2009年11月2日月曜日

シャイー&ゲヴァントハウスの陽性ブルックナー4番

昨夕から降り出した雨は朝には上がって日中は曇り、気温は昨日より10度位下がって15度に届くか微妙なところ、宿舎の水回り工事と試合が重なってしまい、メッセージと鍵をドアの取っ手にぶら下げて試合へ。

 今日は予選、3試合勝たないと本選へ進めません、「病み上がりだし、1試合も勝てねえだろうなぁ」と思いつつ会場でガンガン鼻をかんでいると本部から呼び出し、本選で欠員が出て繰り上がり本選進出とのこと、ラッキー!

 すぐに宿舎に帰って工事の立会いに、冬場動いていたスチームを撤去し、更に給湯(給水)設備を一新、これまで特定の時間帯のみの中央給湯だったのが、各戸に湯沸し器が付きいつでもお湯が出るとのこと。

 いえいえ、それは都市ガスを引いている一般人の場合、自分の様にガスを契約したことすらない人間にとっては、これでお湯のある生活とはおさらばです。

 職場でひと風呂浴びて、これからシャイー&ゲヴァントハウス管の第2夜、ブルックナーの4番、今日はもう書く時間を取れそうに無いので、記事だけ作って続きはまた明日。

<続き>
11月2日(月) サントリーホール
 リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 メンデルスゾーン Sym5番、ブルックナー Sym4番
 前半メンデルスゾーンは初めて聴く曲、明るく激しめの演奏だったのでは。第3楽章の甘くベタな旋律とソロFlの妙技を中心とした即興的な展開が印象的でした。そして後半ブルックナー、先週のマーラーとは反対に速めのテンポが基調、明るめの音色と各フレーズをまめにピックアップする点は同じ、Hrは4本の割には要所で大迫力、他のブラスもなかなかの鳴り、また終楽章の後半、数少ない見せ場で目一杯弾き込む弦も印象的、その終楽章を中心に陽性で豪快な響きを聴かせてくれました。ただブルックナー好きの人には?なのかも。

 メンデルスゾーン5番の冒頭がそのまんま「パルジファル」でビックリ、もしかして、聖歌か何か同じ元ネタに基づいているでしょうか。

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