本日も爽やかな秋晴れ、気温も昨日と同じくらい。サカリ・オラモ率いるフィンランド放響の「1時間コンサート」のチケットが半額販売になり行くことにしました。
一昨年バーミンガム市響との2公演を聴いた印象ではオラモは「オケを煽る人」です。またシベリウスのSym2番コーダの雄大なコラールには驚嘆しましたが、チャイコフスキーのSym4番は面白いけれどピンと来なかった記憶があります。今日もチャイコフスキーがメインなので少し不安です。
10月21日(金) オペラシティ
サカリ・オラモ指揮フィンランド放送響 シベリウス フィンランディア、チャイコフスキー Sym6番
残席の安売りチケットなのに1階やや後方ながら真ん中の席でラッキー。オケはクラシックな対向配置でコントラバスは左手の奥。フィンランディアは思いのほか金管が大人しめ、一方弦の響きがとても分厚いのが印象的。チャイコフスキーでは激しいテンポの揺らしや個性的な表情付けなど、もうやりたい放題で、4番の時より更に面白かった反面、これでいいのかなあ、という気もしました。あと、拍手を避けるためなのか、第3楽章と終楽章を続けて演奏したのには驚きました。アンコールは「悲しきワルツ」、これは極端な表情付けがぴったりマッチして最高でした。
席の位置のせいかHrの音が余り飛んできませんでしたが、フィンランド放響は響きの密度が濃く、思っていたよりずっといいオケでした。やはりメインもシベリウス、オラモなら5番あたりを聴いてみたかったところです。
2005年10月21日金曜日
2005年10月15日土曜日
ムーティ&VPOのR.シュトラウス
目覚めると予報に反し、日が射すほどの天気。キャンセルしたテニスを復活するかどうか、TVで予報を確認、お天気お姉さん(小林麻央)が「今日は雨、明日は快方」とのコメント、あの甘ったるい声で言われると100%信じてしまう僕は即寝なおしました。結局、日中は殆ど降らなかったので、少し損した気分です。
その代わり、山田太一の新ドラを珍しくリアルタイムで観つつ、マメにネットをチェックして、VPOの最安券を定価よりずっと安くGET!急遽聴きに行くことに。ムーティのR.シュトラウスは実演は勿論のこと、ディスクでも殆どイメージが湧かず、気になっていたので注目です。
11月15日(土) サントリーホール
リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィル シューベルト Sym4番、ヒンデミット 気高き幻想、R.シュトラウス 死と変容
シューベルトは前回同様守備範囲外でよく分かりませんが、表情たっぷりの第2楽章が印象的でした。ヒンデミットは響きの美しい演奏。盛り上がりもそれなりですが、比較的淡々としているかも。一方R.シュトラウスは、かなり演出を凝らしたケレン味たっぷりの演奏でした。金管はそれ程パワーがある訳では無いのですが、ウィンナホルン特有の割れ気味で重心の低い響きや、抜群の弦や個性的な木管などが重なって、とにかくオケの響きが分厚く、これだけゴージャスなR.シュトラウスは余り記憶にありません。バレンボイム&シカゴ響の同曲では聴けませんでした。カラヤン&BPO以来かも。(ただ一昨年のティーレマンの「英雄の生涯」は更に豊麗だったとの噂も。)アンコールはまたも「運命の力」。表情豊かにして切れ味抜群の演奏に会場大興奮でした。
あくまで大まかで個人的な印象ですが、メータは8割方オケ任せで淡々として要所でキメる感じ、バレンボイムは旋律を歌って盛り上げ、ムーティは音の切れ味や強弱で表情をつくる、というR.シュトラウスかなあ、と思いました。
その代わり、山田太一の新ドラを珍しくリアルタイムで観つつ、マメにネットをチェックして、VPOの最安券を定価よりずっと安くGET!急遽聴きに行くことに。ムーティのR.シュトラウスは実演は勿論のこと、ディスクでも殆どイメージが湧かず、気になっていたので注目です。
11月15日(土) サントリーホール
リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィル シューベルト Sym4番、ヒンデミット 気高き幻想、R.シュトラウス 死と変容
