2019年2月24日日曜日

3色梅満開の日にブルックナー5番 - 高橋勇太&フライハイト交響楽団

 朝マイナス3度台と冷え込むも日中は連日の13度台、風が無い分昨日よりポカポカ。

 左足依然びっこ状態ながら、早起きして東京に出て午前練習、コート近くの梅林公園の梅は白・紅・ピンクと色とりどりに満開。

 午後はアマオケでブルックナー5番、5-6年前にマーラーの6番3番と聴いて以降時々参戦してるオケ、ブルックナーは初めてです。

2月24日(日) ティアラこうとう
 高橋勇太&フライハイト交響楽団 ブラームス ハイドンの主題による変奏曲、ブルックナー Sym5番
 前半ブラームスは弦管共に不安定、後半お目当てブルックナーはHr5,Tp4,Tb3、弦は相変わらず不安定ながら木管は前半より安定、ブラスではTpがいい吹きっぷり、終楽章ラストまで豪快に吹き抜けました、アンコールは無し。

 このオケを初めて聴いて以降、一番不安定な演奏だった気がしました。

2019年2月23日土曜日

9条を守ろう! - OM-2 「OPUS No.10」

 上井草でアングラ劇鑑賞後、下北へ、2週連続スズナリで前衛的?舞台に参戦、例によって頂き物。

 くしゃみ&鼻水の軽い発作が数回、乳酸菌効いてない!(涙)

 先週そば屋と間違えて入れなかった店に再挑戦、すーっごく太い手打ち麺、数えてみれば1杯にたったの10本!うち4本は短く切れた破片だったので実質1杯に7-8本!!

 この団体は約1年前に「ハムレットマシーン」を観てますが、今回は基本無題、事前にテーマを決めず現場で内容を決めてゆく作品らしい。

2月23日(土) ザ・スズナリ
 OM-2 「OPUS No.10」
9条を軸とした憲法遵守の主張とメインアクター佐々木教の個人的体験が並行して語られる1時間半弱、予想通りとは言え段ボールの壁の崩壊は圧巻、その場で撮るもの含め映像の使用も効果的、男約1名フルチン、女性は2組の白塗りおっぱい(+1、腋毛やすね毛などやや性別不明感のある女優さん?存在感たっぷり)。

 会場には1番乗りしたのに最前列が「関係者席」として占拠されていて不満、だったんですが、物が飛んできて危険だからかな?(笑)。

究極のS - 秘密のユニット 「纏わるは、」

 朝の最低驚異の6度弱!(←4月中旬の値、平年値はマイナス1度台) 日中の最高13度台の陽気、ただ午後風強くそれ程のポカポカ感は無し。

 昨日の試合の影響か今朝はまたびっこに逆戻り、の中朝東京に出て午前テニス、午後は女子大オケでカレリア、と思ってたんですが、刺激的との評判を聞き急遽アングラ劇へ。

 会場の最寄り駅上井草で降りるのは10年振り位、だったので未訪ラーメン店を経由してからの参戦。

2月23日(土) エリア543
 秘密のユニット 「纏わるは、」
婚約していた男性の突然の自殺、その陰にはSMクラブ通いが、というお話、シンプルなセット、露出度はぼちぼちの休憩無し1時間半、自殺の動機にもややSの香りが。

 この後は2週連続のスズナリへ。

2019年2月22日金曜日

10周年のマーラー1番 - 横山奏&Kプレミアムオーケストラ

 午前に試合でボロ負けした後、午後は職場復帰、夜は東京に出て学生オケのマーラー。

 たぶん初めて聴く団体、慶応の何番目かのオケで発足10周年とのこと。

2月22日(金) 杉並公会堂
 横山奏&Kプレミアムオーケストラ ベルリオーズ ローマの謝肉祭、ドビュッシー 小組曲、マーラー Sym1番
 弦は2ndVnとVlaを入れ替えた対向配置、最初のベルリオーズはHr,Tp,Tb共に4本でTpがまずまずの吹きっぷり、続くドビュッシーは実演初めての曲かも。後半お目当てマーラーはHr8,Tp5,Tb4、第3楽章冒頭は弦バス全員、終楽章ミュート早業着脱ファンファーレ部分はTp,Tb共にアシと完全分業、オケはやや発展途上ながらVlaが健闘、女性Tpトップが自己主張少なめ、HrとTp,Tbアシが楽譜通り起立したクライマックスはブラスもまずまず鳴って大団円、アンコールにドヴォルザークのスラブ舞曲から激しめの曲。

