朝はマイナス1度と少し冷え込み、まずまず晴れた日中は9度台と低め、早起きして東京に出て午前練習、午後アマオケと典型的休日、コート近くの梅林改め"市民緑地"公園では紅白の梅がほころんでいました。
ちょっと多めのボール出し練で息が切れ、練習不足を痛感した後、錦糸町に移動して聴いたのは、毎年恒例ショスタコ専門オケ、ダスビ(昨年は7番)、しかも今年は4番だけにワクワクドキドキです。
昨年はインバル&都響、シナイスキー&東響と2度も4番を聴くことが出来、どっちもなかなか凄い演奏と感じましたが、いまだこの曲の実演が10指に満たないせいか、演奏が凄いのか曲が凄いのか判然としません。その意味、ダスビの4番を聴けば、自分の中の基準値がはっきりするかも。
3月3日(日) すみだトリフォニー
長田雅人指揮オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ 5つの「バレエ組曲」より抜粋、Sym4番
前半は5つ編まれているらしいバレエ組曲から、後半のSym4番と平仄を合わせて主に「プラウダ」批判以前の「明るい小川」「ボルト」から採った7曲20分を例によって重厚なサウンドで、特に「ボルト」からのTbのグリッサンドが豪快。そして後半の4番、Tpはずらっと6本(楽譜通り?)、そしてHrは何と11本!勿論木管も大勢です。最初から期待通りの激烈サウンドで、4本のTbを筆頭に激しいブラスの吹きっぷりは勿論のこと、要所でのパーカッションの打ち込み激しく、第1楽章では2度程、このオケの8番以来久々に恐怖感を覚えるfffを満喫、あとソロHrの美しく色っぽい吹きっぷりも印象的、最後の音が消えた後は20秒程の静寂。曲の凄さゆえか、はたまた編成の大きさゆえか、アンコールは無し、ちょっとだけがっかり。
難曲だけに高速フーガなどの凄みはプロには及びませんが、この破壊的サウンドだけは他の追随を許しません。
<追記>
書き忘れてましたが、自分のまん前の席が金子建志先生でした!
1 件のコメント:
はじめまして。
御来場いただきましてありがとうございます。
だいぶ時間が経ってしまいましたが楽しんでいただけた様で嬉しいです。
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