シューベルトは前回同様守備範囲外でよく分かりませんが、表情たっぷりの第2楽章が印象的でした。ヒンデミットは響きの美しい演奏。盛り上がりもそれなりですが、比較的淡々としているかも。一方R.シュトラウスは、かなり演出を凝らしたケレン味たっぷりの演奏でした。金管はそれ程パワーがある訳では無いのですが、ウィンナホルン特有の割れ気味で重心の低い響きや、抜群の弦や個性的な木管などが重なって、とにかくオケの響きが分厚く、これだけゴージャスなR.シュトラウスは余り記憶にありません。バレンボイム&シカゴ響の同曲では聴けませんでした。カラヤン&BPO以来かも。(ただ一昨年のティーレマンの「英雄の生涯」は更に豊麗だったとの噂も。)アンコールはまたも「運命の力」。表情豊かにして切れ味抜群の演奏に会場大興奮でした。
あくまで大まかで個人的な印象ですが、メータは8割方オケ任せで淡々として要所でキメる感じ、バレンボイムは旋律を歌って盛り上げ、ムーティは音の切れ味や強弱で表情をつくる、というR.シュトラウスかなあ、と思いました。
2005年10月11日火曜日
偉大なアタリマエ - ムーティ&ウィーンフィル スペイン狂詩曲、三角帽子
昨日よりはお天気も気温も少しまともな一日。試合も何とか勝ち残り、明日も仕事をサボることに。まあ、明日の相手は2回対戦して2回負けてますので、ここで終わりでしょうけれど。
午後には職場復帰して、夕方からはコンサート。今年のVPOは、曲が一般ウケしないものが多いせいか、最安席の入手が比較的容易でした。今日は東京2往復です。
10月11日(火) サントリーホール
リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィル シューベルト ロザムンデ、モーツァルト Sym35番、ラヴェル スペイン狂詩曲、ファリャ 三角帽子
シューベルトとモーツァルトは守備範囲外でよく分かりませんが、スタイルが確立されていると感じました。また後半、ラヴェルでの目の覚めるような色彩感、ファリャのやや南国情緒のある情熱的な響き、どちらもその曲の当たり前の特性ですが、その当たり前が眼前でしっかり鳴っている、ということが如何に素晴らしいことかを思い知らされた見事な演奏でした。緩急自在のムーティの棒についていくVPOはさすがです。アンコールは何と「運命の力」序曲。ムーティのクセのある節回しと快速テンポをVPOはこれまた見事に再現し、過去聴いた中でぶっちぎりで最高のヴェルディを聴かせてくれました。(と言ってもそんなに多く聴いた訳ではありませんが。)
オケのせいもあるでしょうけれど、これまで聴いたムーティの中では最高でした。
午後には職場復帰して、夕方からはコンサート。今年のVPOは、曲が一般ウケしないものが多いせいか、最安席の入手が比較的容易でした。今日は東京2往復です。
10月11日(火) サントリーホール
リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィル シューベルト ロザムンデ、モーツァルト Sym35番、ラヴェル スペイン狂詩曲、ファリャ 三角帽子
シューベルトとモーツァルトは守備範囲外でよく分かりませんが、スタイルが確立されていると感じました。また後半、ラヴェルでの目の覚めるような色彩感、ファリャのやや南国情緒のある情熱的な響き、どちらもその曲の当たり前の特性ですが、その当たり前が眼前でしっかり鳴っている、ということが如何に素晴らしいことかを思い知らされた見事な演奏でした。緩急自在のムーティの棒についていくVPOはさすがです。アンコールは何と「運命の力」序曲。ムーティのクセのある節回しと快速テンポをVPOはこれまた見事に再現し、過去聴いた中でぶっちぎりで最高のヴェルディを聴かせてくれました。(と言ってもそんなに多く聴いた訳ではありませんが。)
オケのせいもあるでしょうけれど、これまで聴いたムーティの中では最高でした。
2005年10月10日月曜日
6度目&4回目の松 - 高原守&丸の内交響楽団