 先日聴いた新設ロシア語名オケはここのOBOGが中心とのこと。

春季ロイヤルSCオープン2019

 朝は4日振りのマイナス気温、日中は最高13度台とまずまずの陽気の中、春季ロイヤルSCOPに参戦、2次予選1回戦、左利きの学生に0-6,0-6とシバかれ、午後には職場復帰、左足の捻挫を悪化させなかっただけで御の字か。

 本日貰ったアドバイス:
右利きフォアvs左利きバックのクロスラリーになった時、ストレートに展開されないのが楽だった。

2019年2月20日水曜日

チョン&東フィルのマーラー9番

 朝は濃霧、のち曇り時々晴れ、昼過ぎに今季最高17.1度と春の陽気、それで花粉が急増したか鼻がムズムズ、乳酸菌ドーピングが効いてるからこの程度で済んでるのかも。

 このところ「毎日晴れ」の冬の天気から、「ひと雨ごとに暖かく」の春パターンに移行中。

 日曜に捻挫した左足首、腫れは少し引いて痛み軽減し、階段降りる時に痛い程度、びっこも軽めに。

 先日芸劇公演(マーラー5番)では敗れ去ったインバル&ベルリン・コンツェルトハウス管の最安席、本日トリフォニー公演(マーラー1番)を先行販売で余裕GET、こっちの方が高い(8000円)から?しかし、何でまた前回と同じ1番と5番なの?

 夜は東京に出てチョン&東フィルのマーラー9番、このコンビのマーラーは3番4番1番(2010)、1番(2015)5番と聴いてますが、悪くは無いけれどチョンの意図を再現しきれてない感もあり。

 また9番は以前ダスビと重なって諦めた経験があり、その数年後N響とのコンビでリベンジはしてますが、鬼門NHKホールゆえノーカウント、10数年越し真のリベンジです。

2月20日(水) オペラシティ
 チョン・ミュンフン&東フィル マーラー Sym9番
Hr5,Tp3,Tb不明(3階Rからは見えず)、譜面台を使わないチョンはほぼ標準テンポ、第1楽章終盤ソロで少しアシと分業したのが珍しいHrトップが朴訥系で堅実、Hrは全体でも豪快で本日のMVP、今一つだった第3楽章弱音ソロを除けばTpトップも見事な吹きっぷり、第2楽章速い部分でのHrの合いの手が強烈、終段でFgが1小節ずれたのはご愛嬌、第3楽章は最初から飛ばして激しく、ラストはアッチェレの後スローダウンして独特、終楽章は冒頭の下降音型で余りディミヌエンドせず突入、弦は2ndVn、Vlaが頑張って分厚い響き、前半クライマックスでテンポをオンオフしたのがやや個性的、後半クライマックスも弦管共にまずまずの鳴り、コーダ入りのチェロソロの後、チェロ全体での極端な弱音が印象的、その後は比較的淡々と終結し、黙祷は約10秒。

 近年の東フィルでは出色の充実した響きだった印象、月3回公演が機能しているのか。帰り道は雨。

2019年2月17日日曜日

豊麗ブラスのエルガー1番 - 松岡究&合奏団ZERO

 朝冷え込まず11日振りの終日プラス気温、東京に出て午前テニス、普段オムニでもハード用のシューズを履いてるんですが、昨日滑って2度も転んだので珍しくオムニ用着用、したらいきなりスライドせずつっかえて左足首をヒネり、軽い捻挫(涙)。

 捻挫はやってから1-2時間の処置(ただただ冷やす)が勝負、と知りながら2面で8人と抜けづらく結局4時間プレー、したら歩くのがシンドく、階段降りるのは更にシンドい状態、何とか頑張って当初予定通り午後はアマオケでエルガーを、丁度1年前にマーラー9番を聴いた楽団です。

 元気だと全く気にならない中野駅からZEROまでの道のりが遠い…。

2月17日(日) なかのZERO
 松岡究&合奏団ZERO R.シュトラウス 4つの最後の歌、エルガー Sym1番
前半R.シュトラウスのソリスト松尾祐実菜はやや声が細い印象、後半エルガーはHr5,Tp3,Tb3、Tb筆頭にブラスがいい鳴りで豊麗サウンドを満喫、アンコールは無し。

