2012年10月20日土曜日

意外に豪快ヴィラ=ロボス - 服部真由子さんのピアノ

 昨夜は三日月とそれが沈んだ後の夜空がとても綺麗、その分夜は冷え込んで朝の最低5度台と今季最低値、爽やかに晴れた日中は20度台と平年値、本日は教え子の団体戦の応援で玉川上水へ、日大のコートがあるので何年に1度は行くんですが、国立音大(駅の反対側にある)に行く時と同じ駅だってことを初めて認識しました。

 試合はサクサク進行し昼過ぎには終了、夜の宴会まで暇になったので、まず渋谷に出てタワレコのインストアイベントへ、いくつかのフロアはまだ改装中、しかもエスカレーターの上り/下りが前と逆向きになっていて動揺、クラシックフロアも6Fから7Fへ移動してましたが、エスカレーターとの位置関係的には前と同じ、イベントスペースも同じ位置でした。

 聴いたのは服部真由子さんのピアノ、お見かけした感じそれなりにキャリアのある方のようですが、ソロとしては初のCDリリースとのこと、そのヴィラ=ロボスの曲集CDから9曲たっぷり30分超、「赤ちゃんの家族」というほのぼのした題名なのにビックリする程激しい曲(特に第2集)が多くて唖然。

 それが終わってもまだ時間があったので、千代田区主催のオーケストラフェスティバルへ、この続きは次の記事で。

2012年10月19日金曜日

雨好き牧師と不可能犯罪 - ハル・ホワイト「ディーン牧師の事件簿」

 昨日の雨を降らせた停滞前線(秋雨前線?)は台風と共に未明に去り、日中は快晴、朝の最低10度弱、午後の最高19度強と共に低め、構内の彼岸花は萎れ、百日紅は最後の一輪レベルに減ってしまってます。

 あと今年初めて気付いたんですが、雑草の様に所々に生えている薄紫の萩の花、これが意外と長持ちで、ひと月以上前から咲いてるのにまだ一杯咲いてます。

 本日は先日読んだ本から、ちょっと間が空きましたが「昨年の本格の収穫を読む」企画の第3弾、昨日は雨だったので憂鬱、今日は晴れて気分も晴れ晴れ、と自分は雨が嫌いなんですが、それとは逆に雨が降るのを待ち望むむ主人公が数々の不可能犯罪に遭遇する短編集、しかも原作刊行は何と2008年! 著者は本格マニアが高じて著作に手を染めた印象です。

ディーン牧師の事件簿 ハル・ホワイト
 引退した牧師が挑む6つの不可能犯罪、どれも密室とそのバリエーションで、謎が多いとどうしても心理的トリックより機械的トリックが多くなってしまうのと、トリックや手掛かりのフェアさにも出来不出来があるため、マニア以外にはシンドそう、ともあれ、その本格魂と稚気が素敵です。矢継ぎ早に3つの"密室"が繰り出される巻頭の「足跡のない連続殺人」、そして巻末の「ガレージ密室の謎」のバカミス度(笑)が印象に残ってます。

2012年10月18日木曜日

解散セレソン緊急参戦 - 東京セレソンDX解散公演 笑う巨塔

 ほぼ終日の冷たい雨、朝の冷え込みは無かった代わり日中は19度までしか上がらず、宿舎自室の温度も20度を割りそうです(涙)。

 この3日間はコンサートで東京通い、なので今日は溜まった仕事を粛々とこなして、と思っていたのに夕方また東京に出てしまい、セレソンに電撃参戦、セレソンと言っても先日ジャパンを叩きのめした我がカナリア軍団ではなくて劇団の名前。

 この東京セレソンDX、テレ東深夜の「魁!セレソンDX」最終回の意外な仕掛けで感動させられて(2006/12/21)以来、観に行きたいとは思いつつも、お金を出して観る程舞台の趣味は無く機会の無いまま解散の報を聞き、あー、チャンス無かったなあ、と思っていた矢先に無料チケットの情報が飛び込んできて、その場で即参戦決定して池袋へ、まさかひと月とおかずまたサンシャイン劇場に足を運ぶことになるとは想像だにせず。

