2011年6月11日土曜日

ウルバンスキ&東響のショスタコーヴィチ10番

 朝からの雨、気温は平年前後で日較差小さめ、午前は楽しい系、午後は真面目系のテニス、の予定がどちらも中止(涙)、午後は雨上がったのに…。

 重いテニス道具持って朝っぱらから都心に出たのにド暇になり、100円で無線LANの入るマックで粘って映画などダウンロードして過ごしました。

 夕方はコンサート、時折お世話になる知人から招待されたS席は1階の舞台から3列目のVn側、音のバランスは今一つですが、ソリストは目の前です。

 また指揮するウルバンスキは100%未知の指揮者、若手なので激しいショスタコを期待。

6月11日(土) サントリーホール
 クシシュトフ・ウルバンスキ指揮東響 ルトスワフスキ 小組曲、シマノフスキ Vn協奏曲2番、ショスタコーヴィチ Sym10番
 まだ20代のウルバンスキは見るからに若者、って感じ、最初のルトスワは彼のお国もの?唯一知ってる「管弦楽のための協奏曲」に比べると明るく楽しい感じの曲で、コープランドっぽい曲調も。続くシマノフスキのソリストは諏訪内晶子、久々に間近に見ると初めて拝見した頃に比べて随分貫禄が出てきました。アンコールにはバッハのしみじみ系の曲を。
 後半のお目当てショスタコでは、1-2楽章、そして第3-4楽章を続けて演奏(前者は珍しいかも)、ウルバンスキの棒は基本オーソドックスでシンプルかつ細かめ、ただ棒の表情より顔の表情で音作りをしていた感あり、また第2楽章など時々身体をくねらせて踊っていることも(笑)。要所でのピッツィカートの強調が印象的ながら全体的に表現はすっきり系で大人しめ、第1楽章頂点でのハミル率いるHrの鳴りはまずまずでしたが、個人的にはブラスをもっと鳴らして欲しかったところ。

 コンサート後は池袋に出てコンパに合流、それを途中で抜け出しギリギリ間に合った終電、隣席は半睡している様子の妙齢女性、やはり宴会帰りだったのか終点近くになって突然の嘔吐、幸い、ご自身の肩掛けバッグの中に放出した模様で実害は無く、敢えて言えば漂う酸っぱい臭いだけでした(笑)。

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