久し振りに勝った気がします、阪神。ウィリアムズまで離脱した今は、落ちない程度に耐える時期かも。
朝には雨もあがって試合、初戦の相手が現れず次のラウンドへ。ただ大きめの大会ゆえ予選会場では自分が一番下のランキング、よって次は格上の相手に瞬殺、故障から復帰して計3戦、取ったゲームはたったの1コ。まあ、これが今の状態でしょう。
途中雨が降ったりもしたため、待ち時間は5時間、そして試合は小1時間。まあ、本が1冊読めました。著者の最高作との誉れ高く、2003年のベストミステリーの呼び声も高い本作、期待通り文庫化なったので即購入しました。
葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午
探偵の心得のある主人公が知人の頼みで霊感商法の調査に乗り出すメインプロットに、過去のエピソードや他の視点も交錯します。一筋縄では行かない筈、と警戒しつつ読んだので気になる点は多々ありつつも、出先ゆえ確認も出来ず読み進め、見事にヤられました。素晴らしい仕掛けです。自分の迂闊さと著者のあざとさを確認するためにもう一度読み返したくなる作品。ただマニアからの支持は納得ですが、一般向け作品込みでその年のベストミステリーかというと疑問な気はします。とにかくタイトルが秀逸。
本格系の作家は初期作が華々しくても、その後先細りになることが多いのですが、歌野氏はパッとしなかった初期に比べると、随分後になって開花した感があります。
2007年5月31日木曜日
2007年5月7日月曜日
チョン&フランス国立放送フィル、熱狂の幻想
風邪からはゆっくりと快復、咳のし過ぎで腹筋(横隔膜?)が痛いのと、鼻のかみ過ぎで鼻血がちなのを除けばまずまずの体調。
夏日にはならないまでも平年よりやや暖かめの穏やかな一日。今日と明日はチョン&フランス国立放送フィルの東京公演、数年前来日時のプロコ「ロミジュリ」の激しい劇的表現が強く印象に残っているだけに聴きたいところですが、その時に比べチケットはほぼ倍額、このコンビで最安9,000円は無いでしょう、普通。
ところが今朝、ネット掲示板に今夜のチケットが半額で出ているのを発見、運良くGETしていざ出陣。その前に家に寄り、先週CS-PCMで放送の同コンビによる幻想のライヴを4、5楽章だけつまみ聴き。最後の一音以外ブラスは意外と抑え目、そして弦がかなりデカイ音、まあ、後者は録音のバランスでしょう。あと、チョンはアンコールが凄い、と言う印象もあるので楽しみ。
5月7日(月) オペラシティ
チョン・ミュンフン指揮フランス国立放送フィル ラヴェル マ・メール・ロワ、ベルリオーズ 幻想Sym
マ・メール・ロワ全曲はプロオケでは初めて、よってはっきりとは言えませんが、たぶん誰がやっても盛り上がるラストは置いといて、全体的には美しさ・楽しさより不気味さを感じる音作り。そしてお目当ての幻想、まず第1楽章の激しさはこれまで聴いたことの無いレベル、第2楽章ワルツは余りサマになっておらず、第3楽章は中間部で弦がマックス弾きこむ重厚な表現、そして第4、5楽章はブラスもかなり鳴らし、弦がそれに負けない音量、熱狂のクライマックスの迫力はかなりのものでした。
オケは取りたてて上手いという程ではない代わり穴が無く各パート無難な上手さ、特筆すべきは若いコンマスに率いられた弦セクション、潤いのある音色ではないにせよ、皆一所懸命弾いていて相当なボリューム(録音のマジックではなかったみたい)、低弦などドスドスいってました。第3楽章草笛と終楽章の鐘は舞台裏、アンコールは前回同様「カルメン」前奏曲、既にスタンディング・オーベーションの出ていた会場は大興奮です。
幻想はそれほど聴いていない(10数回位?)のですが、トータルで過去最高の演奏だった気がします。中学時代ブラス部で集って聴きに行った伝説のショルティ&CSOは行かなかったので(涙)。
実は前半は咳との格闘がかなり大変で、それがたたって腹筋がつったのか、はたまた単に冷えたのか、幻想の第4楽章あたりでお腹に強烈な差し込み、それにも打ち勝つ熱演でしたが、アンコールのカルメンの頃にはその腹痛と咳の発作が重なってグロッギー状態、コンサートに行ける体調でないことを再認識。