やった! オランダ本大会出場を決めました。しかもチェコに勝って。
昨夜「男たちの旅路」の再放送をしており、一再ならず観た話なのに、ついまた山田太一節、いや鶴田浩二節及びゴダイゴ節をシカゴマラソンの合間に堪能しました。今日で3日連続の雨(統計的には7日連続の雨とのこと)、梅雨でも珍しいんじゃないでしょうか。気温も昼夜を通じて18度±1度でした。
予想通りの雨で試合は明日に順延、これで仕事を休まなきゃなりません。試合は8時の予定だったので午前いっぱい暇、本屋さんでゴン格やボクシングマガジンを立ち読みしたり、持参した京極夏彦を読んだりして時間を潰し、午後にアマオケを聴きました。今年6度目の「ローマの松」です。
10月10日(月・祝) 文京シビックホール
高原守指揮丸の内交響楽団 ウェリントンの勝利、マイスタージンガー、アルルの女、ローマの松など
前半のモーツァルトやベートーヴェンは苦手科目なのでちょっと意識を失いました。が、「ウェリントンの勝利」はステージ左右に配されたTpのバンダが活躍していました。後半は守備範囲、ワーグナーやビゼーでは、弦がなかなか伸びていました。木管のソロもまずまず。高原氏は全体的に大人しめの解釈でしたが、「松」のラスト、アッピアでは指揮ぶりも一気にダイナミックになり、2階両翼に配されたバンダと相俟ってかなりの迫力でした。実はこのオケ、「松」はここ6年で4回目、得意曲のようです。ただ、電子オルガン(?)の音は少しいただけませんでした。アンコールは地味な曲(不詳)と「威風堂々」。後者はこれまたこのオケの18番らしく、2階のバンダも加わって、会場大興奮でした。
昨夜「男たちの旅路」の再放送をしており、一再ならず観た話なのに、ついまた山田太一節、いや鶴田浩二節及びゴダイゴ節をシカゴマラソンの合間に堪能しました。今日で3日連続の雨(統計的には7日連続の雨とのこと)、梅雨でも珍しいんじゃないでしょうか。気温も昼夜を通じて18度±1度でした。
予想通りの雨で試合は明日に順延、これで仕事を休まなきゃなりません。試合は8時の予定だったので午前いっぱい暇、本屋さんでゴン格やボクシングマガジンを立ち読みしたり、持参した京極夏彦を読んだりして時間を潰し、午後にアマオケを聴きました。今年6度目の「ローマの松」です。
10月10日(月・祝) 文京シビックホール
高原守指揮丸の内交響楽団 ウェリントンの勝利、マイスタージンガー、アルルの女、ローマの松など
前半のモーツァルトやベートーヴェンは苦手科目なのでちょっと意識を失いました。が、「ウェリントンの勝利」はステージ左右に配されたTpのバンダが活躍していました。後半は守備範囲、ワーグナーやビゼーでは、弦がなかなか伸びていました。木管のソロもまずまず。高原氏は全体的に大人しめの解釈でしたが、「松」のラスト、アッピアでは指揮ぶりも一気にダイナミックになり、2階両翼に配されたバンダと相俟ってかなりの迫力でした。実はこのオケ、「松」はここ6年で4回目、得意曲のようです。ただ、電子オルガン(?)の音は少しいただけませんでした。アンコールは地味な曲(不詳)と「威風堂々」。後者はこれまたこのオケの18番らしく、2階のバンダも加わって、会場大興奮でした。
2005年10月4日火曜日
微温のマーラー - シニク&テジョン・フィル マーラー1番
今年の秋は気が早いらしく、銀杏のくさーい匂いやキンモクセイの甘過ぎる香りがもう漂ってます。本日は小雨混じりの一日、気温も昨日より更に下がり20度足らず。
今週はこの時期恒例のアジア・オーケストラ・ウィーク。1000円でアジア各国のオケが聴けるので、例年2、3回は聴きに行くのですが、今年はお気に入りの曲がメインだったのは今日の1公演だけでした。
10月4日(火) オペラシティ
ハム・シニク指揮テジョン・フィルハーモニック響 メンデルスゾーン Vn協奏曲 マーラー Sym1番
