昨日深夜は「デスパレートな妻たち」(やけっぱち、とかどう訳すのかと思ったら、カタカナかよ)、「死ぬかと思った」(毎回読み切りで面白い)、「ティッシュ」(テレ朝がテレ東的なお色気注入)、「スカルマン」(「シン・シティ」を意識した画面作り?)などが微妙に重なりてんやわんや、トリを務める「NBAマガジン」の頃には意識を失ってました。
昨夜は一晩中15、6度あり、その勢いで本日も日中は20度超、ただ風が相当強かったです。6時前には起きて午前中は軽く練習し、午後はマーラー4番。この曲をプロで聴くのはたったの2度目。
と言うのも、Tb出身のせいか金管が派手に活躍する曲しか興味が無く、特にマーラーにこだわりがある訳では無いし、逆にマーラーでも金管の活躍しない曲は聴かないため。よって4番や「大地の歌」は滅多に聴きません。アマオケでたまに聴くことはありますが、コストの掛かるプロとなると、その両曲を合わせて実演はたったの1度だけ、しかもその1回もソリストが森麻季さんだったから見に行った感じ。。(逆に、よく演奏される1番や5番となると年4、5回は聴くので、それぞれ100回くらいは実演で聴いていることになります。我ながら極端。)
今回もその路線でソリストが幸田浩子さんだから。しかも間違って同じ時間帯の佐渡&東フィルのショスタコ5番も入手してしまい、迷った挙句、曲の好み(ショスタコ5番)よりビジュアル(幸田浩子)を優先してしまいました。いや、佐渡さんは都響でほぼ同じプロを以前聴いているので…(苦しい言い訳)。
4月22日(日) ミューザ川崎
大友直人指揮東響 ハイドン Sym101番、マーラー Sym4番
大友氏の指揮は10回位(うちマーラーは2回ほど)聴いていますが、フィルハーモニア管との「幻想」の大爆演以外は全く印象にありません。今回Pブロック最前列でゆっくり見てみましたが、フレージングを一つずつきっちり押さえつつも、表現はかなりオケに任せている感じ、今日の東響は木管がノリがよく、弦もそこそこ表情豊かだったので、全体的にはそれなりの格好になってました。
幸田さんは可愛い感じの方で、昔インストアイベントで見たお姉さん(幸田聡子)に余り似てないなあ、と思いました。
先日のスクロヴァ&読響でもそうでしたが、最後の一音が消え入る前に拍手を始める人がいて、大友さんは少し残念そうでした。
2007年4月22日日曜日
2007年4月17日火曜日
ミスターS就任、明晰豊麗のブルックナー4番 - スクロヴァチェフスキ&読響
今朝は昨日より更に寒い印象、まだ雨の残る中、これから試合に出掛け、夜はスクロヴァ&読響のブルックナーで戻りは12時以降、取り敢えず記事のみにて。
<続き>
戻りました。雨の合間に試合が出来、過去全敗の相手と4度目の対戦でまたも負け、過去3戦は全て接戦だったのに今回はあっさり、これが現在の状態を如実に物語ってます。
夜はスクロヴァチェフスキの読響常任指揮者就任記念コンサートでお得意のブルックナー、過去このコンビで7番を聴いてますが、なかなか見事な演奏でした。ただ、同じ年にブロムシュテット&ゲヴァントハウス管の名演があったのでやや割を食らった感じ。
ブルックナーは余り聴かない上に、聴くとしても7番以降が多く、4番をプロオケで聴くのはたったの2度目です。
4月17日(火) 芸術劇場
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日響 ベートーヴェン 大フーガ、ブルックナー Sym4番
メインのブルックナー、ミスターSの表現は各パートがクリヤーで、これまで気付かなかったフレーズに光が当たる感じです。またフレーズ毎の強弱の付け方もかなり細やかでした。オケではHrがソロ、そしてパート全体の音を割ってまでの強奏、どちらも見事。弦セクションもよく鳴っており、7番の時と同様、とても分厚い響きを堪能しました。終楽章にシンバルやドラが活躍してましたが、単純なノヴァーク版では無さそう、これもミスターSの芝居っ気か?
