2018年1月14日日曜日

112秒 - 米津俊広&高田馬場管のマーラー9番

 冬晴れ、朝はマイナス5度弱、それでもマイナス7度弱だった昨日よりは甘め、ただ実家は更に3-40cm積もったらしい、早朝東京に出て午前練習、午後アマオケ、と典型的休日。

 午後杉並で聴いたのはアマオケのマーラー9番、指揮する米津氏によるマーラーは同じ馬場管との6番松戸フィルとの1番など聴いてますが、いずれも重厚長大系の解釈でブラスをよく鳴らしていたので期待大。

1月14日(日) 杉並公会堂
 米津俊広&高田馬場管弦楽団 オステルツ オーケストラのための組曲、マーラー Sym9番
前半は指揮者の推薦でスロベニアの作曲家オステルツの作品(日本初演?)、Hr4,Tp2,Tb3、2管編成オケの親しみやすい管弦楽曲で5曲20分程度、オケもいい鳴り。休憩を挟んでマーラーはHr6,Tp3,Tb3、オケはどのパートも安定しており、特にTbを筆頭にブラスがいい吹きっぷり、最後の1音が消えてからの指揮者の黙祷は何と史上最長概算112秒!

 自分のカウントはやや遅めなのでラストの沈黙は約2分、さすがにやり過ぎかも。ともあれ、ジャッド&アジアユースの66秒、アバド&BPOの60秒を抜いてダントツの最長記録です。

 「こんなヘンテコな曲とは聞いてなかった」とばかりに各楽章毎に少しずつお客さんが帰るのには笑いました。あとPブロックにいた30数名の中には小学校低学年か未就学児童が5名、うち何人かは好んで聴いている神童かもしれませんが、少なくとも1名は途中からぐずっており、しきりに身悶えしていた1名は途中で死んだように眠ってました。小さな子にマーラーを聴かせるのは親のエゴでは?

 帰りのTX車中には床に座り込んで寛ぐ女性達が! 常磐線ならよく見る光景(笑)ですが、ここでは初めてかも、さすが茨城!

0 件のコメント:

コメントを投稿