2017年9月22日金曜日

テッサロニキでロシアンプロ - Mihkel Kutson&TSSO

 テッサロニキ5日目、今日も快晴、ただ風やや強く、地中海に白波が立つのをこっちに来て初めて見ました。

 本日で学会が終了、夜はネットで格安購入(5ユーロ程)したThessaloniki State SOのロシアンプロ、たぶんテッサロニキ最大のオーケストラ、本拠地は先日The City of Thessaloniki SOを聴いたテッサロニキ・コンサートホールと思われますが、我々が学会で占拠?しているためか会場は別のホールです。

 で歩いて現地に行ってみると会場は大学内のホール、というか講堂、それゆえか舞台裏に控えスペースが無いらしく、ステージの脇と後方!そしてサイド側の客席がそのまま待機所、楽器ケースが置いてあるわ、団員はハケてもその客席にいる状況(笑)。

 今回はソリスト、指揮者は勿論のこと、コンマスまで舞台の右袖から登場、こっちのスタイルか。

 学生は空いてる席に座っていいシステムなのか、座っては正規権利者が来て移動、を繰り返してます。

9月22日(金) アリストテレス・シンフォニーホール
 Mihkel Kutson&Thessaloniki State SO グラズノフ ステンカ・ラージン、ラフマニノフ PC2番、チャイコフスキー Sym4番
 前後半通じてHr4,Tp2,Tb3、最初のグラズノフ、「エイコーラ」「もーひーとーつ」が余りに連呼されるので笑ってしまいました。続くラフマニノフのソリストは若い女性Alexia Mouza、まだ経験が浅いのか終演後はすっかり泣いているのに泣きながらショパンっぽいアンコール。後半チャイコ、指揮のKutsonは滑らかな棒で語るタイプ、Hrはやや不安ながらTp,Tbの吹きっぷりはそこそこ。

 会場に変な人がいて、第2楽章後に何か叫び、第3楽章後にもっと叫び、そのまま終楽章に入っても叫び続けながら退席してました(笑)。

 重量プロで開演が夜8時半と遅めゆえ終演は深夜11時、でも外は危なくなさそう、ホテルまでの2km程問題無く歩いて帰りました。

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