夏日にはならないまでも平年よりやや暖かめの穏やかな一日。今日と明日はチョン&フランス国立放送フィルの東京公演、数年前来日時のプロコ「ロミジュリ」の激しい劇的表現が強く印象に残っているだけに聴きたいところですが、その時に比べチケットはほぼ倍額、このコンビで最安9,000円は無いでしょう、普通。
ところが今朝、ネット掲示板に今夜のチケットが半額で出ているのを発見、運良くGETしていざ出陣。その前に家に寄り、先週CS-PCMで放送の同コンビによる幻想のライヴを4、5楽章だけつまみ聴き。最後の一音以外ブラスは意外と抑え目、そして弦がかなりデカイ音、まあ、後者は録音のバランスでしょう。あと、チョンはアンコールが凄い、と言う印象もあるので楽しみ。
5月7日(月) オペラシティ
チョン・ミュンフン指揮フランス国立放送フィル ラヴェル マ・メール・ロワ、ベルリオーズ 幻想Sym
マ・メール・ロワ全曲はプロオケでは初めて、よってはっきりとは言えませんが、たぶん誰がやっても盛り上がるラストは置いといて、全体的には美しさ・楽しさより不気味さを感じる音作り。そしてお目当ての幻想、まず第1楽章の激しさはこれまで聴いたことの無いレベル、第2楽章ワルツは余りサマになっておらず、第3楽章は中間部で弦がマックス弾きこむ重厚な表現、そして第4、5楽章はブラスもかなり鳴らし、弦がそれに負けない音量、熱狂のクライマックスの迫力はかなりのものでした。
オケは取りたてて上手いという程ではない代わり穴が無く各パート無難な上手さ、特筆すべきは若いコンマスに率いられた弦セクション、潤いのある音色ではないにせよ、皆一所懸命弾いていて相当なボリューム(録音のマジックではなかったみたい)、低弦などドスドスいってました。第3楽章草笛と終楽章の鐘は舞台裏、アンコールは前回同様「カルメン」前奏曲、既にスタンディング・オーベーションの出ていた会場は大興奮です。
幻想はそれほど聴いていない(10数回位?)のですが、トータルで過去最高の演奏だった気がします。中学時代ブラス部で集って聴きに行った伝説のショルティ&CSOは行かなかったので(涙)。
実は前半は咳との格闘がかなり大変で、それがたたって腹筋がつったのか、はたまた単に冷えたのか、幻想の第4楽章あたりでお腹に強烈な差し込み、それにも打ち勝つ熱演でしたが、アンコールのカルメンの頃にはその腹痛と咳の発作が重なってグロッギー状態、コンサートに行ける体調でないことを再認識。
2007年5月6日日曜日
高関&桐朋、爽快なハルサイ
ラ・フォル・ジュルネのコンサート巡り、オーベルニュ室内管に続き、この日最後に聴いた公演の会場は、地下のイベントスペースのど真ん中に舞台をこしらえ、360度全方向に客席を配した形。正面の席を取るべく、文庫本片手に一つ前の公演が終わる頃から陣取りました。
5月6日(日) 東京国際フォーラム 展示ホール地下イベントスペース
高関健指揮桐朋音大オケ ストラヴィンスキー 春の祭典
ブラスはそこそこ程度の迫力でしたが、打楽器群の小気味よい打ち込みと、弦楽器の激しい刻みが際立っており、久し振りに野性味と爽快感の溢れるハルサイを聴けました。皆思い切りよく出られるのも、高関氏の明快な指揮に拠るところが大きいかも。弦セクション、特にVnがffでも金管に埋もれない位鳴っていたのが印象的。
午前中同じイベントスペース(ここのコンサートは無料)で、足立十一中のブラスを聴きましたが、木管は言うに及ばず、金管ですら(チューバも!)探さないと男の子を見つけられません。今やブラスは女子の部活なのか…。
5月6日(日) 東京国際フォーラム 展示ホール地下イベントスペース
高関健指揮桐朋音大オケ ストラヴィンスキー 春の祭典
ブラスはそこそこ程度の迫力でしたが、打楽器群の小気味よい打ち込みと、弦楽器の激しい刻みが際立っており、久し振りに野性味と爽快感の溢れるハルサイを聴けました。皆思い切りよく出られるのも、高関氏の明快な指揮に拠るところが大きいかも。弦セクション、特にVnがffでも金管に埋もれない位鳴っていたのが印象的。
