ショックなニュース: フィラデルフィア管弦楽団、破産申請へ
絶句…。
もう一つ、懸念通りのニュース: ラ・フォル・ジュルネ、全チケット払い戻しへ
ああ、やっぱり、って感じです。リス&ウラルフィルの「巨人」は聴きたかったかも。
むむぅ、「春眠暁を覚えず」状態なのか、昨夜は「のだめ」映画版の途中で意識喪失、復活して「フラッシュフォワード」を観ていてまた人事不省、そしてF1中国GP予選観戦中に意識が飛ぶ、と3度も落ちてしまいました(涙)。
爽やかな晴れ、朝昼共にほぼ平年並みながら、昨日の夏日の後では涼しく感じます。羹膾(あつなま)体質ゆえ、上着を昨日の冬用オーバーからテニスウェアの上っ張りへと薄着にしてしまい、日が落ちると寒いです。
練習予定無く午前中は教え子の応援、昨日は空調の入ってなかった(有難や)京王電車で、何故か今日は(冷房ではないにせよ)空調、というか送風が頭上から降ってきて寒く、それから逃げ回ってました。「京王よ、お前もか!」
昨日より気温は下がってるのに何で? と冷静になって気付いたのは、昨日乗ったのとは違う新型車両のため、窓がはめ殺しになっていて開けられないタイプだったこと。
振り返ってみれば、昨日冷房が入っていて発狂しそうになったTXとJRも、窓がはめ殺しの新型車両だった気がします。同様に新しく建つビルもはめ殺しの窓が主流です。なので、4月に空調を入れるセンスを疑うより、365日空調することを前提として、電車やビルの窓をはめ殺しにする設計思想をこそ疑うべきだったのかもしれません。
今日のボケ老人: 午後のアマオケの招待状を家に置いて出かける(涙)。
ま、自分のボケ度ならよくやりそうなことですが、初めてな気がします…。
と上記理由により、電車の空調を避けつつスカイツリーの見える錦糸町に早めに行き当日券を購入、トリフォニーは冷房が入っておらず、少し暖かくてホッ。聴いたのはマーラー9番、よく聴くオケですが、創立50周年にして、90回記念の演奏会、という節目ゆえ、生誕150周年という節目のマーラーを採り上げたとのこと。
4月17日(日) すみだトリフォニー
松岡究指揮東京楽友協会交響楽団 バッハ(シェーンベルク編) 前奏曲とフーガ、マーラー Sym9番
前半バッハは鳴り物も入る巨大編成でスケール大きな音場、後半のマーラーは松岡氏の標準的な棒の下、ブラスの厚みもそこそこ、終楽章の弦のうねりもそれなり、とまずまずまとまった演奏、第1楽章後、終楽章前と2度も途中にチューニングしたのと、9番にしてはパーカッションが激しめの打ち込みだったのが印象的、最後の一音はどこでやめればいいのか判らないような指揮ぶりで上手く消えてゆき、その後の黙祷は10秒弱と潔い短さ、アンコールは無し。
ただ、あろうことか、昨夜の"春眠不覚暁"病が再発、終楽章以外の各楽章で一瞬意識を失う時間がありました(涙)。これから中国GP決勝、意識喪失しないようにせねば。
2011年4月17日日曜日
2011年4月16日土曜日
夏日のシベリウス - 中島章博&東京海洋大・共立薬科大管
朝の15度台は6月並み、予報ほど崩れずほぼ晴れていた日中もグングン上昇して26.7度、今年最初の夏日です! 午前テニス、午後コンサートと典型的休日、冬のオーバーを羽織って出たら汗だくになり途中で脱ぐ羽目に。
震災による電力不足により、この夏は夢にまで見た"冷房の無い夏"を迎えられる、いや、夢なんて大袈裟ですね、自分が子供の頃はそれが当たり前でしたから、ま、ともあれ冷房の無くなる夏が楽しみ、今からウキウキしてました。
しかーし! 何たることか、今日乗った電車のうち、TXとJRには冷房が!! 嘆かわしい…、と言うか、電力不足とは無関係に、4月に冷房するセンスが理解不能、世間のスタンダードと自分の感覚との乖離に愕然としてます。
その点京王は「空調はしていませんので、暑い場合には窓をお開け下さい」と車内放送、素晴らしい!
午前の練習中に地震が、都心は震度3位だったので、テニスしてると気付かず、周りに言われて何となく、という程度だったのですが、コートにいた20数名のうち、1人だけ怯えてうずくまってしまっています。どうやら、ややPTSDっぽい症状らしく、被災地じゃなくてもこんな影響が出ているのを知ってビックリでした。
あと家に帰ったらまた少し部屋が崩れていたので、茨城は震度4は軽くあったっぽいです。
午後聴いたのは東京海洋大学と共立薬科大学の合同オケ、通常なら聴くかどうか迷う演目ながら、震災以降コンサートに飢えているので敢えて突撃、生まれて初めて東京海洋大のキャンパスへ、品川から歩ける場所で少し驚き。
会場は大学の講堂、舞台がありその正面は平土間、その後方はゆるい階段状になってます。オケを乗せるには舞台が狭く、この場合舞台を背にして平土間の舞台寄りにオケを並べ、残った平土間の後ろ半分および階段状の部分に椅子を並べて客席とするのが普通だと思います。
ところが何故か講堂のど真ん中にオケが、つまり平土間の後ろ半分および階段部の前半分に位置しており、客席用の椅子はそれを挟んで前後に置かれています。しかもよく見ると弦セクションが平土間、管楽器が階段部、つまりオケは舞台を向いてます! で平土間の舞台寄りに置かれた100席余の客席は舞台を背にしてオケの正面、そして階段部後方に置かれた60席程の椅子はオケの後方、つまりPブロックの趣、丁度(地震で壊れた)ミューザの狭い1階席+Pブロック、って感じの状況です。
4月16日(土) 東京海洋大学中部講堂
中島章博指揮東京海洋大・共立薬科大管弦楽団 シベリウス フィンランディア、シューベルト 未完成、シベリウス Sym2番
最初のフィンランディアはブラス朗々、続く未完成第1楽章最後の音はアクセント解釈、そして後半のシベリウス2番、オケは発展途上ながら最後まで頑張って熱気溢れる盛り上がりでした。アンコールはお約束のカレリア、ではなくてハンガリー舞曲(スラブ舞曲?区別付いて無い…)の有名なやつ。
まだ昼の暖気の残る夜空には殆ど円くなったお月さんが浮かんでいますが、予報によると一晩で20度近く下がるそうです。明日もアマオケ、マーラー9番です!
