2013年6月30日日曜日

キタエンコ&東響、独特サウンドのラフマニノフ2番

 阪神2連続サヨナラ! あと昨日書き忘れたけど山井おめでとう!6年前の日本シリーズでの屈辱が少しは晴れたのでは。

 最低19.1度、最高26.7度は共に高め、週末直前から予報はどんどん好転し、当初「午前は雨」だったのに終日の曇り時々晴れ、予定通り午前テニス、午後コンサートといつもの休日、有明へ向かうバスの車窓からもうフヨウ(かムクゲか区別が付かず)の紫の花が咲いてるのが見えました。

 午後はアマオケ、じゃなくて今日はプロ、キタエンコ&東響のラフ2です。このコンビ、少し前にショスタコーヴィチの7番を聴いてますが、爆演期待で臨んだせいか、意外と端整な演奏で肩透かしを食らった記憶あり、でもラフマニノフとなるとやっぱり少し期待しての参戦です。

6月30日(日) サントリーホール
 ドミトリ・キタエンコ指揮東響 プロコフィエフ 交響的協奏曲、ラフマニノフ Sym2番
前半プロコはチェロ協奏曲第2番をよりシンフォニックに改訂したもの、ただ以前アマオケで聴いた時よりブラス抑えめで激しさ余り感じず、ソリストイェンス=ペーター・マインツは拍手に応えてバッハのしみじみ系をアンコール。
 後半ラフマニノフ、オーソドックスな棒のキタエンコは序奏から弦をガンガン歌わせており、その後も弦をよく鳴らす音作り、速い楽想でもやや遅めテンポで弦の刻みを強調、5本のHrは要所でかなり強奏してましたがTp、Tbはやや抑えめ、ただTubaは存在感、最後の1音は低弦にかぶせてティンパニ一撃!(そんな楽譜だったっけ?)、第2楽章もゆったりたっぷり、そして凄かったのが第3楽章、最初のClソロを始め木管のソロ・合いの手をかなり強く吹かせると共に弦はグリグリ弾かせる分厚い音作り、頂点部ではどんどん加速した後、急速にスローダウンして大爆発と同曲で経験の無いド迫力、そしてその後の主題回帰部分も情感たっぷり(Flの合いの手が絶品)。終楽章は単調にならないよう強弱多めに付けテンポも動かすスタイル、そしてクライマックスの金管コラール部分、ブラスの爆発度低めながら、どんどんテンポを遅くしてゆき、その間弦の動きをゴリゴリ強調、東響もそれに応えて聴いたことのないサウンドを創出、個性的な響きが聴けて大満足でした。

2013年6月29日土曜日

女性だけの芝居とパスタの美味しい匂い - 彩才女組 ブカティーニにあうソース

 昨夜のコンフェデ地上波スペインvs.イタリア、PK戦は息止まりそうな位緊張しました。

 ところで何で近年のPK戦中継って横からの映像なんでしょう、ゴール後方から、もしくはキッカー側からの映像の方がボールとキーパーの動きがよく分かってずっと面白いと思うのですが。

 ともあれ、これでやっとセレソンとの頂上対決実現!でもスペインは日程の関係でコンディション悪そう。

 午前曇り、午後からはほぼ晴れ、最低18度台、最高25度台は共に平年、朝の体重測定でやっと2週間前の値に到達、これで来週から昼飯が食べられる…。

 早起きして午前中教え子の対抗戦を応援、の積りでしたが昨夜コンフェデ&ウィンブルドンで寝る暇なくパス、(一応6時に起きたんですが寝直して)9時起きしてのんびりと東京へ、まずは後輩の卒業写真撮影に差し入れをもって本郷へ。

 夕方は観劇、例によって奇特な方からの頂き物、エンターテイメント女優集団?による女優だけの芝居、と聞いて即参戦決定、って流れ。

 降りたことのない八幡山で降り、減量に耐えた自分へのご褒美として、初めて降りた土地での定番行事、その界隈での評判の店へ、現地直送の函館塩ラーメンでした。あ、勿論昼は抜いてます。

6月29日(土) ワーサルシアター
 彩才女組 Vol.7 「ブカティーニにあうソース」
マフィアの仕切るイタリアを舞台に1人の色男を巡る人間模様を描く密室内の1幕劇、舞台装置は無い代わり、周囲に並べた椅子席からの観劇は臨場感たっぷり、カタカナ名のため名前も覚えにくい10人の女優入り乱れ、前半は話が掴み辛かったのですが、最後には蒔いた種も回収する1時間40分、タイトルの"ブカティーニ"は穴あきパスタの一種で、劇中パスタを実際に作って漂う美味しい匂いが最高、出演者では1番経験なさそうな日テレジェニック挑戦中、小田島渚が意外と達者でした。匂いが最高です。

 話の筋が判り難いのって、もしかしてリピーター狙い?

 明日はキタエンコ&東響のラフ2です!

