スポット帰省より関東復帰、夜行バスには優に100回以上乗ってますが、昨夜は初めての女性運転手!車内アナウンスが女性の声だと和みます。
東京駅で高速バスを乗り継いで朝には職場へ、爽やかに晴れた夏日、夜は横浜まで遠征してラトル&LSOのマーラー9番!
同プロはサントリー公演もあるんですが、交通費はみなとみらいの方が掛かる反面、最安席でも3階センターブロックがあるためこっちを選択、あとチケットの取りやすさも。
あとラトルのマーラーは(BPOは高くて買えなかったので)2-30年前のバーミンガム市響との1番?7番?以来かなーり久し振り。
9月28日(金) みなとみらいホール
サイモン・ラトル&ロンドン響 グライム 織り成された空間、マーラー Sym9番
最初は現代曲、3管の大編成、弦は2ndVnとVlaを入れ替えただけの対向配置、Hr5,Tp3(うち1名ピッコロ持ち替え),Tb4、リズム中心の似た曲想で20分はやや長い。後半お待ちかねマーラーはTpが1本増えて4本に、木管は全パートローテ、譜面台を使わないラトルは標準的なテンポ、第1楽章第1主題や終楽章前半など意外と細かい表情付けで弱音にやや拘り、時折独特の強弱やテンポ変化も、Tp,Tbは終始安定して見事、Hrトップは上手ながらポカ多め、ブラスの吹きっぷりはぼちぼち、あと専業ピッコロが鮮やか、ラトルは第2楽章後に指揮台から降りてしばし休憩、終楽章前半、2度あるHrトップのff下降音型をアシと2名で吹かせる変わった演出が印象的、精妙ながら停滞しない終楽章コーダを終えた後の黙祷は約10秒。アンコールは無し。
どこがどう凄い、って感じではありませんが、完成度高く、明晰で充実したサウンドでした。
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