 たまたま凍らせたドリンクを持参していたので公演中とバス・電車の車中ではそれで左足首アイシング、公演後は中野駅前のドラッグストアで冷えピタ購入し貼付。

 とは言え、すぐ痛みが引く訳も無く徒歩や階段がキビシイので、夕方行く積りだったインストアイベントはパスして帰途に。

2019年2月16日土曜日

グリッサンド好きの平和を願うチェリスト - 平井麻奈美さんのチェロ

 最高14度台のポカポカ陽気、下北で観劇後、タワレコ渋谷のインストアイベントへ。

 聴いたのは平井麻奈美さんのチェロ、可愛い感じの関西テイストなお嬢さんで、新しくリリースしたアルバム(平和を願って世界中のメロディをフィーチャー)から数曲を披露、アレンジ曲では時々、自作曲では頻繁にグリッサンドを使っていたのが印象的。

 「日本の四季メドレー」の編曲を担当した方などお友達も綺麗な方ばかりでした。

壊に衣着せずライブペインティング - ライブペイント 「舞禅 - 壊」

 マイナス1.5度と冷え込みやや甘い朝、早起きして東京に出て午前テニス、10時少し前に中座して木曜の先行発売で敗北したインバル&コンツェルトハウス管マーラー5番の一般発売GETへ、首尾良く繋がった頃には最安席SOLDOUT(涙)、残念。

 プレー時はそれ程でも無かったのに午後になって気温どんどん上昇し、最高14度台とポカポカ陽気に。

 午後は下北で観劇、コンテンポラリーダンサー川村美紀子と絵師2名(東學、鉄秀)とのコラボ、川村さんは基本ハジけてますし、写真で見た鉄秀さんのイベントが全裸ペインティングだったりしたので、エロスに期待しての参戦。

 スズナリに入るのは初めてかも。

2月16日(土) ザ・スズナリ
 禅問答ライブペイント 「舞禅 - 壊にキセヌもの」
舞台背面全体が白いキャンバス、そこに最初川村が「焼肉定食」と書いた後、2人の絵師が交互に相手のモチーフを活かしたり潰したりして墨で即興で描いてゆく1時間強、川村は序盤は白いワンピースの小学生、中盤は黒の挑発的衣装のSM女王、終盤は縄パンツ!一丁、となり絵師に絡んだり絡まれたり、最後は全身ほぼ真っ黒に。

 本日のボケ老人: 観劇前、新規ラーメン店に寄ろうとして、蕎麦屋に入る(涙)。
「やっぱやめます」とは言えず、鶏そばを注文しました(ラーメンでもありがちな名前)。

 終演後は渋谷のインストアイベントへ。

2019年2月11日月曜日

朗々コラールのシベリウス2番 - 長野力哉&上野の森交響楽団

 昨夜の「3年A組」、爆破したのが「3年C組」、爆笑です。

 朝起きるとまたも一面銀世界、えっ!聞いてないけど…。

 最低マイナス1度弱ながら最高3度台と寒々、東京の雪は違うかも、と練習へ、ちょっと前までは真っ暗だった時間帯がもう明るくなってます。

 秋葉原もかなり雪が降ってましたが久我山に着くと降った気配すら無し、近くの梅林公園では紅梅に続き白梅も開花。

 午前練習の後、午後は連日のクルレンツィス&ムジカエテルナでチャイコ4番、の立見席に並ぼうかと思ったんですが、昨日の立ち見5000円に対し本日は8000円、とコスパを考えて自重、当初予定通りアマオケでシベ2を聴くべく中野へ。

 開演前に青葉向かいの鶏白湯を訪問してからZEROへ、前半はソリストを間近で見るため最前列中央で、後半は2階席前方で視聴。

 したんですが、最前列ピアノ寄りの席に変なオジサンが、パンフや荷物で4席確保しており、知り合いでも来るのか?と思いきや、4席全て彼のテリトリー(笑)。

2月11日(月・祝) なかのZERO
 長野力哉&上野の森交響楽団 ラフマニノフ PC3番、シベリウス カレリア序曲、Sym2番
 最初はカレリア序曲、Hr4-5本、Tp4,Tb3、ラストはTpがいい吹きっぷり、続くラフマニノフPCはアマでは珍しい3番、ここでもTpがロシアンブラスっぽい吹き回し、熱く弾き切ったソリスト鷲宮美幸はアンコールに亜麻色の髪の乙女、後半シベ2はHr5,Tp4,Tb3、女性Tbトップは今時珍しいテナーTb、長野氏の精力的な棒の下、最後のコラールはTp,Tb共に朗々、アンコールは定番アンダンテ・フェスティーヴォ。

 帰り道の中央線各停、向かいの女子高生(位の)2人組が何度もじゃんけん、するもほぼ常に(10回に9回程)右側の娘が勝利、左側の娘はかなーり不思議そう、ちょっとずつ種明かしをしてる風で、どうやら東京ローカル?ルール「最初はグー!」がポイントっぽい、けれど聴こえないのでもどかしい、俺にもコツを教えて!

