目、最終日と聴いて、秋山&洗足音大のオケコンが私的MVPでした。

 この後は渋谷で宴会、センター街奥のブックオフが閉店していてビックリ!

本格的ボーカル姉妹 - WAY WAVE

 曇り、最高10度強と気温低め、早起きして東京に出て午前テニス、午後は音大オケフェス最終日、夜は渋谷で宴会。

 テニスの後、芸劇の音大オケフェスまで少し時間があったので、近くのタワレコ池袋のインストアイベントへ。

 聴いたのはWAY WAVEなる姉妹デュオ、若いのに本格的なボーカル!よく伸びる歌声をがっつり披露してくれました。

2018年12月7日金曜日

沼尻&日フィルのマーラー1番

 「午後は晴れて17度」なる予報とは裏腹に終日曇りで15度に届かず。

 一昨日、職場のPCが突然お亡くなりに(涙)、ただこれまで4-5台壊れてますが、HDを取り出してデータを救済出来なかったことが無かっため、余裕ぶっこいてました。

 しかし!本日HDドライブを取り出して読み取り用デバイスに繋ぐも、定常回転に至る前に止まる症状(涙)、データ救出は難しそう、バックアップ取ってないし…。

 夜は東京に出て沼尻&日フィルでマーラー1番!

12月7日(金) サントリーホール
 沼尻竜典&日フィル ベルク "ヴォツェック"より3つの断章、マーラー Sym1番
 前半ベルクは4管の巨大編成で実演は初めて、コンマスが見かけない人(ゲストとのこと)、ブラスもHr,Tp,Tb全て4本ずつ(4thTpは女性!)でかなり凝った使い方、ソプラノ独唱は大柄で声量豊かなエディット・ハラー、第3曲頂点の迫力なかなか。
 後半マーラーはHr8,Tp5(全員短めの楽器、C管?D管?),Tb3+Hrの隣に補助Tb、オッタビTpトップは以前よりニュアンス豊か、Hrトップは後半不調、弦は伸びに欠け、緩徐部のポルタメントもサマにならない感じ、逆に第3楽章弦バスソロは上手に弾き過ぎ(笑)、沼尻は標準テンポで丁寧な指揮ながらアクかなり薄め、補助Tb、5thTpと共に8本のHrがやや早めに起立したクライマックスの迫力もぼちぼち。

 終楽章ミュート早業着脱ファンファーレは共に独りでこなしてました!

2018年12月1日土曜日

齊藤&昭和音大のシェエラザード、現田&国立音大のチャイコフスキー5番、秋山&洗足音大のオケコン

 今日から12月、朝の冷え込み甘めで4度弱、の早朝東京に出てまず朝テニス、12月に入っても今季はマイナス気温が無いんですが、これって珍しいのでは?

 日中予報通り17度台まで上がりポカポカ、午後はサークルのOB会テニスに顔を出してから音大オケフェス3日目へ、昭和音大のシェエラザード、国立音大のチャイコ5番、洗足音大のオケコンです!

12月1日(土) ミューザ川崎
 齊藤一郎&昭和音大管弦楽団 R=コルサコフ シェエラザード
まず国立ファンファーレはHr4,Tp4,Tb3,チューバが最前列に並び華やかサウンド。そして昭和音大のシェエラザードはHr5,Tp2,Tb3、コンミスが表情豊か、Fgトップが見事、ちょっと外人っぽい齊藤氏の棒の下、弦は時々伸びやかで、ブラスの鳴りはぼちぼち、MIPは存在感たっぷりのソロだった美人チェロトップ。
 現田茂夫&国立音大オーケストラ チャイコフスキー Sym5番
まず洗足ファンファーレはHr4,Tp4,Tb3,チューバが最前列、高音をB菅で吹き切った太めのTpトップが見事!国立のチャイコはHr5,Tp4,Tb3、低弦から高弦まで厚みあるサウンド、ブラスの鳴りはぼちぼち、現田氏の棒も大人しめ、個人的MIPは美人Clデュオ。
 秋山和慶&洗足学園音大管弦楽団 バルトーク 管弦楽のための協奏曲
昭和音大ファンファーレはHr2,Tp3,Tb3,チューバが最前列、短く華やかでファンファーレっぽい曲。そして洗足のバルトークはHr4,Tp3,Tb3、太めTpトップはファンファーレの時と比べると大人しめ、Hrが豪快な吹きっぷり、弦もキレがあり、オケ全体のサウンドも鮮やか、ラストもがっつり重量級で本日の白眉、私的MIPは見目麗しいチェロ最前列。

 オケコンではバストロ奏者が巨大Tb(コントラバスTb?)も持参、少なくとも第4楽章、あのショスタコを揶揄するグリッサンドで使ってました、これは楽譜の指示?だとすると今まで知らなかった…。

 終演後はダッシュで新宿へ行きOB会コンパ、初代会長がいらしていて仰天!