午前中同じイベントスペース(ここのコンサートは無料)で、足立十一中のブラスを聴きましたが、木管は言うに及ばず、金管ですら(チューバも!)探さないと男の子を見つけられません。今やブラスは女子の部活なのか…。
ヴァン・ベーク&オーヴェルニュ室内管、細やかな表現のセレナード
ラ・フォル・ジュルネのコンサート巡り、午前中のリス&ウラル・フィルに続き、お昼に弦楽合奏を聴きました。Vnをやる友人のために買ったチケットですが、当の本人が来られなくなりガッカリ、まあ、守備範囲外とはいえ好きな曲なのでOKですけれど。
5月6日(日) 東京国際フォーラム ホールB7
アリ・ヴァン・ベーク指揮オーヴェルニュ室内管 チャイコフスキー 弦楽セレナード、ドヴォルザーク 弦楽セレナード
この会場はホールとは名ばかりで、ただの会議場に椅子を並べただけ、弦楽合奏を聴くにはやや遠目の席で音がダイレクトに飛んでこなかったのですが、室内オケらしく非常に統一感のある演奏、しかも指揮者の個性もきっちり反映した細やかな表現でした。ヴィオラやチェロなど中低弦がチャーミングだったのが印象的。チャイコの第3楽章はなかなか泣かせましたが、ドヴォルザークの第4楽章は今ひとつ泣かせが足りない感じ。
5月6日(日) 東京国際フォーラム ホールB7
アリ・ヴァン・ベーク指揮オーヴェルニュ室内管 チャイコフスキー 弦楽セレナード、ドヴォルザーク 弦楽セレナード
この会場はホールとは名ばかりで、ただの会議場に椅子を並べただけ、弦楽合奏を聴くにはやや遠目の席で音がダイレクトに飛んでこなかったのですが、室内オケらしく非常に統一感のある演奏、しかも指揮者の個性もきっちり反映した細やかな表現でした。ヴィオラやチェロなど中低弦がチャーミングだったのが印象的。チャイコの第3楽章はなかなか泣かせましたが、ドヴォルザークの第4楽章は今ひとつ泣かせが足りない感じ。
リス&ウラルフィル、喧騒の中の展覧会
昨夜の「ライアーゲーム」、最初の必勝法はすぐ思いつくものでしたが、それを利した真の必勝法には感服しました。
本日は終日雨、気温は昼間では高めで午後からはダラ下がり傾向。昨夜は咳が止まらず余り眠れず、とは言え日中寝てるので寝不足でもなく、「くしゃみは風邪のひき始め、咳は風邪のひき終わり」と解釈して予定通り朝からラ・フォル・ジュルネへ。
やはり日中も咳が止まらず、かなりしんどかったですが、国際フォーラムで何とか3公演聴いてきました。今日から1公演ずつ感想を。
まずは朝イチのウラル・フィル、このコンサート、「0才からのコンサート」と称して、乳幼児入場大歓迎、とは言ってもそんなに朝っぱらからお子様連れは来ないだろう、と思っていたらさにあらず、殆どの観客がお子様連れ、試しに前の列を数えてみると15名中5名が膝の上に乳幼児、それ以外も全員がその家族若しくは4歳以上のお子様という状態、それで5000人収容のホールがかなり埋まっている訳で、乳幼児だけでも1000人近く、勿論泣いてもOKというコンセプトのため、会場は大変な騒ぎ、この条件で演奏を聴くのはかなり貴重な体験でした。演奏する方もそうでしょう。
ともあれ、咳の止まらない人間にはプレッシャーの少ない環境ではありました。
5月6日(日) 東京国際フォーラム ホールA
ドミトリー・リス指揮ウラル・フィル ムソルグスキー 展覧会の絵、ラヴェル ラ・ヴァルス
取った席は20数列目なれど前の方がかなり空いていたので10列目に移動(ごめんなさい、巨大ホールAなので…)、そこそこ聴ける位置でした。まず展覧会、上記事情により細かいニュアンスは判り辛かったのですが、比較的オーソドックスな解釈の印象、シュミイレのTpが異常な速さだったのが強烈(ピッコロ使ってなければかなり凄い)。先日のラフマニノフよりは金管を鳴らしていましたが、やはり全開の1、2歩手前、でもそれなりのスケール感のあるクライマックスでした。ロシアンブラス度60%くらい? 後半のラヴェルの方が各パート明確でより個性を感じました。迫力もまずまず。