10月18日(木) サンシャイン60劇場
 東京セレソンデラックス解散公演 「笑う巨塔」
病院に入院中の政治家、相撲の親方、とび職人とその周囲の人々に病院スタッフが入り乱れ、様々な勘違いが巻き起こす騒動を描く典型的なシチュエーションコメディ、客席は飲食自由なのが画期的で、最後のダンスには客席も参加、と楽しいノンストップの2時間15分、泣かせ所も一瞬あり。解散公演のためか客演俳優が大勢いた中、モデルの余技の印象だった(失礼!)芦名星が意外と達者だったのと、(昔好きだった)藤吉久美子の50歳にしてキレのある踊りが印象的でした。

 終演後のロビーには出演者の他、芸能人の顔がチラホラ見えました。

2012年10月17日水曜日

フェドセーエフ&チャイコフスキー響のスヴィリードフ、R=コルサコフ、ショスタコーヴィチ10番

 昨夜は夜空が綺麗、その中心に君臨していたのは木星でしょうか、そのせいか朝は若干冷え込み気味で10度強、爽やかに晴れた日中は23度弱と平年やや高め、宿舎前でも職場構内でもキンモクセイのむせ返る匂いが充満しています。

 昼過ぎても好天で「これで雨降るの?」と思っていたら、予報通り夕方からしっかり降ってきた中、東京に出て3日連続のサントリー詣で、フェドセーエフ祭りの第3夜です。

 ただ今夜のメインはショスタコ10番、これは前々回の来日でやっているので、ショスタコなら別のシンフォニーにして欲しかったところ、ま、それを忘れるなら前プロも大編成の管弦楽曲ゆえ、個人的にこの3日間で1番充実のプロです。

10月17日(水) サントリーホール
 ウラディーミル・フェドセーエフ指揮チャイコフスキー響 スヴィリードフ 交響組曲「吹雪」、R=コルサコフ スペイン奇想曲、ショスタコーヴィチ Sym10番
 最初は未知の作曲家スヴィリードフ、ショスタコーヴィチのお弟子さんとのこと、3日目にして初めてTpが3本に、映画音楽をベースにした組曲から6曲、ショスタコっぽいワルツや弦が休んで管打楽器だけのマーチ、そして歌謡曲のカラオケみたいな曲など盛り沢山、特に緩徐曲での弦中心の深みある響きが印象的。続くR=コルサコフでは美人Flソロが存在感、あと2曲目でこんなに弦が唸ってたのは初めて、ブラスもそこそこの吹きでスケール雄大、同曲過去最高の演奏だったかも。
 後半のショスタコはパーカッションの激しい打ち込み、Fg、Flの存在感、Clの最弱音から最強音の幅、弦の厚み、抑えたブラスなど6年前の印象とほぼ同じ、アンコールは1曲のみで2日前にやった「白鳥の湖」スペインの踊りを賑やかに、ただ最後の1音でのTp,Tbの吹きっぷり心なしか一昨日よりハジけ気味、今日のフェドセーエフは最後まで棒を使用せず。

 3日間通して印象に残ったのは、弦の余り揃っていないけれど厚みあるサウンド、そして3日ともHrトップは前半がヒゲダンディ奏者、後半がハゲ巨漢奏者で、両者ともバカウマ、特に後者はぎんぎんヴィブラートで昔のモスクワ放響のテイストを残していたこと。

 チケット価格を安く抑えてくれたのに、お客さん不入りで申し訳無く、お礼と招聘(とチケット代)の継続の願いを込めて、滅多に買ったことの無いプログラム(これも安めの500円)を購入、読んで驚いたのは次の豊田公演では来日中ただ1度のショスタコ5番をやること!