震災による電力不足により、この夏は夢にまで見た"冷房の無い夏"を迎えられる、いや、夢なんて大袈裟ですね、自分が子供の頃はそれが当たり前でしたから、ま、ともあれ冷房の無くなる夏が楽しみ、今からウキウキしてました。
しかーし! 何たることか、今日乗った電車のうち、TXとJRには冷房が!! 嘆かわしい…、と言うか、電力不足とは無関係に、4月に冷房するセンスが理解不能、世間のスタンダードと自分の感覚との乖離に愕然としてます。
その点京王は「空調はしていませんので、暑い場合には窓をお開け下さい」と車内放送、素晴らしい!
午前の練習中に地震が、都心は震度3位だったので、テニスしてると気付かず、周りに言われて何となく、という程度だったのですが、コートにいた20数名のうち、1人だけ怯えてうずくまってしまっています。どうやら、ややPTSDっぽい症状らしく、被災地じゃなくてもこんな影響が出ているのを知ってビックリでした。
あと家に帰ったらまた少し部屋が崩れていたので、茨城は震度4は軽くあったっぽいです。
午後聴いたのは東京海洋大学と共立薬科大学の合同オケ、通常なら聴くかどうか迷う演目ながら、震災以降コンサートに飢えているので敢えて突撃、生まれて初めて東京海洋大のキャンパスへ、品川から歩ける場所で少し驚き。
会場は大学の講堂、舞台がありその正面は平土間、その後方はゆるい階段状になってます。オケを乗せるには舞台が狭く、この場合舞台を背にして平土間の舞台寄りにオケを並べ、残った平土間の後ろ半分および階段状の部分に椅子を並べて客席とするのが普通だと思います。
ところが何故か講堂のど真ん中にオケが、つまり平土間の後ろ半分および階段部の前半分に位置しており、客席用の椅子はそれを挟んで前後に置かれています。しかもよく見ると弦セクションが平土間、管楽器が階段部、つまりオケは舞台を向いてます! で平土間の舞台寄りに置かれた100席余の客席は舞台を背にしてオケの正面、そして階段部後方に置かれた60席程の椅子はオケの後方、つまりPブロックの趣、丁度(地震で壊れた)ミューザの狭い1階席+Pブロック、って感じの状況です。
4月16日(土) 東京海洋大学中部講堂
中島章博指揮東京海洋大・共立薬科大管弦楽団 シベリウス フィンランディア、シューベルト 未完成、シベリウス Sym2番
最初のフィンランディアはブラス朗々、続く未完成第1楽章最後の音はアクセント解釈、そして後半のシベリウス2番、オケは発展途上ながら最後まで頑張って熱気溢れる盛り上がりでした。アンコールはお約束のカレリア、ではなくてハンガリー舞曲(スラブ舞曲?区別付いて無い…)の有名なやつ。
まだ昼の暖気の残る夜空には殆ど円くなったお月さんが浮かんでいますが、予報によると一晩で20度近く下がるそうです。明日もアマオケ、マーラー9番です!
2011年3月21日月曜日
祈りと希いをこめた"復活" - ジェフリー・リンク&東京アマデウス管弦楽団 マーラー2番
南茨城の放射線レベル、午後からまた平時の10倍~数10倍の数値に上がってます(涙)。
ちょっと早い春分の日は雨、少しは原発にも降ってくれたでしょうか。1ミリ以上のちゃんとした雨が降ったのは何と2週間振り、春先にしては珍しいかも、深夜には10度以上あった気温は日中回復することなくほぼ7、8度台と肌寒い一日、午後アマオケへ、震災以降初めて都心へ出ます。
アマオケを聴くのは大好き、ただ自分が演奏する側だった時は「こっちがお金払ってですら来て貰うのは申し訳ないのに、お金をいただくなんてトンデモナイ」という感覚でした、よって聴くための予算は限りなくゼロに近く、価格設定が強気のアマオケとは自然と縁遠くなります。
今日聴いたのもそんなオケ、よって元々は全く予定の無かった公演だったんですが、この時節敢えて中止にせず被災地復興の祈りをこめて演奏し、収益は全額被災地へ寄付、更に義捐金も募るとの情報を得、その心意気を買って急遽参戦した次第。
また、本来3月の最終週は次の3公演
・27日 都民響(かなり上手なアマオケ)のマーラー10番全曲
・29日 スダーン&首都圏8音大合同オケの展覧会の絵、ローマの松
・31日 バスケス&エル・システマ・ユースオケのサン=サーンス3番とショスタコ10番(重量プロ!)