空いた時間に新しくオープンの新丸ビルを覗いてきましたが、案内嬢や店員さんなどレベルが高かったです。
本日は終日雨、気温は昼間では高めで午後からはダラ下がり傾向。昨夜は咳が止まらず余り眠れず、とは言え日中寝てるので寝不足でもなく、「くしゃみは風邪のひき始め、咳は風邪のひき終わり」と解釈して予定通り朝からラ・フォル・ジュルネへ。
やはり日中も咳が止まらず、かなりしんどかったですが、国際フォーラムで何とか3公演聴いてきました。今日から1公演ずつ感想を。
まずは朝イチのウラル・フィル、このコンサート、「0才からのコンサート」と称して、乳幼児入場大歓迎、とは言ってもそんなに朝っぱらからお子様連れは来ないだろう、と思っていたらさにあらず、殆どの観客がお子様連れ、試しに前の列を数えてみると15名中5名が膝の上に乳幼児、それ以外も全員がその家族若しくは4歳以上のお子様という状態、それで5000人収容のホールがかなり埋まっている訳で、乳幼児だけでも1000人近く、勿論泣いてもOKというコンセプトのため、会場は大変な騒ぎ、この条件で演奏を聴くのはかなり貴重な体験でした。演奏する方もそうでしょう。
ともあれ、咳の止まらない人間にはプレッシャーの少ない環境ではありました。
5月6日(日) 東京国際フォーラム ホールA
ドミトリー・リス指揮ウラル・フィル ムソルグスキー 展覧会の絵、ラヴェル ラ・ヴァルス
取った席は20数列目なれど前の方がかなり空いていたので10列目に移動(ごめんなさい、巨大ホールAなので…)、そこそこ聴ける位置でした。まず展覧会、上記事情により細かいニュアンスは判り辛かったのですが、比較的オーソドックスな解釈の印象、シュミイレのTpが異常な速さだったのが強烈(ピッコロ使ってなければかなり凄い)。先日のラフマニノフよりは金管を鳴らしていましたが、やはり全開の1、2歩手前、でもそれなりのスケール感のあるクライマックスでした。ロシアンブラス度60%くらい? 後半のラヴェルの方が各パート明確でより個性を感じました。迫力もまずまず。
空いた時間に新しくオープンの新丸ビルを覗いてきましたが、案内嬢や店員さんなどレベルが高かったです。
2007年4月22日日曜日
大友&幸田&東響のマーラー4番
昨日深夜は「デスパレートな妻たち」(やけっぱち、とかどう訳すのかと思ったら、カタカナかよ)、「死ぬかと思った」(毎回読み切りで面白い)、「ティッシュ」(テレ朝がテレ東的なお色気注入)、「スカルマン」(「シン・シティ」を意識した画面作り?)などが微妙に重なりてんやわんや、トリを務める「NBAマガジン」の頃には意識を失ってました。
昨夜は一晩中15、6度あり、その勢いで本日も日中は20度超、ただ風が相当強かったです。6時前には起きて午前中は軽く練習し、午後はマーラー4番。この曲をプロで聴くのはたったの2度目。
と言うのも、Tb出身のせいか金管が派手に活躍する曲しか興味が無く、特にマーラーにこだわりがある訳では無いし、逆にマーラーでも金管の活躍しない曲は聴かないため。よって4番や「大地の歌」は滅多に聴きません。アマオケでたまに聴くことはありますが、コストの掛かるプロとなると、その両曲を合わせて実演はたったの1度だけ、しかもその1回もソリストが森麻季さんだったから見に行った感じ。。(逆に、よく演奏される1番や5番となると年4、5回は聴くので、それぞれ100回くらいは実演で聴いていることになります。我ながら極端。)
今回もその路線でソリストが幸田浩子さんだから。しかも間違って同じ時間帯の佐渡&東フィルのショスタコ5番も入手してしまい、迷った挙句、曲の好み(ショスタコ5番)よりビジュアル(幸田浩子)を優先してしまいました。いや、佐渡さんは都響でほぼ同じプロを以前聴いているので…(苦しい言い訳)。
4月22日(日) ミューザ川崎
大友直人指揮東響 ハイドン Sym101番、マーラー Sym4番