 うーん、このコンビなら割と最近聴いた10番より、忘れる程昔に聴いた(か、もしかしたら聴いていない)5番を聴きたかったです。しかも5番をやってくれれば、11月のマリンスキー管、12月のモスクワフィルと併せ、ロシアオケ5番対決が楽しめたのに…。

2012年10月16日火曜日

フェドセーエフ&チャイコフスキー響のシェエラザード

 朝は軽く冷え込み10度割れ、日中晴れた割には上がらず21度強、職場構内では夏の名残の花々が衰えを見せ始め、紫ムクゲの花の数が少なくなり、サルスベリは残りほんの僅かです。

 夜はフェドセーエフ祭りの第2夜、この3日間で今日だけ前プロにコンチェルトが、個人的にはその分魅力が薄いんですが、一般にはソリスト目当てのお客さんも含めより魅力的なのか、昨日に比べて断然お客さんが増えてます、ま、それでも7-8分の入りか。

10月16日(火) サントリーホール
 ウラディーミル・フェドセーエフ指揮チャイコフスキー響 ラフマニノフ ヴォカリーズ、PC3番、R=コルサコフ シェエラザード
 今日もフェドセーエフは前半棒を使用せず、最初のヴォカリーズは精妙な音作りでゆったりしみじみ、続くPC3番ではピアノを真ん中に搬入、白髪のコンマスは退場して後半まで戻らず、実演は初めて(←3度目です!<後記>)だったこの曲、難曲ってことは判りましたがいかんせん長かったです。お辞儀の深いソリスト小山実稚恵は万雷の拍手に応えてアンコールに左手のための曲を(←スクリャービンとのこと)。
 後半シェエラザードになると第3楽章を除いて棒を使用、達者な木管陣の中でもFgソロが出色の存在感、第3楽章中間部の冒頭、かなり弱音に抑えたClソロのバックのスネヤを指で叩いてたのが印象的、全体的にゆったりテンポでサウンドはやはり弦管バランス重視、終楽章頂点でもブラスは抑えめでした。アンコールは昨日同様チャイコ3大バレエから2曲、「くるみ割り」アラビアの踊りと「白鳥の湖」4羽の白鳥の踊り、共に大人しい曲なのでこのコンビのアンコールにしては物足りず、ただ前者は雰囲気たっぷり。

 明日は第3夜、ショスタコ10番です!

2012年10月15日月曜日

フェドセーエフ&チャイコフスキー響の弦楽セレナード、悲愴

 昨日とは打って変わっての秋晴れ、気温も午後25度を超えて久々の夏日、週末は姪の結婚式で飽食したのに体重増は0.5kgで済みひと安心。

 今夜からフェドセーエフ&(旧)モスクワ放響の3連続公演、第1夜はオールチャイコプロ。

 モスクワ放響からチャイコフスキー・シンフォニー・オケ(オブ・モスクワ)と改名して大分経ったらしいのですが、フェドセーエフと言えばモスクワ放響、と刷り込まれてるのは自分だけではないらしく、改名後も来日公演ではずっと旧名称で呼ばれてました、が遂に新しい名称で呼ぶことにしたらしく、自分もそれに倣います、まだ馴染めませんが。

 このコンビは近年ロシアンブラス度は低めながら、アンコール込みで常に期待通りの水準の演奏をしてくれるため、来日の度に1公演は聴いてます(前回もチャイコプロ前々回はショスタコ10番)。

 ただ今回は、円高に反し来日オケのチケット代が高騰する一方のこのご時勢なのに、最安席が4000円! 10年前レベルの定価を付けてくれた招聘元の心意気に感謝して、全公演発売日に買ってしまいました。

 しかし、開演直前に客席入りして衝撃! 自分のいる貧民ブロック(PおよびRA、LA)のみほぼ満員で、他の席はガーラガラ、半分はおろか3分の1程度の入り。こんなに安いのに…、言っちゃ何ですが、ここより格も実力も落ちるオケに倍近い定価を付け、それでも埋まってたりするのに…。売り方が悪いのか、買う方が悪いのか、ホント悲しいです。怒って2度と来なかったらどうしましょう。

