2023年2月28日火曜日

シベリウス、5番忘れて2番を聴く - 角田鋼亮&新日フィル

 晴れ、朝マイナス2.4度と冷え込み、日中は昨日より更に上がって今季最高18.6度と日較差20度超、風も強かったので春一番か。

 非勤務日、夜は芸劇でコンサート、なので早めに池袋に出てまず午前中は1000円カットシャンプー付き、税込1100円が1300円に値上がりしててビックリ!

 午後地下劇場で目の保養をしてから夕刻芸劇へ、指揮の角田氏を聴くのは初めてかも。

2月28日(火) 芸術劇場
 角田鋼亮&新日フィル チャイコフスキー "エフゲニー・オネーギン"よりポロネーズ、VnC、シベリウス Sym2番
最初のポロネーズはHr5,Tp2,Tb3、弦にキレ無く、ブラスの吹きっぷりはぼちぼち。続くVn協のソリストは赤いドレスの服部百音、緩急強めの表現、堂々とした振舞いでアンコールに指クルクル系。後半シベリウスはHr5,Tp3,Tb3、Hrがまずまずの吹きっぷり、角田は時折軽く粘るも基本オーソドックス、弦がよく鳴り、ブラス全体の迫力はぼちぼち、ラストのTpはもうちょっと吹いて欲しいところ。アンコールにチャイコ弦セレ第2楽章。

 今日のボケ老人:
FMの留守録(ラトビア国立響のシベ5など)セットを忘れる…(涙)。

2023年2月27日月曜日

贅沢な中編 - ジェフリー・ディーヴァー 「死亡告示」

 まだまだ冬晴れ、朝はマイナス3.4度と冷え込み、日中どんどん上がって最高13.9度と春の陽気。

 そのせいか鼻水ぐすぐす、くしゃみ数回、乳酸菌ドーピングとして今年新たに採用のビオフェルミン1日5錠では菌量が足りないのかも。

 本日は週末に読了した本から、読み始めてから知ったのですがディーヴァーの第3短編集を2分割したものの後編で、前編は未入手。

死亡告示 ジェフリー・ディーヴァー
 短編4つ(うち1つはライム物)と中編1つ、後者の「永遠」が素晴らしい。最初は短編ネタ?と思って読んでいたら、しまいには長編に出来る内容を中編にするなんて勿体無い!と感じる始末。短編では「カウンセラー」の2度美味しい感じが印象的。

2023年2月26日日曜日

タコオケの激烈4番初稿付き - 長田雅人&オーケストラ・ダスビダーニャ

 晴れ、朝マイナス2.5度と軽く冷え込む中、東京に出て午前テニス。

 最高11度とほぼ平年の午後はアマオケへ、例年熱い爆演を聴かせてくれるショスタコ専門オケダスビ、今回の4番は10年前に続き2度目(オケとしては3度目)ですが、何とその存在すら聞いたこともない4番の初稿も演奏されるとのこと。

2月26日(日) 芸術劇場
 長田雅人&オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ 主題と変奏、PC第2番、4番の断章、Sym4番
最初の若書き曲はHr4,Tp3,Tb3、ハイバリみたいな普通の変奏曲で木管が不安定でパッとしない演奏。続くPCのソリストは長尾洋史、アンコールが無くてホッ。後半は初稿の断片を含めた4番でHr8,Tp4,Tb3,Tuba2、最初の断章は陰鬱に始まって第3楽章にも使われた盛り上りの途中でプツッと終了、そして本編はさすがの激烈サウンド、Hrはソロやや不安定ながら全体では迫力、Tpは今一つ、Tbはさすがの迫力でソロも見事、ティンパニも迫力、アンコールは無し。

 帰り道、月が遥か上方に去った後、金星と木星が接近中。

2023年2月25日土曜日

人魚姫の諸相 - マルチリンガル演劇実行委員会 「人魚姫の海、街、空」

 昨日電車で向かいの人が持っていた携帯はレンズが5つ!3つですら不思議だったのに何で5個もレンズが要るの?

