2018年10月31日水曜日

2人の来た道 - 伊藤郁女&森山未來 "Is it worth to save us?"

 爽やかな晴れ、朝6度台、日中20度に届かず気温低め、午後は横浜に出掛けて講義、成人式の時に作った背広が少しキツイ。

 帰り道、KAATに寄ってコンテ鑑賞、その前に関内で腹ごしらえ、駅前ビルレストラン街にラーメン横丁発見、最近出来たのか、単に知らなかっただけなのか…。

 観たのは「ASOBI」以来、気になっている伊藤郁女さんの新作、世界初演です。

 Kaori Itoゆえ昨年の"Embrase-moi"の如く、2人が裸でくんずほぐれつ、って可能性アリかも、と要チェック。

10月31日(水) KAAT 大スタジオ
 伊藤郁女、森山未來 「Is it worth to save us?」
伊藤は赤のワンピース、森山はラフなシャツとパンツ、開演前は伊藤がパントマイムで、開演後しばらくは森山が会話で客いじり、その後は2人の幼少から現在に至るエピソード語りを交えてのダンス、中盤ベージュの下着姿になるも後半冒頭の姿に回帰、素敵な歌を経てお遊び的パフォーマンスでシメる約1時間。

 語りの際にはフランス語?字幕が出るあたり、世界展開を感じさせます。

 伊藤さんが妊娠・出産を経ていると知り驚き!

2018年10月28日日曜日

ゴキコン初体験 - ゴキブリコンビナート 「見世物ナイト」

 みなとみらいで上岡&新日のブルックナー9番を聴いた後、夜は連日のアングラ@阿佐ヶ谷、かねてより観たいと思っていた過激で有名な団体初体験、勿論エログロに期待です。

 間近で恐怖体験(「自分の身は自分で守れ!」)をするべく開場よりずっと前に並んだんですが、チケットに番号が付いているのをつゆ知らず、その番号が72番!だったので全く意味無し(涙)。

 と言うかこんなコアな催しに50番以上の番号が付いていることが驚き!

10月28日(日) 阿佐ヶ谷ロフトA
 ゴキブリコンビナート 「見世物ナイト」
会場はクラブハウス的スペース、舞台の対面にはバーカウンターがあり1drinkが義務、最初の30分はリアル障害者を含む異形バンド、スーパー猛毒ちんどんによる客演、続く本番の演目は、野人、気違いOL、中国の達人、ヤモリ女、休憩挟んで計300㎏超3つ子バーレスク、エロ音楽劇からの団子3兄妹(←得意ネタ)でトータル2時間半、電撃ネットワーク的芸が中心、男は丸出しあり(尿道にカテーテル!しかも失敗(たぶん、笑))、女性は胸まで、でも一番可愛いメンバーだったので及第点。

 血糊や汚水への対策はした積りでしたが、生きた虫を食べる芸(ヤモリ女)の際、虫(うじ虫系)がウジャウジャ入ったケースを頭上で振り回され、つい恐怖で逃げてしまいました(笑)。

 しかも店内では「昆虫カレー」なるものが限定販売、「こちらのメニューの昆虫は死んでいますので安心してお召し上がり下さい」的なアナウンス(笑)。

上岡&新日のブルックナー9番

 爽やかな晴れ、昨日よりやや気温低くギリギリ20度を超す程度、昨日と同様練習場所無く、朝寝&洗濯してから外出。

 午後にみなとみらいで聴いたのは上岡&新日のブルックナー9番、ヘンな演奏に期待(笑)、ですが前回の6番はそれほど変ではなかったので…。

10月28日(日) みなとみらいホール
 上岡敏之&新日フィル ブルックナー Sym9番、テ・デウム
9番とテ・デウムを続けて演奏、Hr9(うちワーグナーチューバ持ち替え4),Tp4,Tb3、Hrトップ(客演?)は美音、第1,3楽章がテンポ遅め、特に第3楽章は不協和音のクライマックス後を筆頭にパウゼかなり長め、第2楽章はやや大人しめ、ブラスは弦とバランスを取った鳴り、第2楽章後に合唱約80名がPブロック中央付近へ、第3楽章後に(ここまで65分)オルガン奏者と独唱4人(オケ後方へ)が入場、第3楽章とテ・デウムは消音後も10数秒棒を上げたまま、後者は棒を降ろした後も5-6秒拍手始まらず、アンコールは無し。

 終楽章に2、3度、TpのファンファーレにHrが轟然と応える楽想があります(←好きな箇所、ロジェストヴェンスキー&モスクワ放響のLPのここは屋根が吹っ飛ぶ程凄い)。てっきりワーグナーチューバも一緒に吼えてるかと思ってましたが、実は出番が無いことを初めて知りました(さっき楽譜で確認)。ただ今日の1回目はワーグナーチューバも吹いてたような…、気のせい?