2013年6月28日金曜日

桜宮サーガ、近未来編はコン・ゲーム - 海堂尊「夢見る黄金地球儀」

 コンフェデ杯もやっと本番、準決勝以降は地上波放送があり一安心、ただ1日遅れゆえ情報遮断がやや大変、我がセレソンは何とか準決勝クリア、ウルグアイって他の国とやる時はよくショボイ試合するのに、ブラジルとやる時はいつも出来がいいので始末に終えません。

 これでイタリアが空気を読んで負けてくれれば、前回(アメリカが空気読まずスペインに勝つ)、そしてW杯(ブラジル途中自滅)でも実現しなかった夢の決勝が楽しめます、わくわく。

 昨日同様まずまずの晴れ、最低17度強はやや低め、最高25度強はほぼ平年、昼休みに壁打ちする場所の隣にある野球グラウンド、はびこるクローバーをひと月前に一掃した筈なのに、もう復活し半分近くの面積に白い花を咲かせています。

 本日は先日読了本から、著者の形作る"桜宮サーガ"の一角でありながら、得意の医療畑を離れ、ややミステリー色を強めにしたある意味異色作です。

夢見る黄金地球儀 海堂尊
 桜宮水族館に展示されているバブルの遺産たる黄金の地球儀、ある事情からそれを盗む計画を立てる羽目になった主人公一味の活躍が楽しく描かれるクライムコメディ、理系的薀蓄はあれどこれまでの医療的側面は無し、人物造型と語り口の上手さはさすが、ドタバタしながらも終盤それなりに伏線を回収するオチへと収束します。

 お得意の他作品とのリンクは色々あれど、特に「ナイチンゲールの沈黙」との関連深く、しかも(今や作中年代に追いついてしまいましたが)書かれた時点では近未来のお話、その意味で一種の感慨を与える仕掛けになってます。

2013年6月26日水曜日

デュトワ&ロイヤルフィルの幻想

 やーっと連敗脱出、さすがエース。

 朝から雲行き怪しく、出勤する頃から降り始め、昼休み後に本降り、深夜まで降り続き、トータル50mm近く降りました。朝の最低18度台前半とほぼ平年で、日中の最高23度台は低め。

 そこそこ強い雨の中、東京出てデュトワ&ロイヤルフィル2連戦の第2夜へ、メインは幻想、デュトワの幻想って、何度か聴いたことあるような気がしてましたが、あるとすればモントリオール響かN響あたりか、と冷静に考えると具体的に思い出せません。日記によるとここ7-8年は無いので、ボケ老人の記憶違いか。

 今年は在京メジャーがこぞって採り上げるアルプスSymの当たり年、で今夜はフルシャ&都響の番、よってそれに参戦する積りで安いチケットを探してました。ところが「デュトワの幻想聴いてないかも」とふと思っ時に丁度本日の演奏会が安く出ていて、日程を確認せず入手、後になってフルシャ&都響のアルプスと重なっていることを知り愕然、後の祭とフルシャを断念しての参戦です。

6月26日(水) 東京文化会館
 シャルル・デュトワ指揮ロイヤルフィル ウェーバー オイリアンテ、メンデルスゾーン VnC、ベルリオーズ 幻想Sym
 最初はウェーバー、東京文化5階Lからだと文京シビック2階外野席と違って弦の音にキレを感じました。続くメンデルスゾーンのソリストはウグイス色のドレスに身を包んだイェウン・チェ、アンコールにバッハ?のしみじみ系を。後半はお目当て幻想、ブラスは昨夜と同じく横1列にHr5,Tp4,Tb3そしてTubaは2本、Tpのうち2本はコルネットっぽい楽器、ですが第2楽章コルネット版ではありません。デュトワは今日も唸っており、リズムを強調しつつも流れのよい音作り、第1楽章後、早々と2ndOb奏者が草笛のため舞台裏へ! 第2楽章の2ndパートはどうするの?アングレ奏者が代奏した気配も無し、しかも第3楽章では草笛パートが終わり次第オケに戻ってきてました。ここでは後半、4人で叩くティンパニ雷鳴パートを非常に細かく指示出ししていたのが印象的、第4楽章はパーカッション鋭く、ブラスはぼちぼち程度、Clの断末魔のイデー・フィクスをとても弱々しく吹かせたのが印象的、ラスト1音はかなり短めに切って終楽章へ、鐘(舞台上か裏かは判然とせず)に合わせてか、ブラスはディエスイレ音型ではベルトーン、と言うかフォルテピアノっぽい独特の吹かせ方、それ以外の部分でも全開にならず、コーダの加速も程々、でもラスト1音はやや長めで朗々。アンコールは昨夜と同じラコッツィ、と思ったらビックリ"アルルの女"ファランドール、弦の峻烈な響きとTbの豪快な吹きっぷり、そしてラストの追い込みはここでも控えめ。

 昨夜に比べるとオケ全体の鳴りは抑えめ、やっぱ昨日公演だけにして、今夜はフルシャ&都響に行くべきだったか、と少し後悔。

2013年6月25日火曜日

デュトワ&ロイヤルフィルの豪快役人

 昨夜の弩級ボケ老人: 自転車のライトの球を交換、した積りだったのに、前のを外しておいて、またそれを嵌めたらしい…、何故って、手元に残った球がミョーに新しい…。
そりゃ、点かない訳だわ。それに気付いて深夜改めて球交換、今度はちゃんと点灯しました。