が予定されており、この3連戦は個人的に上半期のハイライトと考えていた一大イベントでしたが、震災の影響で全て中止、何か淋しいなぁ、と思っていたのも足を運んだ理由の一つ。
都心までの途中駅の暗さや新宿駅の人の少なさ(あくまで相対的に、ですが)にビックリしつつ、特別ダイヤ等の影響で30分待ちなどあって通常1時間半で着くところ2時間半掛かった新宿文化センター、防災上如何なる効果があるのか不明ですが、2階席は締め切りで1階席のみ使用、でもほぼ1階が満席になって見上げてみると2階に潜入?しているお客さんも。
まず開演前に指揮者ジェフリー・リンク氏より「悲しい時にこそこの曲を」との口上、国外脱出する外人が周りにもウジャウジャいる中、この原発クライシスの時期に敢えて来日したんだとすれば天晴れの一言です。
3月21日(月・祝) 新宿文化センター
ジェフリー・リンク指揮東京アマデウス管弦楽団 マーラー Sym2番
前述の理由により初めて聴くオケ、東大オケのOB中心に結成されたとのこと、3団体概算200人超の大合唱はオケの後方の雛壇、指揮者と一緒に入場のソリストはその最前列中央に位置、リンクのゆったり重厚骨太系の棒に応えるオケは弦が安定しており、管もまずまず、女性ティンパニストのキレのいい叩きっぷりが印象的。第1楽章後に休憩の代わりに音合わせ、終楽章"荒野の呼び声"のHrのハイトーンをTpで代用(ワルター&NYPでしたっけ)したのを実演で聴いたのは多分2度目、合唱は最初の出番は座ったまま、2度目の出番で立つスタイル、クライマックスではバンダも加わったブラスがそれなりに鳴り、オルガンも吼えてまずまず雄大でした。
ちょっと早い春分の日は雨、少しは原発にも降ってくれたでしょうか。1ミリ以上のちゃんとした雨が降ったのは何と2週間振り、春先にしては珍しいかも、深夜には10度以上あった気温は日中回復することなくほぼ7、8度台と肌寒い一日、午後アマオケへ、震災以降初めて都心へ出ます。
アマオケを聴くのは大好き、ただ自分が演奏する側だった時は「こっちがお金払ってですら来て貰うのは申し訳ないのに、お金をいただくなんてトンデモナイ」という感覚でした、よって聴くための予算は限りなくゼロに近く、価格設定が強気のアマオケとは自然と縁遠くなります。
今日聴いたのもそんなオケ、よって元々は全く予定の無かった公演だったんですが、この時節敢えて中止にせず被災地復興の祈りをこめて演奏し、収益は全額被災地へ寄付、更に義捐金も募るとの情報を得、その心意気を買って急遽参戦した次第。
また、本来3月の最終週は次の3公演
・27日 都民響(かなり上手なアマオケ)のマーラー10番全曲
・29日 スダーン&首都圏8音大合同オケの展覧会の絵、ローマの松
・31日 バスケス&エル・システマ・ユースオケのサン=サーンス3番とショスタコ10番(重量プロ!)
が予定されており、この3連戦は個人的に上半期のハイライトと考えていた一大イベントでしたが、震災の影響で全て中止、何か淋しいなぁ、と思っていたのも足を運んだ理由の一つ。
都心までの途中駅の暗さや新宿駅の人の少なさ(あくまで相対的に、ですが)にビックリしつつ、特別ダイヤ等の影響で30分待ちなどあって通常1時間半で着くところ2時間半掛かった新宿文化センター、防災上如何なる効果があるのか不明ですが、2階席は締め切りで1階席のみ使用、でもほぼ1階が満席になって見上げてみると2階に潜入?しているお客さんも。
まず開演前に指揮者ジェフリー・リンク氏より「悲しい時にこそこの曲を」との口上、国外脱出する外人が周りにもウジャウジャいる中、この原発クライシスの時期に敢えて来日したんだとすれば天晴れの一言です。
3月21日(月・祝) 新宿文化センター
ジェフリー・リンク指揮東京アマデウス管弦楽団 マーラー Sym2番
前述の理由により初めて聴くオケ、東大オケのOB中心に結成されたとのこと、3団体概算200人超の大合唱はオケの後方の雛壇、指揮者と一緒に入場のソリストはその最前列中央に位置、リンクのゆったり重厚骨太系の棒に応えるオケは弦が安定しており、管もまずまず、女性ティンパニストのキレのいい叩きっぷりが印象的。第1楽章後に休憩の代わりに音合わせ、終楽章"荒野の呼び声"のHrのハイトーンをTpで代用(ワルター&NYPでしたっけ)したのを実演で聴いたのは多分2度目、合唱は最初の出番は座ったまま、2度目の出番で立つスタイル、クライマックスではバンダも加わったブラスがそれなりに鳴り、オルガンも吼えてまずまず雄大でした。
2011年3月4日金曜日
シャイー&ゲヴァントハウスの劇的ブルックナー8番
昨日同様、風強く気温低めの冬晴れ、ただ寒さも強風も前日よりマシ、その代わり何故か宿舎の室温は昨日より下がって9度とまたも10度割れ(涙)。
夜は急遽参戦が決まったシャイー&ゲヴァントハウス管、急に決まったのはチケット代が高騰し、入手を躊躇していたから、このコンビ最初の来日だった3年前(結局は中止(2008/1/17))は4000円だった最安席が、円高が進んだこの時節だと言うのに、何とその倍の8000円に設定されてます!
その招聘元の姿勢に納得行かず、ボイコットだ!と息巻いてました。
が、自分一人がそう言っても何の意味も無いし…、仕切り直しだった2年前の来日では、オケに火を点けたマーラー1番、陽性のブルックナー4番、どちらも良かったし…、ゲヴァントハウス管のブルックナーと言えばブロムシュテットとの7番も最高だったし…、とあっさり志を枉げてヤフオク等で最安席を探索すること2か月、公演前日深夜12時半にようやくGETしたチケットです。
会場のサントリー、貧民席は9割程度埋まってますが、S-Aなど高そうな席は6-7割の入り、やはり売れ残ったようです、強気の価格設定との関係は不明ですが。
3月4日(金) サントリーホール
リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 ブルックナー Sym8番
オケは対向配置、右端にハープが3台! Hrは9本、うち持ち替えのワーグナーチューバ4本の隣にチューバ、4番の時もそうでしたが、シャイーのスタイルは宗教的な敬虔さとは反対で、よりロマンティックに、より劇的に、という感じ、個性的な強弱もしばしば、濃いめの表情付けで進行した第3楽章、シンバルの入るクライマックス後に弦が残る部分で1音1音見得を切りまくっていたのが特に印象的、オケは弦がさすがの均質な響き、ただ要所ではその音の肌理が荒れる程にシャイーが煽っていて、この老舗オケにここまでやらせるか、って点で凄かったです。ブラスはその弦を消さない8分程度の吹きっぷり、終楽章ではTpが時たま9分程度になってましたが、コーダではほぼ8分程度と弦管のバランス保持、それでもオケ全体では重厚なサウンドを満喫しました。
シャイーは1-3楽章全て、最後の音が消えてからも数秒棒を上げたまま、なのに棒が下りる前に咳をどんどん始める人が方々にいて、「TV中継も入ってるのに、これじゃあ、終楽章も余韻が残るうちにブラボーや拍手が出ちゃうだろうな」と思っていたらさにあらず、最後だけはお行儀よく、(ほぼ、ですが)棒が下りてからの拍手喝采でした、久々だったかも。
夜は急遽参戦が決まったシャイー&ゲヴァントハウス管、急に決まったのはチケット代が高騰し、入手を躊躇していたから、このコンビ最初の来日だった3年前(結局は中止(2008/1/17))は4000円だった最安席が、円高が進んだこの時節だと言うのに、何とその倍の8000円に設定されてます!
