東京文化会館の二期会「パルジファル」の第3幕を諦めて銀座線でサントリーへ、40分は掛かると思ったら30分弱で到着、それならこっちの前プロを諦めて第3幕を聴く作戦もアリだったか。
余った時間でホール前、食パンで腹ごしらえ、すると1羽のスズメがおこぼれ期待で寄ってきます。ハトは勿論、スズメにも餌はあげないスタンスだったのですが、カラスに駆逐されてどんどん雀が減っているご時勢、可哀想になりついシェアしてしまいました。
聴いたのはノット&東響によるマーラー5番、このコンビは当たりが多いので楽しみです。
7月16日(土) サントリーホール
ジョナサン・ノット&東響 ラヴェル 海原の小舟、ベルク 初期の7つの歌、マーラー Sym5番
弦は対向配置で弦バス8本、ラヴェルはドビュッシー「海」と共通するサウンド、続く歌曲のソプラノはユリア・クライター。後半お目当てマーラーはHr7,Tp4,Tb3、Tpソロは冒頭からタンギングのキレ悪く不調、その後もずっと調子上がらず、Hrソロは安定していて見事、譜面台を使わないノットは基本テンポは普通ながらフレーズ間で細かくテンポを動かす表現で合わせにくそう、終楽章クライマックスではブラスのコラールより弦に重点を置くサウンド(ヤンソンス&バイエルン放響の5番みたい)が印象的。
レコーディングしてましたがTpがあれだけミスると今夜のテイクは使えないかも。ともあれそれが気になって聴く集中力がかなり削がれました。
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