 朝スコ負けの試合の後、職場を経由して夜は東京に出てコンサート、本日からデュトワ率いるロイヤルフィル2連戦、第1夜は全てオーケストラ曲と嬉しいプロ、特に海外オケで「中国の不思議な役人」が聴けるのが個人的ツボ。

 あとロイヤルフィルと言うと、西本とのコンビでマーラー5番を聴いてますが、やや大雑把なところはあれどブラス中心に全体の鳴りがいい、という印象を持ってます。

6月25日(火) 文京シビックホール
 シャルル・デュトワ指揮ロイヤルフィル シベリウス カレリア、ドビュッシー 海、バルトーク 中国の不思議な役人、ラヴェル ダフニスとクロエ
 音合わせの後にコンマス登場、という珍しい流れ、ブラスは後方左からHr5,Tp4(うち2本コルネットっぽい楽器),Tb3,Tubaとズラリ横1列(シベリウスだけTp3かも)、最初のカレリアは組曲で何故か3曲続けて演奏、第2曲前半2ndVnのピッツィカートを強調していた点と終曲でのリズム感と恰幅良いサウンドが印象的、続く海は終曲Tpファンファーレ付き版(更にHrまで重ねてたかも)、弦管パーカッション共に鳴りよく雄大な音響、デュトワは頻繁に2階外野席まで届く唸り声(前からこんなに唸ってたっけ?)、オケは弦がどのパートもボリュームがあり、木管とブラスもなかなか。
 後半中国の不思議な役人は組曲版、デュトワは踊るような指揮で結構テンポを動かしているのにリズム感と舞踊感をキープ、役人登場シーンのブラスの豪快な鳴りは過去同曲最強にして本日の白眉! そして最後のダフクロは第2組曲、終曲での木管の細かいクルクルが粒立って明瞭だったのが印象的ながら、クライマックスは海や役人から期待した程の大音量にならず物足りない感も、アンコールはマ・メール・ロワかラ・ヴァルスあたり?と思っていると何とラコッツィ行進曲!これって明日(メインは幻想)のアンコールでしょ? ともあれ、ブラス中心豪快サウンドで鳴らしつつ、最後の1音は何故かディミヌェンドで終了。(←原曲はそうなってるそうです。)

 西本とのコンビの時と比べ、全体の鳴りのよさは相変わらずで、しかも弦セクションにより伸びと厚みが加わった印象でした。

 明日の第2夜は幻想です!

茨城オープン2013

 まずまずの晴れ、最低19度強、最高27度弱は共に高め、テニス日和、ってことで試合へ、しかも年に一度の地元開催の大会、と言うか会場は職場の裏、よって休暇も取らず「試合行ってきまーす!」と周りに言って職場からの出陣、1回戦、同じベテラン世代の選手に1-6,0-6とシバかれ終了、本日のお小遣いは2100円。

 今日貰ったアドバイス:
なるべくボールを止めてゆっくりした展開に、バックスライスを止まるボールと滑るボールを使い分け、ストレート方向にも打つべし。

 暇になったのが昼休み時間帯だったこともあり、一旦家に帰って昨日開幕ウィンブルドンの昨夜放送分を録画観戦、NHKの正しい配慮により3試合目にシャラポワの1回戦が収録、ダブルフォールトゼロは奇跡的な出来ながら、オレンジパンツはいただけません。

2013年6月23日日曜日

分業ソロと終わり良ければ、のマーラー5番 - 小笠原吉秀&東大フィロムジカ交響楽団

 今朝のボケ老人: Tシャツを表裏(裏返し)に着て外出、電車に乗るまで気付かず(涙)
胸に15cm大の刺繍があるのに…、しょうがないからそのまんま東京に行きました。

 東京に出て午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日、最低16度台と平年やや低め、最高25度台と平年やや高め、日中ほぼ晴れていてテニス日和でした。

 テニスを自分だけ12時前に上がって文京シビックへ、聴いたのは東大のオケの一つフィロムジカ響、自分の頃は(所謂)東大オケしかなかった(たぶん)んですが、今や東大にはここ以外にも東大フィルやフォイヤーヴェルクなど、いっぱいあるみたい、ただどこも聴いたことがありません、余りマーラーをやらんのか?

 ってことで東大オケ以外の東大のオケ、初参戦、メインはマーラー5番です!

6月23日(日) 文京シビックホール
 小笠原吉秀指揮東京大学フィロムジカ交響楽団 J.シュトラウス こうもり、フォーレ ペレアスとメリザンド、マーラー Sym5番
 最初はこうもり、次のフォーレだけコンマスからコンミスに交替、前半2曲は管はやや怪しめでしたが弦の響きにキレと豊かさを感じました。コンマス戻って後半マーラー、Hr9、Tp6、Tb4とブラス多め(何と乗り番表が(挟み込みじゃなくて)パンフに印刷されていてます!すぐ忘れるボケ老人には嬉しい)、Tpソロはメイン(♀)とアシ(♂)の2名で分担&時々2人で、と変わったスタイル(以前1度ありました←ブルミーネ・フィルの5番)、ただ両名とも緊張したか不安定、Hrソロは最後疲れが感じられましたがまずまず、何よりTbがトップも全体もいい鳴りで出色、音合わせを挟んでの第4楽章ではオケの持ち味の弦セクションが内声も豊かでなかなかの響き、そして終楽章クライマックス、そこまで色々ありましたが、Tbは勿論、Tp、Hrもバッチリ鳴って朗々、しかも弦がそれに掻き消されない音量を保ち、壮大な音響を満喫、アンコールにJ.シュトラウスの有名なポルカ(雷鳴と電光?)をやや羽目外し気味に。