指揮のシニクはこの韓国第3の都市(?)テジョンのオケの音楽監督、彼のマーラーは第1楽章は淡々と進む感じでしたが、第2楽章以降、特に終楽章では部分的に個性的な表情もありました。が、全体的にはやや中途半端な印象で、クライマックスの盛り上がりもそれなりでした。オケも皆それなりの技量があるようですが、マーラーの語法に馴染めない、若しくは共感できないのか、温度が低めの演奏。特に弦セクションは音程の確かさからすると、もっと音が伸びてきてもいい筈なのに生彩がありませんでした。オケに火を点けるような指揮者だと、全く違う音が出てきそうな気もします。アンコールは韓国民謡「アリラン」でした。
今週はこの時期恒例のアジア・オーケストラ・ウィーク。1000円でアジア各国のオケが聴けるので、例年2、3回は聴きに行くのですが、今年はお気に入りの曲がメインだったのは今日の1公演だけでした。
10月4日(火) オペラシティ
ハム・シニク指揮テジョン・フィルハーモニック響 メンデルスゾーン Vn協奏曲 マーラー Sym1番
指揮のシニクはこの韓国第3の都市(?)テジョンのオケの音楽監督、彼のマーラーは第1楽章は淡々と進む感じでしたが、第2楽章以降、特に終楽章では部分的に個性的な表情もありました。が、全体的にはやや中途半端な印象で、クライマックスの盛り上がりもそれなりでした。オケも皆それなりの技量があるようですが、マーラーの語法に馴染めない、若しくは共感できないのか、温度が低めの演奏。特に弦セクションは音程の確かさからすると、もっと音が伸びてきてもいい筈なのに生彩がありませんでした。オケに火を点けるような指揮者だと、全く違う音が出てきそうな気もします。アンコールは韓国民謡「アリラン」でした。
2005年10月2日日曜日
豊饒のマイスタージンガー - メータ&バイエルン国立歌劇場
本日は夏の(あくまで個人的に、ですが)日差しの下、午前中はテニス、午後は珍しくオペラに行きました。先日R.シュトラウスを聴いたメータ&バイエルン国立歌劇場のコンビで「マイスタージンガー」です。実演で聴くのは初めてなので、1,2幕あたりは苦しいかも。苦手のNHKホールだし。
10月2日(日) NHKホール
ズービン・メータ指揮バイエルン国立歌劇場 ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー
前奏曲冒頭からいきなり弦の音が3階席最後列まで届いてきました。PAを使っているのでしょうか。そうでないとしたら、先日聴いた以上のボリュームです。オケの特性なのか、メータのやり方なのか、一音一音をしっかり鳴らして音楽を作っており、骨太、と言う程では無いにせよ、豊麗な感じ。半端な歌手では声がオケに負けて通らないでしょうが、凄い人ばっかりらしく、声も最後列までガンガン来てました。声楽のことは全く分かりませんが、エヴァの父親役の人(H=P.ケーニヒ?)の存在感が一番凄かったです。そんなにパワーのあるオケではないにせよ、お目当ての歌合戦の大団円では、合唱と相まって、舞台同様、豪華絢爛な響きが楽しめました。終演後、さっさとオケのメンバーがピットから出てしまい、「愛想のない奴らだ」と思っていたら何と全員舞台上に出てカーテンコールを受けていてビックリでした。
初めて通しで聴き、途中で「トリスタン」が出てくるのを知ってビックリ!不明を恥じるばかりです。
これからシリアルを食べますが、今日一日、グーッと鳴るお腹対策に、第3幕前にホール近くの讃岐うどん屋さんで105円かけうどんを食べただけなので、減量効果に期待。録画しておいたPRIDE武士道、中軽量級も楽しみです。
10月2日(日) NHKホール
ズービン・メータ指揮バイエルン国立歌劇場 ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー
前奏曲冒頭からいきなり弦の音が3階席最後列まで届いてきました。PAを使っているのでしょうか。そうでないとしたら、先日聴いた以上のボリュームです。オケの特性なのか、メータのやり方なのか、一音一音をしっかり鳴らして音楽を作っており、骨太、と言う程では無いにせよ、豊麗な感じ。半端な歌手では声がオケに負けて通らないでしょうが、凄い人ばっかりらしく、声も最後列までガンガン来てました。声楽のことは全く分かりませんが、エヴァの父親役の人(H=P.ケーニヒ?)の存在感が一番凄かったです。そんなにパワーのあるオケではないにせよ、お目当ての歌合戦の大団円では、合唱と相まって、舞台同様、豪華絢爛な響きが楽しめました。終演後、さっさとオケのメンバーがピットから出てしまい、「愛想のない奴らだ」と思っていたら何と全員舞台上に出てカーテンコールを受けていてビックリでした。
