2016年4月12日火曜日

エッセンス凝縮の処女短編、と地雷を巡る本格魂 - 石持浅海「顔のない敵」

 昨夜スタート「ラヴソング」、先日観たばかりの新山詩織さんが重要な役に起用されていてビックリ!

 快晴、のせいか少し冷え込んで朝-0.4度と3月下旬以来半月振りのマイナス気温、構内ではシモクレンの紫の花が盛大に咲いてます。

 壁打ちしてると先週あたりから耳にするようになったカッコウの声、今朝は家でも聞こえました。

 本日はちょっと前に読んだ本から、実家近くのブックオフの100円棚で石持作品を数冊GETしたのを機に、まとめて読むことに、まずはこの短編集。

顔のない敵 石持浅海
 地雷をテーマとして登場人物が少しずつリンクする短編が6編+ボーナストラックとして処女短編、特にエレベーターが最小のクローズドサークルとなる処女作「暗い箱の中で」が筆者自ら指摘する通り特殊状況下の犯罪、ディスカッション、独特な動機などこれぞ石持浅海!ってエッセンスが凝縮。地雷シリーズもどの作も色々な本格テイストが込められて楽しい中、個人的には「九マイル」的な「トラバサミ」がお気に入り、あとミステリー部分とは無関係ながらスマート地雷"ドリアン"が妙に印象に残りました。

2016年4月10日日曜日

5月並の陽気に松と感動9本Tpアンコール - 金山隆夫&オーケストラ・ディマンシュ

 最高23度台と昨日を上回る陽気、午前中は埼玉の僻地に赴き後輩の応援、不甲斐無い試合にがっくり。

 そこを昼過ぎに抜けて午後はアマオケ、この日は飯守&新響によるマーラー2番、新田&アイノラ響による画期的なシベリウス5番の原典版&現行版ダブル演奏、と聴きたい公演が2つも!

 しかし、招待抽選にもれたため「有料のマーラーより無料のレスピーギ」ってことで上記両方を諦めて別公演に参戦、錦糸町へ。

 道中乗った山手線、新型車両らしく内装や設備が従来とかなり変わっており、意匠や色合いが違うだけで何となく落ち着かず、習慣って恐ろしい、と思うことしばし。

 でトリフォニーで聴いたアマオケは日伊国交150周年事業とのことでイタリアプロ、メインの「ローマの松」がお目当てですが、後半が"松"のみと短めのプロゆえアンコールにも期待です。

4月10日(日) すみだトリフォニー
 金山隆夫&オーケストラ・ディマンシュ チャイコフスキー イタリア奇想曲、メンデルスゾーン Sym4番、レスピーギ ローマの松
 このオケはいつも弦が対向配置で左端に弦バス、その対向の右端に(Hr以外の)ブラスを配するレニングラードフィル式配置、最初のチャイコはHr5,Tp4(うちコルネット2),Tb3、全体に激しさはぼちぼち、冒頭ファンファーレが回帰する部分でのシンバルが控えめで驚き(譜面上はff)、苦手メンデルスゾーンを挟んで後半お目当てレスピーギ、曲の前後に金山氏の解説や口上あり、本隊はHr7,Tp4,Tb3、カタコンブの舞台裏Tpはバンダメンバーが担当、アッピアのバンダはオルガン左脇バルコニーにTp4とバスTp(っぽい楽器、珍しい!)が2本、1回目のファンファーレだけ舞台裏で奏し遠近感演出、鳥の声は録音を使用、本隊ブラスの迫力はそれなりながら、バンダがいい吹きっぷりでなかなかの迫力。アンコールではTp9本!Tuba2と増強して映画「ベン・ハー」から3曲(戦車競走、愛のテーマ?とメインテーマ(序曲))、戦車競走でハイトーン連発した上、序曲ラストでもハイトーンをバッチリ決めたTpに大感動。

 3回以上観た数少ない映画の一つが「ベン・ハー」、その音楽を生で聴けて大満足、聴きたい公演を2つスルーして来た甲斐有りました。

2016年4月9日土曜日

風で桜散る陽気の歌姫 - 瀧川ありささんの歌声

 阪神遂に首位!

 20度超のポカポカ陽気、寝坊しつつも東京に出て練習、コートへ向かう途中の桜並木の下は花弁の絨毯、そして近くの梅林公園は一面の黄色いタンポポ。

 コート上にも桜の花びらが舞う中、昼過ぎまでみっちり練習。

 帰り道にHMV川崎のイベントに寄り道、聴いたのはシンガーソングライター瀧川ありささん、キーボードをバックにギターの弾き語りで3-4曲、バラードっぽい曲が多く、TV番組のエンディングテーマなどじっくり聴いてもらえる機会があれば売れそう。

 本人も可愛かったですが、会場スタッフの女性の可愛さにビックリ!

 更に帰り道、アキバの駅構内で綺麗なお姉さんが無料でRAIZIN(Green Wing)なるエナジードリンクを配っていたので即トライ、味は只のジンジャー味の炭酸、カフェインは一杯入っていそうだけどアミノ酸やビタミン類はかなり含有量少なそう、しかも人口甘味料入り(涙)、ととても栄養補給にはなりそうに無い印象。

2016年4月6日水曜日

第7作は愛の物語 - キャロル・オコンネル「陪審員に死を」

 昨夜のボケ老人:
夜7時半からのスロベニア放響のFMライブを手動録音するべく7時に帰宅、5分でそのことを忘れ、思い出したのは8時過ぎ(涙)。

 久々にきっちり晴れて20度超のポカポカ陽気、桜も昨日辺りから満開、昼休みは研究室の花見ランチ、ほぼ全員花粉症のため、窓越しに桜の見える屋内にて。

 今夜は久々にC.リーグの地上波中継があるのでワクワク。

 本日は先日読了したマロリー・シリーズの第7作、手持ちの中では最新作になります。

陪審員に死を キャロル・オコンネル
 ある事件以降復職せず副業にいそしむ相棒ライカーに業を煮やしたマロリー、タイトルの示す連続殺人の関係者がライカーの近くにいることを利して彼の復帰を迫る流れ、この頃になると後年「愛おしい骨」で見せる「重要なことを小出しにする」手法が濃くなり読んでいてちょっとイライラ、謎解きとしてはまたも微妙ながら、本作の主人公はライカー、そして全ては感動のラスト1行に収束します。

 元よりヒロイック(ヒロイニック?)・ファンタジー的傾向はあれど、ここ数作は更にミステリー色よりキャラクター色が強くなってる印象。

2016年4月3日日曜日

2016 東京オープン

 東京OPの待ち時間を利してアマオケでベルキスとアルプスSymを聴いた後、JR→地下鉄→ゆりかもめと乗り継ぎ、有明テニスの森駅で下車、ユリカモメに乗るのは久し振り、豊洲まで延びてからは初めて。

 有明駅では降りたことがあったけれど有明テニスの森駅は初めて、で降りてみてビックリ!全然テニスの森ちゃうやん!

 一瞬コートがどこか分からなくなりつつも、予定通り午後5時少し前着、試合は次々ラウンド、しかも今やってる試合が目の前でファイナルイン、だったら日没になるから明日でしょ、えっ!ナイターもあるの!

 夜まで掛かると思っておらず、7時20分からのFMの留守録セットしてないし、7時からのフィギュア女子フリーも録画セットはしたけれど(体操の全日本もセットしてあるため)HDの空きが微妙、早く帰りたい!けどこの調子なら試合開始は早くても夜7時(涙)。

 ただ空きコートが出て6時前に試合開始、ただ薄暮&ナイターだと近眼ゆえかボールがよく見えず、特に遠近感喪失、おまけにボケ老人、メガネを家に置忘れ。

 しかも半月前合宿で痛め、先週の練習で再発させた右ふくらはぎ、まだそこそこ痛いのに昨日の練習、振り回し練には耐えたんですが、その後シングルスをやらされ、負けられん、と走ってまた少しぶり返し、という状態。

 という訳でサーブ&ボレーにリターンダッシュ多めと短期決戦、予選2回戦、左利きの学生相手に、そもそも戦術以前のレベルで0-6,0-6串団子、相手は1度も本気でボールを打つことなく3-40分で終了。

 今日貰ったアドバイス:
・サーブ&ボレーは悪くないので1stの確率を高めること。
・バックのスライスでアプローチするパターンをもっと増やすこと。

 午後6時半頃に着の身着のままコートを後にし、8時過ぎには茨城復帰、FMは当然無理として、女子フリーは何とか欠けずに観戦、アメリカ勢、ゴールドとワグナーの点数は若干ご祝儀入った感。

記念の第100回に豪快ハイDのアルプスSym - 橘直貴&東京楽友協会交響楽団

 昨日のフィギュアの世界選手権、水溜まりのあるリンクを初めて見ました。あとフェルナンデスの演技は圧巻。

 本日午後は上半期随一って程楽しみにしていたアマオケ、なのに試合と重なって聴けそうに無し(涙)、ただ朝から雨、中止になればアマオケ行けるのに、と期待しつつも予報は「すぐ上がる」、東京へ向かう道中、地元駅ではツツジに似たシャクナゲが満開。

 しかし有明に着いた11時の時点でもまだしとしと、少なくとも小1時間は開始しそうに無く、自分は元より13時ラウンド、9時ラウンドを12時から始めても自分の番は4時以降、ならば、と諦めていたアマオケへGO!

 開演まで余裕あり、都バスとJRを乗り継いで有明から錦糸町へ、聴いたのはマーラーを筆頭に大曲をやってくれるオケ(前回は5番と10番)、そして第100回定期に選んだのはR.シュトラウスの大曲、また前座がウォルトンにレスピーギ、全プロ大好物、ってコンサートは4、5年に1度かも。

 しかもウォルトンの戴冠式行進曲は小曲では自分の好きな曲No1!これを聴くためにだけでも行きたい位、でもパンフをよく見ると、自分の好きな有名な方("王冠")じゃなくて、よりマイナーな方、ま、それでも好きなことには変わり無し。

4月3日(日) すみだトリフォニー
 橘直貴&東京楽友協会交響楽団 ウォルトン 戴冠式行進曲"宝珠と王杖"、レスピーギ シバの女王ベルキス、R.シュトラウス アルプスSym
 最初のウォルトンはHr4,Tp3,Tb3、オルガンもスタンバイ、ハープも2台(あったっけ?)、要所でのTpトップの吹きっぷりもなかなかに、全体にスケール大きな音場、続くレスピーギはローテしつつTpが4本に増え、バンダはオルガン右脇バルコニーにTp3本、舞台裏のTpソロは本隊の4番Tpが移動して担当、全体にブラスの鳴りもなかなか、特にクライマックス直前の豪快Hrとラス前1音の長ーい伸ばしが最高。
 後半R.シュトラウスは開幕時はHr4,Tp5,Tb4,Tuba2(だったかな?)、その後舞台裏で豪快に吹いたバンダ(Hr10,Tp2,Tb2、推定)からHr5本が途中合流(うち4名ワーグナーチューバ持ち替え)、ウィンドマシーンとサンダーマシーンは左右に1対ずつ(左のサンダーマシーンの操作はチェレスタ奏者!)、Tpは3曲全て違う奏者がトップを担当する層の厚さ!この曲でもアシと分担しつつハイトーンはまずまず、氷河から危険な瞬間に移る前のTbのアクセントが鮮烈、頂上ではティンパニの打ち込みキレよく全体でも迫力たっぷり、そして白眉は頂上のラスト、TpのハイDの突き抜け感はプロアマ含め同曲での最高クラス!下山時もブラス好調、日没後それまで余り存在感無かったオルガンが回想の開始時にやたら大音量だったのが印象的、橘氏の口上の後、アンコールは期待通り大好物ウォルトン"王冠"、では無くて、リャードフの短い舞曲、第1回定期の演奏曲だとか。

 休憩時にwebをチェックすると、試合は13時過ぎに開始した模様、ならば自分は夕方5時ラウンド、ぴったり間に合いそう、ってことで再び有明へ。

2016年3月28日月曜日

第6作でまたも過去の因縁 - キャロル・オコンネル「吊るされた女」

 今頃になって知った衝撃のニュース: クライフ、肺癌で死去!
(危険なスコア)2-0で勝っていたのに…、68歳は早過ぎます、クライフ監督でオランダW杯初優勝!が夢でした…。

 晴れ時々曇り、阪神勝ち越し、最高16度台とややポカポカ。ここ茨城でも桜が咲き始めました。

 学会も終わり一段落したので、明日休みを取ってこれから夜行バスでスポット帰省。

 この帰省で手にしたのはマロリー・シリーズ第7作、で本日はその前に読んだ第6作から、前作と違って2分冊じゃなくてホッ。

吊るされた女 キャロル・オコンネル
 マロリーとも相棒ライカーとも縁の深かった娼婦が猟奇的に吊るされた事件、マロリーは15年も前の類似事件との関連を喝破し並行して捜査を進めます。マロリーのストリートチルドレン時代の謎が少し明かされる点は興味深いですが、犯人探しとしては微妙、とは言えちょっとしたレッドへリング(見事に引っ掛かった!)もあり。

 これで第3作から4作連続して現在の犯罪の根っこが昔の事件にある構成、意図的なワンパターンなのか?

2016年3月27日日曜日

キタエンコ&東響のショスタコーヴィチ5番

 阪神ドラ1のお蔭で片目明く!