前半は初めて舞台脇の席(ごめんなさい、後半はより良い席へ移動しました)で聴きましたが、外野席と違って、舞台に近い席だと芸劇でも弦の音が届いてバランスよく楽しめました。今後芸劇の最安席は舞台脇を狙うことにします。
<続き>
戻りました。雨の合間に試合が出来、過去全敗の相手と4度目の対戦でまたも負け、過去3戦は全て接戦だったのに今回はあっさり、これが現在の状態を如実に物語ってます。
夜はスクロヴァチェフスキの読響常任指揮者就任記念コンサートでお得意のブルックナー、過去このコンビで7番を聴いてますが、なかなか見事な演奏でした。ただ、同じ年にブロムシュテット&ゲヴァントハウス管の名演があったのでやや割を食らった感じ。
ブルックナーは余り聴かない上に、聴くとしても7番以降が多く、4番をプロオケで聴くのはたったの2度目です。
4月17日(火) 芸術劇場
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日響 ベートーヴェン 大フーガ、ブルックナー Sym4番
メインのブルックナー、ミスターSの表現は各パートがクリヤーで、これまで気付かなかったフレーズに光が当たる感じです。またフレーズ毎の強弱の付け方もかなり細やかでした。オケではHrがソロ、そしてパート全体の音を割ってまでの強奏、どちらも見事。弦セクションもよく鳴っており、7番の時と同様、とても分厚い響きを堪能しました。終楽章にシンバルやドラが活躍してましたが、単純なノヴァーク版では無さそう、これもミスターSの芝居っ気か?
前半は初めて舞台脇の席(ごめんなさい、後半はより良い席へ移動しました)で聴きましたが、外野席と違って、舞台に近い席だと芸劇でも弦の音が届いてバランスよく楽しめました。今後芸劇の最安席は舞台脇を狙うことにします。
2007年4月16日月曜日
ハーディング&LSO、リズムの5番
昨日FMでチョン&東フィルの1月公演、トゥーランガリーラSymを少し聴いたんですが、ラストの和音のクレッシェンドはハンパじゃない凄さ、まるでスヴェトラーノフの「法悦の詩」みたいでした。豪華メンバーだったこともあり、行こうかと思ってた公演だけに、かなり後悔。
何とかもっていた空も昼前から泣き出して、気温も10度位までしか上がらず、たった2日で冬装束に逆戻り。予定の試合は当然ながら雨で中止。有給休暇を無駄遣い、ってのも悔しいのでダメもとでオペラシティへ向かい券が余ってそうな人ウォッチンング、首尾良く裕福なご婦人から高めの席を半値でGET!
ハーディングの指揮は去年2番を聴いたことがあるだけですが、拍を細かく取らず、フレージング毎に何拍かまとめて流れるように振る棒が印象的で、表情深い響きを東フィルから引き出していました。
4月16日(月) オペラシティ
ダニエル・ハーディング指揮ロンドン響 モーツァルト PC17番、マーラー Sym5番
守備範囲外の前半は半ば意識を失ってましたが、ソリストのラン・ランのアンコール、激しく楽しい中国の小品(?)で目が覚めました。そしてお目当てのマーラー、ハーディングの指揮は今回もフレーズ重視の滑らかなもの、やや速めのテンポをベースに表情付けとテンポの揺らしが一体となってます。今回はリズムの強調も特徴的。ただ、オケの団員に温度差があり、一体となって応えているとは言い難く、ハーディングの意図は十全に表現出来ていない感じ。低弦のアクセントおよびドラやタムタムなど鳴り物の強調と4楽章における内声重視の表現が印象に残りました。
オケは弦バスが左手奥となる対向配置、弦がいま一つ伸びに欠け、ブラスは相変わらずソツ無い上手さ、1、2、5楽章などクライマックスでは開放的に鳴らすので、それなりに満足の響きでしたが、まあ、LSOならこのくらい当然、の域を出ない感じ。会場は大盛り上がりでしたが、アンコールは無し。
Tbのお姉さんは今年もいました。アシを従えてのトップで(たぶん)。明日はスクロヴァのブルックナーです。
何とかもっていた空も昼前から泣き出して、気温も10度位までしか上がらず、たった2日で冬装束に逆戻り。予定の試合は当然ながら雨で中止。有給休暇を無駄遣い、ってのも悔しいのでダメもとでオペラシティへ向かい券が余ってそうな人ウォッチンング、首尾良く裕福なご婦人から高めの席を半値でGET!