初めて通しで聴き、途中で「トリスタン」が出てくるのを知ってビックリ!不明を恥じるばかりです。
これからシリアルを食べますが、今日一日、グーッと鳴るお腹対策に、第3幕前にホール近くの讃岐うどん屋さんで105円かけうどんを食べただけなので、減量効果に期待。録画しておいたPRIDE武士道、中軽量級も楽しみです。
2005年9月26日月曜日
大野&ベルギー王立歌劇場管 マーラー5番
今日は月曜だからマジック減りませんね。本日もかなり肌寒い一日。2日連続で大野&モネ管を聴きに出かけました。自分の中ではまだ夏なので半袖短パンですが、気がつけば周りは長袖やジャケット、おまけにマフラー(!)までいました。
9月26日(月) オペラシティ
大野和士指揮ベルギー王立歌劇場管 ブースマンス 歌曲集、マーラー Sym5番
Pブロックで聴いた昨日は弦が弱いと感じましたが、今日は舞台から遠めの右サイドで聴いたせいか、弦がよく鳴ってました。特にチェロが強奏時に存在感がありました。また昨日はピアニシモに拘る指揮者だと感じましたが、ヴァンスカのようにいつでも、と言う訳では無いらしく、マーラーではポイントとなる数箇所のみぐっと抑えており、しかも余り上手くいってませんでした。氏のマーラーは大きくテンポをいじる訳では無いのですが、個々の旋律を表情たっぷりに奏するので、毒は感じませんが起伏はあります。第2楽章中間あたり、弦とHrを中心としたうねりはかなりの迫力でした。また本日の白眉は第4楽章、Vnの旋律の最初の3音で既にただならぬ雰囲気を醸し出し、以降これでもか、というくらいの耽溺的な解釈。オケもしっかりそれについてきており、これだけ大甘な演奏を聴いたのは初めてです、いい意味で。そして終楽章クライマックス、ブラスの迫力とその後の追い込みの凄みも十分で、かなり良かった昨日を上回る満足度の演奏会でした。満場の拍手に応え、何と第4楽章をもう一回。美味しいところをもう一度、というのは昨夜と同じパターンです。
ああっ!夜中にコレ更新してたらフジの「スパイ2/7」見逃してしまった…。
9月26日(月) オペラシティ
大野和士指揮ベルギー王立歌劇場管 ブースマンス 歌曲集、マーラー Sym5番
Pブロックで聴いた昨日は弦が弱いと感じましたが、今日は舞台から遠めの右サイドで聴いたせいか、弦がよく鳴ってました。特にチェロが強奏時に存在感がありました。また昨日はピアニシモに拘る指揮者だと感じましたが、ヴァンスカのようにいつでも、と言う訳では無いらしく、マーラーではポイントとなる数箇所のみぐっと抑えており、しかも余り上手くいってませんでした。氏のマーラーは大きくテンポをいじる訳では無いのですが、個々の旋律を表情たっぷりに奏するので、毒は感じませんが起伏はあります。第2楽章中間あたり、弦とHrを中心としたうねりはかなりの迫力でした。また本日の白眉は第4楽章、Vnの旋律の最初の3音で既にただならぬ雰囲気を醸し出し、以降これでもか、というくらいの耽溺的な解釈。オケもしっかりそれについてきており、これだけ大甘な演奏を聴いたのは初めてです、いい意味で。そして終楽章クライマックス、ブラスの迫力とその後の追い込みの凄みも十分で、かなり良かった昨日を上回る満足度の演奏会でした。満場の拍手に応え、何と第4楽章をもう一回。美味しいところをもう一度、というのは昨夜と同じパターンです。
ああっ!夜中にコレ更新してたらフジの「スパイ2/7」見逃してしまった…。
2005年9月25日日曜日
表情豊かな優男 - 大野&ベルギー王立歌劇場管 ボレロ、 シェエラザード
(前記事の続き)
新宿でのイベントから湘南新宿ラインでみなとみらいへと移動して聴いたのは、大野和士の凱旋公演です。氏の指揮はFMやCSのオンエアで気になってはいたのですが、実演で聴くのは初めて。