 晴れ時々曇り、気温は昨日より少し上がって平年並み、例によって早起きして東京に出て午前みっちり練習、コートに向かう道中、オレンジのひなげしの花がもう咲いてます。

 半月前合宿で痛めた右ふくらはぎを振り回し練で再度痛め、午後はびっこを引きつつ川崎へ。

 ミューザで聴いたのはキタエンコ&東響のショスタコ5番、このコンビのショスタコは7番を聴いてますが、爆演系かと思いきや、端整な演奏でした、5番もそうでしょうか。

 あとこのコンビだと数年前に聴いたラフマニノフ2番が国内オケによる同曲では最も印象に残る佳演だったので、その意味でも楽しみ。

3月27日(日) ミューザ川崎
 ドミトリー・キタエンコ&東響 チャイコフスキー "エフゲニー・オネーギン"ポロネーズ、Vn協、ショスタコーヴィチ Sym5番
 コンミス大谷康子さんは今日がラストとのこと、最初のチャイコはHr5,Tp3,Tb3、通常豪壮華麗にやるこの曲を大人しく演奏、中間部など驚く程静か、続くVn協、ソリスト成田達輝は若者でかなりテクニックがある印象、アンコールが無くてホッ。
 後半ショスタコはHr5,Tp4,Tb3、さっきVnCでHrトップ吹いていたハミルが不在(涙)、第1楽章第1主題は特に劇的にやらず1音づつ丁寧に、第2主題は速めのテンポ、基本ケレン味殆ど無い解釈ながら、中盤の頂点、弦とHrのユニゾンではテンポダウン、その際少し休んでいた割にその後のHrトップのソロは今一つ、第2楽章も諧謔味薄め、第3楽章は精緻なサウンドで祈るが如き、泣かせるOb筆頭に木管ソロも達者、そこそこ激しい頂点の後、チェロが呻く様に歌ってから高弦に主題が移った箇所でVnのアクセントが強烈、終楽章は遅く入ってすぐにアッチェレするスタイル、全体にブラスの鳴りはそこそこ、コーダはロシア指揮者にしては速くてビックリ、TpハイCバッチリ、最後の数小節のみテンポダウンしてプチケレン味。

 基本このコンビは精緻な演奏をしますね。知人によるとN響を振った5番('90年代、先日FMでやっていた)でもコーダは速かったとのこと。

2016年3月26日土曜日

赤ペイントピンコ立ちの春の祭典 - 鈴木ユキオ「春の祭典」「Yoyesに捧ぐ」「微分の堆積」

 渋谷でヤングヤマカズのマーラーを聴いた後、三茶へ移動、気になっていた舞台に参戦。

 ダンサー/コレオグラファー鈴木ユキオ主宰公演、昨年初演された「春の祭典」が評判だったので興味あったところ、安く入手出来たため出陣。

 世田谷パブリックシアターは何度か入ったことありますが、シアタートラムは(多分)初めて、自由席ながらチケットに整理番号があり、56番(涙)!だったので少し待たされましたが、最前列に座れました。

3月26日(土) シアタートラム
 WARP MANIA 「春の祭典」「Yoyesに捧ぐ」「微分の堆積」
 前半は「春の祭典」「Yoyesに捧ぐ」、春の祭典第1部が鳴る中、ボール紙製書類ボックスがレンガの如く積み上げられた壁をスクリーンとして映像が投影(戦争関連多め)され、その壁を鈴木が数個ずつ崩してゆき、書類ボックスを舞台上の並べてゆくと、次第に映像は舞台背面のスクリーンへと移行する趣向、全て並びえた頃に第1部終了、音楽は一旦停まって鈴木の口上、書類ボックスには数多の春の祭典ダンス過去公演データが入っており、既成概念を破壊する意でそれらボックスの列を全て叩き飛ばし、踊れるスペースを確保、第2部が鳴り出して舞踊スタート、女性ダンサーも加わり、よく見れば男性はスカート、女性がズボンと衣装が逆、終盤には上半身脱ぐと両名とも赤いペイント、サルの動きを取り入れた感じの動きが印象的、デュエットながら最後までお互いに決して触れ合わない2人。そのまま静かな音楽になり「Yoyesに捧ぐ」が数分、ここで2人の距離はより近くなれども決して触れること無し。
 休憩を挟んで「微分の堆積」、床が黒から白に変わり、ダンスの練習風景っぽい5名(男2、女3、時々鈴木氏が合流して6名)、背後ではチェルノブイリ関連のテキストの朗読、踊りは個々の色々な動きがだんだん繋がりシンクロしてゆく流れ、とは言え小1時間やや変化に乏しく途中で飽きました。

 前半の春の祭典第2部以降は圧倒されましたが、前半のそれまでと後半は素人にはややシンドイものがありました(笑)。

ヤングヤマカズ&日フィルの6番

 みなとみらいでアマオケのショスタコ7番を泣く泣く中座し、みなとみらい線で渋谷へ、30分ほどで着くのはいいんですが、駅からオーチャードまでが人混みのためなかなか速く移動出来ません(涙)。

 3時35分過ぎにオーチャード着、予定通り前半の武満「ノスタルジア」終了後の休憩中、その後数分で休憩が終わったので、ショスタコの第2楽章を聴いていたら間に合わなかったタイミング。

3月26日(土) オーチャードホール
 山田和樹&日フィル マーラー Sym6番
チェレスタ2台、Hr9,Tp6,Tb4、ただ4番Tbは何故かTubaの右隣(出番のある終楽章にはちゃっかりTbの並び、Tuba左に移動してました)、ハンマーは2度、オーチャードの広い舞台を活かし、オケの後ろに3×5m程度の白木の平台を置き、その上にやはり白木の大きな机に叩き板とハンマー、第1楽章は速め、アルマ主題も粘らず、推進力重視か、ただ中盤緩徐部のみ遅め、第2楽章は冒頭ティンパニの強打が印象的、ただその後は激しくも無く、かと言って軽妙でも無く、やや中途半端な印象、第2楽章後に音合わせ(だったかなぁ?)、第3楽章がアンダンテ、ここは遅めで情感豊かな表現、ながらそのテンポに合った細部の作り込みが不足している感、それでも各所で美しい響き、ただ(席位置(3階右後方)のせいかも)Vnはよく伸びていた半面、中低弦が厚み不足、終楽章も遅めベースで第1主題提示部や2回目ハンマー前などかなりの遅さ、そのハンマーの前後はなかなかの迫力、要所のカウベルと終盤のシンバルの花は3名、2度のハンマーで死にかけてから復活し盛り上がる辺りでのティンパニの強打が激烈、Hrはソロがなかなかで全体でもいい鳴り、Tpトップは目立ちすぎる位の吹きっぷりで素敵、Tb全体でもなかなか、Tpトップオッタビアーノは上手ながら相変わらずやや雑、最後の1音が消えた後、10数秒の黙祷。

 前回の5番第4楽章といい、今回の第3楽章といい、解釈は面白いのに(リハ不足なのか)それを十全に音化するまでにはオケをコントロールし切れていないのが残念。

 終楽章コーダではかなりギリギリまでティンパニがロールしてること、今まで認識してませんでした。

 そこからキタエンコ&東響のショスタコを聴くべくサントリー、が当初予定だったんですが、気になる舞台のチケットが安く回ってきたため、キタエンコは明日のミューザにして、この後は三茶へ、それはまた、次の記事で。

モソロフ初体験とレニングラード泣き抜け - 児玉章裕&みなとみらい21響の鉄工場、ショスタコーヴィチ7番

 おえぇ、阪神開幕負けとるやんけ!

 まずまずの晴れながら、最高12度台と平年よりやや低め、早起きして東京に出て午前テニス、午後はアマオケのショスタコとプロのマーラーのハシゴ、夜は観劇。

 12時前にコートのある青山からみなとみらいに移動して聴いたのは、マーラーをよくやってくれるオケ(前回は5番)、ただ今回のメインはショスタコ、しかも前座にモロゾフ(かと思ってた、お菓子じゃないけど…)、じゃなくてモソロフ"鉄工場"を生で聴けるのも楽しみ。

 ただこっちの開演が午後1時半、その後のヤングヤマカズ&日フィルの6番が午後3時スタート、後者の前プロ武満はパスするとしてもマーラーの開始は午後3時40分頃、移動時間を考えるとどう考えてもショスタコ7番を最後まで聴くのは無理か。

3月26日(土) みなとみらいホール
 児玉章裕&みなとみらい21交響楽団 モソロフ 鉄工場、ショスタコーヴィチ ノヴォロシスクの鐘、Sym7番
 最初はノヴォロシスクの鐘、Hr4,Tp3,Tb3、チェレスタ独奏から始まり、その動機が弦から全オケまで緩やかに広がる数分の曲、続いてモロゾフ、管は人が入れ替わりつつTpが4本に増加、Hr4人の起立あり、パーカッションの金属板担当のヘルメットコスプレあり、ブラスとパーカッションはかなりの迫力。
 休憩を挟んだこともあり、後半の7番は残念ながら第1楽章のみ(涙)、本隊バンダ合わせて8本のHrが左奥、その後ろにスネヤが3台!右奥にバンダのTp3,Tb3を配し、中央に本隊のTp3,Tb3、ボレロ主題開始のスネヤが最近多い最弱音じゃなかったのが印象的、スネヤが徐々に増えて3台となったクライマックス、ブラスの迫力はそこそこ、その後の緩徐部で3度ばかり出てくるHrのタッ・タ・タ・ターが妙に速かったのが独特。

 後ろ髪を引かれつつ会場を後にして、みなとみらい線で一気に渋谷、ヤングヤマカズ&日フィルの6番へ! それは、また、次の記事で。

2016年3月25日金曜日

尾高&音大合同オケのショスタコーヴィチ5番

 学会最終日は晴れ、雨がちだった昨日は10度に届かず寒かったせいか、朝は冷え込んで-2.8度と9日振りのマイナス気温、それでも日中は最高12.5度とぼちぼち。

 ちょっと早めに会場を抜け出し、金町でこの学会中3軒目のラーメン店を経由してから川崎へ。

 聴いたのは例年この時期に行われる首都圏9つの音大による合同オケ公演、今回のメインはショスタコ5番、指揮は自分が初めてFMでエアチェックした同曲ライブを振っていた尾高忠明です(その時はN響?'75年?ってことは当時彼はまだ20代か)。

3月25日(金) ミューザ川崎
 尾高忠明&音楽大学フェスティバルオーケストラ チャイコフスキー Sym5番、ショスタコーヴィチ Sym5番
 前半チャイコはHr5,Tp3,Tb3、木管は倍管、弦はそこそこ鳴れど、やや揃いとキレ悪し、ブラスはほどほど、Hrソロは色気無いながら暖かな音でなかなか、Flトップが存在感。
 後半ショスタコはコンミスからコンマスに交替、管楽器は全員入れ替え(!)、Hr5,Tp4,Tb3、弦は前半よりキレがよくなった印象、第1楽章再現部のHrソロはその前の部分で休憩した割には苦しげ、第2楽章コーダに入る部分のティンパニが激烈、第3楽章は一所懸命な弦の弾きっぷりが印象的、終楽章は前半、コーダ共にテンポは中庸、女性Tpトップはやや非力感あれど、ラストのハイCはアシと共にバッチリ、とは言えブラス全体の迫力はぼちぼち程度、終演後に尾高氏の口上はあれどアンコールは無し。

 中学生の頃、TDKのテープ(D)で繰り返し聴いた演奏を半分思い出しました。

2016年3月23日水曜日

華麗にトリスタン - 小林有沙さんのピアノ

 最低2度、最高15度弱とまあ、ぼちぼちの陽気、職場構内の早咲き桜はもう満開です。

 本日は学会初日、会場は金町駅に近い某大学キャンパス、さすがに東京は普通の桜が咲き始めてます。

 会場となるメインの棟にエスカレーターがあってビックリ! 大学の講義棟では初めての経験かも、比較的新しいキャンパスだからか。

 金町駅北側は意外とラーメンのレベルが高いことを発見。

 帰り道、銀座まで寄り道して山野楽器へ、数日前行く積りで行けなかった小林有沙さん(Pf)のインストアイベントにリベンジ観覧です。

 明日の発表準備が終わってない中、リベンジに拘ったのは、妹さん(小林美樹さん)のVnが昨年随一の感動イベントだったからお姉さんのピアノも聴いておこうかな、と。

 赤いドレスに身を包み、最初にいきなり"トリスタン"愛の死(リスト編)を華麗に、続いて最近発売のCDからラフマニノフのソナタを少々、締めにクライスラー「愛の悲しみ」を指クルクル系編曲で、迫力たっぷりに弾いてくれました。

2016年3月21日月曜日

京都発、距離の近い4人組 - ミライスカート

 老舗アマオケでシベ5とハルサイを聴いた後、新宿タワレコのイベントで観たのは、京都から発信する4人組のアイドル、ミライスカート。

 開演小1時間前に現地着、しばらくしてリハがあり、驚いたのはリハと本番の間の時間帯、狭いスペースにお客さんが30-40人ひしめいている中にメンバーが約2名、臆せず入ってきてビラ配り&しばし歓談!こんな対応初めて見ました。自分にも声を掛けたので馴染みのファンに向けたサービス、という訳でも無さそう。