ハーディングの指揮は去年2番を聴いたことがあるだけですが、拍を細かく取らず、フレージング毎に何拍かまとめて流れるように振る棒が印象的で、表情深い響きを東フィルから引き出していました。
4月16日(月) オペラシティ
ダニエル・ハーディング指揮ロンドン響 モーツァルト PC17番、マーラー Sym5番
守備範囲外の前半は半ば意識を失ってましたが、ソリストのラン・ランのアンコール、激しく楽しい中国の小品(?)で目が覚めました。そしてお目当てのマーラー、ハーディングの指揮は今回もフレーズ重視の滑らかなもの、やや速めのテンポをベースに表情付けとテンポの揺らしが一体となってます。今回はリズムの強調も特徴的。ただ、オケの団員に温度差があり、一体となって応えているとは言い難く、ハーディングの意図は十全に表現出来ていない感じ。低弦のアクセントおよびドラやタムタムなど鳴り物の強調と4楽章における内声重視の表現が印象に残りました。
オケは弦バスが左手奥となる対向配置、弦がいま一つ伸びに欠け、ブラスは相変わらずソツ無い上手さ、1、2、5楽章などクライマックスでは開放的に鳴らすので、それなりに満足の響きでしたが、まあ、LSOならこのくらい当然、の域を出ない感じ。会場は大盛り上がりでしたが、アンコールは無し。
Tbのお姉さんは今年もいました。アシを従えてのトップで(たぶん)。明日はスクロヴァのブルックナーです。
2007年3月18日日曜日
物量のマーラー6番 - 河原哲也&Post Komaba Orchestra
朝はマイナス4度とかなり冷え込み、日中も冷たい風の吹く一日。午前テニス(1週間振り)、午後アマオケと典型的パターン。地元では50m以上は自転車に乗る癖に、出先では交通費をケチって駅→コート→ホールと数キロ歩く間、寒風に飛ばされそうでした。歩いてる時に比べるとプレーしてる方が右膝は痛くないかも。
午後はこの10日間ほどで5度目のマーラー。本日は卒業生による常設オケの無い東大オケのOBによる一発オケっぽい楽団で、(聴き逃した)4、5年前の第1回は5番、この第2回では6番を採り上げます。
3月18日(日) 杉並公会堂
河原哲也指揮Post Komaba Orchestra P.グラス チェロ協奏曲、マーラー Sym6番
前半のグラスは大編成で30分余りの曲、日本初演とか。そしてマーラー、通常よりプルトの多い弦、全パート5人(楽譜通り?)の木管、(終楽章まで出番の無い人を含め)Tp6本、Tb4本、Hr9本の金管と、昨年のルツェルンを思わせる巨大編成、それに相応しく、冒頭の低弦から重量感たっぷりで、全体的になかなかの密度の音響。ただ弦は東大オケにしては伸びに欠ける音色、ボリュームはありましたけど。またソロはともかく、パートでの強奏は金管・木管共にかなりの迫力。(最後はTpがやや疲れた感はありました。) 終始中庸のテンポで癖無く進む河原氏の指揮はシンプルでキュー少なめ、それで各パート自信を持って出てましたから、全員が曲をしっかり把握してることが伺われます。(マーラーだとプロでも「この人達、曲を知らないんじゃないの?」というミスがよくあるので。) 特筆すべきは終楽章3つ目のハンマーの復活(個人的には賛成)、また曲順は今風に旧第3楽章が2番目(個人的には反対、大好きな楽章はなるべく後に聴きたいので)。重量プロのため、アンコールは無し。
午後はこの10日間ほどで5度目のマーラー。本日は卒業生による常設オケの無い東大オケのOBによる一発オケっぽい楽団で、(聴き逃した)4、5年前の第1回は5番、この第2回では6番を採り上げます。
3月18日(日) 杉並公会堂
河原哲也指揮Post Komaba Orchestra P.グラス チェロ協奏曲、マーラー Sym6番