 ホント終わり良ければ全て良し、って感じの演奏会でした。

 パンフを見るとどうやら古典・バロック中心の弦楽合奏団から90年代以降に室内管→交響楽団へと発展してきたらしく、勢い過去の演奏会は古典中心、マーラーはホントに初めてだったみたいです。

2013年6月21日金曜日

ハーディング&新日の6番

 今日は夏至、えっ!もう!って感じ、しかもが台風+梅雨前線の影響で雲が厚くピンと来ません。気温は朝の最低19度台、最高22度強と昨日同様やや低め安定、夕方からは本降りになってきました。

 夜は3日連続のコンサート通い、ハーディング&新日の6番です。これもチケット代&人気高く予算内入手難しく早々と参戦を断念していたのに、心優しい知人から頂いての参戦、昨夜のチョン&N響5番と併せ、周りの方々のお蔭です。

 ハーディングの振るマーラーは色々聴いてますがオケによって印象が違い、マーラーチェンバーオケとの4番ではかなり奔放にデフォルメをかましたかと思えば、ロンドン響との5番は余りいじらずシャープですっきり系、東フィルとの2番6番は前者寄りでバトンテクでぐいぐい引っ張って色々やってましたが、新日との5番は後者寄りで大人しい印象でした。

 あと新日の6番と言えばアルミンクメッツマッハーに続き、ここ8年で3度目になりますが、すっきり系のマーラーはアルミンクで散々やってるんだから、是非こってり系でやって欲しいものです。

6月21日(金) すみだトリフォニー
 ダニエル・ハーディング&新日フィル マーラー Sym6番
オケは対向配置で弦バスが左奥、ティンパニ2組を後方両サイドに配し、右端にハープ2台、チェレスタ2台(←いつもそうだっけ?)、ハンマーは2度、木槌で板を叩くスタイル、第1楽章はリズムしっかりテンポよく進行しアルマの主題も速めで粘らず(再現部ではやや粘り)、展開部の緩徐パートでの細かい強弱が印象的、曲順は今風に第2楽章がアンダンテ(でも楽譜は旧版でホッ)、Hrソロ、Obソロが美しく、全体で粘らない表現でもまずまず、第3楽章はポルタメント風な表現を強調したり各所でエッジを効かせつつも東フィルの時程トンガった感じは無し、そして珍しくも3楽章から続けて入った終楽章、おどろおどろしい序奏部の後、徐々に主題が姿を現して行進曲になる部分が雰囲気たっぷり、全体にテンポのオンオフも多く時にはオケが乱れる箇所も、サウンド的には弦(特に刻み)を強調し、ブラスは抑えめ、9本揃えたHrやTbはそこそこ鳴ってましたがTpが弱かったのが個人的には不満、終盤のシンバルの花は4つ、最後の1音が消えた後15秒棒を降ろさず、その後も更に5秒程誰も拍手出来ず、実はその点でも東フィルの時よりあざとさは減ってます。

 うーん、やっぱり東フィルの時よりケレン味が減ってややすっきり系になってます、これはオケによって変えてるのか、それとも成熟なのか…。

2013年6月20日木曜日

チョン&N響の5番

 ううぅ、シャイー&ゲヴァントハウスの先行発売日だったことを失念、気付いた午後3時には最安席は余裕で売り切れ(涙)、今回はマーラー7番はあれど最安10000円!と法外な値段でパス(以前書きましたが、このコンビちょっと前までは最安4000円、それが倍の8000円になり、遂に10000円!)、唯一オペラシティ公演(ショスタコ5番)だけが最安8000円で(それでも高いけど)その1点狙いだったんですが…。

 チケット代の文句ついでに書くと、以前アバド&ルツェルンで最安16000円なるアホな価格が出て以降(今回このコンビは最安18000円!)、それ以降円高&デフレとは裏腹にチケット代は上がる一方、今やVPO、BPO以外でも最安1万以上がゾロゾロ、逆に昔は1番高かったウィーンフィルが今回少し値下げして最安9000円があったりして、唯一招聘元の良心を感じます。

 朝の最低19.5度、日中の最高22.3度とやや低めで安定、未明まではそこそこ降ってましたが、日中は気にならない程度にパラパラ、壁打ちも連日出来てます。

 夜は連日の出陣、聴くのはチョン&N響の5番、ただでさえ入手難のN響サントリー公演しかもチョンの指揮、となれば自分の予算内(国内オケは基本3000円以下)で入手はほぼ不可能、と端っから諦めていましたが、奇特な知人から回ってきての急遽参戦です。

 チョンのマーラーはN響では3番9番、東フィルとは1番3番4番、あと5番に限ってもロンドン響アジアフィルと色々聴いてますが、基本アク薄めながら歌重視で個性的な表現もあるという印象、ただその個性が意図通りバッチリ決まった演奏はソウルフィルとの1番しか経験がありません。

