2012年10月21日日曜日

10月下旬の夏日に重厚マーラー - 齊藤栄一&水星交響楽団の6番

 いやあ、さっきまでTV観戦してたんですが、さすがクライマックスシリーズはシビレる試合をやりますね。どっちも阪神をイジメるから嫌いなんですが、どちらかと言えばリーグ優勝した巨人に勝ち上がって欲しいところ。

 今日も昨日に続き午前教え子の応援、午後アマオケのパターン、空も2日連続の秋晴れ、しかも朝は10度弱と平年程度ながら日中は25.5度と夏日に、ただこの好天の週末に自分がテニスしてないのはちょっと残念。

 教え子達の勝利を半ば確信しつつ、試合途中で中座し錦糸町へ、聴いたのはマーラーなど大曲志向なため、毎年の様に行っているオケです(前回は噴水と松、直近のマーラーは3番)。

 今日のボケ老人:
開演午後1時半を午後2時と記憶違いしており、1時32分にホール着、この時間なら会場時の人だかり、と思ったのにホール前には人がいなくてビックリ、入場時に「もう始まってます」と言われ2度ビックリ。

 でも席に着いた時に丁度チューニングが始まるタイミングでした、時刻は午後1時34分。マーラーオタクの多いこの楽団らしく、パンフレットも充実の内容です。

10月21日(日) すみだトリフォニー
 齊藤栄一指揮水星交響楽団 ラヴェル スペイン狂詩曲、マーラー Sym6番
前半ラヴェルはアマがそれなりの雰囲気を出すのは難しそう、それでも最後はそこそこ豪快な盛り上がり。後半6番は新版の楽譜を使いつつも敢えて曲順は昔のパターン(アンダンテが第3楽章)を採用(賛成!)、第1楽章冒頭から弦管共に重厚な音作り、ちゃんと5管ずつ揃えた木管陣もミスを気にせず豪快な吹きっぷり、再度音合わせをして臨んだ第3楽章、頂点部でのカウベルはパーカッション7-8名!で、そして終楽章後半ではシンバルの花が6つ咲いていたのも印象的。木槌で木の台を叩くハンマーは2度だった終楽章、要所でTbがよく鳴り、やや疲れてきたトップを2ndや5th、6thがカバーするTpもなかなかで、最後まで重厚なサウンド、しかもコーダの最後の1撃は凄く鮮やかにキマりました。

 最後のピッツィカートが消え入ってから約10秒、齊藤氏は棒を降ろさなかったんですが、5秒程経った時点で約1名激しい拍手をスタートし、周りの非難がましい雰囲気を感じてストップ、改めてその5秒後に全員の拍手が始まる、という一幕も(笑)。

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