 その後本ステージはトークを交えて4曲、王道っぽい曲からK-Popっぽい曲まできっちり歌って踊っており、ルックスもそれなりなのでそこそこ出てくるかも。

春分の日(の代休)にシベリウスとストラヴィンスキー - 末廣誠&都民交響楽団

 春分の日の代休、昨日は1日地元に残って学会準備、したので今日は1日遊び、早起きして東京に出て午前練習、午後アマオケ、と典型的休日、コート近くの桜はもうかなり咲いてます。

 練習を早めに上がり、午後は老舗アマオケへ、上野の桜はまだ咲き始めでしょうが、文化会館の周りは花見客で賑わってます。

3月21日(月・祝) 東京文化会館
 末廣誠&都民交響楽団 シベリウス トゥオネラの白鳥、Sym5番、ストラヴィンスキー 春の祭典
最初のトゥオネラは弱音に拘らない音作り、続く5番はHr4,Tp3,Tb3、冒頭のHrが朗々、ただ全体的にブラスの鳴りはぼちぼち、弦は安定、クライマックスの6連打に向けて加速したのが印象的。後半ハルサイはHr8(うち2名ワーグナーチューナ持ち替え),Tp6(バスとピッコロ含む),Tb3,Tuba2、ドラが大中2つ、第1部中盤(春のロンド?)の頂点でそのドラがいい音、終盤(長老の行進?ラスト)のTpハイトーン連発が見事、その後の大地の踊りも迫力、第2部では中盤(先祖の儀式?)Hrがいい吹きっぷり、そしてラストは女性奏者によるバスドラが迫力。アンコールは無し。

 その後タワレコのインストアイベントで小林有沙さんを見に、いや、聴きに行くべく山手線へ、しかしどう考えても時間的に無理、と判断し、新宿で降りて別のイベントへ、それはまた、次の記事で。

2016年3月19日土曜日

最後にニヤリ、密室会話劇 - Blackbird

 水着祭り&テニスの品川から千歳船橋に移動、観劇ハシゴの後半は太っ腹な主催者による招待、演じる俳優さんは知らない人ながらイギリスでは評判の舞台らしいので参戦。

 会場のAPOCとは"A Piece Of Cake"の意、会場の形状に由来するとのこと、1階がカフェ、狭い階段を上がると2階に小さな劇場があります。

3月19日(土) APOCシアター
 Blackbird
ごみの散乱する一室に中年男を不意に訊ねてきた若い女性、登場人物はほぼこの2名、どちらも15年前の事件の当事者であるらしく、彼らの口論ベースの密室劇、当時判らなかった真実が徐々に明かされてゆく約1時間半、ついニヤリとするオチが鮮やか。

 ロ○コン魂を揺さぶられる内容でした(笑)。

熱いぞ!水着祭り! - 舞台「熱いぞ!猫ヶ谷!!」

 朝から雨、テニスは無理だろうなぁ、と思いつつも道具を持って東京へ、午前中は100%無理。

 午後はテニスを挟んで舞台のハシゴ、まずはドラマ化もされた人気コミックの舞台化、演出はあの堤幸彦、だけにグラドルの水着姿が間近で一杯拝めそう、と直前に格安で市場に出たものをGET。

 ただ入手したのは当日引換券、となっており、ならばより早く行けばいい席が割り振られそう、と午前テニスキャンセルをいいことに、かなり早めに現地入りし、列の先頭!

 引き換え開始時には自分の後ろには10人以上並んでいたので、少なくとも最悪の席ではないだろう、とややご満悦。

 しかーし!渡されたチケットは、鍵の穴状に張り出す舞台を同心円上に300度取り巻く客席配置のうち、その最後列にして端っこ、リアルに会場の隅(涙)で、メインの舞台を斜め後方から眺める位置、と言うか、2階バルコニー席(これは好みによっては上席)を除けばここより悪い席は無い、って位置(涙)、一気に戦意喪失。

3月19日(土) 品川プリンスホテル クラブeX
 舞台「熱いぞ!猫ヶ谷!!」
 余りの気温の高さに条例で男はアロハ、女は水着で夏を過ごす猫ヶ谷市、そのルールを変えようとする新市長と高校生達の対決が楽しくエロく描かれます、メインキャストがほぼ素人な分、2名のベテラン男優が何役もこなして脇を固め、前説含め休憩無し1時間50分を一気に楽しみました。総勢20名近い水着祭り(グラドルに交じって引き立て役系女優さん1名も水着になられているのが凄い)の中、顔と名前が一致するのは深夜枠「7人のアイドルゴーゴー!」に出ていた片岡沙耶のみ(主役でさすがに可愛い、特にホクロが)、あと森下悠里、天木じゅん、市川咲、鈴木ふみ奈あたりも何となく、サブの先生役2名(お名前不明)が個人的に好み、ラストは手ブラサービスも、舞台に近い席なら大満足だったことでしょう。

 開演前かなり降っていたのに、外に出ると上がっているどころか陽射しまで、無理だと思っていたテニスを品川駅近くのコートで1時間半程プレー、先に抜けて次の舞台へ、それはまた、次の記事で。

2016年3月18日金曜日

バカ騒ぎ社交クラブ - アダルト♂スクール <'03 米>

 衝撃のニュース:1999年ジロのパンターニ失格がマフィアの陰謀だったことが発覚!
我がアイドルの汚名が晴らされて良かったです。ちと遅過ぎますが…。

 予報通り連日の20度超で春の陽気、気が付けば構内の早咲き桜がもう3分ほど開花。

 期待の深夜枠、「AUTB」「放課後グルーヴ」「REPLAY&DESTROY」の流れを汲む「ランドリー茅ヶ崎」、清原など時事ネタの素早さにビックリ!

 深夜枠と云えば、今クール個人的最大注目の「ニーチェ先生」、(ちょっと苦手な)佐藤二朗臭の強い部分を除けば期待通りの面白さ。

 その「ニーチェ先生」の少し前の時間帯「MARS」、終盤はまるまる映画の予告編になってます。

 映画と言うと、3度目?のドラマ化「白鳥麗子でございます!」はかなり地味なキャストだったのに、映画版まで作ってしまうとは驚き。

 そして映画の予告と言えば、昨年末特番でやっていた「黒崎くんの言いなりになんてならない」、こちらはCMを見た感じ映画の内容の大半はドラマに入ってたっぽい気前のよさ。

 その流れで先日観た映画を、未公開作品にしてちょっとHっぽいタイトル、92分と短めの作品ゆえ2時間枠ならほぼノーカットだろう、ってことで視聴、原題は"Old School"。

 「24」のキムことエリシャ・カスバートが「ガール・ネクスト・ドア」以前に出演してる点も興味津々。

アダルト♂スクール <'03 米>
 30代になり色々事情を抱える元悪ガキ仲間の3人組が、大学に立ち退きを命じられた新居を守るべく、一計を案じ学生社交クラブと称してバカ騒ぎを始めたことから起こる騒動を描くコメディ、お色気度は思ったより低め、英米における"クラブ"の価値観や主演陣の出自に疎いためお笑い度は下がってると思われますが、それなりに楽しめました。知らない美人が出てる、と思ったらジュリエット・ルイス!E.カスバートも存在感あり。

 何となく繋がりが悪いなあ、と思って観ていると、何と放送終了まで30分を残して映画が終了!つまり大幅にカットされていたことに(涙)、じゃあ残りの30分は?と言うとまるまる「黒崎くんの言いなりになんてならない」の番宣! し、信じられん、日テレ「映画天国」…。


2016年3月16日水曜日

上岡&新日フィルの個性的マーラー1番

 コンサートから帰った深夜、「AKBホラーナイト」最終回を観てたら、CMインターバルでau、Yahooモバイル、ソフトバンク、ドコモと異なる携帯会社のCMが4社連発、こんなことってあるんですね。

 晴れ時々曇り、朝マイナス1.6度と少し冷え込んだせいか、午後は「15度超」の予報に反し最高13度台、合宿から2日経つのに筋肉痛でいまだ歩くのもシンドイ状態。

 ただテニスは別腹、昼休みの壁打ち時には、お日様の周囲にまあるく虹が掛かってました。

 夜は連日のサントリー、今月最も期待の上岡のマーラー、ヴッパータール響との5番の如く、奇天烈な解釈に期待です!

3月16日(水) サントリーホール
 上岡敏之&新日フィル シューベルト Sym1番、マーラー Sym1番
 1番プロ?なのか前半はシューベルトの1番、勿論初めて聴く曲、上岡は余り拍を振らずジャンプ含め大きなジェスチャー、Tp3本のうち2本がピッコロ(かそれに近い短い管)だったのが印象的。後半期待のマーラー、Hr8本とその後方に専業の補助Tb、Tp5(ただHr寄りの5番はたぶんHr補助専業),Tb3、上岡は譜面台使わず指揮台を広く移動してボディランゲージ、ただキュー出しはかなりマメ、遅めテンポ基調に緩急の差も大きめ、ただ腕ぐるぐるテンポアップは5番の時より控えめ、冒頭のフラジオが超弱音、舞台裏Tpの入場が(出番のある)1stがすぐ入り、それ以外の2名は音が大きくなってから入る、と2段階、そして白眉は弦(特に第1楽章ではチェロ、第2楽章緩徐部ではVnとVla)のグリッサンド、通常のポルタメント的なものではなく、Tbみたいな連続グリッサンドでやらせて笑っちゃう位(でも楽譜を見ると確かにそうとも解釈出来る、従来演奏では同じ音型で"gliss."と書かれた部分と単なるスラーとの差が余り聞き取れない)、また第2楽章冒頭の低弦、通常ゴツゴツやる部分を最初の2音スラーにして(←これは楽譜無視)ワルツ(レントラー)風味を強調、第3楽章冒頭のティンパニと弦バスソロは未曾有の超弱音(←これも楽譜の指示無視)、続くパッセージも(技術的に難しい)Tubaを除いてずっと弱音のまま推移(確かに楽譜はそうも読める)、チンドン屋シンバルも1箇所以外は最弱音、終楽章に入る前に妙に長いパウゼ、終楽章2番目の緩徐部では低弦持続音に独特のフェルマータ、と個性的表現のつるべ打ち、独特過ぎてオケが時折乱れるのもご愛嬌、ブラスは全体の爆発度低めながら、各所で弦のアタックを強調して鮮烈な響き、Hrが補助Tb,Tpと楽譜通り起立したラスト、パーカッションを轟然と鳴らしてフィニッシュ。

 もっとブラスを鳴らして欲しかったですが、これだけ笑わせてくれれば満足です(笑)。

 例によって個人的注目の終楽章ミュート早業着脱ファンファーレ先日のワグネルと同様、Tp,Tb共にミュート最後1音を他に任せる作戦に見えました。

 ヴッパータール響との5番を思い出させる奇天烈演奏、とこの時は思いましたが、後で楽譜を見てみると、半分位は確かにそう書いてある、とも取れる表現だったのに少し驚いています。

 新日の音楽監督になるらしいので、彼の指揮でマーラー全曲聴いてみたい!と切に思うのは自分だけでしょうか(笑)。

2016年3月15日火曜日

チャリティーのボレロ - 本名徹次&がんばろう!日本スーパーオーケストラ

 新国で「サロメ」のリベンジを果たしてから向かったのはサントリー、チャリティー公演ゆえ演目は一般向け、なので自分の守備範囲は「ボレロ」1曲のみ。

 にも拘らず参戦したのはチャリティーだから、の筈は無く、「サントリーホールに入ってみたい」と宣うクラシック初心者の娘を誘うための連席入手、なのにキャンセルを食らい(涙)、Facebook募集に手を上げてくれた後輩を付き合わせての参戦。

3月15日(火) サントリーホール
 本名徹次&がんばろう!日本スーパーオーケストラ ラフマニノフ PC2番、ツィゴイネルワイゼン、ボレロなど
 プロ司会者の進行付、特別編成のオケはN響中心に日本各地からノーギャラ集合とのこと、コンマスは読響の小森谷氏、指揮者が音楽監督を務めるベトナム国立響のコンミスも友情参加、前半はラフマニノフのPf協2番、ソリスト小山実稚恵はアンコールにスクリャービンの左手のための難しそうな曲を。後半はまず松田理奈(今日も裸足!)のVnをフィーチャーして3曲、未知の作曲家ブルの「セーテルの娘の日曜日」、「ジャンニ・スキッキ」私のお父さんを編曲版で、そして定番ツィゴイネルワイゼン。そして最後はボレロ、Hr4,Tp4,Tb3、小太鼓を弦の中央に配し、2名のSaxは専業奏者、Tbソロ(都響小田桐氏?)はぼちぼち、Tpトップはピッコロ使用、ラストの迫力もぼちぼち。アンコール代わりに会場全体で「ふるさと」(うさぎおーいし♪)の大合唱。

 終演後、出演者自らが募金箱を手に並んでお見送り、自分は松田さん、連れは小山さんに、と各自の好みに合わせて最小額投入(笑)。

エッティンガー&東響のサロメ

 先日深夜TVを見てたら、敬愛するサイバラ先生が高須院長とトーク番組に出演、今や堂々と付き合っていて、それを漫画のネタにしているとのこと、知らなかったー。

 晴れてポカポカ陽気、最高13度台と10度を超えたのは6日振り、日・月と静岡は沼津で合宿してたんですが、昨日は雨で終日トレーニング、そのため昨日夕方から既に太腿を中心に筋肉痛、今日など階段をマトモに降りられない程(涙)。