その招聘元の姿勢に納得行かず、ボイコットだ!と息巻いてました。
が、自分一人がそう言っても何の意味も無いし…、仕切り直しだった2年前の来日では、オケに火を点けたマーラー1番、陽性のブルックナー4番、どちらも良かったし…、ゲヴァントハウス管のブルックナーと言えばブロムシュテットとの7番も最高だったし…、とあっさり志を枉げてヤフオク等で最安席を探索すること2か月、公演前日深夜12時半にようやくGETしたチケットです。
会場のサントリー、貧民席は9割程度埋まってますが、S-Aなど高そうな席は6-7割の入り、やはり売れ残ったようです、強気の価格設定との関係は不明ですが。
3月4日(金) サントリーホール
リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 ブルックナー Sym8番
オケは対向配置、右端にハープが3台! Hrは9本、うち持ち替えのワーグナーチューバ4本の隣にチューバ、4番の時もそうでしたが、シャイーのスタイルは宗教的な敬虔さとは反対で、よりロマンティックに、より劇的に、という感じ、個性的な強弱もしばしば、濃いめの表情付けで進行した第3楽章、シンバルの入るクライマックス後に弦が残る部分で1音1音見得を切りまくっていたのが特に印象的、オケは弦がさすがの均質な響き、ただ要所ではその音の肌理が荒れる程にシャイーが煽っていて、この老舗オケにここまでやらせるか、って点で凄かったです。ブラスはその弦を消さない8分程度の吹きっぷり、終楽章ではTpが時たま9分程度になってましたが、コーダではほぼ8分程度と弦管のバランス保持、それでもオケ全体では重厚なサウンドを満喫しました。
シャイーは1-3楽章全て、最後の音が消えてからも数秒棒を上げたまま、なのに棒が下りる前に咳をどんどん始める人が方々にいて、「TV中継も入ってるのに、これじゃあ、終楽章も余韻が残るうちにブラボーや拍手が出ちゃうだろうな」と思っていたらさにあらず、最後だけはお行儀よく、(ほぼ、ですが)棒が下りてからの拍手喝采でした、久々だったかも。
2011年2月27日日曜日
花オケ、第2回公演はマーラー5番 - 吉田貴弘&ブルミーネ・フィル
2週に亘ったFMのマーラー特集、金曜は最終日に相応しくマーラー10番全曲(リットン&ベルゲンフィル)、それもカーペンター版でした。しかも偶然その放送の直後にジンマン&チューリッヒ・トーンハレ管の10番、しかも同じカーペンター版のディスクがCSで放送され、一夜にして聴き慣れないカーペンター版を2度も聴くことに。
ただ10番と言うとクック版、しかもモリス&NPO盤の演奏が刷り込まれている(昔は外盤を入れてもこれとオーマンディ&フィラデルフィアくらいしか無かった)せいか、ドンシャン鳴り過ぎるのが気になる上、終楽章冒頭"消防士の葬送太鼓"が弱音で叩かれるのがどーもしっくりきません。
朝は零度弱とやや高め程度でしたが、よく晴れた日中はグングン上昇して17度台とまたも4月の陽気、朝していったマフラーを午後は外すことに、ただくしゃみ鼻水は昨日より激しめになりました。
午前テニス、午後コンサートと典型的休日、聴いたのはマーラー「花の章」を冠するアマオケ、昨年(と思ってら一昨年でした)の第1回公演に続き、勿論今年もマーラーです。
2月27日(日) 練馬文化センター
吉田貴弘指揮ブルミーネ・フィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキー ロミオとジュリエット、マーラー Sym5番
前半のチャイコ「ロミジュリ」であった不安定感が後半のマーラーでは少し解消、それでもこの発展途上のオケには5番はやや荷が重い印象もあり、とは言え終楽章クライマックスはブラスがそこそこ鳴っての大団円。オケではHrソロが出色、また木管はもっと思い切って吹いていいのでは。あと珍しかったのはTpソロのパートを(1)1stが吹く(2)アシと2人で吹く(3)アシが吹く、と3パターン使い分けていたこと、こんなの初めてです。
ただ10番と言うとクック版、しかもモリス&NPO盤の演奏が刷り込まれている(昔は外盤を入れてもこれとオーマンディ&フィラデルフィアくらいしか無かった)せいか、ドンシャン鳴り過ぎるのが気になる上、終楽章冒頭"消防士の葬送太鼓"が弱音で叩かれるのがどーもしっくりきません。
朝は零度弱とやや高め程度でしたが、よく晴れた日中はグングン上昇して17度台とまたも4月の陽気、朝していったマフラーを午後は外すことに、ただくしゃみ鼻水は昨日より激しめになりました。
午前テニス、午後コンサートと典型的休日、聴いたのはマーラー「花の章」を冠するアマオケ、昨年(と思ってら一昨年でした)の第1回公演に続き、勿論今年もマーラーです。
2月27日(日) 練馬文化センター
吉田貴弘指揮ブルミーネ・フィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキー ロミオとジュリエット、マーラー Sym5番
前半のチャイコ「ロミジュリ」であった不安定感が後半のマーラーでは少し解消、それでもこの発展途上のオケには5番はやや荷が重い印象もあり、とは言え終楽章クライマックスはブラスがそこそこ鳴っての大団円。オケではHrソロが出色、また木管はもっと思い切って吹いていいのでは。あと珍しかったのはTpソロのパートを(1)1stが吹く(2)アシと2人で吹く(3)アシが吹く、と3パターン使い分けていたこと、こんなの初めてです。
2011年2月26日土曜日
ゾルテス&都響のサロメ