前半のグラスは大編成で30分余りの曲、日本初演とか。そしてマーラー、通常よりプルトの多い弦、全パート5人(楽譜通り?)の木管、(終楽章まで出番の無い人を含め)Tp6本、Tb4本、Hr9本の金管と、昨年のルツェルンを思わせる巨大編成、それに相応しく、冒頭の低弦から重量感たっぷりで、全体的になかなかの密度の音響。ただ弦は東大オケにしては伸びに欠ける音色、ボリュームはありましたけど。またソロはともかく、パートでの強奏は金管・木管共にかなりの迫力。(最後はTpがやや疲れた感はありました。) 終始中庸のテンポで癖無く進む河原氏の指揮はシンプルでキュー少なめ、それで各パート自信を持って出てましたから、全員が曲をしっかり把握してることが伺われます。(マーラーだとプロでも「この人達、曲を知らないんじゃないの?」というミスがよくあるので。) 特筆すべきは終楽章3つ目のハンマーの復活(個人的には賛成)、また曲順は今風に旧第3楽章が2番目(個人的には反対、大好きな楽章はなるべく後に聴きたいので)。重量プロのため、アンコールは無し。
2007年3月17日土曜日
メータ&IPOのゆったり7番
昨夜は2時頃職場に行き、4時頃そのまま意識を失って最初は机、その後は床で睡眠、目が覚めたら10時でした。ちょっと損した気分。
天気は良いながら、少し肌寒い一日。右膝がまだ不安なので練習はお休み、夜のコンサートに備え日中はごろごろ過ごしました。
今夜はメータ&IPOのマーラー、数年前にこのコンビで6番を聴いてますが、オケは巧いけれど上品にまとまり過ぎで、特に金管が抑え目で弦とのバランスを常に保つところが不満だったと記憶してます。7番はどうでしょうか。
3月17日(土) サントリーホール
ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル シューベルト Sym5番、マーラー Sym7番
オケは先週の群響と同じ対向配置、テンポは逆に(第4楽章以外は)遅め、それなりに動かしはしますが基本はゆったりじっくりオケ任せの表情作り、オケが巧いのでそれで十分聴き栄えはします。弦主体の音作りで上品にまとまってはいるけれど毒とインパクトに欠ける点は前回の6番と全く同じ。最後の最後にTbが少し吹くなど、今回の方がややブラスは派手だったかも。逆に弦セクションは前回(東京文化の5階)感じた潤いと艶は余り感じられず、ボリュームのみ感じました。席位置(RAブロックP側)のせい? 遅めのテンポで各パートの名手が入れ替わり楽しそうに紡いでゆく終楽章が一番印象的。あとオケの団員が専門外のマンドリンとギターを担当する趣向(たぶん)がお洒落でした。アンコールは無し。
立派な演奏でしたが、これだけのオケならもっともっと凄い演奏を、と期待してしまいます。明日はアマオケで6番、その前に今夜から開幕のF1です。
天気は良いながら、少し肌寒い一日。右膝がまだ不安なので練習はお休み、夜のコンサートに備え日中はごろごろ過ごしました。
今夜はメータ&IPOのマーラー、数年前にこのコンビで6番を聴いてますが、オケは巧いけれど上品にまとまり過ぎで、特に金管が抑え目で弦とのバランスを常に保つところが不満だったと記憶してます。7番はどうでしょうか。
3月17日(土) サントリーホール
ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル シューベルト Sym5番、マーラー Sym7番
オケは先週の群響と同じ対向配置、テンポは逆に(第4楽章以外は)遅め、それなりに動かしはしますが基本はゆったりじっくりオケ任せの表情作り、オケが巧いのでそれで十分聴き栄えはします。弦主体の音作りで上品にまとまってはいるけれど毒とインパクトに欠ける点は前回の6番と全く同じ。最後の最後にTbが少し吹くなど、今回の方がややブラスは派手だったかも。逆に弦セクションは前回(東京文化の5階)感じた潤いと艶は余り感じられず、ボリュームのみ感じました。席位置(RAブロックP側)のせい? 遅めのテンポで各パートの名手が入れ替わり楽しそうに紡いでゆく終楽章が一番印象的。あとオケの団員が専門外のマンドリンとギターを担当する趣向(たぶん)がお洒落でした。アンコールは無し。
立派な演奏でしたが、これだけのオケならもっともっと凄い演奏を、と期待してしまいます。明日はアマオケで6番、その前に今夜から開幕のF1です。
2007年3月11日日曜日
高関&群響、推進力の7番