 先日ダメ元でトライし、失敗した「サロメ」Z席参戦計画、演出は前に観たものと同じだし、その日のZ席がダメならスルー、と決めてました。

 が、ピットのエッティンガー&東響および今回のキャストの評判よく「新国史上最高のサロメ」との噂、しかも1人違いで入れなかった口惜しさが家に帰っても解消せず、どうせ楽日の今日は別件で東京に出てるし、とやや意地になって掲示板等ネットで安い席を捜索し、平日マチネーなので仕事をサボって急遽参戦した次第。

 ピットに入るのはエッティンガーだから東フィルじゃないの?と思ってたんですが、確かに東響でした。

3月15日(火) 新国立劇場
 ダン・エッティンガー&東響 R.シュトラウス サロメ
サロメ役カミッラ・ニールントはやや太めながら顔立ち彫り深く、ヨカナーン役グリア・グリムスレイは美丈夫、と主役のルックスはなかなか、ただ声は時にオケに負けることも、代役登板のヘロディアス役ハンナ・シュヴァルツが1番デカい声を出してました(笑)。ティーレマンは思ったよりテンポ遅くなく、表現の濃さや官能性もぼちぼち、ただ東響はソフトな音色と安定した響き、首切りを許可した箇所でのHrの咆哮が豪快でした。7つのヴェールの踊りは下着まで(その下に肌色タイツしてたかも)と露出度は低め。

 この後、サントリーに向かい、チャリティーコンサートへ、それはまた、次の記事で。

2016年3月12日土曜日

ツイてない日のマーラー1番 - 大河内雅彦&慶應義塾ワグネル・ソサイエティー・オーケストラ

 終日の曇り、最高8度と低め、練習場所無く、暇だったので早起きして新国に行き「サロメ」のZ席に並ぶことに。

 8時過ぎ現地着、「焼肉ドラゴン」の人も並んでいるため自分の前に20人近くいても勝算不明、10時少し前に整理され、Z券14枚に対し、自分は15番目!つまり1人違いで敗れ去った(涙)ことが判明。

 まあ、最初からダメ元で、Z席取れなかったらアマオケ、しかも「有料のマーラーより、無料のラフマニノフ」と考えていただけにノープロブレム。

 と思っていたのですが、実際2時間並んだ末に目前で「お気の毒さま」と言われると目の前が真っ赤になるくらい頭にきてしまい、まずは「ここまで来て手ぶらで帰れるか」と新宿まで歩き、過去3-4度行列を見て断念したラーメン屋に突撃。

 続いて主義に反し、当日券で「有料のマーラー」に参戦。それがこれ、ワグネルを聴くのは久し振り、もしかすると10年以上前、十束尚宏とのマーラー9番以来かも。

3月12日(土) サントリーホール
 大河内雅彦&慶應義塾ワグネル・ソサイエティー・オーケストラ ワーグナー "ファウスト"序曲、スメタナ ボヘミアの森と草原から、マーラー Sym1番
 前半は2曲ともHr4,Tp2,Tb3、最初のワーグナーはブラス抑えめ、Vnがいい響き、続くスメタナは「わが祖国」からマイナー?曲、序盤はTpがいい吹きっぷり、弦はここでも分厚い響き、休憩を挟みお目当てマーラーはHr7+補助Tbが左奥、その隣に左から右へTp6、Tb4、第1楽章舞台裏Tpを1回目は扉を閉め、2回目以降は扉を開けて遠近感を演出していたのが印象的、ブラスは全体的に大人しめでしたが、長身のコンミスを筆頭に弦が充実した響き、Hrと専業の補助Tb、アシ兼業の6番Tpの9人が起立したクライマックスまで、安定した演奏を聴かせてくれました。アンコールは、えーと、忘れました、ボケ老人(涙)。

 やはり育ちが良さそうな学校のオケは弦が充実してますね。毎度注目終楽章のミュート早業着脱ファンファーレはTp,Tbともミュート最後の1音を任せる(サボる?)作戦でした。

 Z券目前敗北のみならず、ワグネルの当日券売り場ではLDブロックの最安席が1席だけ空席あり、とのことだったのにチケット見つからず結局RAになったり、帰り道の千代田線では丁度ミニスカお姉さんの向かいの席に座れた!と思ったらすぐ席を譲る羽目になったり、とツイてない1日でした。

2016年3月10日木曜日

佐渡&東フィルのラフマニノフ

 終日の曇り、零度まで冷え込まない代わり10度にも届かず、やや寒々。

 先月のチョン&東フィル5番のチケットを交換してくれた知人から連絡あり、今月の定期も行けなくなり恵んでくれるとのこと、聴きたかった公演だけに2つ返事で参戦決定、東京駅でチケット受領。

 オペラシティはほぼ満席、席位置は先月の定期と同じ3階Lの舞台脇、よってHrやVnは視界の外で、それらの音もマスク気味です。

3月10日(木) オペラシティ
 佐渡裕&東フィル ラフマニノフ 交響的舞曲、Sym2番
前後半ともHr5(たぶん),Tp3,Tb3、前半シンフォニック・ダンスは3公演あるうち本日のみのプロ、だったせいかいま一つ揃いの悪い部分があってキレとリズム感が少し悪い印象、Saxは専業、第2楽章では棒使わず、終楽章では緩徐部が雰囲気たっぷりだった反面、ラストの激しさはぼちぼち。後半2番になるとオケの精度は上がりましたが、それでも速い楽想でのキレは今一つ、その意味では棒を置いた第3楽章が本日の白眉か、濃いめの表情で、Hrソロも美しく、アングレに存在感あり、頂点部に向けて強めに加速したのが印象的、全体にブラスの鳴りはほどほどながら、終楽章クライマックスは分厚いサウンド。

 中央線内の予報では夜半から雪、とありましたが、地元に帰り着いた深夜12時前、まだその兆しは無し。

2016年3月8日火曜日

"宿"シリーズ、やや変化球 - 有栖川有栖「暗い宿」

 シャラポワの記者会見、引退発表じゃなくてホッ。

 佳境に入りつつある「怪盗山猫」、世界観が「ジョーカー・ゲーム」と地続きになっているのを知り驚愕、つまり亀梨のキャスティングにも意味があるってことか。

 予報通りに気温上昇して春の陽気、最高21度と今年初(じゃなくて2度目)の20度超え、近くの公園では狂い咲きじゃないツツジが気の早い花を咲かせてました。

 この陽気で花粉も増えた筈、なのに花粉症の症状は週末より沈静化、どうやら先日は風邪も併発していたらしい。

 本日はドラマ化に備え年末年始の課題図書だった火村・アリスシリーズから、手持ち本は読み尽くしたと思ったら、先日もう1冊発見し、即読了。

暗い宿 有栖川有栖
 火村やアリスが"宿"に泊まったことで遭遇する4つの事件、微妙に変化球が多い中、表題作と「201号室の災厄」のファイダニット的側面、そして1番長尺で本格度も1番高い「異形の客」はミステリー部分より火村の犯人へのスタンスが印象的。

 積ん録状態の「火村英夫の推理」、これでやっと最初の2話を視聴出来ます(第1話が「201号室の災厄」+「絶叫城殺人事件」、第2話が「異形の客」)。
<追記>
 視てみたら第2話の原作は「英国庭園の謎」+「異形の客」でした。こんな感じで非自明に複数組み合わされているのなら、第3話以降は怖くてとても視られません(涙)。

2016年3月3日木曜日

第5作にして最強の敵 - キャロル・オコンネル「魔術師の夜」

 葛飾は柴又界隈で予選負けした後 昼には職場復帰、夜また東京に出て夜行バスでスポット帰省。

 往路では3-4年振りに通路側席、遂に連敗脱出! ま、理由はあるのですが(終点が福井のバス利用)。

 ともあれ、足掛け3-4年、ここ2年は年20回帰省してるので年間バス利用は40回程度、2-30連敗辺りで数えるのが嫌になった上、席指定できるバスを使用することが増えたため不明ですが、50連敗位はした感じ。

 3日はひな祭り、石川は晴れ時々曇り、最高13度弱とぼちぼち陽気でしたが、茨城は冬晴れで最低マイナス2.5度、最高17.5度と日較差20度に達したらしい。

 本日はそんな帰省の旅に読んだ本、昨秋の課題図書マロリー・シリーズ、第4作「天使の帰郷」でひと区切りを迎えて中断してたんですが、100円棚で集めたものがまた少し溜まったのでまとめて読むことに。

 まずは第5作、トータル640頁程度の量が上下2分冊とはやや解せないところ、文庫に1000円以上の値を付けたりするなど、創元が変になっていった時期か?

魔術師の夜 キャロル・オコンネル
 イリュージョンの最中に起きた死亡事故をマロリーは殺人と判断、それが第2次大戦中の犯罪と深く関わっていることを暴きます。関係者は第1、2作から名前の挙がっていたマジシャン達ゆえ一筋縄ではゆかず、過去最強の敵としてマロリーを煙に巻き、打ちのめします。

 個人的に何よりのサプライズは第4作で狭まった筈のチャールズとマロリーの距離があっさり(笑)リセットされていたこと。

2016年3月2日水曜日

2016 Masaオープン 3月大会

 朝マイナス4.6度と冷え込む中、葛飾柴又へ向かいMasaOPに参加、初戦が予選2回戦にして決勝、相手は久々の左利き、ブレイク出来る気配無く、こちらのサーブ&ボレーは3回りめ頃から通用しなくなり2ダウンの3-8で終了。

 今日貰ったアドバイス:
ポイント間やコートチェンジでもっと"間"を取るべき。

 これで今年に入って3大会連続しての予選落ち、ポイントどんどん減ってます(涙)。

2016年2月28日日曜日

だっちゅーら - 「datura.」 ダンス・プロデュース研究部

 小学生アイドルのイベントの後は、知人の関係でコンテンポラリーダンスへ、会場は隅田川べりにあるウンコビル(笑)、よく車窓から見てはいますが、入るのは初めて、ちょっとワクワクします。

 東京マラソンの走者で賑わう雷門界隈でラーメン店を経由し、浅草側から橋を渡る際、ウンコビルやビールビル?の背後にスカイツリー、と絵になる景色があり、皆写真をパシャパシャ。

 金色のエレベーターで上がった会場で観たのは、日本女子体育大学の学生とOGからなる団体によるダンスパフォーマンス、振付・構成は(たぶん)OGメンバー。

2月28日(日) アサヒ・アートスクエア
 datura. -心からの祝福をあなたに- ダンス・プロデュース研究部
20人以上のメンバーによる1時間程度のパフォーマンス、途中やや冗長と感じるパントマイムもありましたが、全体的にはエロスを感じるコスチュームとエネルギッシュなダンスを愉しみました。

ぐるぐる小学生 - ぐるぐるPUNCH

 早起きして東京に出て、東京マラソンで交通規制だらけの中、午前は品川でテニス、午後は浅草で舞台鑑賞、丁度東京マラソンのコース後半の南の折り返し地点(品川)から北の折り返し地点(浅草)へ移動する羽目に。

 テニスから午後の舞台まで少し時間が空いたため、ネットで手頃なイベントの情報収集、通り道にあるタワレコ八重洲で新進?アイドルのイベントを覗くことに。

 観たのは「バーサスキッズ」というアイドルグループから派生した「ぐるぐるPUNCH」なるサブユニット、4名が歌って踊って3曲、メインの子など確かに可愛い、のですがどう見てもみんな小学生、見ているこっちが犯罪者の気分(笑)になってきちゃいます。

 この後は浅草近くのウンコビルへ、それはまた次の記事で。

2016年2月27日土曜日

感動アンコールのマーラー5番

 本日はマーラー5番のハシゴ、まず午後オーチャードでヤングヤマカズ&日フィルで聴いてから、サントリーで聴いたのはアマオケ、全国の医療大生による新設オケの旗揚げ公演です。

 「国境なき医師団」へのチャリティ公演の側面もあり1曲目の前、およびマーラーの後に紹介アナウンスやセレモニーがありました。

2月27日(土) サントリーホール
 谷口悠&交響楽団さきがけ ワーグナー "マイスタージンガー"第1幕前奏、マーラー Sym5番
 指揮の谷口氏は学生指揮者っぽい雰囲気、前半のワーグナーはHr6,Tp6,Tb5と多め、にしてはブラスの迫力ぼちぼち、弦も弱めながらFlトップが素敵、休憩を挟んでマーラーはHrが9本に、そしてTp8本、Tb6本と倍管!Tpトップはソロ時も殆どベル下向きの控えめキャラ、Hrソロはなかなか達者、発展途上のオケは色々あれど終楽章最後のブラスの鳴りはまずまず。セレモニーを挟んでアンコールは大好きな曲、ヒンデミット"ウェーバーの主題による交響的変容"終曲、管がローテしたせいかTpを筆頭に本日最高の鳴り!滅多に聴けない曲だけにちょっと感動。

 マーラーはやや物足りなかったのですが、アンコールですっきり! した気分を胸に、池袋に移動して後輩のコンパに合流し、帰りは午前様。

ヤングヤマカズ&日フィルの5番

 よく晴れて日中は12度台とやや高め、本日はマーラー5番のハシゴ、ただ朝イチの試合が早々に終わり、1発目のコンサートまで少し空いたので、単線の東武線で野田から大宮に移動、後輩の卒業生戦に挨拶。