21度以上あった昨日の午後から20度以上下がって朝はマイナス1度、ただこれでも平年より高い値、日中も昨日より12度位低く10度に届かず、まあ、この時期の普通の冬晴れに戻った感じ、
練習予定無く、朝ビデオを少し消化してからまず職場へ、着いてしばらくすると(5-10秒位の間隔こそありましたが)くしゃみ12連発! 本格的に花粉症発動です。
午後は上野に出て二期会の「サロメ」、鬼才コンヴィチュニーの演出が話題のようですが、それにしては唯一の休日公演なのにS-Aなど高そうな席のサイド寄りや後方はガラガラで人っ子一人いないブロックも。自分は勿論2,000円の貧民席(5Fサイド)、双眼鏡片手に鑑賞です。
2月26日(土) 東京文化会館
シュテファン・ゾルテス&都響&二期会 R.シュトラウス サロメ
さすがコンヴィチュニーの演出は異色、舞台は近未来の核シェルターっぽい閉鎖空間、サロメがすぐに殺されて食べられ(!)たり、死姦のカマ掘り大会があったり、サロメが周りを踊らせたりといろいろ、歌の無い箇所を上手く使って過激な場面を挿入している印象、未知の指揮者ゾルテス率いる都響はマイルドな音色で質の高いまとまりを感じましたが、音に凄みや怖さが余り感じられない点(でも首切り手前の低弦の刻みは気合入ってました)と、歌手陣のパワーを考慮して抑えているのか鳴りが悪かったのが今ひとつ物足りない点、ただオケのみの中盤の場面転換はかなりの迫力でしたし、サロメとヨカナーンが手に手を取る(!)ハッピーエンドもまずまずの迫力でした。
上演中、鼻水やくしゃみが心配でしたが、大体建物に入って30分もすれば落ち着くようでほぼ問題無し、ただ夕方地元駅にに着いた瞬間、くしゃみ連発&鼻水ダラーリ状態に、都心より茨城の方が花粉が多いのか?
明日はアマオケでマーラー5番です!
練習予定無く、朝ビデオを少し消化してからまず職場へ、着いてしばらくすると(5-10秒位の間隔こそありましたが)くしゃみ12連発! 本格的に花粉症発動です。
午後は上野に出て二期会の「サロメ」、鬼才コンヴィチュニーの演出が話題のようですが、それにしては唯一の休日公演なのにS-Aなど高そうな席のサイド寄りや後方はガラガラで人っ子一人いないブロックも。自分は勿論2,000円の貧民席(5Fサイド)、双眼鏡片手に鑑賞です。
2月26日(土) 東京文化会館
シュテファン・ゾルテス&都響&二期会 R.シュトラウス サロメ
さすがコンヴィチュニーの演出は異色、舞台は近未来の核シェルターっぽい閉鎖空間、サロメがすぐに殺されて食べられ(!)たり、死姦のカマ掘り大会があったり、サロメが周りを踊らせたりといろいろ、歌の無い箇所を上手く使って過激な場面を挿入している印象、未知の指揮者ゾルテス率いる都響はマイルドな音色で質の高いまとまりを感じましたが、音に凄みや怖さが余り感じられない点(でも首切り手前の低弦の刻みは気合入ってました)と、歌手陣のパワーを考慮して抑えているのか鳴りが悪かったのが今ひとつ物足りない点、ただオケのみの中盤の場面転換はかなりの迫力でしたし、サロメとヨカナーンが手に手を取る(!)ハッピーエンドもまずまずの迫力でした。
上演中、鼻水やくしゃみが心配でしたが、大体建物に入って30分もすれば落ち着くようでほぼ問題無し、ただ夕方地元駅にに着いた瞬間、くしゃみ連発&鼻水ダラーリ状態に、都心より茨城の方が花粉が多いのか?
明日はアマオケでマーラー5番です!
2011年2月22日火曜日
なぜチキンラーメン? - 崖の上のポニョ <'08 日>
3週振りに「最上の命医」を観たんですが、いつの間にかヒロイン(比嘉愛未)がいなくなっちゃってます、元々そんなストーリーなの?それとも何かあったの?
(↑NHK朝ドラ「どんど晴れ」の続編?の撮影のため転勤させた(笑)そうです、さすがNHK。)
よく晴れて朝は平年値に戻って3日振りのマイナス気温、日中もほぼ平年値ながら昨日と同じく春の暖かみを感じます。
フジで再放送していた「ベートーベン・ウィルス」を保存用録画しながら結局全話視聴、独自のカットを施しているらしく、エピソードによって大幅に削ったりほぼ完全に残したりとまちまち、それでもテレ東放送時には無かったシーン満載で、特にカンマエのモデルがチェリビダッゲだったことは、分かる人には分かる、という仕掛けかと思ってましたが、実際は劇中で明言されてました。ただカンマエの元カノとのエピソードが(あるらしいんですが)見られなかったのは残念。
あと今回認識を新たにしたのは、
・挿入曲の1つを少女時代のメンバーが歌っていたこと
・フルート少女イドゥンの名前がハイドン(ハ・イドン?)だったこと
・カンマエが破り捨てるチョン・ミョンファン(笑)のポスターはチョン&ソウルフィル(今年来日!)のものだったこと
・カンマエの夢のシーンで「愛の夢」の「愛せる限り愛せ」が原曲の歌曲で効果的に使われていたこと
などなど。
その「ベートーベン・ウィルス」を録画するテープの空きを作るために観た映画がこれ、宮崎アニメのヒット作ですが、宮崎作品のいい視聴者ではない(一応有名どころはほぼ観てますが、一番面白かったのが「カリオストロの城」ですから)ので、ながら観です。
崖の上のポニョ <'08 日>
人魚姫をベースとした童話、ここからどうクライマックスへと進むのかな、と思った所でエンドタイトルとなり少し驚き、ただこの短さ(101分)が個人的にはポイント高し。微妙に違和感のある声優が数人いる中でもダントツに天海祐希にミスキャスト感があり、音楽担当の久石譲は「ワルキューレの騎行」をもろパクってました(笑)。そして、なぜチキンラーメン?「魔女の宅急便」のクロネコの如くタイアップ?