今土曜の深夜、日曜は午後に高関&群響のマーラーを聴き、その足でテニス合宿に行ってしまうので、今のうちに記事だけ作っときます。
このコンビはこの時期の「地方都市オーケストラ・フェスティバル」で毎年の様にマーラーを採り上げています。前々回の3番を聴きましたが、可も無し不可も無しといった印象、ただ第4楽章(「ビン、バン」の前の超陰気な楽章)の振幅の大きな表現だけ憶えています。<この項続く>
<続き>
この日は晴れたり降ったりの不安定な天気、朝から気温は下がり続け、午後の気温は真冬並みでした。暖かい場所へ合宿に行くから半袖にしたのに…。
3月11日(日) すみだトリフォニー
高関健指揮群馬交響楽団 マーラー Sym7番
アクは無く、各パートを明確にし、キビキビと推進力のある演奏、雰囲気重視になりがちな第1、4楽章ですら、速めのテンポで行進曲的な要素が感じられ、また第3楽章では今まで気にしてなかったパートが浮き彫りに。オケでは対向配置で左側に回った低弦の厚みのある音と、フォルテシモでも周りに消されない木管群の頑張りが印象的。ブラスではHrがよく鳴っており、あとバスTbがいい音でした。終楽章は速めのテンポで一気呵成か、と思ったらそれ程でもなく、クライマックスもそれなりでした。
昨日の読響よりオケの音は薄い筈なのに、同じ3階でもすみだと芸劇の音響の違いで、今日の方がずっと豊満に響きました。ホールの違いは重要ですね。
このコンビはこの時期の「地方都市オーケストラ・フェスティバル」で毎年の様にマーラーを採り上げています。前々回の3番を聴きましたが、可も無し不可も無しといった印象、ただ第4楽章(「ビン、バン」の前の超陰気な楽章)の振幅の大きな表現だけ憶えています。<この項続く>
<続き>
この日は晴れたり降ったりの不安定な天気、朝から気温は下がり続け、午後の気温は真冬並みでした。暖かい場所へ合宿に行くから半袖にしたのに…。
3月11日(日) すみだトリフォニー
高関健指揮群馬交響楽団 マーラー Sym7番
アクは無く、各パートを明確にし、キビキビと推進力のある演奏、雰囲気重視になりがちな第1、4楽章ですら、速めのテンポで行進曲的な要素が感じられ、また第3楽章では今まで気にしてなかったパートが浮き彫りに。オケでは対向配置で左側に回った低弦の厚みのある音と、フォルテシモでも周りに消されない木管群の頑張りが印象的。ブラスではHrがよく鳴っており、あとバスTbがいい音でした。終楽章は速めのテンポで一気呵成か、と思ったらそれ程でもなく、クライマックスもそれなりでした。
昨日の読響よりオケの音は薄い筈なのに、同じ3階でもすみだと芸劇の音響の違いで、今日の方がずっと豊満に響きました。ホールの違いは重要ですね。
2007年3月10日土曜日
ホーネック&読響のメリハリマーラー1番
平年より少し高めのそこそこの陽気、午前中は流しての練習(まだ右膝が痛いので)、コート近くの梅干屋さんの梅の花はほぼ散ってましたが、その近くの早咲きの桜にはうぐいすが戯れており、絵に描いたような景色でした。
午後はホーネック&読響のマーラー、の予定をすっかり忘れておりチケット未入手。夕方公演なので、取り敢えず開演2時間前に芸劇で偵察。当日券発売開始30分前から並び、いざ窓口へ、「A、B席のみ」と書いてあるのに、何故か販売用の座席表には最安席らしき位置に1つだけ蛍光ペンの印!「これなんですか?」「はいC席1,800円」とあっさりGET!行ってみるもんです。
このコンビのマーラーと言えば数年前の3番、弱音への拘りは昔のアバドを思わせ、それにアクの強さを加えた感じの見事な演奏でした。
3月10日(土) 芸術劇場
マンフレート・ホーネック指揮読売日響 シューベルト 未完成、マーラー Sym1番
最初のシューベルト(これが未だに7番か8番かは知りません)、ホーネックらしくピアニシモに拘った振幅の大きな解釈。途中「楽譜にそんな指示は無いだろう」と思えるうなユニークなボウイングが散見。 そして後半のマーラー、弱音の精妙さは勿論ですが、メリハリがよく効き、激しいところはより激しく、という表現がより印象的、特にピッツィカートやアタックを強調した弦が特徴で、第2楽章での弦の刻みは野趣溢れるもの。リハ不足なのか、昨年の定期に比べると精度の高い演奏ではありませんでしたが、それでも十分凄い演奏でした。ブラス陣では1stTpの音が見事、Hrもまずまず鳴って、クライマックスもバッチリ、芸劇(の外野席の最上方)でなければ、かなり興奮したかも。Hrの起立は指定通り、アンコールは無し。