 またN響とのコンビは過去全てNHKホール、よって自分の聴取能力では全くマトモに鑑賞出来ておらず、サントリーで聴けるのが最大の楽しみ。

6月20日(木) サントリーホール
 チョン・ミュンフン指揮N響 モーツァルト PC21番、マーラー Sym5番
前半モーツァルトのピアノはまだ10代の青年、コロコロした音のチョ・ソンジン、アンコールにトロイメライをしみじみと。後半マーラーのブラス陣はHr7本とTp5本が横1列に並びTbとチューバはその右後方、最近不調で懸念されたTpソロは線細めながらソフトな音色でまずまず、Hrソロは色気ゼロで時にポカはあれど難所は堅実で見事、チョンはお得意の速い部分はより速くの傾向は少なめで、全体に遅めテンポをベースに個々の旋律をしっかり隈取る音作り、第2楽章中盤低弦が静かに歌いだす部分での凄く遅いテンポと粘る表現、第3楽章中盤ピッツィカートの見せ場でのややヒネったリズム、第4楽章前半遅め基調でじっくり歌う部分など、個性的な表情が必ずしも意図通りにいってなかった感じでしたが、第4楽章後半、止まりそうなテンポでしみじみ歌う部分は見事にキマってました。弦は低弦中心に分厚く、木管も吹きっぷりよくベルアップも水平以上のノリ、ブラスも要所では重量感ある鳴り、とトータルではさすがN響と言える豪勢な響き、特に第2楽章と終楽章クライマックスの重厚さは底力を感じました。

 個性の出し方ではLSOの時より強め、アジアフィルの時より弱め、といった印象です。

 因みに私的MVPは2番フルートの美女(客演?)でした。

 明日もマーラー、ハーディング&新日の6番です!

2013年6月19日水曜日

シモノフ&モスクワフィルのゆっくりシェエラザード+またまたアンコール4連発

 朝の最低21度台と高く、曇り時々雨の日中の最高27度も高め、朝の計測では昨日より更に1kg減、これで日曜1昼夜で増えた2.5kgのうち、2日間で2kg挽回、あと0.5kg。

 と言いたいところですが、毎朝同条件(起床後おしっこをして朝風呂上がりにバスローブ着用で体重計に乗る)で計ってはいるとはいえ、丁度バスローブを冬向き厚手から夏向き薄手に変えたので、その分0.5kg程度は軽くなってる可能性を考慮すると、あと1kgってところか。

 夜はシモノフ&モスクワフィルの水戸公演に当日参戦、昨秋来日したばかりのこのコンビ(ショスタコ5番チャイコ5番)がもう来襲、ただ東京は1公演のみ、しかもチラシはまたもソリストのバックバンド扱い、メインもチャイコ6番と自分にはやや魅力薄、安く(4000円程度)入手出来たら参戦、位に考えてました。

 ただ全国行脚するらしく、鹿児島なんて「悲愴」「禿山」「シェエラザード」の3連発!これなら8000円出しても行くところ、九州の人はいいなあ、と思っていた先週、実は茨城公演があってメインはシェエラザードってことを知りました。

 問い合わせると「最安5000円が1枚だけ残ってますが、直接ホールに来た人にしか売りません」とのこと、で一旦様子を見て、今朝改めて電話、すると「まだ5000円席残ってます。午後5時から窓口発売します」との情報、急遽根回しして午後3時に職場を脱走、バスと電車を乗り継いで水戸へ。

 県庁所在地だけど東京より遠く、水戸入りは人生2度目の、前回は確か10数年前、ムーティ&ミラノ・スカラ座管のローマの祭でした。

 県民ホールまでの川沿いの遊歩道を歩くと、川からマガモ?や黒鳥?が道端まで上がっていており、近づいても物怖じしないので触ろうとしたら威嚇されました(笑)。

 午後5時5分前にホール着、何と1組先客が並んでましたがブルジョアらしくS席をご購入、予定通りラスト1枚の最安B席をGETし無事参戦となった次第。

 開演は午後7時じゃなくて6時半、と帰りの時間が気になる人に配慮?した嬉しい設定、それでもこのコンビはアンコール必至ゆえ、2時間半コースなら間に合いますが、3時間コースになると公共交通機関がなくなって帰れません。

6月19日(水) 茨城県立県民文化センター
 ユーリ・シモノフ指揮モスクワ・フィル ムソルグスキー 禿山の一夜、チャイコフスキー PC1番、R=コルサコフ シェエラザード
 最初の禿山の一夜はR=コルサコフ版、遅いテンポで個性的なバランスもあり独特な雰囲気、ブラスは全体に抑えめながらTbのテヌート風ベタ吹きにロシアっぽさが。続いてはチャイコフスキー、ソリスト清塚信也はアンコールに有名曲(トルコ行進曲?)を超絶指クルクル系のジャズ風アレンジで、場内大興奮でした。
 後半シェエラザードではTp3本、Hr5本とやや多め、全楽章をなるべく間を空けず演奏し、第1楽章冒頭はTb抑えめで弦中心、全体でも遅いテンポでしみじみ系の表現、コンマスソロは堅実、Hrソロはヴィブラートたっぷり、第2楽章は未体験の遅さ、ハープはケレン味たっぷり、第3楽章も遅め、第1主題2ローテめで一部チェロを抑えてアングレを強調したサウンド、終楽章もやや遅めテンポ、全体的に弦もブラスも余裕を残した弾き(吹き)っぷりで解釈なのか気合が入っていないのかは不明ながら、頂点ではやっとブラスがそこそこ吹いて、その直後での名残りを惜しむような表情が印象的、トータル50分を優に超す演奏でした。
 今回もアンコールは4曲、まず熊蜂の飛行をほどほどのテンポで軽めに、続いてVcトップのソロをフィーチャーしてビオフェルミン、じゃなくてチャイコのアンダンテ・カンタービレをしみじみ、次はコンマスソロをフィーチャーして「白鳥の湖」から舞曲を、締めは「眠れる森の美女」(か「白鳥の湖」)からの有名なワルツ、途中踊れない位テンポを落として表情たっぷりに。