巷ではエンドクレジットに感動、という人が多いようで、言われてみれば成る程、って感じです。
(↑NHK朝ドラ「どんど晴れ」の続編?の撮影のため転勤させた(笑)そうです、さすがNHK。)
よく晴れて朝は平年値に戻って3日振りのマイナス気温、日中もほぼ平年値ながら昨日と同じく春の暖かみを感じます。
フジで再放送していた「ベートーベン・ウィルス」を保存用録画しながら結局全話視聴、独自のカットを施しているらしく、エピソードによって大幅に削ったりほぼ完全に残したりとまちまち、それでもテレ東放送時には無かったシーン満載で、特にカンマエのモデルがチェリビダッゲだったことは、分かる人には分かる、という仕掛けかと思ってましたが、実際は劇中で明言されてました。ただカンマエの元カノとのエピソードが(あるらしいんですが)見られなかったのは残念。
あと今回認識を新たにしたのは、
・挿入曲の1つを少女時代のメンバーが歌っていたこと
・フルート少女イドゥンの名前がハイドン(ハ・イドン?)だったこと
・カンマエが破り捨てるチョン・ミョンファン(笑)のポスターはチョン&ソウルフィル(今年来日!)のものだったこと
・カンマエの夢のシーンで「愛の夢」の「愛せる限り愛せ」が原曲の歌曲で効果的に使われていたこと
などなど。
その「ベートーベン・ウィルス」を録画するテープの空きを作るために観た映画がこれ、宮崎アニメのヒット作ですが、宮崎作品のいい視聴者ではない(一応有名どころはほぼ観てますが、一番面白かったのが「カリオストロの城」ですから)ので、ながら観です。
崖の上のポニョ <'08 日>
人魚姫をベースとした童話、ここからどうクライマックスへと進むのかな、と思った所でエンドタイトルとなり少し驚き、ただこの短さ(101分)が個人的にはポイント高し。微妙に違和感のある声優が数人いる中でもダントツに天海祐希にミスキャスト感があり、音楽担当の久石譲は「ワルキューレの騎行」をもろパクってました(笑)。そして、なぜチキンラーメン?「魔女の宅急便」のクロネコの如くタイアップ?
巷ではエンドクレジットに感動、という人が多いようで、言われてみれば成る程、って感じです。
2011年2月20日日曜日
タコオケの室内Sym、12番 - 長田雅人&オーケストラ・ダスビダーニャのショスタコーヴィチ12番、室内Sym
がーん、昨夜5番のハシゴから帰りTVを観ていて1時半頃に人事不省に、楽しみにしていた深夜のC.リーグダイジェストおよび早朝のC.リーグマガジンを寝ブッチ(涙)、1回戦の結果を目にしないよう頑張ってきたのが全て徒労に…。
今にも降りそうな感じの曇り、その雲のせいか朝はプラス気温、日中はほぼ平年並み、早起きして都心に出て、午前テニス、午後コンサートと典型的休日パターン。
聴いたのは年に1度の楽しみのショスタコ専門オケ、ダスビ(昨年は6番)、その熱い豪演は、優に100回を超えるショスタコ体験の中で、トップ5のうち2つか3つは間違いなくこのオケ、と言える程です。
本日のメイン12番は軽薄とのレッテルを貼られて演奏機会が少ないだけに、ダスビがどう料理するか興味津々、また室内Symに関しては、DSCH音型がこれでもかとしつこく繰り返されること、そして「ザッザッザッ」という3連打が怖いこと、この2点しか印象にありません。ただ、これを弦楽四重奏から弦楽合奏へ編曲したバルシャイが昨年11月に亡くなっていたことを(いつも通り詳細な)パンフを読み初めて知りました。
2月20日(日) すみだトリフォニー
長田雅人指揮オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ 映画「司祭とその召使いバルダの物語」より抜粋、室内Sym <バルシャイ編>、Sym12番
最初は拍手が残るうちからいきなり起立したミュート付きTbソロからスタート、9曲を抜粋しても20分に満たない楽しい曲で、ワーグナーチューバやサックスまで動員する大編成、音楽(映画)のクライマックスは試練を乗り越えたバルダが司祭にくらわすデコピン(!)3発(バスドラムで表現)、まるでマーラー6番です(笑)。
続く室内Sym、破壊的なブラスとパーカションが売りのダスビゆえ、弦のみの曲はちょっとキツイかなと思いましたが杞憂、重戦車の如き低弦を中心に肺腑をえぐるサウンドに凄味があり、やはり技術よりスピリット、と思わせてくれました。マーラーの名を冠するオケも見習って欲しいもの。この曲を初めてちゃんと聴きましたが、全編これ自曲からの引用に満ち満ちており(いきなりSym1番ですから)、まるで「英雄の生涯」です(笑)。
後半の12番、まず第1楽章が激しく阿鼻叫喚レベル、昔よく聴いたムラヴィンスキー&レニングラードフィルのLPも真っ青、終楽章はどうなっちゃうの?と思ってましたが、さすがにあの息の長い、と言うかクドくてしつこい、と言うかブラスには拷問、のコーダではTpトップが体力切れしたか壮絶なレベルには至らず、それでも実演では滅多に聴けないレベルの豪快サウンドを満喫しました。あとHrソロが美しかったです。アンコールは何とショスタコーヴィチ編によるシュトラウスのポルカ「観光列車」を玩具のラッパを使ったアトラクション付きで、次のアンコールは激しい曲か、と思ったらこれで終わり、残念。