 曇り時々晴れ、最低3度弱最高12度強と昨日同様やや高め、視界が3-40m程しかない濃霧だった早朝東京に出て午前テニス。

 午後は池袋で観劇、20年振り?に大勝軒訪問後、公演までの時間潰しに区立図書館へ、カードを作らないと(原則)机にも座れないのでまずカード作成。

 図書館で2時間弱過ごした後観たのは「人魚姫」をモチーフにした複数ステージがセットになった企画、昨年末の同団体による試演「人魚姫の庭」が評判だったので参戦。

2月25日(土) あうるすぽっと
 マルチリンガル演劇実行委員会 アートなテーマパーク「人魚姫の海、街、空」
前日譚や後日譚を含め人魚姫のお話にインスパイアされた内容の劇3本(一つは歌あり朗読劇)、それらの合間に原作の朗読やコンサート(ダニーボーイには感涙)もあって盛り沢山の半日、同じ話を視点を変える趣向もあり、ややエロな衣装が素敵、うずめ劇場の女優さんも!

2023年2月24日金曜日

緊縛と朗読の夜 - 開座アトリエ公演 「末黒の芒」

 曇りのち雨、最低2度最高12度台とやや高め、非勤務日、夜は東京で舞踏を観る予定。

 どうせ暇だしと朝から出掛け、初めて訪れる新宿の地下劇場へ、お目当てのダンサーが代役になっていて残念、ただ「ヴァンパイアホスト」のあの方のスライムは観られました。

 夕方外に出ると想像以上に本格的な雨!の中、定期的に公演が開催されている森下の会場へ、駅から歩く5分でびしょ濡れ。

2月24日(金) 森下アトリエ
 開座アトリエ公演 「末黒の芒」
座付き舞踏家2名に加えてゲスト3名+緊縛師と豪華メンバー、脱ぎ&着衣緊縛に朗読にと盛り沢山な内容の1時間半?を満喫。

 帰りの都営線のアナウンス「ただいま冷房を使用しております」マジか、2月の夜に。

2023年2月23日木曜日

春季ロイヤルSCオープン2023

 曇りのち晴れ、朝はプラス気温と冷え込み無く午後の最高14度弱と高め、早起きして東京に出て午前テニス、の予定が試合(日程は前日発表!)と重なったため、コートの手続きは人に託して春季ロイヤルSCオープン2023へ。

 2次予選1回戦ブロック下シードの若者に2-6,3-6で敗退、最近ノーアドの試合が多かったためデュースを久々にいっぱい(殆ど取れなかったけど)。サーブ&ボレーにトライして約1年、半分程度キープ出来たのは初めて。

 今日貰ったアドバイス:
・大事なポイントで凡ミスが多い。
・サーブ&ボレーは嫌だったので続けること。

 昼には暇になったので大宮に行き後輩の団体戦の応援、こっちもボロ負け(涙)。

 日没直後の帰り道、西の空で木星-三日月-金星と縦に並ぶと思いきや、月の移動距離が思ったより大きく遥か上方に。ま、30日で1周するとすれば360/30=12度で、ばかにならない角度だから当然か。

2023年2月22日水曜日

エンドロールの戦車競走 - ベン・ハー <'16>

 えっ!タモリ俱楽部終わっちゃうの!超ショック…。

 連日の冬晴れ、朝-5.2度とかなり冷え込み、日中は10度に届かず、昼休み「寒いのも今日までかな」と言いながら同僚と週イチテニス。

 夕方西の空に三日月と金星が並び、上には木星が、明日はこの3つが縦に並ぶのか。

 本日は先週観た映画から、Gyao駆け込み視聴5作目、子供の頃から4-5回は観た「ベン・ハー」<'59>(主人公の名前がジューダ→ユダ→ジュダと観る度に変わった(笑))、今世紀になってリメイクされてたとは知りませんでした(日本未公開とのこと)。ま、'59年版も3度目の映画化らしいですが。