 昨秋と同じパターン(コンマスとチェロ主席の宣伝込み)の4曲アンコールながら、曲がかぶらなかったのはさすがプロ、引き出し豊富です。

 結局2時間40分コース、ギリギリ予定の列車に間に合いました。明日はチョン&N響の5番です!

2013年6月18日火曜日

自作&多作お気に入りアンソロジー、第3巻はバラエティ - マイ・ベスト・ミステリー III

 今日のボケ老人: 昼休みの壁打ちにラケットを持たず部屋を出る。
さすがにエレベーターに乗る頃には気付きました…。

 梅雨の晴れ間、予報では「今年最初の真夏日になる」とのことでしたが最高29.6度!と惜しくも届かず、それでも朝の最低21.7度と併せ、共に平年より5度も高い値、朝の通勤途中、道沿いの床屋さん(ヘアーサロン?)脇の夏椿の高木がその下に盛大に花を落としていて、お店の人が総出で掃除していました。

 今朝の測定では昨日より1kg減、それでも一昨日からは1.5kg増、今週も昼飯は枇杷の実だけになりそう。

 帰省で発生した謎のジンマシン、発生箇所の太腿裏についてはだいぶ沈静化しましたが、新たに足首からふくらはぎ、および手首から前腕部にかけて出ては消え、を繰り返していて神出鬼没。

 本日は先日読了した本から、国産短編しか読まない父にと帰省時持参したのに、帰省中に読み切らず、持って帰ってきてしまった1冊、お気に入りの自作と他人作を並べ、エッセイを付したアンソロジーの第3巻です。 

マイ・ベスト・ミステリー III 日本推理作家協会編
 岩井志麻子、恩田陸、篠田節子、高村薫、馳星周、山田風太郎、山田正紀とバラエティに富むメンバー、篠田節子「青らむ空のうつろのなかに」と彼女の選んだ西村寿行「痩牛鬼」の迫力と相似性が印象的、あと島田御大の「糸ノコとジグザグ」(恩田陸選)を学生の頃以来20数年振りに再読し、クライマックスの舞台が現在の職場ともろ関係あるのを知り驚愕、そして名のみ目にしていた武田泰淳「ひかりごけ」(高村薫選)を読めたのも収穫。

 明日はモスクワフィル、地方公演に参戦予定、メインはシェエラザードです!

2013年6月16日日曜日

子供を持たない生き方とは? - スポタニ 釣書バード

 夕方は中目黒で観劇、滅多に降りない駅ゆえ、周辺のラーメン屋を事前調査済み、この半月昼飯を抜いて2.5kg減らした自分へのご褒美に、塩ラーメンの有名店、および気になる店の2軒を訪問することに。

 まずは午後4時、開演前のひと時に有名店から訪問、細麺で量も少なめ、ラーメン食べると喉が渇くのでスーパーで牛乳1lパック158円を購入し持参した500mlペット2本に移し替え、公演前に200mlほど摂取。

 会場は初めて訪れるキンケロシアター、創立者は何と愛川欽也&うつみ宮土理、そう、だからの"キンケロ"、席もゆったりの綺麗な劇場でした。

 例によって奇特な方からの頂き物、ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの面々で構成された演劇ユニット、と聞いて劇の内容問わず即参戦決定(笑)、開演前談笑するお客さんの顔ぶれもモデル・タレントっぽい人が多く華やか。

6月16日(日) キンケロシアター
 スポタニ vol3 「釣書バード」
子供が出来ないという共通の悩みを持ち、教祖っぽい女性の下でシェアハウスに同居する男女7人を巡る人間模様が、簡素なセットを巧みに活かして描かれる約80分、ストーリーの起伏やオチは物足りない気がしましたが、女性にとって子供を持たない生き方とは?という主題により重点があるのかも。

 ま、客層を含めビジュアルは十分満足、自分の席の目の前に座る3人の女性も今年のミス・ユニバースのファイナリストの方達とお見受けしました。

 その後塩ラーメン店2軒目を訪問、着丼しすぐ同系列店を訪問済みだったことを思い出して痛恨、こちらも麺量少なめ、でも替え玉は我慢、その後ブックオフを経由し帰り道にペットボトルの牛乳を1本空け(これで計500ml)帰宅、残りの1本500mlは自宅冷蔵庫へ。