9月25日(日) みなとみらいホール
大野和士指揮ベルギー王立歌劇場管 ラヴェル ラ・ヴァルス、シェエラザード、ボレロ、 リムスキー=コルサコフ シェエラザード
木管群は味がありますが、オケは余り機能的でない感じ。ただ、大野氏の棒の下、非常に統率の取れたラヴェルを聴かせてくれました。弱いかな、と感じた弦も、ボレロの後半などかなりのボリューム。大野氏は弱音の精妙さに拘るタイプのようで、かなり無茶な要求にもクラリネット、フルート奏者(特に後者は大変)が見事に応えていました。特に、オケの真中に配した小太鼓で始まるボレロの開始は経験したことの無いピアニッシモ。2名のSaxは(たぶん)現地調達のエキストラ、実演ではプロでもよくトチるTbのソロは完璧、ラストでのTpのハイトーンはピッコロ使用でした。後半のシェエラザードは、Tp,Tbにもう少しパワーが欲しい気はしましたが、大野氏の表情豊かな解釈がなかなかで、特に3楽章が魅力的でした。ただ、音の強弱のコントロールは自在にやっていましたが、旋律の歌い回しまでは完全に思い通りにはなっていない印象だったので、更に良くなる余地があると感じました。伸びやかなVnソロを披露したコンミス(?)が若くてビックリでした。アンコールは何とシェエラザードの第3楽章をもう一度。
初めて見る大野氏は優男風で、いかにもバーンスタインが好みそうな感じ(やや偏見)。心なしか、指揮ぶりも大植英次と共通するものを感じました。明日のマーラーも期待です。
新宿でのイベントから湘南新宿ラインでみなとみらいへと移動して聴いたのは、大野和士の凱旋公演です。氏の指揮はFMやCSのオンエアで気になってはいたのですが、実演で聴くのは初めて。
9月25日(日) みなとみらいホール
大野和士指揮ベルギー王立歌劇場管 ラヴェル ラ・ヴァルス、シェエラザード、ボレロ、 リムスキー=コルサコフ シェエラザード
木管群は味がありますが、オケは余り機能的でない感じ。ただ、大野氏の棒の下、非常に統率の取れたラヴェルを聴かせてくれました。弱いかな、と感じた弦も、ボレロの後半などかなりのボリューム。大野氏は弱音の精妙さに拘るタイプのようで、かなり無茶な要求にもクラリネット、フルート奏者(特に後者は大変)が見事に応えていました。特に、オケの真中に配した小太鼓で始まるボレロの開始は経験したことの無いピアニッシモ。2名のSaxは(たぶん)現地調達のエキストラ、実演ではプロでもよくトチるTbのソロは完璧、ラストでのTpのハイトーンはピッコロ使用でした。後半のシェエラザードは、Tp,Tbにもう少しパワーが欲しい気はしましたが、大野氏の表情豊かな解釈がなかなかで、特に3楽章が魅力的でした。ただ、音の強弱のコントロールは自在にやっていましたが、旋律の歌い回しまでは完全に思い通りにはなっていない印象だったので、更に良くなる余地があると感じました。伸びやかなVnソロを披露したコンミス(?)が若くてビックリでした。アンコールは何とシェエラザードの第3楽章をもう一度。
初めて見る大野氏は優男風で、いかにもバーンスタインが好みそうな感じ(やや偏見)。心なしか、指揮ぶりも大植英次と共通するものを感じました。明日のマーラーも期待です。
青春の一頁 - 水越けいこ
阪神マジック3です! 昨日の野口みずきはさすがでしたね。今夜はブラジルGP、コースが通常と逆周りなのは、南半球だから?渦と同じでコリオリのせい?な訳無いですね。
本日は台風一過のすっきり天気、とはいかず、終日20度前後の肌寒い一日。朝方は雨が残っていたためテニスを中止してちょっと失敗でした。
夕方のみなとみらいの前に少し時間があったので、青春の一頁、水越けいこをHMVのインストアイベントで聴きました。観客の年齢層が自分同様高めなのがちょっと気になりました(笑)。外見こそ20年分の年輪を刻んでらっしゃいましたが、曲と歌声は昔のままでした。今の世の中、70年代フォーク調の曲が受け入れられるのかは不安ですが。