ベン・ハー <2016 米>
 2時間強とコンパクトになっているので1959年版が未見ならアクション大作として十分楽しめるのでは。海戦シーンはたぶんパワーアップ、戦車競走はさすがに勝てないけれど実写多め(その分エンドクレジットの戦車競走(笑)はVFXたっぷり)で迫力満点。ただ現代劇風の音楽はかなり違和感。ロケか特撮か不明ですが、エルサレム?の街並みが凄い。ただ引き回しのシーンはGOTの影響を受けてるかも。メッサラが結構いい奴(刃車付戦車使ってません)でそれが独自のラストに上手くハマってます。

2023年2月21日火曜日

業を抱える者たち - 石持浅海 「罪人よやすらかに眠れ」

 冬に逆戻りの冬晴れ、朝マイナス2度台と軽く冷え込み午後最高8度台と低め、寒暖を繰り返して徐々に春へ。

 本日は週末に読んだ本から、いつも独特の味を出す著者の短編集です。

罪人よやすらかに眠れ 石持浅海
 ある館に引き寄せられた人々の業をお得意のロジックで暴く6編、巻頭作など1つだけを読むなら展開の意外性で傑作レベルと感じましたが、いかんせん同趣向が続くためその印象も薄れ、やや無理筋のロジックも数編あってトータルではぼちぼち、でも十分楽しめました。

2023年2月19日日曜日

安定のラフマニノフ - 小森康弘&オーケストラ・エレティール

 曇り時々晴れ、朝冷え込まずプラス気温、早起きして東京に出て午前テニス、午後は予報通り20度まで上がって春一番は吹くのか。

 期待程の暖かさは感じなかった午後は聴きたいアマオケが同時間帯に3つ、うち2つが共にシベリウス1番&6番と奇跡のかぶり!でも聴いたのはその2つとは違うこちら、電通大オケOB中心に発足した団体による生誕150周年オールラフマニノフプロ。

2月19日(日) ティアラこうとう
 小森康弘&オーケストラ・エレティール ラフマニノフ ジプシーの主題による奇想曲、Sym2番 前半は若書きのレア曲でHr5,Tp2,Tb3、Hrがソロも全体もいい吹きっぷり、くどいラストのシメにTpのトリッキーなパッセージ。後半2番はHr5,Tp3,Tb3、コンミス率いる弦がまとまったいい響き、第3楽章は振幅大きな表現、終楽章ラストも豊かな響き、アンコールは定番ヴォカリーズ。

 終演後は紀伊國屋書店前へ、昨日観たマコンドー「さらば箱舟」に失望して2枚目のチケットを掲示板半額譲渡、その引き取り手との待ち合わせ。

 結局気温は18.2度まで上がるも、春一番は感じず、どうやら南北(神奈川と東京以北)で気候が違ったらしい。

2023年2月18日土曜日

野毛でうっふ - 米澤一平&カナキティ

 吉祥寺で寺山、いや寺山インスパイヤ劇を観て不満爆発しつつ桜木町に行き、野毛こうじ沿いにあるカフェバーでの舞踏パフォーマンスへ。

 初めて訪れる場所で分かるかなぁ、と歩いているとお店の前で演者2名が佇んでいるのを発見。

2月18日(土) 博物館 Cafe&Bar うっふ
 米澤一平&カナキティ 「サーカスBar 野毛うっふsession」vol.57
電子音の約30分、踊るカナキティ、着物の下はニップレスや前貼りも透けるベージュのアンダー、なのでエロ度まずまず。

 ほんのちょっと機嫌が直って帰途へ。

寺山じゃなくて唐? - オーストラ・マコンドー 「さらば箱舟」

 晴れ、朝マイナス2.6度と軽く冷え込み、日中は15度超とポカポカ陽気、朝東京に出てテニス、いつも通りの電車に乗りいつも通りに行動したのに何故か10分遅刻、キツネにつままれた気分。

 午後からは演劇と舞踏のハシゴ、まず午後は吉祥寺で新春ハダカ週間最終戦、新年に映画で観た寺山修司の映画「さらば箱舟」の舞台版、同劇団10年程前の初演では貞操帯がパカッと外れてその後全裸で演技したとのこと、なのでハダカ週間にエントリー、しかも気合を入れて2公演予約しての参戦。

