昨日よりすっきり晴れて、気温も最高33度弱と久々に納得の残暑、残念ながら練習予定無く、午前中は朝寝坊&職場で残務、正午前におっとりと東京に出てアマオケのマーラーへ。
本日のオケを聴くのは久し振り、確か10年程前にVnの奥村愛さんを迎えてマーラー5番(前半コンチェルトをやった奥村さんは後半マーラーでも下のプルトに入ってました!)をやり、なかなか上手なオケでワグネルOBと聞き成程と思ったこと、そして当時は名前がアマデウス・ソサイエティー"室内管"で「室内管が5番?」と思ったことを覚えています。
今回の演目は2番、この2週間で何と3度目です。
9月9日(日) 新宿文化センター
曽我大介指揮アマデウス・ソサイエティー管絃楽団 R.シュトラウス 最後の4つの歌、マーラー Sym2番
席は当日指定で1階10列右側、自分には視覚的にも音響的にもやや前過ぎるのと、パイプオルガンが目の前でこれが鳴るとオケがマスクされた(涙)のが難点。前半のR.シュトラウス歌曲はかなり意識が飛んでました(済みません)が、オケが安定していました。それが終わり「休憩で目覚まし」と思ったら黙々と人が入れ替わり次のマーラーへ、あれ?今日は休憩無し、あ、それとも!
そうです。第1楽章後の「少なくとも5分は空けること」という指示を休憩でやっちゃう作戦、つまり第1楽章後に15分休憩でした。今日もホール内の冷房が寒過ぎ、休憩時はホール外に出てしばし日向ぼっこ。
曽我氏の指揮は激しめ、標準かやや速めのテンポでグイグイ、マーラーらしさより各部分の熱っぽい表現が特徴、オケもそれに応えてました。休憩後に合唱(概算75名)がオケ後方ひな壇に着席し、終楽章最初のパートは着席で歌い、2度目の出番の少し前に立つ趣向、楽しげで優美な表現が印象的だった第2楽章の後、ソリスト2名が入場(ソプラノ市原愛は前半と違うドレス)、バンダは皆舞台裏で、そこからHr4本、Tp4本が本隊に合流して共に(推定)10本前後になったクライマックスのテンポはかなり速め、なかなかの音響で盛り上がりました(前述の通りオルガンにマスクされたので半分推定)。オケでは高弦の美しい響きとティンパニとシンバルの要所での思い切りいい叩きっぷりが印象的。
この8日間で「復活」を3度聴きましたが、今日が1番満足度が高かったです、期待値との兼ね合いもありますが。
もう何日も無いと思われるちゃんとした残暑を愉しむべく、終演後は新宿の街をぶらぶら散策しました。
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