大友氏の指揮は10回位(うちマーラーは2回ほど)聴いていますが、フィルハーモニア管との「幻想」の大爆演以外は全く印象にありません。今回Pブロック最前列でゆっくり見てみましたが、フレージングを一つずつきっちり押さえつつも、表現はかなりオケに任せている感じ、今日の東響は木管がノリがよく、弦もそこそこ表情豊かだったので、全体的にはそれなりの格好になってました。
幸田さんは可愛い感じの方で、昔インストアイベントで見たお姉さん(幸田聡子)に余り似てないなあ、と思いました。
先日のスクロヴァ&読響でもそうでしたが、最後の一音が消え入る前に拍手を始める人がいて、大友さんは少し残念そうでした。
昨夜は一晩中15、6度あり、その勢いで本日も日中は20度超、ただ風が相当強かったです。6時前には起きて午前中は軽く練習し、午後はマーラー4番。この曲をプロで聴くのはたったの2度目。
と言うのも、Tb出身のせいか金管が派手に活躍する曲しか興味が無く、特にマーラーにこだわりがある訳では無いし、逆にマーラーでも金管の活躍しない曲は聴かないため。よって4番や「大地の歌」は滅多に聴きません。アマオケでたまに聴くことはありますが、コストの掛かるプロとなると、その両曲を合わせて実演はたったの1度だけ、しかもその1回もソリストが森麻季さんだったから見に行った感じ。。(逆に、よく演奏される1番や5番となると年4、5回は聴くので、それぞれ100回くらいは実演で聴いていることになります。我ながら極端。)
今回もその路線でソリストが幸田浩子さんだから。しかも間違って同じ時間帯の佐渡&東フィルのショスタコ5番も入手してしまい、迷った挙句、曲の好み(ショスタコ5番)よりビジュアル(幸田浩子)を優先してしまいました。いや、佐渡さんは都響でほぼ同じプロを以前聴いているので…(苦しい言い訳)。
4月22日(日) ミューザ川崎
大友直人指揮東響 ハイドン Sym101番、マーラー Sym4番
大友氏の指揮は10回位(うちマーラーは2回ほど)聴いていますが、フィルハーモニア管との「幻想」の大爆演以外は全く印象にありません。今回Pブロック最前列でゆっくり見てみましたが、フレージングを一つずつきっちり押さえつつも、表現はかなりオケに任せている感じ、今日の東響は木管がノリがよく、弦もそこそこ表情豊かだったので、全体的にはそれなりの格好になってました。
幸田さんは可愛い感じの方で、昔インストアイベントで見たお姉さん(幸田聡子)に余り似てないなあ、と思いました。
先日のスクロヴァ&読響でもそうでしたが、最後の一音が消え入る前に拍手を始める人がいて、大友さんは少し残念そうでした。
2007年4月17日火曜日
ミスターS就任、明晰豊麗のブルックナー4番 - スクロヴァチェフスキ&読響
今朝は昨日より更に寒い印象、まだ雨の残る中、これから試合に出掛け、夜はスクロヴァ&読響のブルックナーで戻りは12時以降、取り敢えず記事のみにて。
<続き>
戻りました。雨の合間に試合が出来、過去全敗の相手と4度目の対戦でまたも負け、過去3戦は全て接戦だったのに今回はあっさり、これが現在の状態を如実に物語ってます。
夜はスクロヴァチェフスキの読響常任指揮者就任記念コンサートでお得意のブルックナー、過去このコンビで7番を聴いてますが、なかなか見事な演奏でした。ただ、同じ年にブロムシュテット&ゲヴァントハウス管の名演があったのでやや割を食らった感じ。
ブルックナーは余り聴かない上に、聴くとしても7番以降が多く、4番をプロオケで聴くのはたったの2度目です。
4月17日(火) 芸術劇場
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日響 ベートーヴェン 大フーガ、ブルックナー Sym4番
メインのブルックナー、ミスターSの表現は各パートがクリヤーで、これまで気付かなかったフレーズに光が当たる感じです。またフレーズ毎の強弱の付け方もかなり細やかでした。オケではHrがソロ、そしてパート全体の音を割ってまでの強奏、どちらも見事。弦セクションもよく鳴っており、7番の時と同様、とても分厚い響きを堪能しました。終楽章にシンバルやドラが活躍してましたが、単純なノヴァーク版では無さそう、これもミスターSの芝居っ気か?