2019年2月10日日曜日

異形チャイコフスキーの衝撃 - クルレンツィス&ムジカエテルナ&コパチンスカヤ

 相変わらずフジのスケート中継は頭がおかしい、日本勢のどーでもいい控室状況やリンクイン&ウォームアップ風景を延々流す一方、最終グループくらい全員ちゃんと観られるだろう、の期待も空しく6人中2人のスローVTRを割愛(涙、生放送でもないのに)、マライア・ベルなんてショート、フリー両方ともスローをカットされてるし…、世界選手権、他局でやってくれないかな。

 昨夜の時点で雪はほぼ消えていたので安心していたら、朝起きると一面の雪景色!

 気温は最高1度台、最低マイナス1度台だった昨日よりメリハリあって最高7度弱、最低マイナス4度弱。

 都心の雪は茨城程でも無く、午前は予定通り練習、午後は渋谷で鬼才クルレンツィス率いるムジカエテルナでチャイコ6番!

 今回の初来日はオーチャード、トリフォニー、サントリーと3公演、演目のみならず値段もそれぞれ違います。マーラーをやってくれればいいのにオールチャイコ、となると許容予算は抑えめ、最安席の1番安い(それでも7000円)オーチャードを狙って掲示板をまめにチェックしてGET、演目的にはチャイコ4番のトリフォニーの方がより好みだったのですが…。

 しかも直前になって当日立見席(5000円)発売の告知、だったらテニスサボって並んだのに、音響的にもそっちが良かった…。

2月10日(日) オーチャードホール
 テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ チャイコフスキー VnC、Sym6番
 弦は対向配置、クルレンツィスとVnのパトリツィア・コパチンスカヤは舞台右手から登場(そう言えばギリシャではそうでした)、指揮台が無く、何とコパチンスカヤが中央に立ち、クルレンツィスはその右隣で指揮棒を待たず流麗な動き、コパチンスカヤはかなり独特な強弱と節回し、特に弱音が小さく、オケ伴もそれに合わせて凄い弱音、派手なピッツィカートがあったり、止まりそうに遅くなったり、極端に速くなったりと終楽章はもうお腹いっぱい。アンコールもノリノリで3曲、まずClトップとデュオで、続いてコンマスとデュオで楽しそうな曲、最後に彼女に捧げられた現代曲を叫び声付きで。
 後半は指揮台が登場、ただ椅子が少ない!何とチェロとバスクラ、チューバ以外の奏者は基本立って演奏(ブラスのみ出番で立つスタイル)、弦の本数が増え(弦バス9本!)、ブラスはHr6,Tp2,Tb3、前半程極端な味付けは無いにせよ独特の強弱やバランス多く、第1楽章提示部最後のClは冗談の様な弱音、当然それに続くのはバスクラ、展開部頂点のTbは遅めで朗々、再現部は攻撃的、第1楽章消音後に約10秒の、終楽章消音後に約40秒!の黙祷、弦セクションはキレ鋭く、ふくよかなタイプじゃないのに全員全力で弾くと迫力ある響きになることを実感、要所でのティンパニの激烈な打ち込み、終楽章クライマックスTpの吹きっぷりは過去同曲最強、クライマックス後の弦の上昇半音階に合わせてティンパニのロールを強弱させる表現が印象的。

 いやぁ、何かトンデモなく異様なものを聴かされている、という点ではチェリビダッゲ以来の衝撃でした。ただ前半がより強烈だったので、コパチンスカヤのキャラとの相乗効果もあるのかも。

 オーチャードのクロークは大渋滞で、開演前預けるのに15分、終演後回収するのに20分要する始末、ま、A-Gとあって、端が空くと考えC-Eを避けてGにしたのが浅間山、最後まで残ったのがGでした(涙)。