 その後、渋谷に出てまず聴いたのはヤングヤマカズ&日フィルのマーラー"ツィクルス"第5弾、苦手の4番はパスしたので去年の3番以来です。

2月27日(土) オーチャードホール
 山田和樹&日フィル 武満徹 ア・ストリング・アラウンド・オータム、マーラー Sym5番
 前半武満はVla協奏曲っぽい曲でソリストは個性的衣装の赤坂智子、オケが3管の大編成、滅多に見ないコントラバスClまであって驚き。後半マーラーはHr7,Tp4,Tb3、第1楽章は葬送部分を遅く粛々と奏し、激しい部分との対比大きめ、Tpソロのオッタビアーノは弱音のコントロールが巧み、尻上がりに調子を上げ、終楽章最後の吹きっぷりは見事、Hrソロは好不調の波あり、第2楽章後、第3楽章後と2度も音合わせ!プロでは珍しいかも。第4楽章が遅めテンポ基調に聴かせどころでは更に遅ーく、と個性的な表情で(必ずしも意図通りにならない部分も散見すれど)本日のハイライト、終楽章もやや遅めで各フレーズを細かく強調、Tbはソロ、全体での吹きっぷり共によく、最後のブラスの爆発度はなかなか、勿論急加速してフィニッシュ。

 ホールも席位置も違うため推定ですが、ブラスの鳴りでは一昨日の東フィルを上回っていた気がします。

 続いてサントリーに移動してアマオケで本日2度目の5番、それはまた次の記事で。

 

春季ロイヤルSCオープン 2016 2日目

 晴れ、朝マイナス3度台と軽く冷え込む中、早起きしてロイヤルSCOP2日目へ。

 2次予選決勝、と言うか2回戦、長身の若者のサーブ返せず、ネットに出てもパス速くボレーコントロール不能、0-6,0-6で瞬殺終了。

 今日貰ったアドバイス:
基本ミスが少ない方が勝つ、もっとミスを減らすこと。

 いつも人に 言ってることを 人に言われる 哀しさよ

2016年2月25日木曜日

チョン&東フィルの5番

 昨夜の雪を降らせた雲のせいか朝の冷え込みは-1度台と甘め、ただそこそこ晴れた日中は最高8度台と低め、試合会場の野田付近と違い、南茨城の雪は午後にはすっかり消えてます。

 今週は5番ウィーク、第1弾はチョン&東フィル、チョンの振る5番は日記の範囲内ですらロンドン響アジアフィルN響で聴いてますが、最も振っている筈の東フィルとのコンビでは(たぶん)まだ聴いてません。

 このコンビの5番、日曜のオーチャード公演を格安入手してあったんですが、このオペラシティ公演に仕事で行けなくなった知人とチケット交換、より好きな音響のホールで聴けることになってラッキー。

 同一プロで3公演もやるのに客席ほぼ満席で驚き、ただ自分の3階L舞台横からはオケの左半分が見えず、ブラインドサイドのHrに関してはやや推定です。

2月25日(木) オペラシティ
 チョン・ミュンフン&東フィル モーツァルト PC23番、マーラー Sym5番
前半モーツァルトは当初チョン弾き振りの予定でしたが、指の故障とのことで急遽代役は小林愛美、アンコールにショパンの有名曲をやや生硬な感じで披露、ただお姿全く見えず(涙)。
 後半マーラーはHr6(推定),Tp4,Tb3、Tpソロはいかにもラッパって音、(第3楽章で多分起立はしていない)Hrソロは色気ゼロながら堂々、指揮をしていても時折手を痛そうにしていたチョンは速い部分の煽りや遅い部分の粘りは以前より少なめ、それでも過去の5番と同様、第4楽章後半、主題が回帰する部分でテンポを遅くしての情緒豊かな表現と、第1楽章コラールと終楽章コラール2クールめでテンポをぐっと落としてTp筆頭に朗々とブラスを吹かせた表現がなかなか、全体にオケの鳴りはぼちぼち。

 昨年の1番の時も思ったんですが、練習時間の関係か、東フィルとやる時は以前に比べてオケを強引にドライブする箇所が減った気がします。今やチョン節がたっぷり聴けるのはソウルフィルとのコンビか。

春季ロイヤルSCオープン 2016 1日目

 昨夜はまさかの雪(でも予報では言っていたらしい)、それがうっすら積もる早朝、春季ロイヤルSCOPへ。

 試合場付近はもっと降ったらしく方々に積雪、コートもハードは未だ使えない状態、「あー、寒いのに待ち時間長そう」と思いきや、2次予選1回戦の相手現れず、午前中には職場復帰。

2016年2月21日日曜日

2次元好きの歌姫 - カノエラナさんの歌

 四大陸選手権、今シーズンのフィギュアは男子を観てなかったせいか、4回転ルッツ(ボーヤン・ジン?)を生まれて初めて見て仰天!しかも3回転Tとのコンビネーション!あとP.チャンのフリー200点超大逆転にも驚き!そしてチャートランドがいつの間にかシャルトランと仏語読みに変わっていてビックリ!別人かと思った…。

 1週遅れで観た「武道館」に(ラーメン大好き)小泉さんがゲスト出演!しかも池袋のよく行くお店でした。

 ドラマ間コラボと言えば「ヒガンバナ」「山猫」「火村英夫」、特に昨夜の「野ブタパワー注入!」には懐かしくてちょっと感動!

 昨夜は予報程大荒れにならなかった反面、今日は予報程すっきりとは晴れず、この土日は近場で合宿、の予定が昨日昼頃からの雨で午後に脱走し、今日はより可愛いメンツが多そうな別件テニスにこっそり鞍替え。

 しかし予定の娘現れず(涙)、(晴れ予報なのに)プレー中には何故か雨まで降る始末、バチが当たったか。

 しかもこの日から花粉症の症状が増大、1月後半からと早めに乳酸菌ドーピングを始めていたのに、効果は薄いのか?

 午後になって合宿に戻るのも気まずく、何かアマオケでも、と調べるも、午後のブルックナーか夜のグラズノフ、と自分の好みからすると微妙なものしかなくて自重、とは言えまっすぐ帰るのも何なので、帰り道にラーメン店とインストアイベントを経由することに。

 でHMVエソラ池袋で聴いたのはカノエラナさん、佐賀出身、虹好きにして金髪(銀髪?)のシンガーソングライター、自己紹介的な曲を含め数曲、ギターの弾き語りで楽しく披露してくれました。

<追記>
 その後知ったんですが、この日スルーしたグラズノフ5番がメインのアマオケ公演、中プロのR.シュトラウスOb協のソリストが先日気になったSKDの美人奏者だったとのこと、うーむ、見に行けばよかった…。

2016年2月18日木曜日

バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンのブルックナー8番

 晴れ時々曇り、朝は-4度台とそこそこ冷え込み、日中は10度台とぼちぼち。

 夜はバレンボイム&ベルリン国立歌劇場管のブルックナー・チクルス番外編、8番ミューザ公演へ。

 バレンボイムはシカゴ響との公演はどれも期待外れだったのに、このベルリンのシュターツカペレとのマーラー9番はとても良かった記憶があるので、守備範囲の中心ではないブルックナーとは言え興味津々。

 しかしサントリー公演は最安席が11000-14000円!どんなに聴きたくてもコンサートには1万以上は出さない主義ゆえアウト! 実際1番好きな指揮者&1番好きな曲の組み合わせだったアバド&BPOのマーラー3番ですら、ホール前で「チケット求む」立ちんぼ作戦を敢行するも1万円以下の提供なく諦めた(涙)程。

 ただミューザで1公演のみ特別にあって、そっちは最安1万円とギリギリ許容範囲内、しかもブル全曲中、1曲だけ聴くならこれ、という8番(次いで5番、9番、7番の順かな?)。

 冷静に考えると自分の聴きたい度合いでは上限7-8000円程度の希求度ながら、世間のデフレ・小幅インフレとは無縁にここ数年チケットは高騰するばかり、主義を通しているとそのうち聴けるものが無くなるかも、と弱気になって購入。

 このコンビ先日の5番を聴いた知人によると、Tbとチューバが倍管((3+1)×2)で轟然たる鳴りだったとのこと、8番もやってくれないかなー、とちょっと期待。

2月18日(木) ミューザ川崎
 ダニエル・バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン ブルックナー Sym8番
 オケは対向配置で弦バスは左奥、Hrが9本!(うち4本ワーグナーチューバ持ち替え)、ただTpとTbは3本ずつと最小セット、2ndTbが東洋人っぽい女性!チューバ奏者は150㎏はありそうな巨漢! 弦が均質な響きと奏法でボリュームもなかなか、木管も美人Obトップを筆頭に微妙に個性を出しつつも全体では非常に均質で和合性高い響き、Tp,Tbは8分程度の吹きっぷりながら重厚、Hr群はそれより吹きっぷりよし、ティンパニは弱音がソフトで絶妙、指揮台を使わないバレンボイムは強弱のコントラスト強く、色んなパートを指示して浮き出させ、歌うところは歌うスタイル、1箇所Clが弱かったのか急に50cm程身を前に乗り出して激しく求めたシーンにはビックリ、第3楽章は美しくかつ起伏あり、あと終楽章コーダ前かなり遅くして、遅く始めたコーダが後半かなり速くなったのが印象的、フィニッシュの迫力はぼちぼち、全体では85分程度?(←もう少し短かったそうです。) アンコールは無し。

 最後の音の余韻が残っているうちに拍手を始める人が自分(3階RA)の下方にいました(笑)。

 数分の距離に職場がある癖に連れが現れず、またブルックナー8番で遅刻してモニター鑑賞かよ!と思ったら途中で入れてくれた(しかもよりいい席に座れた)そうです。

2016年2月17日水曜日

P.ヤルヴィ&N響のツァラ、と美人ピアニスト

 夜行バスは予定通り新宿着、さすがにこっちは快晴、朝6時台の中央線、車内で立ったまま着替えする女子高生がいてビックリ!常磐線ならありだけど(笑)。

 制服っぽいの紺ブレザーを脱ぎ、その下の白のカッターシャツ?を薄手のパーカーに替えたんですが、脱ぐのと着るのを同時並行で行う女子高生っぽいテクに感心、ただこの着替えパターン、下校中なら納得なんですが時間帯からすると登校中、なので少し不思議。

 こちらは早朝-3.5度と少し冷え込んだようですが、よく晴れた日中は最高12.5度と少しポカポカ、昼休みの壁打ちでまたも場外に打ち込みボールロスト(涙)。

 夜は東京に出てN響サントリー定期へ、先月と同様、奇特な知人からいただいた特等席、本日はヤルヴィJrが継続的に採り上げているR.シュトラウス(前回はティル、ドンキにバラ)プロ、なのに中プロにシューマンのPCがあるのは解せません。

2月17日(水) サントリーホール
 パーヴォ・ヤルヴィ&N響 シューマン Pf協、R.シュトラウス 変容、ツァラトゥストラはかく語りき
 最初のメタモルフォーゼンは23人ではなく各パート2名ずつの46名、しかも1名で弾くか2名とも弾くかは流動的、頂点部で迫力が出た反面、室内楽的な透明感は減じた印象。続くシューマンではOb,Cl両ソロが見事、ソリストは美人で胸元がセクシーなカティア・ブニアティシュヴィリ、アンコールが無くてほっ。
 後半ツァラの時だけ弦が対向配置に、Hr6,Tp4,Tb3、冒頭オルガンにバスドラムのロールを重ねているのを初めて知りました。Tpトップはまずまず、ゲストコンマス(コンセルトヘボウのコンマスとのこと)のソロもそれなり、あとチェロトップが存在感、ヤルヴィは癖が無い節回しと各動機が明快なサウンド、その分色気も薄め、全体にブラスの吹きっぷりもそこそこで弦管トータルで厚みある響き、終盤の鐘は金属板と大きな鐘を同時に叩いてました。R.シュトラウスは2曲とも静かに終わる曲、パーヴォはどちらも音が消えて後10秒以上棒を降ろさず。

 あのー、中プロのシューマンに文句言ってごめんなさい、ブニアティシュヴィリさまの美豊乳を拝めた眼福だけで来た価値ありました(笑)。

2016年2月16日火曜日

ちょっと連三紀風 - 道尾秀介「球体の蛇」

 夜行バスで今年2度目の雪掻き帰省、金沢は20cm積もったようですが実家の小松は10cm程、30分とかからず終了。

 石川らしく、日中は晴れたかと思えば雪、ただ湿った雪ゆえ降っても消える、と言うか既に積もってる分も消してしまう雪、実際雪掻きしてない隣家の前の雪も殆ど消えてます、つまり朝の努力はほぼ無駄。

 そんな状況ゆえ、今夜は降っても積もらないと判断、安心して夜行バスで帰還の途に。

 本日のボケ老人: ノートPCの電源アダプターを実家に置き忘れる(涙)。
コンセント抜いたことははっきり覚えてるのに、カバンに入れないとは…。これでVAIOはただの粗大ごみ。

 そんなお馬鹿な帰省の道中に手にした本がこれ。

球体の蛇 道尾秀介
 サン=テグジュペリ「星の王子さま」の有名な絵をモチーフに、幼なじみの死に関する闇を抱える少年がある女性との出会いと事件を通して成長する青春ストーリー、勿論ミステリー的な仕掛けはありますが、その軸をミステリーから恋愛小説へと移した連城三紀彦を思わせる内容でした。

2016年2月15日月曜日

カンブルラン&読響の充実マーラー7番

 春一番と認定された嵐が過ぎ、5月並の陽気が訪れた中、B級アイドルのイベントを経由して芸劇で聴いたのはカンブルラン&読響のマーラー、7番です。

 このコンビでは2年前、いや3年前?6番を聴いていますが、明晰ながら豪快なサウンドの演奏でした、7番はどうでしょう?