前半は初めて舞台脇の席(ごめんなさい、後半はより良い席へ移動しました)で聴きましたが、外野席と違って、舞台に近い席だと芸劇でも弦の音が届いてバランスよく楽しめました。今後芸劇の最安席は舞台脇を狙うことにします。
<続き>
戻りました。雨の合間に試合が出来、過去全敗の相手と4度目の対戦でまたも負け、過去3戦は全て接戦だったのに今回はあっさり、これが現在の状態を如実に物語ってます。
夜はスクロヴァチェフスキの読響常任指揮者就任記念コンサートでお得意のブルックナー、過去このコンビで7番を聴いてますが、なかなか見事な演奏でした。ただ、同じ年にブロムシュテット&ゲヴァントハウス管の名演があったのでやや割を食らった感じ。
ブルックナーは余り聴かない上に、聴くとしても7番以降が多く、4番をプロオケで聴くのはたったの2度目です。
4月17日(火) 芸術劇場
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日響 ベートーヴェン 大フーガ、ブルックナー Sym4番
メインのブルックナー、ミスターSの表現は各パートがクリヤーで、これまで気付かなかったフレーズに光が当たる感じです。またフレーズ毎の強弱の付け方もかなり細やかでした。オケではHrがソロ、そしてパート全体の音を割ってまでの強奏、どちらも見事。弦セクションもよく鳴っており、7番の時と同様、とても分厚い響きを堪能しました。終楽章にシンバルやドラが活躍してましたが、単純なノヴァーク版では無さそう、これもミスターSの芝居っ気か?
前半は初めて舞台脇の席(ごめんなさい、後半はより良い席へ移動しました)で聴きましたが、外野席と違って、舞台に近い席だと芸劇でも弦の音が届いてバランスよく楽しめました。今後芸劇の最安席は舞台脇を狙うことにします。
2007年4月16日月曜日
ハーディング&LSO、リズムの5番
昨日FMでチョン&東フィルの1月公演、トゥーランガリーラSymを少し聴いたんですが、ラストの和音のクレッシェンドはハンパじゃない凄さ、まるでスヴェトラーノフの「法悦の詩」みたいでした。豪華メンバーだったこともあり、行こうかと思ってた公演だけに、かなり後悔。
何とかもっていた空も昼前から泣き出して、気温も10度位までしか上がらず、たった2日で冬装束に逆戻り。予定の試合は当然ながら雨で中止。有給休暇を無駄遣い、ってのも悔しいのでダメもとでオペラシティへ向かい券が余ってそうな人ウォッチンング、首尾良く裕福なご婦人から高めの席を半値でGET!
ハーディングの指揮は去年2番を聴いたことがあるだけですが、拍を細かく取らず、フレージング毎に何拍かまとめて流れるように振る棒が印象的で、表情深い響きを東フィルから引き出していました。
4月16日(月) オペラシティ
ダニエル・ハーディング指揮ロンドン響 モーツァルト PC17番、マーラー Sym5番
守備範囲外の前半は半ば意識を失ってましたが、ソリストのラン・ランのアンコール、激しく楽しい中国の小品(?)で目が覚めました。そしてお目当てのマーラー、ハーディングの指揮は今回もフレーズ重視の滑らかなもの、やや速めのテンポをベースに表情付けとテンポの揺らしが一体となってます。今回はリズムの強調も特徴的。ただ、オケの団員に温度差があり、一体となって応えているとは言い難く、ハーディングの意図は十全に表現出来ていない感じ。低弦のアクセントおよびドラやタムタムなど鳴り物の強調と4楽章における内声重視の表現が印象に残りました。
オケは弦バスが左手奥となる対向配置、弦がいま一つ伸びに欠け、ブラスは相変わらずソツ無い上手さ、1、2、5楽章などクライマックスでは開放的に鳴らすので、それなりに満足の響きでしたが、まあ、LSOならこのくらい当然、の域を出ない感じ。会場は大盛り上がりでしたが、アンコールは無し。
Tbのお姉さんは今年もいました。アシを従えてのトップで(たぶん)。明日はスクロヴァのブルックナーです。
何とかもっていた空も昼前から泣き出して、気温も10度位までしか上がらず、たった2日で冬装束に逆戻り。予定の試合は当然ながら雨で中止。有給休暇を無駄遣い、ってのも悔しいのでダメもとでオペラシティへ向かい券が余ってそうな人ウォッチンング、首尾良く裕福なご婦人から高めの席を半値でGET!
