晴れのち曇り、朝の最低18度台、午後の最高29度弱と高め、明日はもう秋分ですが、まだまだ夏です。体重も更に0.5kg減、スペイン増加分の解消まであと0.5kg!
早起きして東京に出て午前中は教え子の応援、午後からはアマオケマーラーのハシゴ、と大忙し。
教え子のリーグ戦は1勝しか出来ず6チーム中5位、下部リーグとの入れ替え戦行きとなり、今日がその決戦の日、コートへ行く途中には、"曼珠沙華"と呼びたくなるような真紅の彼岸花がいっぱい固まって咲いていました。そう言や春分・秋分の日のみならず、その前後がお彼岸なんですね。
ダブルス1勝1敗、続いて入ったシングルス3試合全て互角の展開のまま、アマオケの時間が近近付いたので薄情にも見捨ててコートを去り錦糸町へ、まずは6番です。
聴いたのは(たぶん)初めてのオケ、指揮はこってり系の森口真司氏、彼の振るマーラーは東京楽友協会響との6番や7番、FAF管弦楽団との9番などそこそこ聴いてますが、やや久々の感あり。
9月22日(日) すみだトリフォニー
森口真司指揮フライハイト交響楽団 マーラー Sym6番
オケは2ndVnとVlaを入れ替えた形の対向配置、ブラスはTp6,Tb4,Hr9、森口氏は譜面台を使用せず、第1楽章の開始からずっしり重厚、アルマ主題のラストなどかなりの粘り、新版楽譜っぽいのに第2楽章がスケルツォ(賛成!)、音合わせの後第3楽章アンダンテは遅めテンポで表情濃く細かく、カウベルはオルガン脇通路の両サイドでも鳴らし最大時5名、終楽章も遅めテンポで各フレーズ濃い口表現、特に序奏から第1主題?が提示される部分など激遅ながら、遅くても緊張感を失わないメリハリ、舞台裏ではカウベルと一緒に低音の鐘(板?)っぽい音も、ハンマーは2度、木槌で木の台をヒット、終盤のシンバルの花は4つ、運命動機?のティンパニは細かく強弱あり最強奏時は激しい打ち込み!オケは弦管共に安定しなかなかの実力、特に弦セクションは森口氏の細かいアクセントやポルタメント要求を再現し、Vnの澄んだ音色が印象的、Hrの鳴りよく、Tpトップが出色、ブラスは最後まで衰えず、壮大なクライマックスが現前、久々に濃くて重厚長大なマーラーを堪能しました。
トータル90分ほど掛かったかも、ただ何度聴いてもアンダンテ序盤のHrソロの新版譜のメロディには馴染めません。
その後、再び教え子の様子を見にダッシュで久我山へ、夕方5時半着、既に接戦の末敗れた後で、しかも目前で相手に祝勝ビール掛けをされる屈辱を味わったとのこと、これをバネにして下さい。
小1時間で久我山を辞して荻窪へ、次は朝活オケによる5番の再演、この感想は次の記事で。
0 件のコメント:
コメントを投稿