 しかし!チケット取った後に「初演と全く違う内容」との情報公開され、不安でいっぱい。

2月18日(土) 吉祥寺シアター
 オーストラ・マコンドー 「さらば箱舟」
ある言語学者が自分のルーツを求めて自己出生前の両親のいる旅劇団にタイムスリップする休憩無し2時間半、A列潰して自分の座るB列が最前列、テラヤマ臭無く普通の演劇、脱ぎ無し、セットもほぼ無し、大掛かりなのは自動車だけ、しかもラストの借景には「唐十郎かよ!」とツッコみたくなりました。

 これで今週間の成績はトータル3敗2分け、「話ちゃうやろ」と思いつつ横浜へ、それはまた次の記事で。

2023年2月17日金曜日

IoTのシリーズ第12作 - ジェフリー・ディーヴァー 「スティール・キス」

 晴れ、朝マイナス3.5度と冷え込むも、午後最高11台と高め、仕事はお休み、夜はサークルの後輩のお通夜。

 買い物に午後家を出ると気温より暖かく感じ、防寒具をダウンコートからウォームアップに変更し、夕方東京へ。西の空に浮かぶのは金星と火星か(←木星でした)。

 斎場の最寄り駅の千歳船橋で降りるのは(たぶん)初めて、なので近場で評判のいいラーメン屋を訪問、極上の鶏白湯を賞味したのち会場へ。

 焼香が2列しかなく待ち人の待機列で大渋滞、実際には焼香ではなく1輪花を手向けるスタイル、その花が無くなった際、既に手向けられた花を回収&再利用したのには驚き。

 本日はその往き帰り読了した本から。ディーヴァーのライム物の第12長編です。

スティール・キス ジェフリー・ディーヴァー
 事情があってライムとサックスは別行動、その序盤は話が地味でしたが徐々に真骨頂、今風にITと関連する事件のツイストに加え、意外な所からのツイストもあり、終わってみれば全体的にまずまずの出来でした。

 ディーヴァーで平均レベル、ってことは一般的にはかなり面白い、って印象です。

2023年2月16日木曜日

キャスト変更で冷え込み - serial number 8.0+0.5 「BUG」

 冬晴れ、朝は強烈に冷え込んで-6.8度と今季2番目、日中も最高7.7度と余り上がらず。

 仕事はお休み、昼前から東京に出て午後は新宿で観劇、新春ハダカ週間第4戦です。

 アシュレイ・ジャッドで映画化もされている(「燃える昆虫軍団」<'75>とは違います、念のため)舞台で昨秋上演される筈だった公演(自分も買ってました)、キャストを一新しての仕切り直し上演、確実にチケットを取るため敢えて平日マチネをチョイス。

2月16日(木) サンモールスタジオ
 serial number 8.0+0.5 「BUG」
中年女性の元に転がり込んできたイケメン男性、彼が「虫がいる」「この虫は国家組織に埋め込まれた」と騒ぎ始め、彼女にもそれが見えてきてやがてカタストロフへ、という休憩無し約2時間、脱ぎ無し、演出もぬるめで陰謀論にハマってゆく流れにリアリティが感じられず、医師役のもぐもぐが印象的。

 これで2敗2分け、ヒロイン変更で演出が当初より大人しくなってしまったのかも。物凄ーく不満が残ったので池袋の地下劇場で目の保養をしてから夜帰宅。

2023年2月14日火曜日

今は亡きスター - 猿ロック THE MOVIE <'10>

 冬晴れ、朝マイナス2.1度と軽く冷え込み、午後最高10.7度とやや高め、ただ風が強く暖かさは感じず。

 昼休みの壁打ち後ドラッグストア購入した豆乳1l入り3パック、夏場だと帰宅まで研究室の冷蔵庫に一時保管するのですが持ち帰るのを忘れること多く、冬なら外は冷蔵庫と同じ、と自転車のカゴに入れたままに(この作戦は今冬3度目)。

