2009年5月1日金曜日

ルイージ&ドレスデンのツァラ、アルプスSym

うーん、甲子園で、しかもお得意さん相手に2勝1敗と勝ち越すのがこんなに大変だとは…、先が思いやられます。

 本日も晴れて爽やか、気温も3日前の最低2度最高18度から毎日2、3度ずつ上がって今日は遂に26度と夏日に! ただ交通機関に冷房が入り始めたのが残念なところ。

 夜はルイージ&ドレスデンの2日目、R.シュトラウス月間の、そして上半期のハイライト、大物2曲が聴ける豪華プログラムです。

5月1日(金) サントリーホール
 ファビオ・ルイージ&ドレスデン・シュターツカペレ R.シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき、アルプスSym
 ルイージの指揮は今日も熱血系、ただ見た目ほどには激しい表現にならず、どちらの曲もやや速めのテンポ基調に、要所でスローダウンするパターン、ただそれが災いしたか、前半のツァラはビックリする程オケがずれまくってました。Vnソロは今日も色気不足。後半のアルプスSymは持ち直した感じ、舞台裏バンダは舞台奏者がミュートを付けて代用(「英雄の生涯」の時は舞台から裏へ移動してました)、ルイージの細かい指示にもめげず?見事な表情だったObソロから始まる中盤クライマックスがブラス陣の豪快な吹きっぷりで特に雄大、また下山後もそれなりに振幅大きな表現でした。そしてエスクラは今日も大胆な吹きっぷりでした。アンコールは無し、残念。

HrやTpは前後半でローテーションしてましたが両曲とも見事、特にTpはソロも強奏も突き抜け系の豪快さで、お洒落系だったケンペ時代(レコードですが)とは反対キャラ、逆に都響のTpソロがお洒落系だったのが面白いところ。

しかし、R.シュトラウス祭なのに、この2日間で一番鮮烈だったのはアンコールのウェーバー(涙)。

「オケの音が違う」と僕に言われてドレスデン初体験を果たした友人はちょっとガッカリしてました。ゴメン、やっぱ指揮者によるみたい。

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