2月14日(日) 芸術劇場
 シルヴァン・カンブルラン&読響 モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク、マーラー Sym7番
 1曲プロかと思っていたら小さい編成、あれ?と思っているうちにモーツァルトが始まってびっくり!成る程、ナハトムジークつながり、って訳ですか…。で休憩を挟んでマーラー、6番の時と同様、Vlaと2ndVnを入れ替えた形の対向配置、ギター、マンドリンは中央、Hr5,Tp4(名手長谷川氏はアシ専念),Tb3、第1楽章ソロはユーホで専業奏者、余り朗々と吹かないスタイルながら、Tbとの掛け合い部分は見事、Tpトップ(若手?)は終楽章の難所でピッコロっぽい短い管を使用、あと多い時にはカウベルを5-6名で奏していたのが印象的、カンブルランは特に粘らず明晰なサウンドは前回と同じながら、思ったより変化するテンポはそれなりに個性的、ブラスはHrが豪快な鳴り、全体的にはマーラーっぽさの強調やその他奇を衒ったことをしなくても、上手なオケがきっちり楽譜通りマーラーの音を奏でれば充実感あるもんなんだなあ、と改めて感心するサウンドでした。

 期待を上回る充実した響きに高揚した帰り道、ダウンを手に持つのも面倒なので着たままだったら汗だくになりました。

2016年2月14日日曜日

B級っぽさ満開 - イケてるハーツ

 昨日来の熱気は更に高まり、今日の最低13.3度は4月下旬の、最高23.3度は5月下旬!の値、風も強くこれが今年の春一番。

 早朝地元は降ってなかったので予定通り練習のため東京へ、しかし秋葉に着くと雨風強く春の嵐状態、当然テニスは中止、午後のカンブルラン&読響まで暇になったので、アキバ駅横の無線の入るマックで情報収集。

 スパガのイベントがあったので食指動きましたが横浜だったので自重、芸劇近くの池袋HMVのインストアイベントにしました。メジャーデビューしたばかりのマイナーなアイドルらしいので、ギリギリに行っても近くで見られるかな、という計算で。

 で見たのはイケてるハーツ、なる7-8名からなるアイドルユニット、オーディションで選ばれたメンバーらしいのですが、ルックスも歌もB級感たっぷり、持ち歌がまだ少ない中、沢山メドレーで歌い踊ってくれました。

 外に出るともう陽光が射しており、オーバーなんてもう着ていられない陽気の中、本日のメインイベント、カンブルラン&読響のマーラー7番へ、それはまた次の記事で。

2016年2月13日土曜日

季節外れの陽気にシベリウス2番 - 井崎正浩&フライハイト交響楽団

 都心では20度を超える季節外れの陽気の中、新宿で新山詩織さんを聴いてから黄色い電車で錦糸町へ。

 聴いたのは昨年骨太なマショスタコ10番を聴かせてくれたアマオケ、今日はプロコフィエフとシベリウスです。

2月13日(土) すみだトリフォニー
 井崎正浩&フライハイト交響楽団 プロコフィエフ Sym7番、シベリウス Sym2番
 前半プロコはHr4,Tp3,Tb3、ただこの7番、何度聴いても余りピンと来ません。後半シベリウスはHr4,Tp4,Tb3、井崎氏の滑らかで抑揚ある棒の下、オケは弦管ともに安定したサウンドを聴かせてくれました。アンコールは2曲、まず定番"アンダンテ・フェスティーヴォ"を美しい弦の響きで、続いて「3つのオレンジの恋」行進曲を賑やかに。

 アマオケは好きな位置に座れる自由席だと嬉しいのですが本公演は当日指定、1階やや前方の席だっためブラスはよく見えず、気のせいかもしれませんが、Tp1stアシは短い管だった気も、そうする理由が特に無いので勘違いだとは思いますが…。

 明日はカンブルラン&読響の7番です!

心に響くハスキーボイス - 新山詩織さんの歌声

 曇りのち晴れ、練習場所無く朝寝坊、10時頃外に出ると生暖かい風が、気温もどんどん上昇して午後には20度に届きそうな勢い、風速5mに達すればこれが春一番になるかも。

 夕方のアマオケまで暇だったので、新宿界隈でラーメン店を新規開拓しつつ、新宿タワレコのインストアイベントへ、聴いたのはシンガーソングライターの新山詩織さん。

 先日発売したシングルはもう7枚目とのこと、それら自作曲にカバー曲も交えて4曲、店内に流れるCDではピンと来なかったのですが、ギター弾き語りの生で聴くと、心に響く歌声でした。

 最近多いクリスタルボイスではなく、一昔前に多かったややハスキーな歌声、そしてルックス的にも及第点なので今後ブレイクするかも。

 この後錦糸町に移動してアマオケのプロコとシベリウス、それはまた次の記事で。

2016年2月11日木曜日

SFミステリーならぬSSミステリー - 米澤穂信「折れた竜骨」

 建国記念の日、冬晴れ、マイナス5度と久々に手が切れるような寒さの中、東京に出て午前と午後、間にラーメン2店を挟み2か所でテニス。

 後半プレーしたのは文京区の公営コート、近くの坂に1本だけ早咲きの河津桜があってほぼ満開!

 本日はずっと気になっていてやっと最近読んだ本、2011年度の"このミス"第2位にして、この時点での著者の最高作との評判だった作品、漸く100円棚で上下巻発掘し、即読了。

折れた竜骨 米澤穂信
 所謂"Sword and Sorcery"(魔術の存在を前提とする騎士物語)の世界、、中世とある島国を舞台として、王家の娘が魔法使い達の助けを得て暗殺事件の犯人探しと外敵ヴァイキングとの闘いに挑むお話、ファンタジー的意匠を除けば物語上のルールの下での謎解き(アシモフ「われはロボット」的な)、とガチガチのマニア向け内容、この解答じゃないだろうなぁ、と思いつつ解決編に進み気持ちよくダマされました、ちょっとあざとい気もしますが。

 マニア向けの作風からだんだん一般向け内容になってきていたのに、何故またマニア向け?と思ったら、実はずっと前(デビュー前?)に書かれた作品が原型とのこと、納得です。

2016年2月9日火曜日

桜宮サーガ総集編 - 海堂尊「輝天炎上」

 快晴、朝マイナス4度強とそこそこ冷え込むも、日中は予報通り最高14度弱、空気感を含め春の陽気です。

 夜はひと月遅れで研究室の新年会、焼肉屋の料理がケチって1番安いコースにしたらホルモン主体でげんなり。

 本日も海堂作品から、「ケルベロスの肖像」が田口&白鳥シリーズ、表の完結編ならば、裏の完結編が本作です。

輝天炎上 海堂尊
 「螺鈿迷宮」の主人公の学生を軸に、「ケルベロスの肖像」の顛末が視点を変えて描かれる種明かし的な内容、田口&白鳥シリーズは勿論のこと、バブル3部作や「極北」シリーズ、「ジーン・ワルツ」「マドンナ・ヴェルデ」まで含め、諸々の伏線?を回収する総集編、シリーズのファンなら唸る内容になっています。

 バブル3部作で100円入手し残している「スリジエ・センター1991」を除けば海堂作品はひと区切り、もうしばらくいいかな、って感じです。

2016年2月7日日曜日

会場を間違えた日のブルックナー5番 - 中橋健太郎左衛門&OB交響楽団

 予報がいい方に外れて朝から快晴、東京に出て午前テニス、午後アマオケと典型的休日。

 午後聴いたのは昨日と同じブルックナー5番、(たぶん)初めて聴くオケですが、今回で何と189回!定期を数える老舗、在京で最も古いアマオケとのことです。

 開演30分前、ホールの受付で「ネット招待です」と言えど自分の名前見つからず(涙)、何故?

 今日のボケ老人:
本日のアマオケの会場はティアラこうとう、なのに間違えてすみだトリフォニーに行き、受付で呆れられる(涙)。

 ボケ老人が間違えても歩いて挽回出来る近場(徒歩10数分程度)でよかったっす。

2月7日(日) ティアラこうとう
 中橋健太郎左衛門&OB交響楽団 ワーグナー ジークフリート牧歌、ブルックナー Sym5番
 前半はジークフリート牧歌、好きな曲なのに今一つ集中出来ず、会場を間違えたショックか(笑)。休憩を挟んでブルックナーはHr4,Tp4,Tb3、この曲を自ら希望した(らしい)中橋氏は重厚テンポで80分コース(昨日のP.ヤルヴィは70分程度)、オケはその棒に応え重厚なブラスのサウンドを聴かせてくれました。アンコールは、えーと、あったかどうか忘れました、やはりボケ老人(涙)。

 2日続けてブルックナー5番を聴き、2日連続して中間楽章で何度か気を失いました。ブル初心者の自分には、5番は両端楽章だけで十分かも。

2016年2月6日土曜日

P.ヤルヴィ&N響のブルックナー5番

 自転車のメカニカルドーピング発覚のニュースにはビックリ! 技術革新で今後はどんどん出そう。

 曇り、5日振りに朝マイナスにならず、早起きして東京に出て午前テニス、午後、と言うか夕方は鬼門のNHKホールへ、開演前には渋谷の新規店を開拓。

 聴いたのはP.ヤルヴィ&N響のブルックナー5番、苦手のNHKホールゆえ参戦する気は無かったのですが、ヤングヤマカズの5番のチケットを譲ってくれる方との待ち合わせがこの公演、どうせNHKホールまで行くのなら、と当日券で参戦することに。

 ヤルヴィJrのブルックナーと言うと、旧フランクフルト放響との8番を聴いていますが、バランスが取れたサウンド、といったイメージ、なので自分が5番に期待するブラスの咆哮は望み薄かも。

2月6日(土) NHKホール
 パーヴォ・ヤルヴィ&N響 マーラー 亡き子をしのぶ歌、ブルックナー Sym5番
 オケは対向配置、前半はマーラーでも歌曲ゆえ守備範囲外、ほぼ気を失ってました、が最後の曲が終わっても15秒以上拍手が起きなかったことは覚えています。後半ブルックナーはHr5,Tp4,Tb3、ヤルヴィはやや速めのテンポ、特に弦が明快で、全体でも分離とキレの良いサウンド、ブラスもフランクフルト響の時より吹かせている印象で(推定、NHK外野席ゆえ)、コラールの響きも綺麗、Tpは終盤のハイトーンこそ弱々しかったですが、それ以外はなかなかの吹きっぷり。

 期待よりブラスの鳴りが良かった気がしたので個人的にはいい印象でしたが、会場で出会ったブルックナー識者は全然駄目と不満顔でした(笑)。

 明日もブル5、次はアマオケです!

2016年2月4日木曜日

驚くべき先見性 - 海堂尊「ナニワ・モンスター」

 冬晴れの立春、暦に春は付くとは言え、朝の最低マイナス3.1度、日中は10度に届かず、とまだまだ真冬、昼休みの壁打ちはボールを場外に打ち込みロストし5分で終了(涙)。

 ただ2月ともなるとここ茨城でもそこここに梅が咲いています。

 本日はこの本、桜宮サーガ番外編、と言うより新たなサーガ開幕を告げる作品か。

ナニワ・モンスター 海堂尊
 新型インフルエンザ騒動、官僚の収賄、橋下氏の政治改革など、当時話題だったテーマに関し、その背景に桜宮サーガにおける権謀術数を豪腕で結び付ける内容、従来キャラの彦根に加え多くの新しいキャラを迎えた群像劇スタイルで、物語的な時系列としては「ケルベロスの肖像」の頃、驚くのは現実の事件とリアルタイムに近い執筆時期であり、しかも部分的にはその後起こったことも予言していること、大団円的な結末は無く、内容的には新たなシリーズの導入編、といった趣。

アルプス一万尺

 先日終了「傘をもたない蟻たちは」、加藤シゲアキ原作ってだけで驚きなのに、原作者本人の出演で2度ビックリ。

 原作者と言えば「南くんの恋人」最終話、テロップで内田春菊が出てたと知りビックリ、どこに?

 ドラマでもう一つ、今週の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で有村架純が「アルプス一万尺」を歌ってましたが、自分の記憶と違ってました。特に

アルペン踊りを さぁ踊りましょ♪

 の部分、自分の田舎では「さぁ」なんて入りません。この点は後日よく調べてから加筆します。

<追記>
 気になった1コーラス目の歌詞は以下の通り:

アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さぁ踊りましょ

 「小槍(こやり)」とは槍ヶ岳の頂上近くにある急峻な隆起のことらしいです。

 まず「こやりのうーえで」を「となりのいーえで」って歌ってました(笑)。ま、わざわざ隣の家に行って踊るのは迷惑な話だとは感じてはいたんですが。

 それはいいとして、気になったのは最後の連、自分の知ってる歌詞には「さあ」は入りません。

 と言うか、「さあ」なんて入れちゃうと、ラーンラランラ・ララララの前にヘイ!を入れられないじゃん!

 しかーし!ネット検索してみると両方の説があるどころか、「さあ」入りの方がかなり優勢、ただ作詞者不詳とのことゆえ、正解が判らず。

 ならばとYutube検索で歌を聴けば、双方のタイプの歌唱例がどんどん出てきます。

 より正確には「さあ」入りには2通りあって計3通り、当該小節の4拍をどう区切るかで分類すると:

1. さあ  おど  りま  しょ

2. さぁおど りま しょ  ヘイ!