 しかし!夕方帰宅時に見るとカラスに食い破られてます(涙)、3パック中2パックも。去年までの職場で1度やられてるのに学習しないボケ老人。

 本日は3月終了Gyao駆け込み視聴4作目、個人的には好きなドラマ(特に黒川智花の扱い)でしたが深夜枠かつヒットしたとも思えない作品、の何故か作られた映画版、もしかしたら原作漫画(未読)が人気作なのかも。

猿ロック THE MOVIE <2010 日>
 どんな錠でも開ける主人公"猿"がヒロインのためにひと肌脱いてトラブルに巻き込まれるサスペンスアクション、TVシリーズファンおよびヒロイン比嘉愛未ファン向けの印象で、大画面を意識してかアップが多め、今は亡き芦名星が懐かしく、ローエングリン第1幕前奏の使い方に笑いました。

2023年2月12日日曜日

ダンスいろいろ12組12色 - I.O Dance Flame 2023

 みなとみらいで歴史あるアマオケで祝典と松を聴いた後、急いで両国のダンスイベントへ、残念ながら開演に間に合わず、それでも1演目め途中から案内付きで入場、想像以上に満席で最後列の隅っこ(涙)。

2月12日(日) シアターχ
 I.O Dance Flame 2023
休憩を挟んで前後半短い演目が6組ずつ、前半の鴻巣明史「fiamma」と永瀬訓子「鶏と蛇と豚」が印象に残りました。

創立90周年記念の祝典と神Hrのローマの松 - 鈴木衛&横浜交響楽団

 晴れ、朝は零度台と冷え込み甘く、午後は予報通りぐんぐん上がって今季最高16.7度!と春の陽気、早起きして東京に出て久我山で午前しっかり練習。

 コート近くの梅林公園、ひと月前にもう紅梅が咲いていたのに、白梅はまだ咲き始めに見えます。

 練習を早めに抜けて午後からはコンサートと舞踊のハシゴ、場所が横浜&両国と離れており時間的に微妙、ただコンサートの方は軽めのプログラムなので連投可能と判断。

 まずはみなとみらいで古参アマオケのローマの松、かなり歴史ある団体ですが聴くのは初めて。パンフを見ると創立90周年!それも凄いけど今回の定期が第721回!ってのも凄い、年8回平均か…。新響って第何回だろう…(←調べてみると創立67年、定期260回、ずっと少ない)。

2月12日(日) みなとみらいホール
 鈴木衛&横浜交響楽団 横浜市歌、チャイコフスキー VnC、ショスタコーヴィチ 祝典序曲、レスピーギ ローマの松
90周年記念とのことで長ーい演説、さらに慣例とのことで指揮者の解説、これで20分、横浜市歌のオケ編の後にチャイコVn協、ソリスト池澤卓朗はアンコールにバッハ、長い。この時点で1時間以上経過し目論見は完全崩壊(涙)、後半祝典はHr5,Tp4,Tb3、オケは全体的にそこそこ安定、Hr1stアシが何故か途中退場、ストか?ではなくてたぶんバンダへの合流、そのバンダはオルガン前にHr4,Tp3,Tb3でなかなかいい鳴り、本隊Tpもいい吹きっぷりでまずまずの迫力、続くレスピーギはHr6,Tp3,Tb3、Hrトップが馬鹿ウマ、ボルゲーゼ荘でHrトップの全音符が聴こえたのはプロアマ通じて初めて。ジャニコロの鳥は指笛?ブッキーナは3LAにTp2、3RAにTp2,Tb2、アッピアの迫力もまずまず。

 普通に演れば1時間3-40分のプログラムが2時間に達し、アンコールを聴かずダッシュで両国へ、それはまた次の記事で。

2023年2月11日土曜日

キャスト変わっても血染めニップル - Project Nyx 「ストリッパー物語」

 サントリーで学生オケのマーラー1番を聴いた後、下北へ。

 新春ハダカ週間の第3戦はアングラ系劇団によるつか作品、2年前に観た作品の再演で演出が同じならば引き分けは期待出来ます。がメンバーは変わっているだけにどうなるかは見てのお楽しみ。