 4月の6番もそうでしたがこのシリーズ、ブラスに客演が多い気がします。

 この後阿佐ヶ谷へ移動し、連日のアングラ、それはまた、次の記事で。

2018年10月27日土曜日

座りイベント - Jewel☆ciel

 阿佐ヶ谷でアングラ演劇を楽しんだ後、帰り道にインストアイベントへ。

 HMV池袋で観たのはJewel☆cielなるユニット、それなりルックスの5人組、ストアイベントには珍しく前3列は座りで鑑賞、脚フェチには有難し。

 明日は上岡&新日のブルックナー9番!

パラレルワールドのルサルカ - Voyantroupe 「るさあるかゔぉじゃのおい」

 曇りのち晴れ、この土日は練習場所無く、朝ゆっくりしてから東京へ、午後は大荒れの予報だったのに何故か青空、気温も高めで都心は24度台と夏日に迫る勢い、オーバーはすぐ脱いで短パン半袖が丁度いい感じ。

 午後は阿佐ヶ谷で観劇、何故かこの日は商店街がジャズストリートになっていて、所々でセッションが! 開演前にTp2,Tb2、スーザホン、テナーSax、ドラムス2と変わった編成をしばし立ち聞き。

 評判のラーメン店を経由し、商店街から一筋入った地下劇場でアングラ演劇、タイトルからするとドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」元ネタのよう、比較的過激な団体なのでエロ表現にちょっと期待。

10月27日(土) 阿佐ヶ谷アルシェ
 Voyantroupe 第五次思春期公演 「るさあるかゔぉじゃのおい」
離島で年1度催される男子禁制の儀式、そこへ潜入するのはTVクルー、そしてその儀式を境に人格が変わった恋人を持つ男、彼らが遭遇するパラレルワールドの迷宮を描く休憩無し110分、エロ度はゼロ、残念。

2018年10月24日水曜日

2018千葉オープンTTC大会10月(2) 2日目

 曇りのち晴れ、昨日雨で流れた2018千葉オープンTTC大会10月(2)の2日目、2回戦、9時ラウンド、相手が第1シードの若者なので、瞬殺されれば横国の講義に間に合うかも、と背広にラケバで出陣。

 しかーし!朝の雨の影響でコート乾ききらず、開始は30分遅れ、2-5ダウンの時点で時間切れ(涙)、「足に違和感」と申告してリタイヤ、ダッシュで横浜へ、ま、サーブを2回キープしただけで御の字(相手はその後優勝)。

 今日貰ったアドバイス:
・バックのスライスでネットに出るパターンはいいので続けるように
・1stサーブの確率をもっと高く

 今新宿、これから夜行バスでスポット帰省。

2018年10月22日月曜日

2018千葉オープンTTC大会10月(2) 1日目

 快晴、朝7度台と今季最も冷え込む中、2018千葉オープンTTC10月(2)に参戦、1回戦学生相手に8-3で久々の勝利、ただ2回戦以降は明日(涙)、えーっ!

 職場での印象をよくするべく、ダッシュで帰ることに、帰途会場からTX最寄り駅までの2-3km、ボロ負けした時は徒歩ながら、本日はご褒美にバス使用(笑)、無事昼過ぎには職場復帰。
 