2019年2月9日土曜日

クーラーボックスのサロメ - 富山のはるか 「サロメ」

 みなとみらいで川賢&神奈フィルのロット1番を聴いた後、日本大通りあたりまで歩いて移動して観劇、例年この時期にYDC(横浜ダンスコレクション)と連携して開催されている舞台芸術一般のイベント"TPAM"に属する公演の一つ、「サロメ」なら何でもエロい、と考えての参戦。

 降ってるけれど積もらない、ってレベルの雪の中、ちょっと分かりにくい会場で一瞬迷いました。

2月9日(土) ギャルリー・パリ
 富山のはるか 「サロメ」
再構成しつつもストーリーはワイルドに忠実な1時間15分、特にラストのサロメのモノローグはそのまま、壁に英語および中国語字幕、7つのヴェールの踊りは投影するシルエット、しかもエロかったのは靴下を脱ぐ箇所のみ(笑)、舞台装置らしきものはクーラーボックスのみで(あと投影される月)、そのクーラーボックスから出てきたヨカナーンの首は氷の塊。

 関内駅までの帰り道、以前から気になっていた鶏白湯の店を訪問、したと同時に腹に差し込み痛(涙)、トイレを2度借り、店の人に心配されつつ、一口食しただけで退散、邪な気持ちだけで事前調査もせず観劇してバチが当たったか(笑)。

ロット1番初体験 - 川賢&神奈フィル

 朝からの雪で午前の練習は中止、家を出た時は屋根や芝生に積もっている程度ながら、日中ほぼマイナス気温なのでもっと積もるかも。

 本日は珍しくもハンス・ロットの1番(マーラーが堂々とパクったあの"エデンの東"交響曲!)が神奈フィル、N響と2団体で競演、好きな人には祭り状態です。

 とは言え、自分的には「2000円は出せないな」と思っていたら、どちらも事前入手出来ず、御徒町でラーメンを食べ、降りしきる雪を見ながら出した結論は:

・まず神奈フィルに後半からの半額券1500円で潜入
・苦手NHKホールのN響はパスし、同じ1500円で小劇場の「サロメ」(会場が横浜!)へ

 みなとみらいへ向かう京浜東北線では赤い女神に遭遇!

 読み通り最安席に余りあり、もぎり前で会った知人に「藤村美穂子は聴かなきゃダメでしょ」と非難を浴びつつ、後半からの参戦でロット初実演へGO!

2月9日(土) みなとみらいホール
 川瀬賢太郎&神奈川フィル ハンス・ロット Sym1番
基本2管編成でHr7,Tp4,Tb3、第1楽章はナイーブな曲想、第2楽章ラストはかなりのロングトーン、マーラーがパクった第3楽章はマーラーの1番第2楽章と比べて構成が複雑、終楽章はブルックナー5番を思わせる楽想、その冒頭のソロなど女性Hrトップは難所を何とかクリヤ、ただHrは終楽章それ以降もかなりシンドそう、Tpは1stがアシと分業してまずまずの吹きっぷり、ながら最後は息切れ、生で聴くとかなりブラスに過酷な曲、しかもラスト1音がffじゃなくて弱音なのもキビシイ。

 会場の雰囲気は「よく最後までやり切った」とアマオケ的な反応に感じました、プロはそれじゃアカンと思うけど。

 まだ雪が降る中、みなとみらいから県民ホールの方角へ歩き、日本大通り駅近くのギャラリーで「サロメ」観劇、それは、また次の記事で。

 その後の帰り道はずっと"エデンの東"鼻歌状態(笑)、家に戻って留守録でN響のFM生中継を視聴、終楽章はN響の方がずっと余裕があり、響きも豊満に感じました。ま、生とFM中継では同列に比較は出来ませんが。

2019年2月7日木曜日

高関&シティフィルのマーラー1番

 「ゆうべはお楽しみでしたね」の本田翼、巧く撮れていて個人的には「Piece」以来のハマり役(あ、「わにとかげぎす」もあった!)、しかし本作にせよ、ちょっと前の「光のお父さん」にせよ、タイアップべったりの割にいい作品が多いかも。

 予報通りのポカポカ陽気、最高は予報より低く15度に届かなかったけれど、先日の19度の日より風が無い分暖かい感じ。

 夜は池袋に出て高関&シティフィルでマーラー1番、シティフィルを聴くのはかなり久し振り、と言うのもここを初めて聴いたのが10数年前の飯守とのマーラー2番、その時はオケの状態が残念な感じで「しばらくはいいかな」と思ったから。ただすっかり忘れてますが、10年ほど前にもやはり飯守とのコンビで9番を聴いてます、それ以来か。

 西口公園が工事中で通れなくなっていてビックリ!

