2007年4月17日火曜日

ミスターS就任、明晰豊麗のブルックナー4番 - スクロヴァチェフスキ&読響

 今朝は昨日より更に寒い印象、まだ雨の残る中、これから試合に出掛け、夜はスクロヴァ&読響のブルックナーで戻りは12時以降、取り敢えず記事のみにて。

<続き>
 戻りました。雨の合間に試合が出来、過去全敗の相手と4度目の対戦でまたも負け、過去3戦は全て接戦だったのに今回はあっさり、これが現在の状態を如実に物語ってます。

 夜はスクロヴァチェフスキの読響常任指揮者就任記念コンサートでお得意のブルックナー、過去このコンビで7番を聴いてますが、なかなか見事な演奏でした。ただ、同じ年にブロムシュテット&ゲヴァントハウス管の名演があったのでやや割を食らった感じ。

 ブルックナーは余り聴かない上に、聴くとしても7番以降が多く、4番をプロオケで聴くのはたったの2度目です。

4月17日(火) 芸術劇場
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日響 ベートーヴェン 大フーガ、ブルックナー Sym4番
メインのブルックナー、ミスターSの表現は各パートがクリヤーで、これまで気付かなかったフレーズに光が当たる感じです。またフレーズ毎の強弱の付け方もかなり細やかでした。オケではHrがソロ、そしてパート全体の音を割ってまでの強奏、どちらも見事。弦セクションもよく鳴っており、7番の時と同様、とても分厚い響きを堪能しました。終楽章にシンバルやドラが活躍してましたが、単純なノヴァーク版では無さそう、これもミスターSの芝居っ気か?

 前半は初めて舞台脇の席(ごめんなさい、後半はより良い席へ移動しました)で聴きましたが、外野席と違って、舞台に近い席だと芸劇でも弦の音が届いてバランスよく楽しめました。今後芸劇の最安席は舞台脇を狙うことにします。

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