ハーディングの指揮は去年2番を聴いたことがあるだけですが、拍を細かく取らず、フレージング毎に何拍かまとめて流れるように振る棒が印象的で、表情深い響きを東フィルから引き出していました。
4月16日(月) オペラシティ
ダニエル・ハーディング指揮ロンドン響 モーツァルト PC17番、マーラー Sym5番
守備範囲外の前半は半ば意識を失ってましたが、ソリストのラン・ランのアンコール、激しく楽しい中国の小品(?)で目が覚めました。そしてお目当てのマーラー、ハーディングの指揮は今回もフレーズ重視の滑らかなもの、やや速めのテンポをベースに表情付けとテンポの揺らしが一体となってます。今回はリズムの強調も特徴的。ただ、オケの団員に温度差があり、一体となって応えているとは言い難く、ハーディングの意図は十全に表現出来ていない感じ。低弦のアクセントおよびドラやタムタムなど鳴り物の強調と4楽章における内声重視の表現が印象に残りました。
オケは弦バスが左手奥となる対向配置、弦がいま一つ伸びに欠け、ブラスは相変わらずソツ無い上手さ、1、2、5楽章などクライマックスでは開放的に鳴らすので、それなりに満足の響きでしたが、まあ、LSOならこのくらい当然、の域を出ない感じ。会場は大盛り上がりでしたが、アンコールは無し。
Tbのお姉さんは今年もいました。アシを従えてのトップで(たぶん)。明日はスクロヴァのブルックナーです。
2007年3月18日日曜日
物量のマーラー6番 - 河原哲也&Post Komaba Orchestra
朝はマイナス4度とかなり冷え込み、日中も冷たい風の吹く一日。午前テニス(1週間振り)、午後アマオケと典型的パターン。地元では50m以上は自転車に乗る癖に、出先では交通費をケチって駅→コート→ホールと数キロ歩く間、寒風に飛ばされそうでした。歩いてる時に比べるとプレーしてる方が右膝は痛くないかも。
午後はこの10日間ほどで5度目のマーラー。本日は卒業生による常設オケの無い東大オケのOBによる一発オケっぽい楽団で、(聴き逃した)4、5年前の第1回は5番、この第2回では6番を採り上げます。
3月18日(日) 杉並公会堂
河原哲也指揮Post Komaba Orchestra P.グラス チェロ協奏曲、マーラー Sym6番
前半のグラスは大編成で30分余りの曲、日本初演とか。そしてマーラー、通常よりプルトの多い弦、全パート5人(楽譜通り?)の木管、(終楽章まで出番の無い人を含め)Tp6本、Tb4本、Hr9本の金管と、昨年のルツェルンを思わせる巨大編成、それに相応しく、冒頭の低弦から重量感たっぷりで、全体的になかなかの密度の音響。ただ弦は東大オケにしては伸びに欠ける音色、ボリュームはありましたけど。またソロはともかく、パートでの強奏は金管・木管共にかなりの迫力。(最後はTpがやや疲れた感はありました。) 終始中庸のテンポで癖無く進む河原氏の指揮はシンプルでキュー少なめ、それで各パート自信を持って出てましたから、全員が曲をしっかり把握してることが伺われます。(マーラーだとプロでも「この人達、曲を知らないんじゃないの?」というミスがよくあるので。) 特筆すべきは終楽章3つ目のハンマーの復活(個人的には賛成)、また曲順は今風に旧第3楽章が2番目(個人的には反対、大好きな楽章はなるべく後に聴きたいので)。重量プロのため、アンコールは無し。
午後はこの10日間ほどで5度目のマーラー。本日は卒業生による常設オケの無い東大オケのOBによる一発オケっぽい楽団で、(聴き逃した)4、5年前の第1回は5番、この第2回では6番を採り上げます。
3月18日(日) 杉並公会堂
河原哲也指揮Post Komaba Orchestra P.グラス チェロ協奏曲、マーラー Sym6番
