雨は夜半には上がり、日中は晴れてポカポカ陽気、朝の最低12.2度、昼は夏日に届かなかったものの24.1度、と5月下旬から6月上旬の値、東京では先週土曜に史上最速(←最早、か)の開花宣言があったらしいですが、ここ茨城でも桜問わず色んな花々が一気に咲き始めている印象、こんなの初めてかも。
夜は東京に出てコンサート、サントリーホール横、ANAホテル前の街路樹が派手な紫の電飾で輝いていて驚き、前からそうだっけ?
聴いたのはカンブルラン&読響の6番、このコンビを聴くのは初めて、ややマニアな曲で3日間公演、の割には客席がかなり埋まっていて驚き。
3月19日(火) サントリーホール
シルヴァン・カンブルラン指揮読響 マーラー Sym6番
チャーミングな音色の次期コンマス、ダニエル・ゲーデ(元VPOコンマスとのこと)が率いる弦は2ndVnとVlaを入れ替えた対向配置、2組のティンパニを左右両端に配し、中央にはハンマー、Tp7本、Hr9本と1アシで多め、初めて見るカンブルランの指揮はカクカクした印象強く、速めテンポ基調にリズムをしっかり刻み、動かしたり粘ったりする部分は極小、各パート明晰に聴こえる音作り、第1楽章冒頭の低弦刻みやアルマの主題もあっさり、一方ピシッとキマることの稀な第1楽章フィニッシュなど鮮やか、曲順は(残念)今風でアンダンテが第2楽章、後半の頂点部は特に速めテンポながら弦が伸びやか。終楽章も速め基調の中、2度のハンマーの後に必ずスローダウンしたのが印象的、オケは全体に完成度高く、木管ソロ、Hrソロは堅実(ただ第2楽章最初のソロは自分の知る音符と違ってました)、ほぼ完璧だったTpを筆頭にブラス全体も鳴りよく、あっさり解釈ながらスケール大きく豪壮な音場を満喫しました。
"現代曲が得意なカンブルラン"のイメージ通りの演奏でした。
帰り道に見たホール近くの桜坂の桜も5-6分位の咲きになってました。
明日はアマオケのハシゴ、ブルックナー5番にマーラー10番と重量級です。
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