イベント途中、後ろ髪を引かれる思いでHMV新宿を出たのが3時10分。便利になったもので、湘南新宿ライン→みなとみらい線と乗り継ぎ、みなとみらいホール4時開演に間に合いました。シェフをつとめる歌劇場を引き連れての大野和士の凱旋公演です。氏の指揮はFMやCSのオンエアで気になってはいたのですが、実演で聴くのは初めてです。(続きは次の記事で)
本日は台風一過のすっきり天気、とはいかず、終日20度前後の肌寒い一日。朝方は雨が残っていたためテニスを中止してちょっと失敗でした。
夕方のみなとみらいの前に少し時間があったので、青春の一頁、水越けいこをHMVのインストアイベントで聴きました。観客の年齢層が自分同様高めなのがちょっと気になりました(笑)。外見こそ20年分の年輪を刻んでらっしゃいましたが、曲と歌声は昔のままでした。今の世の中、70年代フォーク調の曲が受け入れられるのかは不安ですが。
イベント途中、後ろ髪を引かれる思いでHMV新宿を出たのが3時10分。便利になったもので、湘南新宿ライン→みなとみらい線と乗り継ぎ、みなとみらいホール4時開演に間に合いました。シェフをつとめる歌劇場を引き連れての大野和士の凱旋公演です。氏の指揮はFMやCSのオンエアで気になってはいたのですが、実演で聴くのは初めてです。(続きは次の記事で)
2005年9月24日土曜日
興奮のボレロ - 藤崎&オーケストラ エレティール
阪神マジック減ったでしょうか。(←4です!) 台風の影響で一日不順な天気。深夜零時に24度くらいあったのに、日中はそれより冷え込みましたから、今日も最高気温が午前0時に記録される一日になりそうです。
雨で午前中のテニスは流れ、午後はアマオケを聴いてきました。ドビュッシー2曲、ラヴェル2曲という地味めのプログラムです。
9月24日(土) ティアラこうとう
藤崎凡指揮オーケストラ エレティール ドビュッシー 夜想曲、海、ラヴェル ラ・ヴァルス、ボレロ
エレティールは1988年に電通大の卒業生を中心に結成されたオケです。やや非力な弦ながら、ドビュッシーでは美しいい弱音のハーモニーを聴かせてくれました。地味めなプログラム構成に加え、メインが「ボレロ」とは大変です。有名な曲ですが、ソロの連続で奏者への精神的負担が大きく、労多くして実り少なし、となりがちで、アマオケでは余り採り上げません。特にトロンボーン吹きにとって、真ん中辺りのソロは憧れでありかつ拷問でもあります。その問題のボレロ、前半の木管のソロがどれも見事で、特にソプラノSaxが素敵でした。その後紆余曲折を経て、最後のクライマックス、これは見事に決まりました。その興奮度はこれまで聴いたどのプロの演奏よりも上だった程です。ただ、これで燃え尽きたのか、はたまたオケの方針なのか、アンコールはありませんでした。
明日もボレロを聴いてきます。みなとみらいで、大野和士の凱旋公演です。テニスはまたお流れかも(涙)。
雨で午前中のテニスは流れ、午後はアマオケを聴いてきました。ドビュッシー2曲、ラヴェル2曲という地味めのプログラムです。
9月24日(土) ティアラこうとう
藤崎凡指揮オーケストラ エレティール ドビュッシー 夜想曲、海、ラヴェル ラ・ヴァルス、ボレロ
エレティールは1988年に電通大の卒業生を中心に結成されたオケです。やや非力な弦ながら、ドビュッシーでは美しいい弱音のハーモニーを聴かせてくれました。地味めなプログラム構成に加え、メインが「ボレロ」とは大変です。有名な曲ですが、ソロの連続で奏者への精神的負担が大きく、労多くして実り少なし、となりがちで、アマオケでは余り採り上げません。特にトロンボーン吹きにとって、真ん中辺りのソロは憧れでありかつ拷問でもあります。その問題のボレロ、前半の木管のソロがどれも見事で、特にソプラノSaxが素敵でした。その後紆余曲折を経て、最後のクライマックス、これは見事に決まりました。その興奮度はこれまで聴いたどのプロの演奏よりも上だった程です。ただ、これで燃え尽きたのか、はたまたオケの方針なのか、アンコールはありませんでした。
明日もボレロを聴いてきます。みなとみらいで、大野和士の凱旋公演です。テニスはまたお流れかも(涙)。