2月7日(木) 芸術劇場
 高関健&東京シティ・フィル メンデルスゾーン VnC、マーラー Sym1番
弦は対向配置、ソリスト山根一仁は線が細く音も不安定、アンコールにディエスイレをモチーフとした指クルクル系(イザイ)を。後半マーラーはHr8の隣に専業補助Tb,Tp5,Tb3、高関は標準的テンポに誇張の少ない表現、ただ(上岡程じゃありませんが(笑))弦のグリッサンドをそこそこ強調、第2楽章の後に音合わせ、新版譜らしく第3楽章冒頭弦バスは全員でソリ(反対!)、その時ティンパニは片手(プロでは珍しい、気がするけれどパリ管もそうでした)、女性Tpトップは線細く、Hrトップは花が無い印象、Tbがまずまずの吹きっぷり、弦はチェロがいい響きながら全体では3階外野席まで届かない感じ、補助Tb、5番Tpと一緒に楽譜通りHrが起立、これも楽譜通り他を圧倒する音量(多分に補助Tp,Tbのお蔭)、Tpもまずまず吹いて、ラストはパーカッションを全力で叩かせてフィニッシュ、拍手に応えてアンコールはピッツィカート・ポルカっぽい曲。

 個人的着目終楽章ミュート早業着脱ファンファーレ部分はTp、Tb共にミュート最後の1音は人任せにしていた感じ。

 10年振り位で聴いたシティフィル、管の個人技やオケ全体の厚みなど、まだ少し不満が残りました。

2019年2月3日日曜日

エログロ度減少、血しぶき度増大 - 虚飾集団廻天百眼 「闇を蒔く」

 前回来日(マーラー1番)に続き今回の来日(シェエラザード)もムーティ&CSOの参戦ならず、くすぶりつつ渋谷でインストアイベントを冷かしてからアングラの聖地?阿佐ヶ谷へ、石神プロデュース店を経由した後、エログロ系アングラ劇へ突撃!

 前回この劇団を観た時の経験から、捨てる予定だったフード付ベンチコート着用、防ぎきれない足元も作業用ズボン(共に濃緑色で赤の補色)と完全防御態勢。

 前回の経験からチケット有と会場受付では圧倒的に前者が有利、かつ1時間以上前に現地入り(前回よりはお客さんのコスプレ度は少なめか)、で受付番号3番をGET、とは言え会員(臣民?)の入場が先なので、入場時点で空いていた最前列は左端か右端のどちらか、一瞬迷って右端を選択、これが大失敗(後述)。

2月3日(日) ザムザ阿佐谷
 虚飾集団廻天百眼 「闇を蒔く」
ある敗戦国?が舞台、金で売られた姉妹が「屍」と呼ばれるデーモンの力を借りて成り上がるストーリーに被支配民のレジスタンス蜂起行動が絡みます。今回もドラムセットの生演奏が迫力、お目当てエログロ度はかなり低下、その代わり飛び散る血糊の量と飛距離は増加、胸元に目が奪われるレジスタンス側のエマ役(鳥井響さん?)が私的MVP。

 唯一のエロ要素は冒頭にあった母役(ショーツを脱ぎ捨てての?)開脚ダンス、ただそれが舞台左手だったので右端からは詳細不明、一方血糊は右側が潤沢で3列目まで全身血まみれ(笑)、それ目的の人は右側が正解なんでしょうけれど、自分はエロにしか興味が無いので…。

 そう言えば前作「殺しの神戯」の殺し屋No.2ストリッパーのニコの踊りも左手(上手?)でした、学習しないボケ老人(涙)。

 露出して血を浴びた部分のうち、顔と手は阿佐ヶ谷駅のトイレで洗い、裸足の足は赤いまま帰宅、ベンチコートは自宅最寄駅のゴミ箱へ、家に帰って足を洗うとバスタブがみるみる真っ赤に、「キャリー」のプロム帰りの入浴シーンを思い出しました(笑)。