今にも降りそうな感じの曇り、その雲のせいか朝はプラス気温、日中はほぼ平年並み、早起きして都心に出て、午前テニス、午後コンサートと典型的休日パターン。
聴いたのは年に1度の楽しみのショスタコ専門オケ、ダスビ(昨年は6番)、その熱い豪演は、優に100回を超えるショスタコ体験の中で、トップ5のうち2つか3つは間違いなくこのオケ、と言える程です。
本日のメイン12番は軽薄とのレッテルを貼られて演奏機会が少ないだけに、ダスビがどう料理するか興味津々、また室内Symに関しては、DSCH音型がこれでもかとしつこく繰り返されること、そして「ザッザッザッ」という3連打が怖いこと、この2点しか印象にありません。ただ、これを弦楽四重奏から弦楽合奏へ編曲したバルシャイが昨年11月に亡くなっていたことを(いつも通り詳細な)パンフを読み初めて知りました。
2月20日(日) すみだトリフォニー
長田雅人指揮オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ 映画「司祭とその召使いバルダの物語」より抜粋、室内Sym <バルシャイ編>、Sym12番
最初は拍手が残るうちからいきなり起立したミュート付きTbソロからスタート、9曲を抜粋しても20分に満たない楽しい曲で、ワーグナーチューバやサックスまで動員する大編成、音楽(映画)のクライマックスは試練を乗り越えたバルダが司祭にくらわすデコピン(!)3発(バスドラムで表現)、まるでマーラー6番です(笑)。
続く室内Sym、破壊的なブラスとパーカションが売りのダスビゆえ、弦のみの曲はちょっとキツイかなと思いましたが杞憂、重戦車の如き低弦を中心に肺腑をえぐるサウンドに凄味があり、やはり技術よりスピリット、と思わせてくれました。マーラーの名を冠するオケも見習って欲しいもの。この曲を初めてちゃんと聴きましたが、全編これ自曲からの引用に満ち満ちており(いきなりSym1番ですから)、まるで「英雄の生涯」です(笑)。
後半の12番、まず第1楽章が激しく阿鼻叫喚レベル、昔よく聴いたムラヴィンスキー&レニングラードフィルのLPも真っ青、終楽章はどうなっちゃうの?と思ってましたが、さすがにあの息の長い、と言うかクドくてしつこい、と言うかブラスには拷問、のコーダではTpトップが体力切れしたか壮絶なレベルには至らず、それでも実演では滅多に聴けないレベルの豪快サウンドを満喫しました。あとHrソロが美しかったです。アンコールは何とショスタコーヴィチ編によるシュトラウスのポルカ「観光列車」を玩具のラッパを使ったアトラクション付きで、次のアンコールは激しい曲か、と思ったらこれで終わり、残念。
2011年2月19日土曜日
ペーター・フロール&東響のユニークブルックナー5番
5番をハシゴした土曜、みなとみらいでマーラー5番を聴いた後、サントリーへ移動して聴いたのは同じ5番でもブルックナーです。
2月19日(土) サントリーホール
クラウス・ペーター・フロール指揮東響 ハイドン Sym101番、ブルックナー Sym5番
初めて見るペーター・フロールは小柄・小太りで人の良さそうなおっさん、って感じ、前半ハイドンは棒を使わず全身で様々な表情を演出する雄弁な指揮、ただ30分は長かったです。そして後半お目当てブルックナー、オケは午後の神奈川フィルと同じくチェロと弦バスが左にくる対向配置、7本のHr(ハミルは1stアシ)は左側、それ以外のブラスを右端に固め、ずらっと6本並んだTp(倍管?)が壮観、ここでは棒を使用し指揮姿は少しオーソドックス、でも内容は楽譜に書いて無さそうなテンポのオンオフや強弱など個性的表現のオンパレード、第2楽章第1主題でピッツィカートに極端な抑揚を付け、続くアルコによる第2主題で思いきりたっぷりと弾かせたのが特に印象的、第2-3楽章は続けて演奏、終楽章はHrを筆頭(時に一斉にベルアップ!)としてブラスは豪快、Tp、Tbは全開の1歩手前ながら、全体の鳴りは過去最高かも。
第1楽章では最後の音の余韻が消えてからもたっぷり5秒は指揮棒を下ろさず、「終楽章はこれは通用しないだろうなあ」と思っていると案の定、最後の1音が鳴ってるうちにブラボーって拍手する人がいました(笑)。
ブルックナー好きには眉をひそめられそうですが、自分の中でのこの曲の位置は「楽譜通りに演奏するだけで終楽章は鼻血が出そうなド迫力」というもの、ところが(まだ10回にも満たないとはいえ)実演でその期待に応える演奏にはお目にかかってません(チェリの5番を聴きたかった…)。ただこの日(と千代田フィル)が今までそれに1番近かった気がします。
終演後ホールを出た所で京都時代の研究室の後輩に遭遇、えっ!そんな趣味あったっけ?と訊くと奥様とお母様のお迎えとのことでした。
2月19日(土) サントリーホール
クラウス・ペーター・フロール指揮東響 ハイドン Sym101番、ブルックナー Sym5番
初めて見るペーター・フロールは小柄・小太りで人の良さそうなおっさん、って感じ、前半ハイドンは棒を使わず全身で様々な表情を演出する雄弁な指揮、ただ30分は長かったです。そして後半お目当てブルックナー、オケは午後の神奈川フィルと同じくチェロと弦バスが左にくる対向配置、7本のHr(ハミルは1stアシ)は左側、それ以外のブラスを右端に固め、ずらっと6本並んだTp(倍管?)が壮観、ここでは棒を使用し指揮姿は少しオーソドックス、でも内容は楽譜に書いて無さそうなテンポのオンオフや強弱など個性的表現のオンパレード、第2楽章第1主題でピッツィカートに極端な抑揚を付け、続くアルコによる第2主題で思いきりたっぷりと弾かせたのが特に印象的、第2-3楽章は続けて演奏、終楽章はHrを筆頭(時に一斉にベルアップ!)としてブラスは豪快、Tp、Tbは全開の1歩手前ながら、全体の鳴りは過去最高かも。
