2005年10月2日日曜日

豊饒のマイスタージンガー - メータ&バイエルン国立歌劇場

 本日は夏の(あくまで個人的に、ですが)日差しの下、午前中はテニス、午後は珍しくオペラに行きました。先日R.シュトラウスを聴いたメータ&バイエルン国立歌劇場のコンビで「マイスタージンガー」です。実演で聴くのは初めてなので、1,2幕あたりは苦しいかも。苦手のNHKホールだし。

10月2日(日) NHKホール
 ズービン・メータ指揮バイエルン国立歌劇場 ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー
前奏曲冒頭からいきなり弦の音が3階席最後列まで届いてきました。PAを使っているのでしょうか。そうでないとしたら、先日聴いた以上のボリュームです。オケの特性なのか、メータのやり方なのか、一音一音をしっかり鳴らして音楽を作っており、骨太、と言う程では無いにせよ、豊麗な感じ。半端な歌手では声がオケに負けて通らないでしょうが、凄い人ばっかりらしく、声も最後列までガンガン来てました。声楽のことは全く分かりませんが、エヴァの父親役の人(H=P.ケーニヒ?)の存在感が一番凄かったです。そんなにパワーのあるオケではないにせよ、お目当ての歌合戦の大団円では、合唱と相まって、舞台同様、豪華絢爛な響きが楽しめました。終演後、さっさとオケのメンバーがピットから出てしまい、「愛想のない奴らだ」と思っていたら何と全員舞台上に出てカーテンコールを受けていてビックリでした。

 初めて通しで聴き、途中で「トリスタン」が出てくるのを知ってビックリ!不明を恥じるばかりです。

 これからシリアルを食べますが、今日一日、グーッと鳴るお腹対策に、第3幕前にホール近くの讃岐うどん屋さんで105円かけうどんを食べただけなので、減量効果に期待。録画しておいたPRIDE武士道、中軽量級も楽しみです。

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