サントリーホール改修で、これから数ヶ月は芸劇で聴く機会が増えるかと思うと憂鬱です。
午後はホーネック&読響のマーラー、の予定をすっかり忘れておりチケット未入手。夕方公演なので、取り敢えず開演2時間前に芸劇で偵察。当日券発売開始30分前から並び、いざ窓口へ、「A、B席のみ」と書いてあるのに、何故か販売用の座席表には最安席らしき位置に1つだけ蛍光ペンの印!「これなんですか?」「はいC席1,800円」とあっさりGET!行ってみるもんです。
このコンビのマーラーと言えば数年前の3番、弱音への拘りは昔のアバドを思わせ、それにアクの強さを加えた感じの見事な演奏でした。
3月10日(土) 芸術劇場
マンフレート・ホーネック指揮読売日響 シューベルト 未完成、マーラー Sym1番
最初のシューベルト(これが未だに7番か8番かは知りません)、ホーネックらしくピアニシモに拘った振幅の大きな解釈。途中「楽譜にそんな指示は無いだろう」と思えるうなユニークなボウイングが散見。 そして後半のマーラー、弱音の精妙さは勿論ですが、メリハリがよく効き、激しいところはより激しく、という表現がより印象的、特にピッツィカートやアタックを強調した弦が特徴で、第2楽章での弦の刻みは野趣溢れるもの。リハ不足なのか、昨年の定期に比べると精度の高い演奏ではありませんでしたが、それでも十分凄い演奏でした。ブラス陣では1stTpの音が見事、Hrもまずまず鳴って、クライマックスもバッチリ、芸劇(の外野席の最上方)でなければ、かなり興奮したかも。Hrの起立は指定通り、アンコールは無し。
サントリーホール改修で、これから数ヶ月は芸劇で聴く機会が増えるかと思うと憂鬱です。
2007年3月4日日曜日
タコオケの15番 - 長田&オーケストラ・ダスビダーニャのショスタコーヴィチ15番
いやあ、さっきまで観てたK1GP開幕戦は凄かったっす。でも今日は書くことが多いのでこの話題はまた明日。
本日は昨日より更に暖かく20度弱、もう五月晴れの趣。午前中はテニス、そして午後は楽しみにしていたショスタコ専門アマオケ、今年も昨年のような破壊的な演奏が聴けるでしょうか。
今年のメインは15番、引用だらけのこのチャカポコ交響曲、4番に近くそれ以上に謎の曲という印象で、これまでアマオケで2回くらい聴いただけです。
2007年3月4日(日) 芸術劇場
長田雅人指揮オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ 映画「ピロゴフ」の音楽による組曲、Vn協奏曲1番、Sym15番
2階に配したTpソロから始まる最初の「ピロゴフ」は、粋なワルツあり8番の自己パクリありの賑やかな曲、要所のブラスのベタ吹きと破壊的なパーカッションはさすが。VnC1番はこの一年で4回くらい聴いてますが、自分には少しキビシイ曲、ソリストの荒井英治氏は熱演の後にショスタコのアンコール(「馬あぶ」から?)。
そして後半の15番、Tbとパーカッションは昨年ほど破壊的ではなかったにせよ、Tpはたった2本なのに圧倒的な貫通力、とにかくフォルテシモのベタな響きはこの曲では初めての体験。あとHrソロがお見事でした。開演から2時間半以上経過していたせいか、アンコールは無し。
花粉症なんでしょうか、真後ろの席の人が3秒に1度のハイペースで盛大に鼻をすすりまくっており、前の列の人まで振り返ってました。(僕じゃないです!) 連れの人注意してあげて下さい。鼻血が出た時の様にティッシュでも詰め込んで口で呼吸すると効果があると思います。(風邪の鼻水では実験済み。)
隣の女の子二人の会話:
「1947年作曲?現代曲じゃん」「ショ、ショスタコーヴィチ?だれ、それ?」「何か全部ショスタコー何とかさんの曲だよ」「えーっ!」
す、凄い、マニア(タコヲタ)以外に聴きに来てる人がいたのか…。
