今日のボケ老人:
2月の大植&大フィルのアルプスSym、ヤフオクで東京引越し公演に入札した積りが実は大阪公演のチケット、幸い他の方が落札してくれて事無きを得ました。
朝から雲が多く6日振りの終日プラス気温、昼の壁打ち時には軽く雨、それがあがった午後は気温も上がって15度超、夕方コンサートで出た東京は当然更に暖かく、夜になってもオーバー&マフラーを暑苦しく感じるほどでした。
聴いたのはチョン&東フィルのマーラー、このコンビは過去に3番、4番と聴いてますが、いつもオケの調子がいま一つの感あり。今日の1番は数年前にやっているので、より息が合った演奏に期待です。
1月28日(木) オペラシティ
チョン・ミュンフン指揮東フィル モーツァルト PC23番、マーラー Sym1番
前半のソリスト、キム・ソヌクは拍手に応えてモーツァルト(たぶん)をもう1曲。後半のマーラーではTp,Tbが右側、中央から左に掛けて8本のHrがずらりと横1列に並び(昨年のシカゴ響みたい)、弦の数も多く壮観。第1楽章提示部リピートのカットは大賛成、チョンはいつも通り速い部分はより速く、遅い部分はより遅め、毒はない代わりオペラティックに歌うことを重視し、激しい部分はより激しく、といった調子、ただ縦の線や音程などオケの精度が低めで、チョンのペースに追従出来ない部分も散見、特に終楽章緩徐部でのねちっこい表現をうまく音に出来なかったのが残念、それでもHrと補助のTp,Tbが通常より遅いタイミングで起立したクライマックス、Tpを中心にかなりの迫力ではありました。
このコンビ、いつもそう感じるんですが、2度目(日曜?)の方が良くなるんじゃないでしょうか。ともあれ、先週の読響との「巨人」対決、個人的にはどっちもイマイチでした。
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