10月15日(土) サントリーホール
 ウラディーミル・フェドセーエフ指揮チャイコフスキー響 チャイコフスキー エフゲニー・オネーギンより、弦楽セレナード、Sym6番
 オケは前回同様対向配置でチェロは左で弦バスは最後列にズラリと9本、その前にブラスが横1列で左からTp2,Tb3,Tuba,Hr4の順、最初は「エフゲニー・オネーギン」から3曲抜粋し、締めは有名なポロネーズ、前半は棒を手にしなかったフェドセーエフは全体的に抑えめの音作り、Hrソロが激ウマ、続く弦セレでは管がハケて木管の場所に弦バスが移動、ゆったりテンポを基調もわっとした音の入りとしみじみした表情が印象的で本日の白眉、第3楽章は勿論のこと、いつも騒がしい、と感じる第1楽章も叙情的でした。
 後半は悲愴、第1楽章展開部前のpppのFgはバスクラで代用(意外と多いんですね)、ここでは棒を使用したフェドセーエフはここ数回の来日と同様、弦中心の音作りでブラスは大人しめ、展開部最後のTbの吼え所ですら朗々ながら7-8分程度の吹き、要所でタメたりせず速めインテンポで走り抜けた第3楽章も弦とブラスのバランスを維持、そして終楽章はゴリゴリした低弦をベースに弦がよく鳴り、静かに消え入った後の黙祷は10秒程、コーダ前でゲシュトップHrがベルアップしていたのが印象的。
 アンコールは2曲、ハープが搬入され、大好物の「くるみ割り人形」パ・ド・ドゥだ!と思ったら同じ3大バレエでも「眠れる森の美女」からパノラマをしみじみと、続いて「白鳥の湖」からスペインの踊りを賑やかに。

 フェドセーエフ&モスクワ放響でこの入りなら、個人的にこの秋1番期待のシモノフ&モスクワフィルはもっとガラガラになるのが懸念されます、悲しい…。

 明日の第2夜はシェエラザードです!

2012年10月10日水曜日

2012 小岩オープン

 昨夜は夏の大三角が綺麗でした(まだまだ夜空は夏!)。そのせいか朝は今季1番の冷え込みで11度台、秋晴れの日中は22度台と平年並み、ただ予報通り下り坂、暗くなってからは霧雨が。

 今日は旧体育の日、ってことで仕事を休んで小岩OPに参加、本選1回戦(苦手な左利きの)大学生に6-0,6-1と久々の本選勝利、続きはまた翌日。

<続き>
 小岩OP2日目、晴れ時々天気雨、相手は第1シードかと思ったら1回戦W.O.したらしく自分と同じ怪しい系、相手が1枚上手で2-6,1-6と完敗。

 今日貰ったアドバイス: もっとネットに。

2012年10月8日月曜日

体育の日に秋晴れラフマニノフ - 田部井剛&ザッツ管弦楽団のラフマニノフ2番

 いやあ、昨夜の凱旋門賞、オルフェーブルには震えました、6年前のディープインパクトの時と同様、いやそれ以上に、行ったかと思ったんですが…。

 朝は今季初めて15度を割り込み一気に12.2度に到達、ま、実はこれでも平年より1度ちょい低いだけ、とは言え溜まらず外出時朝晩だけはウォームアップ用の上を羽織ることに。

 午前テニス午後アマオケ、と昨日と同じパターン、今日はちゃんとテニス出来てハッピー、まさに秋晴れだった日中の最高は22度、物足らない数値ですがこれが丁度平年値。

 午後聴いたのは昨年に続いて2度目になるオケ、お昼前後時間に余裕があったので練馬でラーメン店新規開拓を、と思いましたが昨日大宮で2軒ハシゴしたので今日は自重、コンサート前に食パン2枚のみ。

