2017年10月14日土曜日

ユロフスキ&LPO、泣かせるアンコールのチャイコフスキー6番

 小雨の土曜日、東京に出て午前テニス、午後インストアイベントをハシゴした後、(自分には興味の無い)ソリストの影響でチケット代が高過ぎて諦めていた公演がネット掲示板に格安で出ているのを発見、無事GETして急遽参戦決定。

 錦糸町から東京駅に行きチケットを受け取り、ミューザ川崎へ、無料配布プログラムにLPOのメンバー表が挟まれていてかなり得した気分!

 いつも1階最前列付近にいるサスペンダーおじさんが、2階席に座るのを発見!珍しいのでは。

 LPOを聴くのは久し振り、そして指揮するユロフスキの生は初めて、CDを聴いた感じ地味で堅実な印象ですが、実演はどうでしょう?

10月14日(土) ミューザ川崎
 ウラディーミル・ユロフスキ&LPO ブラームス 悲劇的序曲、ラフマニノフ PC2番、チャイコフスキー Sym6番
 オケは対向配置、最初はブラームス、長髪オールバックのユロフスキは棒を持たない左手が雄弁、LPOは高弦がシャープ、Hrがいい音、続くラフマニノフのソリスト辻井伸行はアンコールに指クルクル系の有名曲(ラ・カンパネラ?)。後半悲愴はHr5、Tp,Tbは3階RAからはブラインドサイド(Tpはたぶん3本、うち1名女性)、ユロフスキはややテンポ遅めで丁寧な音作り、弱音にやや拘り、第1楽章展開部前のClが凄い弱音、当然続くパッセージはバスクラ使用、低弦ゴリゴリ、第2楽章はチェロが雄弁、ブラスはほどほどで爆発度低めの第3楽章後に拍手(笑)、ただ終楽章後半の頂点はTpとTbしっかり、音が消えた後の黙祷は10秒程、アンコールは以外にもチャイコ弦セレ第3楽章、チェロが泣かせる歌いっぷりで本日の個人的白眉。

 久々に聴くLPOは弦がイメージより純度の高い響き、初めてのユロフスキはイメージ通り(若さの割に)地味でした。

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