2018年10月21日日曜日

場外スネヤと倍管ブラスのショスタコーヴィチ11番 - 田部井剛&ザッツ管弦楽団

 池袋パルコでスパガを観た後、アマオケのショスタコを聴くべく川口へ、滅多に降りない駅なのでまず評判のラーメン屋へ、数名並んでいて動揺、しつつも初期目的完遂。

 そのせいで川口リリア入りは予定の30分前より10分遅れ、でも2階席2列目に滑り込み。

10月21日(日) 川口リリア
 田部井剛&ザッツ管弦楽団 ボロディン だったん人の踊り、チャイコフスキー くるみ割り人形、ショスタコーヴィチ Sym11番
 最初のボロディンはHr4,Tp3,Tb3、迫力はぼちぼち、続くくるみ割りはTpが減って2本に、パ・ド・ドゥなど派手めの曲を入れた独自編集版45分!バストロ筆頭にTbがいい響き。後半ショスタコはHr7、そしてTp6(トップにはダスビの総帥),Tb6,Tuba2と倍管!それに相応しくTb筆頭にブラスがいい鳴り、虐殺開始を告げるスネヤの最初部分だけ舞台外(1階のどこか?)で叩き、ラストの鐘はチューブラーベル、それでも30秒程鳴っていました。アンコールは2曲、まず"くるみ割り"トレパーク、続いて軽い仮装をしてドゥダメル&シモン・ボリバルの18番、ヒナステラの派手な曲、一旦ハケた総帥は激しめの仮装をして再登場し、舞台上(外も)を踊り巡りながらHrパートをTp吹奏、オケメンバーも派手にパフォーマンス、特にブラス倍管ゆえ羽目を外した吹きっぷりも最高でした。

 このオケ、どんな曲をやろうとも(たぶんマーラー9番でも)ハジケたアンコールをやる所が面白いです、眉を顰める方もいるとは思いますが(笑)。

るかがリーダー? - SUPER☆GiRLS

 快晴、朝は冷え込んで今季初めての10度われ、たまらずダウン(もどき)ジャケットを着用し、早朝東京に出て午前テニス、午後はアマオケ。

 ただその開演が午後3時、と通常より遅め、空いた時間に池袋へ、パルコ屋上のイベントでスパガを見てきました。

 とは言え、それなりに知名度があるので30分前に着いても既に黒山の人だかり、それ越しに見た感じ、2-3年前TVで見ていたのと違うメンバーばかり、でもよーく見ると半分は知らないメンツながら半分は少し違って見えただけ、あみたが抜けて溝手るかがリーダーになっているのにも驚き。

 この後、川口に移動してでショスタコ11番!

2018年10月20日土曜日

エッティンガー&東響のやりたい放題幻想

 鬼門NHKホールでブロムシュテット&N響のマーラーを聴いた後サントリーへ、エッティンガー&東響の幻想です。

 エッティンガーを聴くのは久し振りな感じ、東フィルとのマーラー1番はなかなかのケレン味立ったと記憶しています。で調べてみるとそれ以外に東フィルでツァラローマの祭マーラー5番東響でサロメを聴いていて、ツァラとサロメは普通、祭はケレン味たっぷり、5番はいま一つだったみたい。

 (個人的には)ややキャラがカブっている気がするバッティストーニは見る度に太っている気がしますが、エッティンガーはどうでしょう?

10月20日(土) サントリーホール
 ダン・エッティンガー&東響 ワーグナー ヴェーゼンドンク歌曲集、ベルリオーズ 幻想Sym
 前半ワーグナーのソリストはエドナ・プロホニク、第3曲がまんまトリスタンで驚き、体型維持してるエッティンガーは滑らかな棒で精妙な弱音、アンコールが2曲!でR.シュトラウスとシューベルト?後半お目当て幻想は何とHpが指揮者脇左右に2台ずつ!正面からだと1stVnとVlaの第1、2列を遮っている状況、Hr4,Tp4(うちコルネット2)、そしてあれ?音合わせが終わってもTbとチューバが出てきません(ストライキ?)、エッティンガーは冒頭からとんでもなくテンポを動かし、いろんな声部を強調して極端な表現、とやりたい放題!第2楽章はオブリガートコルネット付、もうちょっと派手に吹いて欲しいところ、第2楽章後にHp奏者がハケると入れ替わりにTb,Tubaが入場、この両者4楽章以降しか出番が無い(たぶん)ことを初めて知りました。草笛はRD後方の出入り口付近、(普通強弱をつける)雷鳴ティンパニはどれもほぼ最強音、第4楽章冒頭のHrはゲシュトップ、終楽章の鐘は舞台上左端、コル・レニョの部分では木管がベルアップ!後半2楽章は勿論ケレン味たっぷり、どちらもラスト1音はブラスを残すかっこいい切り方、第4楽章はその余韻中にブラボーを叫んだ方が約1名、たぶん確信犯(笑)。

 いやあ、たぶん幻想は4-50回は聴いてると思うのですが、これまでで最も破天荒な演奏でした。


ブロムシュテット&N響の明快マーラー1番

 昨日のボケ老人:
上岡&新日"復活"先行発売が朝10時、仕事をこっそり抜け出して電話、一発で繋がり「俺って持ってる」と思いきや、実際の発売日は前日(涙)、簡単に繋がる訳だ…。

 ただ1日遅れでも最安2000円席がかろうじて残っていてラッキー!