 開演前の場内アナが"ザーッツ管絃楽団"と発音していてお客さん爆笑、そう言や昨年もそうだったかも。

10月8日(月・祝) 練馬文化センター
 田部井剛指揮ザッツ管弦楽団 サン=サーンス 死の舞踏、チャイコフスキー イタリア奇想曲、ラフマニノフ Sym2番
 最初はサン=サーンス、調弦を変えたVnソロを起立演奏したコンミスが達者、続いてチャイコフスキー、冒頭のファンファーレはぼちぼちでしたがラストの激しい追い込みが出色。後半のラフマニノフではアングレが存在感たっぷり、緩急を激しく付け、時にはジャンプする田部井氏の情熱的な棒の下に応えてなかなかの演奏、特にHrソロが美しかった第3楽章は久々にこの曲でジーンと来ました。Hrはパート全体でも出色の鳴り、終楽章コーダは他のブラスもよく鳴って見事な大団円。拍手喝采の中、団員は青・赤・白いずれかの色の布を取り出して身体か楽器に付け、続いて田部井氏は大きなユニオンジャックを身にまとって登場、ロンドンオリンピックに因んでのアンコールはエルガー「威風堂々」、ブラス中心に豪快なサウンド、特に同曲でHrがこんなに鳴る演奏は初めて、って位吼えており、大満足でした。

 このオケ、確か昨年もマーラー5番の後にコスプレをして激しいアンコールをやったのを思い出しました。

2012年10月7日日曜日

第2回公演は交響詩だった頃の1番、2番 - 児玉章裕&みなとみらい21交響楽団の葬礼、巨人

 昨日の節制が効いたか朝の計量では一昨日に比べ0.5kg減! リフォームダイエットの勢い継続中です。

 午前テニス午後アマオケと典型的休日、外は小雨ながら天気は快方&茨城と東京では天気が違う可能性あり、ってことで予定通り6時起きして出発、朝の最低15度台、平年より高いとは言え半袖半ズボンでは寒いです。

 しかし東京も小雨、徐々にやむことは分かってはいるのに練習は中止(涙)、仕方無く新宿駅構内の無線LANスポットで午後のアマオケまで時間潰し。

 午後の会場、鎌倉芸術館に行くのは10年以上振り、つまり大船で降りるのもそれと同じで滅多に足を踏み入れない土地、ならばその地の人気ラーメン店を押さえよう、とネットのラーメンマップで駅近辺のラーメン屋をチェックし、湘南新宿ライン(東海道線より明らかに混んでいてちょっと失敗)で早めに現地入り。

 まだ雨の残る11時台、まず昼飯に第1希望のラーメン屋へ、すると何と店の外に行列!(大船なのに…) でさっさと諦めて第2希望の店へ、昔ながらのラーメンでした。

 続いて鎌倉芸術館の横に巨大なブックオフを発見、本以外の物も一杯あり、そして文庫も品揃え豊富、何と分厚い京極本「魍魎」や「絡新婦」が100円棚に並んでます!とそこをフラフラと逍遥して100円本を8冊買ってしまいました。

 それから隣のイトーヨーカドー内のマックでネットを逍遥してる内に開演時間、聴いたのはマーラー100年目の命日に設立宣言されたオケ、第1回公演の9番に続き、今回は第1番と第2番の原典たる交響詩「巨人」と「葬礼」です。

 「巨人」のハンブルク稿を聴くのはヤングヤマカズの振ったアマオケに続いて2度目、いや、その折衷版も昨年聴いているので2.5回目か。

10月7日(日) 鎌倉芸術館
 児玉章裕指揮みなとみらい21交響楽団 マーラー 葬礼、巨人<ハンブルク稿>
オケは前回同様2ndVnとVlaを入れ替えた対向配置、前半の交響詩「葬礼」は2番第1楽章の原型、これの実演も2-3度目位(前回はジャパン・グスタフ・マーラーオケ)、オーケストレーションの違いより、第2番では残っていない楽想が結構多かったのが印象的、ただ演奏はややスケール感小さめか。休憩を挟んで「巨人」原典版へ、勿論"花の章"付き、児玉氏のシンプルな棒の下、弦はややボリュームと安定性に欠ける感はありましたが、ブラスはまずまず、特にTbがよく鳴っており、Tpトップも最後は息切れしてましたがなかなか(たぶん市響で2ヶ月前の1番でも同傾向だった方)、そこそこ盛り上がっての大団円でした。アンコールは無し。

