2023年3月17日金曜日

大植&新日、意外と普通なブルックナー9番

 夜行バスは町田着、曇り時々小雨、早朝でも11度あれど日中最高14度強と余り上がらず。

 駅前の電源を取れるマックで昼まで時間を潰し、駅近くのラーメン店を初訪問後、錦糸町へ。

 平日マチネで聴いたのは大植&新日のブルックナー9番、大植だけに怪演に期待。

3月17日(金) すみだトリフォニー
 大植英次&新日フィル 小曽根真 Pf協「SUMIDA」、ワーグナー "ローエングリン"エルザの大聖堂への行進、ブルックナー Sym9番
前半の小曾根真の自作曲は大編成オケにPf、ドラムス、ベースが加わる約30分、そしてアンコールにもたぶん自作曲。後半まずワーグナーはHr4,Tp3,Tb3、やや遅めのテンポでたっぷり歌いつつの盛り上がり、迫力はぼちぼち。続くブルックナーはワーグナーチューバ持ち替えHr奏者4名が加わり、大植はテンポ遅め(約1時間強)ながら思った程では無し、判り辛い指揮で各所乱れありつつもそれなりのサウンド、第2楽章冒頭や第3楽章第2主題など弦が頑張ってる感あり、一方ブラスの吹きっぷりはぼちぼち、終楽章の不協和音の頂点はそれ程激しくなかった代わりパウゼは長め。ラスト1音が消えた後は10秒腕を上げたまま、さらに10秒使って腕を下げてゆき、ってところでまだ緊張を解いてないのに耐え切れず拍手を始める人がいて終了。

 期待に反し変な部分は少なく普通に立派な演奏でした。この後は吉祥寺に移動してコンテ鑑賞へ、それはまた次の記事で。

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