 会場にスズナリになって自由席から指定席へ、不安を感じつつも劇団に発売日10時予約したお蔭かA列中央、ニコニコしながら席に着いたら目の前にベンチ席が!しかも同じ座高、泣きました。

2月11日(土) ザ・スズナリ
 Project Nyx 「ストリッパー物語」
顔ぶれは半分程度?変わってますが、基本的な演出は2年前と同じ、主役の女優さんは急遽の代役とのこと、なのに堂々とした演技も踊りも歌も見事、お目当て血染めストリップシーンも女優さんが変わったのに前回通りでHAPPY。

 新メンバーの心意気に感謝しつつ家路へ、これで1敗2分け。

MIP2名のマーラー1番 - 川本貢司&ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ

 雨は夜半に上がり、爽やかな晴天、朝の最低-0.7度、日中の最高13.7度とポカポカ、早起きして東京に出て午前テニス。

 初めて訪れた区営コートは前日の雨の影響でサーフェスがびしょびしょ、テニス開始前にコート脇のファミマwifiでロッテルダムフィルの最安席をGET。

 午後からはコンサートと演劇のハシゴ、木場駅近くで未訪問ラーメン店を訪れてからサントリーへ。聴いたのは学生オケの雄によるマーラー1番。

2月11日(土) サントリーホール
 川本貢司&ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ ベートーヴェン コリオラン、サン=サーンス 死の舞踏、マーラー Sym1番
最初はベートーヴェン、続くサン=サーンスはHr4,Tp2,Tb3、ここでの小顔のティンパニが前半のMIP、後半マーラーはHr9,Tp5,Tb3、Hrの隣に専業補助Tb、第3楽章冒頭の弦バスはソロ、終楽章のミュート早業ファンファーレはTpはアシと分業、Tbは最後の1音をかなりサボる作戦、全体的に安定した演奏で弦はまずまずの鳴り、ただブラスはもう一吹き欲しいところ、クライマックスは9人Hrが補助Tb、5thTpと共に楽譜通りに起立しまずまずの盛り上がり、後半のMIPは美人4thFl。

 うーん、ワグネルならもっと出来るのでは、という感の残るマーラーでした。この後は下北に行きアングラ劇、それはまた次の記事で。

2023年2月10日金曜日

夕立とベトナム戦争 - ラブストーリー <'03>

 ほぼ終日の雨、朝の最低マイナス2.6度にして日中ほぼ零度台と寒々、本降りになった夜は2度台まで上昇。

 本日は3月終了Gyao駆け込み視聴3作め、「猟奇的な彼女」の監督によるラブストーリー、原題は「夕立」で韓国の人には初雪と同様意味のあるタイトルらしく、そっちの方がよかった気がします。

ラブストーリー <2003 韓>
 主人公とその親の恋が並行して語られる構成、序盤ヒロインが見つけた写真からの流れが美しく、フォークダンスや列車のシーンが印象的、ただ説明が多く2時間超は少し長い(この監督の特徴?)、「夏の香り」と同じ頃?のソン・イェジンは2役を演じ、下から撮っても可愛い、音楽も素敵。ただラストは少しやり過ぎかも。

 恥ずかしながら韓国がベトナム戦争に派兵していたなんて知らなかったです。5000人近い戦死者を出しているのか…。

2023年2月9日木曜日

犬を飼うということ - 甲斐ファクトリー 「愛犬家」

 冬晴れ、朝マイナス2度弱、午後10度強とやや高め、仕事は休み、朝寝&昼壁打ちしてから東京に出て観劇。

 6年程前に観た旗揚げ公演の再演、主催者より「大幅に改訂して、よりスケールアップしてお届け」とのメールがあり、眼福シーンがあったことを思い出しその点でのスケールアップに期待しての参戦、場所もアングラの聖地ザムザだし(笑)。

2月9日(木) ザムザ阿佐ヶ谷
 甲斐ファクトリー 「愛犬家」
時間軸を前後しつつある一家の悲劇を描く休憩無し約1時間45分、忘れているのでどこが変わったか不明ながら、犬の立ち位置などより分かりやすくなった分、荒削りなダークさが減った感あり。脱ぎ度も減少(涙)。

2023年2月8日水曜日

母の歌声 - ピーピング・トム 「マザー」

 晴れ、最低1度台最高12度台と今日も暖か、昼休みは同僚と週一テニス。

 夜は東京に出て三茶へ、新春ハダカ週間第2戦はコロナで延期になっていた海外カンパニーのダンス?公演です。

 開演前に寄った未訪問ラーメン店を出ると外は本格的な雨、聞いてねえよ!