 午後雨は上がっても気温上がらず今季初めて20度に届かず、終日10度台だったのにホール内や電車では空調の風、寒かったです。

 帰り道、お昼にハジキ返された第1希望のラーメン店へリベンジ! しかし、夜営業前の中休み中(ネットの情報と違う!)、仕方無く第3希望の店へ、しかし地図上の場所にお店無し!(今調べたら何年も前に閉店(涙)、ラーメンDBはこんなケース多過ぎ)、そして第4希望の店へ、するとここは日曜閉店(涙、チェックしてなかった…)、もうどうでもよくなって、フラフラと心の端に引っかかっていた味噌ラーメンの店へ、今一つ好みではありませんでした。

 テニスのジャパンOPもF1日本GPも日本でやってるのに地上派放送無くガッカリですが、オルフェーブル出走の凱旋門賞はフジの報道バラエティ枠でたっぷり中継してくれそう、これからワクワクです。

 明日はアマオケでラフ2です!

2012年10月1日月曜日

ジャッド&ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・オケのエニグマとシベリウス2番

 10月最初の日は台風一過の晴天、気温も台風が運んだ熱気か午前中に30度を突破!10月に真夏日を記録するのは10年に1度のこと。(←調べてみると過去30年で10月に真夏日になったのは2005/10/2、1998/10/2、1984/10/3の3度でした。)

 部屋の温度も27度まで回復、ただ朝家を出た途端、むせ返るようなキンモクセイの匂い(苦手)、構内では片隅に真っ赤な彼岸花が咲き、台風の風で落ちたのか栗の実が散乱、しかもそれが茶色く熟したのばかり、と驚く程に秋を主張。

 でもツクツクボウシは元気そうに鳴いていて、まだまだ夏、という同志を見つけた気分。

 夕方は早いうちに職場を辞し、サントリーへ、聴いたのは三枝成彰が企画する特別編成のオケ、何年に1度かは聴いてます(前回は2008/9/2)が、在京メジャーの奏者が中心と思われます。

 あと先日(ごく部分的に、ですが)個性的なマーラーを聴かせてくれたジャッドが、どんなシベリウスをやるのかが興味深いところ。

10月1日(月) サントリーホール
 ジェームズ・ジャッド指揮ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ ベルリオーズ ローマの謝肉祭、エルガー エニグマ、シベリウス Sym2番
 最初のベルリオーズは急速な部分では揃いが悪いのかややキレに欠ける印象、ブラスの鳴りもほどほど、続くエルガーでもブラスはぼちぼち程度、しっかり盛り上がったニムロッドでの、最後静かになってチェロを強調したバランスが印象的、オルガンも加わるクライマックスもほどほど程度の音場ながら、最後の1音をぐっとタメで大見得を切ったのが印象的。
 後半シベリウスはテンポ遅めでゆったり伸び伸び歌う解釈、特に第2楽章冒頭の低弦ピッツィカート部分では聴いたことの無いスローテンポ、一方終楽章の再現部へ向かって同じフレーズを繰り返す箇所ではかなり速めのテンポ、弦の鳴りはぼちぼち程度ながら、5本のHrが全体的でいい鳴り、そしてクライマックスのコラールではブラス全体もかなり重厚に鳴ってまずまずの大団円。アンコールはドヴォルザークのスラブ舞曲を闊達に。

 オケのメンバー表を見てもどの程度凄いメンツが集まっているか自分には不明ながら、「日本を代表するオーケストラのコンマスや首席奏者を集めた」と称する割には、いつ聴いてもこのオケ、全体の響き、特に弦にキレや伸び・豊かさに欠ける気がします。