3. おど  りま  しょ  ヘイ!

の3パターン、有村架純はパターン1、自分が馴染んでたのはパターン3です。

 ただ、色々と聞いていると以下のことが分かってきました。

・パターン1の場合でも2コーラス目以降(歌詞はそれぞれ違う場合あり)は、全てパターン2か3の歌詞の割り振りで4拍目は休符、または「ヘイ!」が入る。
・(一番古そうな)NHK「みんなのうた」のソノシートらしき音源では、パターン3で歌っている

 以上から、ドラマで歌われていたパターン1は整合性の低い亜流で、自分の記憶するパターン3を本流と勝手に(笑)判断します。

 因みに原曲の"Yankee Doodle"も聴いてみましたが、当該小節は常に4拍目まで歌詞が入る歌い方で、"Hey!"なんて勿論無かったです(笑)。

2016年1月31日日曜日

タコオケ再度の5番と非タコアンコール - 長田雅人&オーケストラ・ダスビダーニャ

 数日前の予報とは裏腹に晴れ、気温も午後には10度超とややポカポカのテニス日和、なれど練習場所無く、朝ゆっくりしてから東京に出てコンサートへ。

 池袋で聴いたのは例年熱い演奏を聴かせてくれるショスタコ専門オケ、ダスビ(昨年は8番)、今回のメインは5番、このオケを初めて聴いたのも5番、12年前の演奏会でした。

 そして今回のチラシの煽り文句「<<革命>>と呼ばないで…」には激しく同意! ベートーヴェン5番(←これも日本だけらしい)と比べてすら、ショスタコ5番のこの愚劣なあだ名には根拠も歴史(←自分が演奏してた頃には存在しなかった)もありません。

1月31日(日) 芸術劇場
 長田雅人&オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ ロシアとキルギスの金曜の主題による序曲、Vc協1番、Sym5番
 最初のキルギスはHr4,Tp2,Tb3、ブラスの爆発度はぼちぼち、改めて聴くとやや凡庸な曲想の感あり、続くチェロ協ではこの曲だけトップを吹いたHr奏者のロシアンヴィブラートが豪快、ソリスト丸山泰雄はアンコールにオケをバックに何とピアソラ!
 後半5番はHr6,Tp4,Tb3、弦バスは12本!長田氏のテンポは第1,3楽章でかなり速め、第1楽章Hr難所ソロは直前ユニゾン終盤を休憩、第1楽章中盤と終楽章前半のブラス爆裂度はまずまず、第3楽章の訴求度はぼちぼち、終楽章前半はテンポ速めでアッチェレは少なめ、再現部からコーダはかなり遅め、しかもコーダ前にはムラヴィンスキー式音型が!これを聴いたのはアルミンク&新日以来かも。ただ残念なのはコーダの遅いテンポに耐え切れず(若しくは解釈(その後のAを強調したい、とか?)で)TpハイCが弱々しかったこと。
 その後木管が合流してアンコールはまず「ボルト」から荷馬車引きの踊り、グリッサンドを担当しないバストロが迫力、続いてビックリ!ハチャトゥリャン"レズギンカ"、しかもHrおよび総帥のTpは本場モスクワ放響を凌駕する豪快さ!5番での不満がここで解消しました。

 アンコールに非ショスタコ曲が2曲もあるなんて、自分が聴いたこのオケでは初めてだったかも。

2016年1月30日土曜日

赤レンガ倉庫で白い静的ダンス

 浅草から横浜赤レンガ倉庫に移動し、本日2つ目の舞台鑑賞、横浜ダンスコレクション2016の一環です。

 赤レンガ倉庫に足を踏み入れたことはありますが、3Fホールは多分初めて、受付からホールまで外の回廊をそこそこの距離歩かされるのが独特でした。

1月30日(土) 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
 Works-M Vol.7 クオリアの庭
女性3名、男性2名による動き少なめのダンスパフォーマンス、1分以上無音で動きも無い場面が数度あった程、「移動」がテーマらしく、動く行為自体を強調してるのかも。モノトーンっぽい色調の中、砂(白い粉)の描く模様の変化を効果的に使ってました。

 終演後、同じ赤レンガ倉庫1号館2階のイベントスペースで無料のショーケース・パフォーマンスを2つ観覧、まず関かおり「をこ」より抜粋、は男女7-8名による音楽無しの静かなパントマイム、続いて笠井瑞丈「火星の生活」は男女ペアによる楽曲ベースの激しいダンスでした。

浅草六区でアクロバット

 昨夜来の予報は雪、しかし実際には雨、しかもあっさり朝には上がって日中は曇り、なのにテニスは前夜の段階で中止になり(涙)、すっかり暇に。

 そこで、奇特な方からの提供でダンス系の舞台を2つ駆け込みでエントリー、まずは浅草へ。

 場所が浅草六区、劇場は浅草ROXなるビルの中、浅草ロックと云えば浅草ロック座!と少し淫靡な想像をして乗り込みました、が違いました(笑)。

 無料で回ってきたものでしたが、ナイトクラブ的な会場(張り出し舞台を囲むテーブル席で飲み食いしながら鑑賞)ゆえか、別途1ドリンク購入が必要でした。

1月30日(土) 浅草六区ゆめまち劇場
 Monster
基本女性メンバーによるダンスパフォーマンス、2名のシンガーが語りと生歌を担当し、舞台奥には生バンド(ここだけ男性4名)、第1部は旧約聖書(創世記?)をベースにしたストーリーをダンスで表現、休憩を挟んで後半は有名ナンバーのメドレーを軸にしたダンスパフォーマンス、前後半とも新体操の技やポールダンス(舞台両脇に1本ずつ)、エアリアルなどを交えての進行、特に舞台と客席の間で演じられたエアリアルはぶつかりそう!な迫力でした。

 舞台の前後に浅草界隈で評判のラーメン店を2つ訪問し、次は横浜へ、それはまた。次の記事で。

2016年1月27日水曜日

ダウスゴー&新日フィルの個性的マーラー5番

 雪掻き休暇2日目の昨日は雪降らず、新幹線の6分の1の価格の夜行バスで今朝関東復帰し、高速バスを乗り継いでそのまま職場へ。

 こちらは最高13度台と春を思わせる陽気、朝の最低はマイナス5度だったらしいので日較差は20度近く。

 夜はまた東京に出てダウスゴー&新日のマーラー5番、名のみ聞いたことのあるダウスゴー、マーラーは全くイメージ出来ない(ディスクも無い?)だけに、どんな演奏をするのか楽しみ。

1月27日(水) サントリーホール
 トーマス・ダウスゴー&新日フィル モーツァルト Sym35番、マーラー Sym5番
 前半はモーツァルト、弦はコンパクト編成で対向配置、初めて見る銀髪のダウスゴーは殆ど拍を振らないスタイル。後半マーラーはHr6,Tp4,Tb3、Tpソロはそれなり、Hrソロはいつもより不調、エロヴィブラートを封印し、スラー部分をタンギングしたり、その逆もあったりと楽譜と少し違う吹き方をしていたのでそのせいかも。Ob,Fgはさすが、さっきより拍をそれなりに振っているダウスゴーは指示細かく、弦中心の音作り、余り粘らない代わりしゃくる部分は強め、そして折々で個性的な表現、中でも白眉は第2楽章最後のティンパニ、ppなのに何と強打フィニッシュ!(笑) 第4楽章は第1,2楽章から期待した程耽美的にはならず、終楽章は途中やや指示無く単調な部分もあれど、最後はそれなりの大団円、ただブラスは常にMAXにはならず。

 もっと折り目正しい指揮をする人かと思いきや、かなり個性的で楽しめました。強弱記号無視など、上岡&ヴッパータール響の超個性的5番を思い出した程。

 帰りは本日2度目の高速バス、深夜の頭上では木星とお月さんがランデブー。

2016年1月24日日曜日

美少女、もとい、美声女コンテストの3人 - elfin'の美声

 がーん、実家の雪が心配で急遽夜行バスで帰省することにしたのに、夕方になって北陸便高速バス運休の知らせが(涙)。

 思ったより天気の回復早く、冬晴れ、早起きして東京に出て練習、月曜の雪、久我山はそこそこ降ったらしく、コート奥には雪の山。

 練習は3時に終わり、聴きたいアマオケもなく、夜行バスの時間まで暇、なのでインストアイベントで面白そうなものがないかな、とネットで情報収集。

 でelfin'なる新進アイドルのイベントを発見、プロフィールを斜め読みし「全日本国民的美少女コンテストの(準)グランプリからなるユニット?じゃルックスはお墨付き!しかも結成間も無いなら固定ファンも少なそう」と参加決定!

 期待通り観客少なく間近で見られました。がよくよく自己紹介を聞いていると微妙にコンテストの名称が違う…、実際は「全日本"美声女"コンテスト」(笑)、でも3名中2名はかなり可愛かったですし、口パクじゃ無くしっかり生で歌う歌声もなかなかでした。

 その後ベジ系ラーメンを経由し、コンセントのある新宿西口マックでゆっくり時間潰し、としゃれこんでいたら、高速バス運休の悲報に接する羽目に。

 挽回すべく当夜運行するバスの空席を探す空しい努力をしていると、突如花粉症の症状が!(最初は風邪ひいたかと思った…)

 諦めて帰宅するまでの間に手持ちのポケットティッシュ2袋を使い切ってしまい、帰り道は大変でした。

2016年1月23日土曜日

ぽっちゃりシンデレラはCIB - 第1回女int公演オンブ 「シンデレラ ~的な要素が盛り込まれた話~」

 コバケン&日フィルを聴いた後、小雨(小雪?)の中、サントリーホールから赤坂へ歩き、ラーメン屋を経由してから観劇へ、売れ残っているのか直前大幅割引情報が回ってきて、成人指定があったため、エロ目線で入手(笑)。

 案の定、会場は全然埋まっておらず、通路の後ろ半分には誰も座っていなかったかも、自分は最前列で。

1月23日(土) 赤坂RED/THEATER
 第1回女int公演オンブ 「シンデレラ ~的な要素が盛り込まれた話~」
主人公のぽっちゃり少女が親の再婚で義姉妹となったやはり重量級の2人にいじめられつつ、舞踏会ならぬ合コンへ、場面転換にストーリーを補完する映像が流れる演出、妹役の重量感が半端無い存在感、お色気パートは地下セクシーアイドル?ベッド・インが担当すれど過激さ無し、ただラストのお二人の生歌&生演奏は見事。

 日替わりゲスト出演があり、明日の楽日は先日捕まったキンコメ高橋健一がゲスト、だったところ相方の今野浩喜が代演、らしいので明日はもっと客席も埋まるのでは。

コバケン&日フィルのシェエラザード、春の祭典

 曇り、最低マイナス3度弱と冷え込み甘めながら日中最高5度と気温上がらず寒々、練習場所無く朝ゆっくり洗濯してから都心にでてコンサート。

 聴いたのはスクロヴァ&読響のブルックナー8番最終日、と言いたいところですが、3日も公演があるのに予算内入手叶わず、ま、このコンビの同曲はお別れ公演で聴いてるし、と自らを慰めて断念。

 したんですが、やっぱり口惜しいので代償行為としてコバケン&日フィルを直前入手しての参戦。

1月23日(土) サントリーホール
 小林研一郎&日フィル R=コルサコフ シェエラザード、ストラヴィンスキー 春の祭典
 前半R=コルサコフはHr6,Tp2,Tb3、第1-2楽章、第3-4楽章をそれぞれ続けて演奏し、その間に再度音合わせ、コンマス木野のソロはそれなり、エロいヴィブラートのHrソロが見事、ブラスの吹きっぷりは第1楽章はなかなか、終楽章はそれなり、第2楽章第1主題最初のFg,Obソロをテンポを動かし強弱を大きくつけたのと、第3楽章第1、第2主題ともアウフタクトを何度も粘ったのが印象的。
 後半ストラヴィンスキーはHr9!(うち2本ワーグナーチューバ持ち替え),Tp6(含むピッコロ1、バス1),Tb3,Tuba2、第1部序奏で木管の一部がやや不安定、中盤同じ動機を繰り返し頂点でTbのグリッサンドがある箇所がかなりの迫力、第2部前半バスFlソロから始まる部分のテンポが速くて個性的、後半幕開けの太鼓連打が迫力、ラストもTbグリッサンドが豪快。終演後は例によってコバケンの口上が少々、アンコールは無し。

 シェエラザード第2楽章結尾のHrソロ、2クール目はゲシュトップじゃなくてミュート使用、そのせいか1クール目最後の1音を2ndに任せてました。

 この後は赤坂まで歩いて観劇、それはまた次の記事で。

2016年1月20日水曜日

ソヒエフ&N響の白鳥の湖

 グリーンカップニューイヤーTに予選負けした後、草加駅近くのとんこつラーメンを経由してからサントリーへ、都心へと南下する東武線の車窓から、西日をバックに綺麗な富士山が。