Sax4人娘 - アテナ

 午後の最高は24度弱とほぼ平年、期待通り昼には上がって時折陽射しも、喜び勇んで青山のコートへ、到着午後1時時点でオムニコートは使える状態に、ただ1時間待ってもメンバーは誰も現れず、係の人によると12時過ぎは水が浮いていて、その頃の問い合わせ電話にそう応えたせいだろう、とのこと、残念無念、この時期上がればすぐ出来るのに。

 この時点で「雨なら行こう」と思っていたアマオケには既に間に合わず、代わりにもう1件インストアイベントへ。

 燦々陽光照りつける中、渋谷まで歩いて行ったら、丁度目的地のタワレコ店頭でアイスキャンデー無料配布中、昼飯代わりです。

 そこで聴いたのは女性ばかり4人によるSaxカルテット"アテナ"、超指クルクル系のコトコフスキーから美しいハーモニーのイベールやレスピーギの編曲ものまで、アンコール含め40分超のステージでした。

 その後は中目黒に移動し、頂き物のチケットで観劇、それはまた次の記事で。

ミステリーづく歌姫 - 泉沙世子さんのボーカル

 午前午後都心2か所でテニス、の予定でしたが朝からの雨、最低20度強と高め、茨城と東京では違うかも、と取り敢えず東京へ、でもこっちも雨(涙)、まず午前中のテニスはキャンセル、天気は快方ゆえ、午後はイケるかも、と新宿で時間潰し。

 そこで寄ったのはタワレコ新宿のインストアイベント、聴いたのは泉沙世子さんのボーカル、アイドル志向でスタートして芽が出ず、作詞作曲をするアーティスト志向に転じてやっとメジャーデビューを果たしたとのこと。

 先日発売3枚目のシングルはこのミス2011年度第1位「二流小説家」の翻案もの邦画の主題歌、またデビューシングルは映画「カラスの親指」(原作はここ)のイメージソング、2ndシングルは映画「さよならドビュッシー」の主題歌、と全作がミステリー映画とのタイアップ、それらを中心に数曲熱唱してくれました。ただ本番の衣装よりリハ時の私服の方がセクシーでした(笑)。

2013年6月14日金曜日

自作&多作お気に入りアンソロジー、第4巻は売れっ子作家の意外な一面 - マイ・ベスト・ミステリー IV

 あーあ、遂に首位陥落、ま、数日だけでもええ夢見さしてもらいました。

 午前中は曇り時々雨、午後は雲が切れて晴れ間も、朝の最低20度、日中の最高27度弱は7月上-中旬の値、職場の泰山木はまだ咲き始めですが隣の夏椿は気が付けば白い花でいっぱいです。

 本日は先日の帰省時に読んだ本から、国産物短編集しか読まなくなった父も読むだろうと数冊携えた中の1冊、ミステリー作家が自作および他人の好きな作品を1作ずつ選び、短いエッセイを付した興味深いアンソロジーの第4巻、物故者の場合には生前のエッセイを元に選んでます。

マイ・ベスト・ミステリー IV 日本推理作家協会編
 赤川次郎、高橋克彦、夏樹静子、西村京太郎、松本清張、森村誠一と一般知名度では全巻でも随一のメンバー、売れっ子作家だけにそのチョイスに意外な一面も、特に印象深いのが赤川次郎「日の丸あげて」、氏がこんなにメッセージ臭あるものを書くことを知らず(初期のトリッキーなものしか読んだことが無い…)、不明を恥じるばかり、あと木々高太郎が2作も選ばれていて(「文学少女」(夏樹静子選)「ヴェニスの計算狂」(松本清張選))、前者は既読の筈なのに記憶に無いことを恥じ、後者の先進性には驚き。あと笹沢佐保「赦免花は散った」(森村誠一選)で初めて木枯らし紋次郎を読み、そのリーダビリティにも感心。

2013年6月9日日曜日

ラザレフ&日フィルのシェエラザード

 ほぼ終日の晴れ、朝の13度台は低め、日中の27度弱は連日の高め、やや下り坂らしく、夕方少し前から雲、昨日の宴会には朝昼抜いて臨んだお蔭か、体重は微増にとどまってホッ。

 午前中は教え子の応援に行く予定でしたが対抗戦会場が遠く(東海大)、午後のコンサートとの兼ね合いでパス、空いた時間で昨日ダウンロードしたシャラポワの全仏準決勝を観戦、あと1勝!

 午後は飯森&東響の5番を聴きたかったんですが、予算内入手ならず断念、因みにハミルが5番のソロを吹いたのをこれまで聴いた記憶が無く、もしかしたら在京メジャーで唯一、東響だけは5番を聴いていないかも、ま、ボケ老人ゆえ忘れてるだけ、って公算大ですが。
(↑ やはり忘れてるだけでした。ほんの2年前、レック&東響で5番を聴いてます、トホホ…。)

 で、代わりに格安入手出来たラザレフ&日フィルに出陣することに、このコンビはいつでも聴きたいんですが、2000円以下で入手出来る機会少なく、この5年で4回目位(5-6年前のショスタコ5番アレクサンドル・ネフスキー、あと昨年のラフ2)、今日のメインはシェエラザード、爆演期待です!

