知人からチケットを譲り受け、急遽チョン・ミュンフン&東フィルのマーラー4番を聴きに行くことになりました。4番はマーラーの中では一番聴かない曲なので、半分はソリストの森麻季さんを見に行く感覚です。例によって帰りが遅くなるので、記事だけ作成しておきます。
戻りました。森麻季さんは素敵でした。
3月11日(金)サントリーホール
チョン・ミュンフン指揮東フィル マーラーSym4番など
チョン&東フィルのマーラーは1月の3番に続き2度目、内声を少し強めにした音作りで、特に第3楽章で美しい響きを聴かせてくれました。3番のときもそうでしたが、流れを重視し、それなりに劇的な起伏もあるのですが、マーラー特有の「毒」に欠ける気がします。各声部を明瞭にして、分析的かつ解析的に演奏するタイプのマーラーでは毒が無くなることは往々にしてありますが、ロマンティックなタイプの演奏で毒を感じないのは珍しい気がします。
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