本日は昨日より更に暖かく20度弱、もう五月晴れの趣。午前中はテニス、そして午後は楽しみにしていたショスタコ専門アマオケ、今年も昨年のような破壊的な演奏が聴けるでしょうか。
今年のメインは15番、引用だらけのこのチャカポコ交響曲、4番に近くそれ以上に謎の曲という印象で、これまでアマオケで2回くらい聴いただけです。
2007年3月4日(日) 芸術劇場
長田雅人指揮オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ 映画「ピロゴフ」の音楽による組曲、Vn協奏曲1番、Sym15番
2階に配したTpソロから始まる最初の「ピロゴフ」は、粋なワルツあり8番の自己パクリありの賑やかな曲、要所のブラスのベタ吹きと破壊的なパーカッションはさすが。VnC1番はこの一年で4回くらい聴いてますが、自分には少しキビシイ曲、ソリストの荒井英治氏は熱演の後にショスタコのアンコール(「馬あぶ」から?)。
そして後半の15番、Tbとパーカッションは昨年ほど破壊的ではなかったにせよ、Tpはたった2本なのに圧倒的な貫通力、とにかくフォルテシモのベタな響きはこの曲では初めての体験。あとHrソロがお見事でした。開演から2時間半以上経過していたせいか、アンコールは無し。
花粉症なんでしょうか、真後ろの席の人が3秒に1度のハイペースで盛大に鼻をすすりまくっており、前の列の人まで振り返ってました。(僕じゃないです!) 連れの人注意してあげて下さい。鼻血が出た時の様にティッシュでも詰め込んで口で呼吸すると効果があると思います。(風邪の鼻水では実験済み。)
隣の女の子二人の会話:
「1947年作曲?現代曲じゃん」「ショ、ショスタコーヴィチ?だれ、それ?」「何か全部ショスタコー何とかさんの曲だよ」「えーっ!」
す、凄い、マニア(タコヲタ)以外に聴きに来てる人がいたのか…。
2007年3月3日土曜日
かなり早い夏限定 - 米澤穂信「夏期限定トロピカルパフェ事件」
朝はゆっくりして午後はテニス、抗日運動の記念日なのか要人が来てるのかよく判りませんが、朝鮮関連のデモや機動隊で東京駅界隈は大渋滞、バスもそれに巻き込まれ遅れるかとヤキモキ。
今日は15度超の初夏の陽気(大げさ)、と言うことで、先日の「春期限定」の続編「夏期限定」を手に出かけました、「春」同様小部なのですぐ読了。
夏が舞台ゆえ暑さの描写で一杯、夏大好き人間の自分には気持ちいいんですが、ただその感覚が正反対、特に次の表現:
エアコンがよく効いていて、外の不快指数と共に高まっていたぼくの不快感は一気に降下した。涼しいだけでこんなに寛大な気分になれる。
は、炎暑大好き冷房大嫌いの自分には、全く裏返しの感覚。あとエアコンの設定温度二十七度が高いという記述とか、まあ、これが世間の大多数の意見らしいけれど。
夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信
「小市民」を目指す小鳩くんと小佐内さんの夏、今回は連作短編風の長編、小さな事件の終わりに大きな事件も待ってます。二人の内面にも斬り込んだ内容になっているところが印象的ですが、ミステリー的にはそれなり。タイトルから推察されるように、甘いものが苦手な人は最初の数十頁で胸焼けするのでは。
前作の「羊の着ぐるみ」と「狐狼の心」の題名の理由が判らないと書きましたが、こと後者に関しては、(僕の様な鈍い読者のために?)本作の序章に解説してありました。前者に関してもヒントとなる記述があったような…。
明日はタコオケ"ダスビ"の公演、ショスタコイヤーだった昨年、20回余り聴いたショスタコの中でここが一番だっただけに今年も楽しみです。
今日は15度超の初夏の陽気(大げさ)、と言うことで、先日の「春期限定」の続編「夏期限定」を手に出かけました、「春」同様小部なのですぐ読了。
夏が舞台ゆえ暑さの描写で一杯、夏大好き人間の自分には気持ちいいんですが、ただその感覚が正反対、特に次の表現:
エアコンがよく効いていて、外の不快指数と共に高まっていたぼくの不快感は一気に降下した。涼しいだけでこんなに寛大な気分になれる。