第1楽章では最後の音の余韻が消えてからもたっぷり5秒は指揮棒を下ろさず、「終楽章はこれは通用しないだろうなあ」と思っていると案の定、最後の1音が鳴ってるうちにブラボーって拍手する人がいました(笑)。
ブルックナー好きには眉をひそめられそうですが、自分の中でのこの曲の位置は「楽譜通りに演奏するだけで終楽章は鼻血が出そうなド迫力」というもの、ところが(まだ10回にも満たないとはいえ)実演でその期待に応える演奏にはお目にかかってません(チェリの5番を聴きたかった…)。ただこの日(と千代田フィル)が今までそれに1番近かった気がします。
終演後ホールを出た所で京都時代の研究室の後輩に遭遇、えっ!そんな趣味あったっけ?と訊くと奥様とお母様のお迎えとのことでした。
金&神奈川フィルの5番
ほぼ終日の曇り、気温は平年並みながら昨日暖かだったせいか、朝テニス始める前は寒く感じました。早起きして都心で昼まで練習、テニスコート近くの梅干屋さんの梅はひと月前に咲き始めていたのに、まだ5分程度の咲きに見えます。
テニスの後はコンサートのハシゴ、と先々週の土曜と同じパターン、ただ先々週はアマオケのハシゴでしたが、今週はプロオケのハシゴ、そして先々週は両方マーラーでしたが、今週は両方5番です。
まず午後に聴いたのはマーラーの5番、金&神奈川フィルが昨年来やっているチクルスの一環、去年3番を聴いてます。会場のみなとみらいは9割程度と結構埋まってました。
2月19日(土) みなとみらいホール
金聖響&神奈川フィル モーツァルト VnC4番、マーラー Sym5番
オケは1stVnの隣にチェロ、その後ろに弦バスがくる対向配置、前半モ-ツァルト(第1楽章のカデンツァが長かった)のソリストは3ヶ月前に音大オケで見た南紫音、萌黄色?ウグイス色?ともかく春めいた色のドレスが素敵でした。後半のマーラー、テンポは標準的でアクは薄めでメリハリのある音作り、3番の時に比べて拍を振らずに流れる棒で表現する箇所は少なめでしたが、棒を置きそのスタイルで各動機を丁寧に積み上げてゆく表現だった第4楽章が印象的。ややソフト系の音色のTpソロ(C管使用、たぶん)とストレートな吹きっぷりのHrソロは共になかなか、Obが味のある音色、金は第1楽章からブラスをしっかり鳴らしつつも9割程度に抑えておき、終楽章クライマックスのコラール頂点でTpが突き抜けてMAXに達する構成力は見事、その後コーダも無闇に煽ることなく、乱れない様にコントロールしてのフィニッシュでした。
10年近く前にやはり5番を都響とやった時は、第3楽章の(日本人の苦手な)ワルツを粋にやるべく紡いだ流麗なタクトも空しく"笛吹けど踊らず"状態でしたが、今やオケとの兼ね合いも見すえてそれなりの表現が出来るようになった印象です。
この後サントリーに移動してペーター=フロール&東響のブルックナー5番を聴いた(個性的かつ豪快で良かったです)のですが、それはまた別の記事にします。
明日は例年爆演が楽しめるショスタコ専門オケ、ダスビです!
テニスの後はコンサートのハシゴ、と先々週の土曜と同じパターン、ただ先々週はアマオケのハシゴでしたが、今週はプロオケのハシゴ、そして先々週は両方マーラーでしたが、今週は両方5番です。
まず午後に聴いたのはマーラーの5番、金&神奈川フィルが昨年来やっているチクルスの一環、去年3番を聴いてます。会場のみなとみらいは9割程度と結構埋まってました。
2月19日(土) みなとみらいホール
金聖響&神奈川フィル モーツァルト VnC4番、マーラー Sym5番
オケは1stVnの隣にチェロ、その後ろに弦バスがくる対向配置、前半モ-ツァルト(第1楽章のカデンツァが長かった)のソリストは3ヶ月前に音大オケで見た南紫音、萌黄色?ウグイス色?ともかく春めいた色のドレスが素敵でした。後半のマーラー、テンポは標準的でアクは薄めでメリハリのある音作り、3番の時に比べて拍を振らずに流れる棒で表現する箇所は少なめでしたが、棒を置きそのスタイルで各動機を丁寧に積み上げてゆく表現だった第4楽章が印象的。ややソフト系の音色のTpソロ(C管使用、たぶん)とストレートな吹きっぷりのHrソロは共になかなか、Obが味のある音色、金は第1楽章からブラスをしっかり鳴らしつつも9割程度に抑えておき、終楽章クライマックスのコラール頂点でTpが突き抜けてMAXに達する構成力は見事、その後コーダも無闇に煽ることなく、乱れない様にコントロールしてのフィニッシュでした。
10年近く前にやはり5番を都響とやった時は、第3楽章の(日本人の苦手な)ワルツを粋にやるべく紡いだ流麗なタクトも空しく"笛吹けど踊らず"状態でしたが、今やオケとの兼ね合いも見すえてそれなりの表現が出来るようになった印象です。
この後サントリーに移動してペーター=フロール&東響のブルックナー5番を聴いた(個性的かつ豪快で良かったです)のですが、それはまた別の記事にします。
明日は例年爆演が楽しめるショスタコ専門オケ、ダスビです!