6月9日(日) 芸術劇場
 アレクサンドル・ラザレフ指揮日フィル ボロディン イーゴリ公序曲、サン=サーンス PC5番、R=コルサコフ シェエラザード
 最初の曲は補筆や編曲が多いボロディンの中でもほぼ「ボロディンの主題によるグラズノフ作」とのこと、ラザレフお得意の客席を向くパフォーマンスが途中に1度あり、ラストの1音は重厚でした。次のサン=サーンスでは最後の1音の余韻まだ残る中、どのお客さんよりも先にラザレフがフライング拍手!を始めてました(笑)。ソリスト伊藤恵はアンコールにトロイメライを。
 後半シェエラザードでは第1-2楽章を続けて演奏、第1楽章が冒頭や弦のアクセントなどケレン味たっぷり、ただ第2楽章以降はそれ程ケレン味だらけでは無かった感じで、特に第3楽章第1主題をインテンポで粘らずやった(それでも濃厚ではありましたが)のが驚き、あと第2楽章コーダ前、Hrソロのオープンとミュート(かゲシュトップ)の落差と、第3楽章第2主題Clソロの部分では全体をpppに抑えての客席向きパフォーマンスが印象的、コンミスソロはぼちぼち、木管ソロはまずまず、中では初々しい女性Fgトップが個人的MVP、あとピッコロが目立ってました。ブラス陣では3本のTbが出色の豪快さ、4本のHrも各所でソリッドな鳴りでしたが2本のTpはややパワー不足、期待の爆演には届かなかった感じ、最後の1音では昨年のラフ2第3楽章でやった様に、手をゆっくりひらひらさせて降ろしてゆく手法、ただ手を上げた時点で既に通常より長くなっており、かなりの人は力尽きてラザレフのパフォーマンス以前に音が消えた感じ、アンコールにはだったん人の踊りがスタート!わくわくしましたが、有名な箇所の前、前座っぽい速い舞曲のみで終了、残念。

 このコンビ(私的)最大注目、秋のマーラー9番のチケットを会場で限定割引販売!してましたが、最安4,500円では1割引されたところで全く予算に届かずスルー(涙)。

 明るい内に地元に復帰、駅前西武の7SPOTに1時間居座ってシャラポワの全仏決勝をダウンロード、これからゆっくり観戦します。

2013年6月8日土曜日

関西のおネエちゃん - 池田彩さんのボーカル

 朝は曇りで最低16度台とやや高め、早起きして東京に出て午前はテニス、芝公園の辺りはアジサイの花でいっぱいでした。

 テニスが終わった頃から晴れに転じ、午後の最高26度台も高め、夜は池袋でコンパ、ただそれまでは暇、東京駅に出て無線LANの入るマックに100円で居座り、シャラポワの全仏QFとSFをダウンロード。

 その間ネットでインストアライブ情報を調べていると、東京駅の八重洲地下街にもタワレコがあり、そこで午後4時からライブがあるとのこと、丁度ダウンロード終了時間とバッチリだったので覗いてみました。

 行ってみれば確かに店舗名"TOWERmini"の通り、一区画のみのお店、どうやってインストアライブやるの?と思ったら、棚などを動かして作ったらしい小さなスペースが、ただ観覧者用には2×3m位取れてますが、アーティスト用には1×2m程度のスペースしかありません。

 そこに登場したのは池田彩さん、ポップス系のボーカルで2枚目のアルバムをリリースし、歌詞は自分で書いてるとのこと、2枚のアルバムから4-5曲、狭いスペースで跳んだり跳ねたりの30分、アイドルなのかどうか微妙な路線に見えましたが、話し方は関西のネエチャン、って感じでした。

 その後池袋に出てBookOff経由で宴会に突入し、戻りは深夜、半袖半ズボンでは茨城の風は微妙に寒かったです。

 明日は飯森&東響の5番、じゃなくて、ラザレフ&日フィルのシェエラザード、爆演期待です!

2013年6月4日火曜日

石川オープン2013

 ああ、阪神やっぱり一日天下、がっくり。

 爽やかに晴れて最高25度弱と気温もほぼ平年、少しだけ早起きして自転車→ローカル線→ローカルバス乗り継いで金沢に出て石川OPに参戦、で試合、1回戦あろうことか地元の高校生に0-6,0-6とボロ負け、故郷に錦を飾るどころか、生き恥をさらす羽目に、やはりテニス辞め時か。本日のお小遣いは6300円。

 今日貰ったアドバイス:
前後に揺さぶるなど、前半相手にペースを掴ませない工夫を。


 昼前にすっかり暇になり、介護施設の母の顔を見に、と思えど午後の訪問最適タイムは4-5時とのこと、なので地元小松のマックでも無線LANが入るのを思い出し、負けた罰に昼飯は「野菜生活」のみにして、出遅れていたシャラポワの全仏2回戦をダウンロード&観戦、折角の美女対決だったのに雨中の決戦となり長袖着用となったのはやや興醒め。

 自転車で帰る際、霊峰白山の方向にはもくもくと入道雲、麦畑はこの2日間で半分刈り取られ、田んぼで見かけたシラサギは、一昨日と違って全身白でした。

 実家でスイカや畑で穫ったばかりのアスパラ、収穫後父が冷凍保存してくれていたタケノコなどを満喫した後、さっきネット予約したばかりの夜行高速バスで帰還の途に。