前半のグラスは大編成で30分余りの曲、日本初演とか。そしてマーラー、通常よりプルトの多い弦、全パート5人(楽譜通り?)の木管、(終楽章まで出番の無い人を含め)Tp6本、Tb4本、Hr9本の金管と、昨年のルツェルンを思わせる巨大編成、それに相応しく、冒頭の低弦から重量感たっぷりで、全体的になかなかの密度の音響。ただ弦は東大オケにしては伸びに欠ける音色、ボリュームはありましたけど。またソロはともかく、パートでの強奏は金管・木管共にかなりの迫力。(最後はTpがやや疲れた感はありました。) 終始中庸のテンポで癖無く進む河原氏の指揮はシンプルでキュー少なめ、それで各パート自信を持って出てましたから、全員が曲をしっかり把握してることが伺われます。(マーラーだとプロでも「この人達、曲を知らないんじゃないの?」というミスがよくあるので。) 特筆すべきは終楽章3つ目のハンマーの復活(個人的には賛成)、また曲順は今風に旧第3楽章が2番目(個人的には反対、大好きな楽章はなるべく後に聴きたいので)。重量プロのため、アンコールは無し。
2007年3月17日土曜日
メータ&IPOのゆったり7番
昨夜は2時頃職場に行き、4時頃そのまま意識を失って最初は机、その後は床で睡眠、目が覚めたら10時でした。ちょっと損した気分。
天気は良いながら、少し肌寒い一日。右膝がまだ不安なので練習はお休み、夜のコンサートに備え日中はごろごろ過ごしました。
今夜はメータ&IPOのマーラー、数年前にこのコンビで6番を聴いてますが、オケは巧いけれど上品にまとまり過ぎで、特に金管が抑え目で弦とのバランスを常に保つところが不満だったと記憶してます。7番はどうでしょうか。
3月17日(土) サントリーホール
ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル シューベルト Sym5番、マーラー Sym7番
オケは先週の群響と同じ対向配置、テンポは逆に(第4楽章以外は)遅め、それなりに動かしはしますが基本はゆったりじっくりオケ任せの表情作り、オケが巧いのでそれで十分聴き栄えはします。弦主体の音作りで上品にまとまってはいるけれど毒とインパクトに欠ける点は前回の6番と全く同じ。最後の最後にTbが少し吹くなど、今回の方がややブラスは派手だったかも。逆に弦セクションは前回(東京文化の5階)感じた潤いと艶は余り感じられず、ボリュームのみ感じました。席位置(RAブロックP側)のせい? 遅めのテンポで各パートの名手が入れ替わり楽しそうに紡いでゆく終楽章が一番印象的。あとオケの団員が専門外のマンドリンとギターを担当する趣向(たぶん)がお洒落でした。アンコールは無し。
立派な演奏でしたが、これだけのオケならもっともっと凄い演奏を、と期待してしまいます。明日はアマオケで6番、その前に今夜から開幕のF1です。
天気は良いながら、少し肌寒い一日。右膝がまだ不安なので練習はお休み、夜のコンサートに備え日中はごろごろ過ごしました。
今夜はメータ&IPOのマーラー、数年前にこのコンビで6番を聴いてますが、オケは巧いけれど上品にまとまり過ぎで、特に金管が抑え目で弦とのバランスを常に保つところが不満だったと記憶してます。7番はどうでしょうか。
3月17日(土) サントリーホール
ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル シューベルト Sym5番、マーラー Sym7番
オケは先週の群響と同じ対向配置、テンポは逆に(第4楽章以外は)遅め、それなりに動かしはしますが基本はゆったりじっくりオケ任せの表情作り、オケが巧いのでそれで十分聴き栄えはします。弦主体の音作りで上品にまとまってはいるけれど毒とインパクトに欠ける点は前回の6番と全く同じ。最後の最後にTbが少し吹くなど、今回の方がややブラスは派手だったかも。逆に弦セクションは前回(東京文化の5階)感じた潤いと艶は余り感じられず、ボリュームのみ感じました。席位置(RAブロックP側)のせい? 遅めのテンポで各パートの名手が入れ替わり楽しそうに紡いでゆく終楽章が一番印象的。あとオケの団員が専門外のマンドリンとギターを担当する趣向(たぶん)がお洒落でした。アンコールは無し。
立派な演奏でしたが、これだけのオケならもっともっと凄い演奏を、と期待してしまいます。明日はアマオケで6番、その前に今夜から開幕のF1です。