2月8日(水) 世田谷パブリックシアター
 ピーピング・トム 「マザー」
A,B列を潰していて自分のD列は実質2列目、美術館?を舞台に出産から葬儀までの諸相を劇ともダンスともつかない独特な表現で魅せる休憩無し約1時間半、冒頭いきなりショスタコ8番終楽章コーダ、豊満なおっぱいを見せてくれたマザーの歌声が素敵、子役は本国なら演出は少し異なるのかも。出られなくなったキャストの代役が湯浅永麻!さすが海外カンパニーは凄い。

 終演後さすがに雨は上がってました。これで1敗1分け。

2023年2月7日火曜日

自殺と幽霊 - 秋吉理香子 「自殺予定日」

 晴れ時々曇り、最低3.5度、最高は今年最高15.5度と3月下旬の陽気。

 本日は先週末読んだ本から、著者の作品を読むのは初めて。

自殺予定日 秋吉理香子
 父の死を他殺と疑う少女が少年と出会い自殺を思いとどまり1週間限定で真相の調査へ、予想されやすいかもしれませんがヒネリもしっかり、ただ死の真相が判ってから(その説明が)少し冗長かも。

 著者は反転ものが得意との評判ゆえそう思って読んでいると、ちょっとあざとさが足りない、と言うか書きっぷりが良心的かも。ともあれ、本作は小品的味わいとのことなので、本領発揮とされる作を100円棚で見つけたら即買いすることにします。

2023年2月6日月曜日

豪華生演奏とスイカ男 - 万有引力 「草迷宮」

 晴れ、朝の最低マイナス1.3度と冷え込み軽め、日中は最高14.2度と予報通り春の陽気、花粉症の症状もやや高め。

 向こう2週間は新春ハダカ週間で今夜はその第1戦、仕事はお休みし、負け戦に備えて川崎で目の保養をしてから高円寺へ。

 観劇したのはお正月に映画版を観た寺山修司作品、正統な後継者による舞台化です。

2月6日(月) 座・高円寺
 万有引力 「草迷宮」
休憩無し約1時間半、A-C列をほぼ潰しており自分のD列が実質最前列、映画版に無いくだりもありつつ、共通する部分はほぼ忠実(スイカ男!)、だっただけに手毬少女と女力士が服を着ていたのは残念。録音済み音源の音量がデカ過ぎて琴(箏)、琵琶、ドラムス(シーザー!)、Vnなど豪華生演奏とのバランスが悪い。

 まず1敗(涙)。

2023年2月5日日曜日

関西弁の騎士道&道化師 - アーサー・フィッシュ&読響

 冬晴れ、朝-2.8度と軽く冷え込むも日中は連日の11度台と暖かめ、少し朝寝してから東京に出て昼前後テニス。

 テニスを早めに上がり午後は芸劇シアターオペラへ、オペラとしての演目に特に興味は無かったんですが、演出が独特でダンス多め、特に出演者の川村美紀子が気になっていたところ、最安2000円が掲示板に多く出ていたため前日GET急遽参戦。

 もぎり前で知人を待っていると、ミッチーがノーマスクで颯爽と登場!

