晴れ時々曇り、最高22.3度と昨日を上回る陽気、仕事を早めに抜けて東京に出てコンサート。
サントリーで聴いたのは未知の指揮者マナコルダによるマーラー5番、マーラー室内管のコンマスだった人(ってことはアバド&ルツェルン祝祭管のマーラー6番の時もトップサイドあたりにいたのか)らしいのでちょっと期待です。
ホール入り口には「マスク推奨」の同調圧力ポスターが!先週あたりからノーマスク参戦率上がっていたのにビビッてマスク着用して入場。でも客席を見渡せば根性あるノーマスクの人はチラホラといらっしゃいます。
4月5日(水) サントリーホール
アントネッロ・マナコルダ&読響 ハイドン Sym49番、マーラー Sym5番
弦はプチ対向配置、長身のマナコルダは前半ハイドンは指揮棒も指揮台も使わず、透明感あるサウンド、第1楽章が緩徐楽章っぽかったり終楽章が一瞬で終わったりと独特な曲、第3楽章でHrにかなりのハイトーンがあったのが印象的。後半マーラーはHr7,Tp4(4番が女性、トップ以外はB管とC管(D管?)をマメに使い分け),Tb3、マナコルダは一転して指揮台に乗り棒を持って適度に粘りつつも明快な現代的サウンド、辻本Tpソロはあったまってなかった序盤を除けば堅実、第1-2楽章は続けて演奏、第3楽章で起立した日橋Hrソロは色気無いながら完璧、管のベルアップが忠実だったのと、第4楽章がトメ・ハネ明瞭な旋律だったのが印象的、終楽章陽気な表情の中に第4楽章を回想する箇所では柔和になる表現がアバドを想起、ティンパニ叩きっぷりよく、クライマックスはブラスもほどほど鳴っての大団円。
サウンド的にはまずまず期待値通りの分厚さでしたが、表情的には期待したマーラーっぽさは薄めでした。
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