 爽やかな晴天、予報より上がって20度を超えるのでは。折角のテニス日和なのに、午前の練習が午後に変更、午後はオケがあるので暇になり、朝寝&洗濯。

 お蔭でノット&スイスロマンドマーラー6番のチケット先行発売にトライ、無事最安4000円席をGET!

 ゆっくり東京に出て在京オケのハシゴ、午後にブロムシュテット&N響のマーラー1番、夜にエッティンガー&東響の幻想、前者は苦手NHKホールのため当初スルー。

 ただブロムシュテットのマーラーを聴けるのはこれが最後かも、と思い立ち、直前にネット掲示板入手、勢いで後者も入手。

 FMで聴いた印象では先週のブルックナー9番はいい演奏でしたが、昨夜のマーラーは普通の演奏でした、実演ではどうでしょう、ってNHKホールだと自分は評価出来ませんが。

 NHKホールはP.ヤルヴィ&N響のブルックナー5番以来2-3年振りか、会場30分前(開演1時間半前)に並び、3階R側(自由席では)最前列へ、

10月20日(土) NHKホール
 ヘルベルト・ブロムシュテット&N響 ハイドン Sym104番、マーラー Sym1番
前半はハイドン(済みません、寝てました)、後半マーラーは対向配置でHr8,Tp5,Tb4、Hrトップ不調(福川氏は降り番)、Tpトップばっちり、チェロを筆頭に弦にキレとボリュームがあり、第1楽章結尾などブラスに負けない音量、あとFgが存在感。第3楽章冒頭、ティンパニが片手で叩いていて珍しい感じ、続く弦バスソロは上手に弾き過ぎ、棒を持たないブロムシュテットは標準かやや速めのテンポ、タメやアクは少なめで明晰なサウンド、唯一終楽章中盤の盛り上がりで変な所でテンポを落とした点が印象的、ラストはHr8本とTp,Tbアシ(共に最もHr寄りに位置)が起立。

 昨日のFMとほぼ同じ印象ですが、弦とTpのキレが少し良かった感。個人的注目終楽章ミュート着脱早業部分はTbは後半部2ndに任せ、Tpは独りでこなしてました。

 この後サントリーに移動してエッティンガー&東響、これは次の記事にて。

2018年10月14日日曜日

昼と夜、そして獣の音楽劇 - 劇団わたあめ工場 「Syng til mane」

 午後ぶらぶらと表参道と池袋でコンテを鑑賞した後、日暮里で観劇、例によって頂き物。

10月14日(日) 日暮里d-倉庫
 劇団わたあめ工場 #13「Syng til mane」
ヒト族とオオカミ族との抗争を友情との板挟みに苦しむ主人公を軸に描く伝奇的内容、受付や客入れから世界観を作る凝りっぷりと、オリジナルの音楽と歌が見事、ただストレートな展開なのに休憩無し2時間40分はちと長く、もう少し刈り込んだほうがいいのでは。あと主人公(男性)がトランスセクシュアル風なのは何故?

 小劇場前で会場を15分待つ間に蚊に膝から下を4か所刺されました(涙)、10月中旬でもこんなにいるとは…。

寝間着、機関車、黒ショーツ、羊、紫ワンピ、バルーンオブジェ - Dance New Air 2018 ダンスショウケース、ピチェ・クランチェン 「MI(X)G」

 ガッキーをキャスティングした時点で勝ち、って傾向は今クールも続いてる感。

 曇り時々雨、昨日同様20度に届かず(涙)、相変わらず半袖短パンながら、今年初めてダウン着用、してみたらさすがに暑いかも。

 早起きして東京に出て午前テニス、夜の観劇まで時間があり、適当なアマオケも無いので、午後はコンテ鑑賞、まずは昨日もちょっと観たDance New Air 2018の無料公演、演じられる舞台は一応屋内ですが、観客はほぼ路上、雨が殆ど降って無くてよかった。

 観たのは以下の5演目、それぞれ20分程度。

10月14日(日) スパイラル1Fショウケース
 Dance New Air 2018 ダンスショウケース
久保田舞×今枝星菜
 女性デュオ、白いパジャマ風の半ズボン、エロス度少々。
浜田純平
 男性ソロによるパフォーマンス、おもちゃの機関車と木製レールが小道具。
亀頭可奈恵/tantan
 昨日も観た黒下着の女性5人によるダンス、2度見ても妖しいエロス。
中村駿
 羊毛刈りをモチーフとした男性1名(+羊)によるパフォーマンス的ダンス、高い身体能力。
佐藤有華(振付?)、山本梨乃(出演?)
 女性ソロによるパントマイム?スカート丈の長い紫のワンピース、なれどエロス要素あり。