2月5日(日) 芸術劇場
 アーサー・フィッシュ&読響 マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ、レオンカヴァッロ 道化師
前半は「田舎騎士道」、オルガンを使うのに反射板が降りていて何故?と思っていたらここに字幕を投影、しかも超意訳の関西弁字幕も別途舞台装置に投影、これがめちゃおもろい!オケピットがほぼ舞台レベルで音は開放的、歌手はダンサーとセットで2人1役、チンバッソを含むブラスは辻本、日橋など充実メンバー、フィッシュは要所でオケをよく鳴らし、合唱も含めて迫力の大音響、歌手ではテノールのA.パロンビがド迫力。後半「道化師」もサウンドは同じ印象、演出はラストで何と客席通路に来ての刃傷沙汰。

 両作とも初めて観ましたが、内容もサウンドもザ・ヴェリズモって感じ。個人的注目の川村は浮浪者役で狂言回し的パート、有名な間奏曲ではケツまくり小便!

2023年2月4日土曜日

倍管TpとメリハリHrのシェエラザード - 石毛保彦&Orchestra HAL

 曇り時々晴れ、朝0.3度と久々のプラス気温、早起きして東京に出て午前練習。

 最高11度台とやや暖かだった午後はアマオケへ、団名のHALは「対話を重ねながら紡ぐ音楽(Harmony Achieved through Language)」に因むとのこと。

2月4日(土) めぐろパーシモン
 石毛保彦&Orchestra HAL バラキレフ イスラメイ、R=コルサコフ スペイン奇想曲、シェエラザード
最初のバラキレフはリャブコフ編、Hr4,Tp4,Tb3、悠々テンポのせいか難曲のイメージ無し、ティンパニがキレよし。続くスペイン奇想曲ではTpが2本に減少、迫力はぼちぼち。後半シェエラザードはHr4,Tp4,Tb3、倍管のTpがまずまずの吹きっぷり、Hr、Fl、Fgソロなど存在感、第2楽章コーダの入りでのHrの強奏など各所でメリハリ、MIPは美人2ndFl、アンコールに聴いたことのないR=コルサコフの行進曲風の曲。

2023年2月3日金曜日

殺すよ - 猟奇的な彼女 <'01>

 曇り、最低マイナス0.3度、最高6.3度と日較差小さめ。

 3月終了のGyaoで駆け込み視聴2作品め、ラインナップにメジャー作品が少ないGyaoにしては珍しいヒット作、冒頭からの流れが「僕の彼女を紹介します」<'04>とどの程度整合性があるのかチエックしようと観始めたところ(意外と途中まで整合性アリ)、1度観たのについ最後まで観てしまう羽目に。

猟奇的な彼女 <2001 韓>
 個性的な彼女に振り回される男を描くラブコメ、アップに堪えるチョン・ジヒョンがやはり魅力的、驚くことに9割方内容を忘れており、最後はまたウルウル。2時間超と長いのでシナリオの映像化部分(まあ、ここが映画らしい点なのですが)を全て省けば90分程度の丁度いい長さになる気も。

2023年2月2日木曜日

もはや古典?低予算脱出サスペンス - CUBE <'97>

 連日の冬晴れ、最低-1.3度と冷え込み甘め、最高10度弱とほぼ平年。

 Gyaoが3月で終了するとのことで「時間がある時に観よう」と放置していた作品を慌てて視聴、まずは本作、その後「バイオハザード」など色々な映画に影響を与えたと思われる今や古典?サスペンスです。

CUBE <1997 カナダ>
 理由も分からず謎の構造物に閉じ込められた男女数名の脱出サスペンス、共感できる登場人物がいないのが独特で、90分とコンパクトなのが素晴らしい。部屋の色に(ほぼ)意味がなかったのはちと残念。

2023年2月1日水曜日

醒井さん登場 - 桃尻娘 ラブアタック <'79>

 冬晴れ、朝-5.5度と冷え込み強く、日中最高13.3度と日較差20度に迫る勢い、ポカポカ陽気の昼休みは同僚との週イチテニス。

 本日は先週(無料トライアル中)U-NEXT視聴した映画から、にっかつによる「桃尻娘」シリーズ第2作、第1作に比べると段違いによい画質で快適でした。

桃尻娘 ラブアタック <1979 日>
 主人公が友人のためバイトに励むお話、ブロック崩しが懐かしい。竹田かほりの脱ぎ度は減ったけど、醒井さんが脱いでくれて嬉しい。