名古屋発、やや熱唱系 - 手羽先センセーション

 本日は節分、由緒ある豆まきを押しのけ、某業者が商売のために始めた恵方巻なる風習が近年席巻してますが、今年はやっと鎮静化に向かった感あり、よき事かな。

 朝はマイナス3度台とほぼ平年、日中は予報通りどんどん上がって15度に迫るポカポカ陽気、明日の立春は20度近いとか。

 早起きして東京に出て午前練習、午後はムーティ&CSOに向け予定空けてあれど結局最安席GETならず(涙)、夜の観劇まで暇になったのでHMV渋谷のインストアイベントへ。

 観たのは「手羽先センセーション」なるやや微妙なルックスの6人組、似た名前のグループの名古屋支部だとか、けっこう熱唱系でした。

 HMVのあるビル8階の綺麗なトイレ、自動で便器のフタが上がったのに感動していたら、使用後まだお尻を拭いているのに自動で下がってきたフタに背中を叩かれてギョッ!(笑)、水が勝手に流れて2度手間になることはままありますが…。

 この後は阿佐ヶ谷でアングラ劇。

2019年2月2日土曜日

M.アルブレヒト&新日フィルのブルックナー5番

 朝の冷え込み-2度台とやや甘め、まだ暗い中起きて東京に出て午前テニス、コート最寄駅で高校の同級生と落ち合って久闊を叙すランチ。

 午後は未知の指揮者マルク・アルブレヒト&新日フィルでブルックナー5番、てっきり読響を振っていたアルブレヒトの息子かと思ってましたが、全く違いました(笑)。

2月2日(土) すみだトリフォニー
 マルク・アルブレヒト&新日フィル ブルックナー Sym5番
Hr6,Tp3,Tb3とブラス少なめ、弦も人数少なめ、アルブレヒトはやや遅めか普通のテンポで丁寧で端正な音作り、低弦を豊かに鳴らし、ブラスはほどほどの鳴り、終楽章の終盤になって初めて急加速、減速のケレン味、それでもブラスが全開になる場面は余り無し、最後1音の余韻が消えた後も10秒程棒を降ろさず。

 第2、3楽章の途中でそれぞれ1度ずつ意識喪失、やはり未熟者の自分には両端楽章だけで十分です。

 終演後、外は春を思わせるポカポカ陽気、最高14度弱、明日は更に暖かくなるとか、今夜から明日にかけてはムーティ&CSOの最安券がネットに揚がるのをひたすらチェック。

2019年2月1日金曜日

日タイ舞踏競演 - ストアハウスカンパニー 「PARADE -reborn-」、B-Floor Theatre 「ManoLand」

 「スマートフォンデュ」がひっそり終了、そして後番組「無料屋」に3年C組チャーリーが! ま、第1回を除けばスマホもフォンデュガールも全く活用せず、プチ朝まで生テレビ→懐メロ大会→お笑いゴングショー、と秋元康監修とは思えない(テレ朝色の強い)凡庸な内容だったので無くなってスッキリ。

 昨夜は夜行バスが出る頃からどんどん雪が積もり始め、富山では完全に雪道、20分程度の遅れで新宿着、こちらは快晴、高速バスを乗り継いで茨城復帰、日陰は一面の雪。

 昼休み同僚との週イチテニス、日陰側のバックコートが一面に凍ってスケートリンク状態、北風が寒い。

 夜は上野に出て招待サービスでコンテ鑑賞、日本とタイ、2つのカンパニーの競演です。

2月1日(金) 上野ストアハウス
 ストアハウスカンパニー 「PARADE -reborn-」
男3女4、最初の30分は(タイトル通り)ひたすら行進、続く10分はひたすらコケて、続く10分はひたすら転がり、ながら服を抜いて下着姿になり、続く10分は男女ペアになり相手を変えつつ本能にまかせてハグまたハグ、抜いだものを身に着けつつラスト10分はまた行進、とダンスと言うよりほぼパフォーマンスの約1時間15分、映像で観た初演時よりややパワーアップした点も。男女のペアリングでは必ずあぶれる女性が出る訳で、その人選がリアル(苦笑)。
 B-Floor Theatre 「ManoLand」
男3女2、セリフは少し(日本語、英語、タイ語?)あれどテーマは不明(表現の自由と統制?)、PARADEよりダンス的な動き多く、よく判らないけれど熱量は感じた約1時間15分、暗転してからのドリフっぽい?流れに苦笑。

 ロビーではおにぎり50円、サンドイッチ100円と破格の食事提供、おにぎりに心動くもあさりごはんだったので(魚介NGゆえ)断念。