 この後、池袋に移動して、フェスティバルトーキョー18のオープニング無料イベントへ。

10月14日(日) 南池袋公園
 ピチェ・クランチェン 「MI(X)G」
「変化し続けるアジア」がテーマとのこと、オーディションで選ばれた若手ダンサー24名が公園の広い芝生を舞台にめいめい怪しい色・形のバルーンオブジェを運びつつ、時にはマイクに向かって自分のルーツを語り、基本的にはアドリブで踊るパフォーマンス、途中バトルがあってお互いに上着を剥ぎ取っていましたが、予定2時間のうち最初の1時間で次へ移動してしまったので後の展開は不明、ま、その先まではやっていないと思います。日本だし、屋外だし…。

 この後夜は日暮里で観劇、それは次の記事で。

2018年10月13日土曜日

Glory, Mirror, Sick - 亀頭可奈恵/tantan、タシロリエ「鏡の中のパラレルワールド」、黒田育世「病める舞姫」

 アマオケのツァラの前後にDance New Air 2018の企画を鑑賞、まずは午前中にダンスショウケースから1件:

10月13日(土) スパイラル1Fショウケース
 亀頭可奈恵/tantan
上下黒で下は黒下着のみの女性5名、"Glory! Glory! Hallelujah!"の歌に合わせて妖しい踊りの20分、そこそこの官能度。

 アマオケの後には田町駅近くの区民センターっぽいところでレクチャー付きのダンスを2つ:

10月13日(土) リーブラホール
最初に解説、と言うかコンテ一般に関し、有識者がその魅力を語ってくれました。
 タシロリエ 「鏡の中のパラレルワールド」抜粋
女性4人、黒装束1名(美形)、白装束3名による3つの鏡を使ってのダンスが2-30分程度、途中でやや飽きました。
 黒田育世 「病める舞姫」
5m四方に広げた白い紙を舞台として、静と動の差が激しいソロが小1時間、枝が小道具で音楽は伊福部、ラストは上半身脱ぎつつもペイントされていておっぱい感薄め、でもショーツがセクシー。

 お客さんに森山未來がいて、休憩時及び終演後ぶらぶらしてましたが、誰も騒がないあたりさすが東京。

豪快Hrのツァラ - 松岡究&OB交響楽団

 ちょっと前はVineだったのに今はTik Tok、流れの速さに驚いていると、そのTVCMで何とマーラー5番が、しかも第2楽章!

 曇り、気温も低め、練習をサボって午前はコンテ鑑賞(これに関しては次の記事で)、午後からはブルックナー9番のハシゴ、インキネン&日フィルにブロムシュテット&N響!

 と言いたいところですが前者は安価入手ならず(涙)、後者は苦手なNHKホール、ってことでスルー、代わりにアマオケでツァラを聴くことに、在京で最も古いオケとのこと。

10月13日(土) すみだトリフォニー
 松岡究&OB交響楽団 シューベルト ロザムンデ、シューマン Sym1番、R.シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき
 前半はシューベルトとシューマン(済みません、寝てました)、後半お目当てR.シュトラウスはHr6,Tp4,Tb3にチューバ2、Tpトップのハイトーンまずまず、Hrが出色の鳴り、弦はやや発展途上の感ありつつも、冒頭および中盤盛り上がりのラスト1音が共にケレン味たっぷりの迫力、アンコールは無し。