は、炎暑大好き冷房大嫌いの自分には、全く裏返しの感覚。あとエアコンの設定温度二十七度が高いという記述とか、まあ、これが世間の大多数の意見らしいけれど。
夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信
「小市民」を目指す小鳩くんと小佐内さんの夏、今回は連作短編風の長編、小さな事件の終わりに大きな事件も待ってます。二人の内面にも斬り込んだ内容になっているところが印象的ですが、ミステリー的にはそれなり。タイトルから推察されるように、甘いものが苦手な人は最初の数十頁で胸焼けするのでは。
前作の「羊の着ぐるみ」と「狐狼の心」の題名の理由が判らないと書きましたが、こと後者に関しては、(僕の様な鈍い読者のために?)本作の序章に解説してありました。前者に関してもヒントとなる記述があったような…。
明日はタコオケ"ダスビ"の公演、ショスタコイヤーだった昨年、20回余り聴いたショスタコの中でここが一番だっただけに今年も楽しみです。
2007年2月27日火曜日
ちょっと早い春限定 - 米澤穂信「春期限定いちごタルト事件」
今読んでる本が後20ページくらいなんですが、これから「翼の折れた天使たち」を観るので、取り敢えず記事のみ作成、感想はまた深夜以降に。
<続き>
いま観た「翼の折れた天使たち」の主人公がはるか、そして今朝はマイナス3度まで行ったけれど、昼には14度とすっかり春の陽気、と言うことで(かなり強引)、春にちなんだ本を一つ。
昨年度「このミス」ランクイン企画第4弾として、気になってはいたけれど、名前も読めず、性別も知らない米澤穂信作品を読むことに(「ほのぶ」と読むらしい、では女性か?)。ただ当該作品の「夏期限定トロピカルパフェ事件」は連作の2作目、よってその前の「春期限定」をまず手に取ることにした次第。(本当なら更にその前の「氷菓」や「さよなら妖精」も読まなくちゃいけないんだけど、まあ、これは同じシリーズでは無いそうなので…。)
春期限定いちごタルト事件 米澤穂信
探偵としての才能抜群ながら、それを抑えて目立たない「小市民」をひたすら目指す男の子と女の子が、皮肉にも小さな事件に遭遇してしまう連作短編。不思議な絵、美味しいココアの謎など、典型的な「日常の謎」系作品、青春小説としても楽しく読めます。ミステリー的には唸るほどでもなく、最後のケメルマン風「狐狼の心」に至ってはやや無理があるなあ、と思っていたら、何と、ここで事前に仕掛けておいた地雷が爆発!この一点でマニアも納得かも。
最後の「狐狼の心」もややそうなんですが、冒頭の「羊の着ぐるみ」に至っては、何故このタイトルなのかさっぱり判りません。読み方が未熟なのか…。
<続き>
いま観た「翼の折れた天使たち」の主人公がはるか、そして今朝はマイナス3度まで行ったけれど、昼には14度とすっかり春の陽気、と言うことで(かなり強引)、春にちなんだ本を一つ。
昨年度「このミス」ランクイン企画第4弾として、気になってはいたけれど、名前も読めず、性別も知らない米澤穂信作品を読むことに(「ほのぶ」と読むらしい、では女性か?)。ただ当該作品の「夏期限定トロピカルパフェ事件」は連作の2作目、よってその前の「春期限定」をまず手に取ることにした次第。(本当なら更にその前の「氷菓」や「さよなら妖精」も読まなくちゃいけないんだけど、まあ、これは同じシリーズでは無いそうなので…。)
春期限定いちごタルト事件 米澤穂信
探偵としての才能抜群ながら、それを抑えて目立たない「小市民」をひたすら目指す男の子と女の子が、皮肉にも小さな事件に遭遇してしまう連作短編。不思議な絵、美味しいココアの謎など、典型的な「日常の謎」系作品、青春小説としても楽しく読めます。ミステリー的には唸るほどでもなく、最後のケメルマン風「狐狼の心」に至ってはやや無理があるなあ、と思っていたら、何と、ここで事前に仕掛けておいた地雷が爆発!この一点でマニアも納得かも。
最後の「狐狼の心」もややそうなんですが、冒頭の「羊の着ぐるみ」に至っては、何故このタイトルなのかさっぱり判りません。読み方が未熟なのか…。