 この後、夜は田町に行きもう一つコンテンポラリーダンス。

2018年10月8日月曜日

20周年記念にブラス4-50本の松 - 中島正考&アンサンブル・市川

 昨夜の井上のKOには戦慄、続く凱旋門賞はレベルの高さを痛感。

 終日の曇り、気温は昨日より10度降下し、25度に届かず(涙)。3日連続5時台に起き東京に出て午前テニス、午後はアマオケの幻想と吹奏楽の松と迷いつつ、後者を選択。

 1週間前に吹奏楽コンクール関東大会を終えたばかりとのこと、設立20周年記念に委嘱作品まであるらしい。

10月8日(月・祝) 市川市文化会館
 中島正考&アンサンブル・市川 ローマの松など
HrとTpが共に8本、Tbが7本、そしてチューバが5本!コンクール上位入賞常連団体なのでどのパートも上手で、パーカッションが可愛い。前半はスパークの序曲に始まりニーノ・ロータ"ロミジュリ"、カーペンターズメドレーを挟んで委嘱作品、後半ジブリメドレーの後にお目当てローマの松、ボルゲーセ荘のHrがクリヤーで完璧だったのはアマでは初めての経験(プロでも余り記憶に無し)、カタコンブのTpソロは舞台上から裏へ移動、ジャニコロの鳥の声は録音使用、アッピアのバンダは1階中央通路両サイド、左右にそれぞれTp,Tb4本ずつ(つまり計16本!普通の県立高校の賛助なのに全員女の子!)、クライマックスは本隊と併せTp16,Tb15となり壮麗。アンコールにリードのしみじみ系と激しい系を1曲ずつ、後者のラストで全員起立し豪壮に朗々。

 女性司会者付、彼女が「Over60の方は懐かしさで…」と言うセリフがすべて自分に当て嵌まってます、50代なんですけど!そして「1度はお耳にした曲ばかり」とのジブリメドレーは1曲も知らず。

2018年10月4日木曜日

光と影の1/256 - ルーシー・ゲリン "Split"

 あー、阪神も監督代わってくんないかなー。

 最近お気に入りの海外ドラマ「NU」、主人公が昏睡から目覚めた近未来はセキュリティの観点から公共の場は裸が義務、って世界になっていた、というお話、よって出演者は老若問わず全員フルヌード、このオファーを受ける役者さん達って凄い。

 曇り時々雨、本日も25度には程遠し、夜は表参道でコンテ鑑賞、いつも閲覧してる"Naked On Stage"という掲示板で紹介され、映像ではtrailerでのみ接していた公演、まさか日本で観られるとは、個人的にはこの秋最大のイベントです!

11月4日(木) スパイラルホール
 Dance New Air 2018 ルーシー・ゲリン "Split"
長方形のステージに2人の女性ダンサー、1人は着衣、1人は裸、ミニマル的なベースのリズム反復をバックに、前半は2人がシンクロするダンス、後半は白いテープでステージを2分の1に区切り、その半分のみ使用、2人の動きも対照的に(光と影、善と悪、カニバリズム?)、やがて4分の1、8分の1とテープでステージを狭め、演技時間もどんどん短縮、遂に256分の1となって身動きが取れなくなって終了、期待を裏切らない、いや、寧ろ軽く凌駕する濃密な50分、カーテンコールも1度目は全裸で出てくるのが素敵。

 同じくDance New Air 2014で観た伊藤郁女"ASOBI"以来の満足度、ミッチー&読響"千人"と重なっていなければ、昨日の初日と2日続けて観たかったところ。

2018年10月3日水曜日

ミッチー&読響の雄大マーラー8番

 昨夜のボケ老人: 職場から自宅までの道中、財布を落とす(涙)、人生2度目の大失態。
その夜および翌朝いくら探しても見つからず、諦めていた頃、拾ってくれたインド人研究者(たぶん)からFacebook経由(たぶん名前検索)で連絡あり、旦那さんが自分と同じ研究所勤務と判明し、午前中に無事回収。善きサマリア人、いや、インド人かな。

 曇り時々晴れ、気温25度に届かず、午後は職場のもう一つのキャンパスで研究会、サルスベリがまだ元気に咲いてます。

 夜はミッチー&読響の"千人"、この秋は日本各地で千人ラッシュとのこと、個人的にも9月中旬のアマオケに続きこのひと月で2度目。

10月3日(水) 芸術劇場
 井上道義&読響 マーラー Sym8番
Hp4台、Hr9,Tp4,Tb4、合唱はオケ後方の雛壇および両サイドバルコニー席、少年合唱は約30名と少なめで右サイド、その対面の第1ソプラノのみ第2部になると黒から白へ着替える趣向、独唱は雛壇前に1列に並び、第2部では男性独唱陣が指揮者前へ移動、バンダはオルガン左にTp4、右にTb3、栄光の聖母は森麻季(ルックス的に適役!)でオルガン左、ミッチーは基本棒を持たず、標準的テンポでアクも薄め、独唱陣は3階後方まで声が届かない人多く、合唱は不安定ながらffの迫力は抜群、日橋Hrトップ始めオケはさすがに安定度高く、壮大な音響の第1部クライマックスが個人的には白眉でした。