 聴いたのはソヒエフ&N響、先月と同様、奇特な知人の奢りによる特等席です。

1月20日(水) サントリーホール
 トゥガン・ソヒエフ&N響 グリンカ ルスランとリュドミラ、ラフマニノフ PC2番、チャイコフスキー 白鳥の湖
 最初のグリンカはHr4,Tp2,Tb3、かなりの快速テンポに応える弦は鮮やか、ブラスは抑えめ、続くラフマニノフのソリスト髭面のルーカス・ゲニューシャスは四角四面でロマンティック度低めの印象、アンコールにショパンの静かな曲を。
 後半白鳥はストーリー順に10曲余40数分(パンフに30分とありましたが大嘘!)、Tpが4本に増加(うち2本はコルネット?)、バストロは存在感ありましたがブラス全体の吹きっぷりは程々、それでも金持ち無理せず、って感じの弦管併せて豪奢なサウンド、あの人が勇退されたせいか"ナポリの踊り"Tpソロはなかなか、ただ個人的にはオープニングやラストのTpはベタ吹きして欲しいところ。

グリーンカップニューイヤートーナメント2016

 今日も冬晴れ、朝マイナス4度と冷え込む中、2日間順延となったグリーンカップニューイヤーTへ、さすがに3日目となるとコート内は雪掻き完了、されど周囲は真っ白の雪、と言うかアイスバーン状態、この辺りはかなり降った模様。

 予選1回戦は相手現れず、風が強くて待ち時間強烈に寒く、次戦2回戦が決勝、予選なのに何故か相手は100位前後(本選カットラインは200位台)、1-8で粉砕され終了(2回り目からサーブ&ボレーを決行し、風上サーブ1回だけキープ)。

 本日貰ったアドバイス:
・ボディーのサーブが多い、もっとコーナーに散らし、要所でボディーを使うこと。(←コーナー狙って真ん中に入ってるだけで、特にボディー狙ってません(涙)。)
・状況や相手の構えからパスコースを読めるようにすること。

 終戦は午後4時近く、職場に戻る時間無く、そのままサントリーへ、それはまた、次の記事で。

2016年1月18日月曜日

田口&白鳥シリーズ、一応の完結編 - 海堂尊「ケルベロスの肖像」

 ムーティ&CSOのマーラー1番、聴きたかったなぁ…。

 昨夜スタート「臨床犯罪学者 火村英生の推理」、第1話は既読の「絶叫城殺人事件」が原作と確信して観始めたら、いきなりオープニングシークエンスで未読プロットの密室が!泣く泣く録画へ移行、また積録ドラマが増えるのか…。

 その後チラ見するとやはりメインは「絶叫城」、気になっていた方言の扱いは舞台が関西なんに標準語ばっかし、地元の人でも赤井秀和(←標準語を喋れない)しか関西弁を喋らず違和感アリアリだった「半沢直樹」第一部を想起。

 昨夜あたりから部屋の温度が10度を割るようになってきました(涙)。

 今日は試合の予定ながら当然中止、首都圏が雪で混乱する報道を散々見てから外出、一面の銀世界、かと思いきや、生ぬるい風に雨、雪の気配すら無し、朝型の強い雨を境に気温は5度から10度に上昇、ただ午後雨が上がった頃にはまた5度以下に急降下。

 テミルカーノフ&サンクトペテルブルクPOの文京シビック公演の先行発売日だったことをまたもや失念、とは言え、それに気付いた午後でも最安席は残ってました、ラッキー!

 本日は最近読んだこれ、「チーム・バチスタの栄光」に始まる一連の桜宮サーガ、の主流たる田口&白鳥シリーズ、一応の完結編です。文庫版は後日譚のボーナス・トラック付き。

ケルベロスの肖像 海堂尊
 東城大念願のAiセンター設立に際して届いた脅迫状を巡り、田口&白鳥コンビ中心にお馴染みのメンバーが活躍・暗闘しつつ、最終的にはこれまでの因縁が炸裂するエンターテイメント、ミステリー的要素僅少の総まとめ的作品にして、著者作品のほぼ全てと関連すると言っていい程の内容ゆえ、全作に馴染んでいた方がいいのは勿論ですが、少なくとも「螺鈿迷宮」「アリアドネの弾丸」、あと「ブラック・ペアン1988」あたりは読んでいないと感興が低いのでは。

2016年1月17日日曜日

公衆トイレのLGBT - 「TOUCH OF THE OTHER」 -他者の手-

 「東京センチメンタル」まさかのレギュラー化、さすがはテレ東。

 最近NOVAの宣伝をよく見ます、確か破産した筈ですが…。

 -3度弱と軽く冷え込む中、東京に出て午前は教え子の対抗戦観戦、昨日同様東京も寒い!

 ってことで観戦するだけでは寒過ぎて2時間しか持たず、昼には抜けて午後はミッチー&東フィルのショスタコ7番、と言いたいところですが安価入手ならず(涙)、代わりに直前割引で舞台観戦。

 青山で観たのは性的マイノリティ(LGBT)、特にゲイを主題としたパフォーマンス、チラシが気になって昨夏ロスでのプレビュー公演を動画で観たところ、男性ダンサーがフルヌードで踊っており、今回主題がゲイから性的マイノリティ一般(やっぱレズでしょ!)へと拡張されると期待(笑)しての参戦です。

1月17日(日) スパイラルホール
 「TOUCH OF THE OTHER」 -他者の手-
奥は投影も活用する白スクリーン、手前には緑カーペットの舞台、それを透明アクリル板が部分的に矩形に隈取り(←その中が公衆トイレ)、その三方を観客が囲み、演者が開演前からそのアクリル板に白マジックでLGBT絡みのトイレ的卑猥な書き込みを始め、それが完成するとパフォーマンス開始、公衆トイレでのゲイの行動観察に基づくレポートに即し、まずはパントマイム、続いて観客参加型の再現パフォーマンス、そして短編映画のスクリーン投影、休憩を挟んで後半は男3名、女2名によるダンス、と言うよりパフォーマンス、プレビュー公演ではフルチンで踊っていたメイン演者が白ブリーフを着用していて衝撃、周りも推して知るべし、鉄網を用い血まで流してのソロパフォーマンスでフィニッシュ。

 休憩込みで2時間半、もっとダンス寄りのものかと思ってました…。

2016年1月16日土曜日

春を感じた日のハチャトゥリャンとラフマニノフ - 橘直貴&オーケストラ・ルゼルのガイーヌ、交響的舞曲

 冬晴れ、マイナス2度台と軽い冷え込みの中、早起きして東京に出て終日練習、東京も茨城と同じ位寒くて驚き。

 それでもコートへ近くの梅林公園では紅梅が2-3分咲き、昼休憩時に通った路地脇では白梅がほぼ満開! と春は着実に来てるらしい。

 花粉症も先日から症状が少し出てきており、目が少しショボショボ、早速ヤフオクで乳酸菌をGET。

 ちゃんとした練習はほぼひと月振り、そのせいか夕方には膝ガクガク。

 夜は荻窪に出て、前後を函館ラーメンと濃い醤油ラーメンで挟んでのアマオケ、メインはラフマニノフ交響的舞曲です。

 前プロ"ガイーヌ"はストーリーを寸劇で伝えるナレーション付き、実は第2次大戦頃の現代の話と知ってビックリ! てっきり"イーゴリ公"みたいな昔話と思ってました。

1月16日(土) 杉並公会堂
 橘直貴&オーケストラ・ルゼル ハチャトゥリャン ガイーヌ、ラフマニノフ 交響的舞曲
 前半ハチャトゥリャンはストーリー順に10曲を抜粋、Hr,Tp,Tbが全て4本ずつと変わった編成、Tpトップは時々ピッコロ使用、ただレズギンカや3度起立吹奏したバラの娘たちの踊りなど有名曲では通常管使用、女性奏者のSaxが存在感、ブラスの鳴りはぼちぼち、あとコンマスの激しいアクションが抜群に目立ってました。
 橘氏の長めの曲目解説の後、後半ラフマニノフはHr4,Tp3,Tb3、Saxはここでも存在感たっぷり、コンマスは、あれ?普通になってます。どうやら交替して後ろのプルトに入ったみたい、ブラスは程々の吹きっぷりながら最後はまずまずのメリハリ感、最後のドラのジャーンが完全に消えるまで拍手が起きないお行儀のいいお客さん、アンコールは弦の瀟洒な(でもサマになるのが難しい)曲、バーンスタイン"ディヴェルティメント"のワルツとのこと。

 1960年代に小学生だった当時、"剣の舞"って現代曲なのに音楽の教科書に載ってたんですね。それを言えば"ピーターと狼"もそうか…、でもショスタコは同レベルには採り上げられてなかった…。

 帰りのTXに白とグレーの女神が降臨。

2016年1月15日金曜日

シェルター内の6人のインディアンたち - 三津田信三「シェルター 終末の殺人」

 朝方雲が出ていたせいか冷え込み甘くぎりぎりマイナス気温になった程度、まずまず晴れた日中は10度に届かず。

 7月上旬にHDレコーダーがBDを読まなくなって以来、ヤフオクで後継機入手作戦を展開、シャープ製で懲りたため、定評のあるパナかソニー、予算の上限は送料込み8000円、と設定すれど連戦連敗、1日1件近いペースで入札してたので半年で100連敗超!

 昨年末、遂に音を上げて他社製品でも送料込み6000円以内なら、と方針を変えると、ひと月と掛からず先日あっさり落手、昨日到着、順調に稼働中、でもまたAQUOS…。

 本日は最近読んだ本から、文庫版が出たのは比較的最近ですが、書かれたのは刀城言耶シリーズよりかなり前、著者としては初期作に属します。

シェルター 終末の殺人 三津田信三
 核シェルターという閉鎖的空間で起きる連続殺人は「そして誰もいなくなった」と同じく、どんどん人が死ぬのに犯人が分からない、という強烈なサスペンス、加えて密室殺人もいっぱい!のホラーミステリー。「スラッシャー 廃園の殺人」と同様、ホラーよりミステリー寄りの内容に著者特有のホラー映画愛を散りばめ、伏線を(やや強引なまでに)回収してゆく終盤は圧巻(ミステリーとして読むと好き嫌いはあるかもしれませんが)。

2016年1月12日火曜日

小泉&都響、何度目かの家庭Sym

 初雪、陽が昇っても気温は下がり続け、昼前後は0-1度台、その頃雪はほぼ上がれども壁打ちはお休み。

 夜は東京に出て小泉&都響へ、メインは家庭Sym、これは全オーケストラ曲の中でも1、2番に好きな曲、ただ何となくよくこのコンビで聴いている感があって2度目か3度目、日記の範囲ですら少なくとも10年程前に同じコンビで聴いてます(その間都響ではボージチでもう1度)。
(パンフによると小泉は都響デビューが家庭Sym、その後も節目に同曲を採り上げ、今回は4度目とのこと。)

 北千住で乗り換えた地下鉄(日比谷線)では「地下は熱がこもるため、北千住駅からは暖房を切る」との車内アナウンス、いやいや、少なくとも次の駅過ぎるまでは地上、と言うか高架を走ってますって!

1月12日(火) 東京文化会館
 小泉和裕&都響 メンデルスゾーン VnC、R.シュトラウス 家庭Sym
前半メンコンのソリスト、独特なパンツルックのイザベル・ファウストは余りキバらない弾きっぷり、アンコールにハンガリー作曲家の静かで変わった曲(クルタークとのこと)。
 後半お目当てR.シュトラウスはHr9,Tp4,Tb3、Tpの左隣にしっかり4種のSaxも、矢部コンマス率いる弦はキレ、厚み、艶ともなかなか、木管も全パート安定、Tp,Hr両トップがやや不調ながらもブラス全体ではコーダ前のクライマックスなどかなりの迫力、中間部の"絶頂に達する"部分で小泉が声を上げていたのが印象的、ティンパニは要所でキレよく、ラスト1音はほどほどの長さながらパーカッションを含めアタックがばっちり。

 終演後、もぎり口付近で何故かお客さん全員にマカロンを配ってました、しかも特製都響マーク入り!どうやら50周年、800回記念らしい。

2016年1月11日月曜日

運命との対峙 - カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

 成人の日、曇り、の割には朝マイナス2度とそこそこ冷え込み、時々晴れた日中は10度に届かず寒々、東京に出て午後になごなご系テニス、今年の打ち初めです。

 その間留守録されている(筈の)高校サッカー決勝、地力は東福岡でしょうが、久我山に頑張って欲しいところ、スタイルが好きなので。

 今週スタート「わたしを離さないで」、原作がミステリーとしてもどこかで評価されていており、100円棚で見かけた折に買ってあった筈、と発掘し観る前に読みました。

 純文学畑ゆえ著者の作品を読むのは初めて、ただ「日の名残り」など著者原作の映画は観たことがある気がする、けれど定かではない、ボケ老人。
 
わたしを離さないで カズオ・イシグロ
 ある施設で育った女性の1人称で語られる子供時代の仲間の思い出とその後の交流、そして自分達に否応無く訪れる運命とそれに対する処し方、前半は少女漫画風SFに事実を小出しにするゴシックロマンス的味付けの印象、終段になると難病もの恋愛小説の肌合い、伏線の回収や謎は早めに割っていてミステリー的な興趣はほぼ無し、また中心的なテーマが何かの暗喩になっているかどうかも不明、キリスト教的精神の有無で受け取り方が違うかも(とは無宗教な自分の想像)。

 映画ならまだしも、連ドラにするにはエピソード量や内容の変化に不足すると思うのですが…。

2016年1月10日日曜日

聴き初めその2は60度ベルアップのマーラー9番 - 齊藤栄一&国立マーラー楽友協会管

 アウローラ管の"白鳥の湖"を泣く泣く諦め、滅多に乗らない南武線を駆使して国立の第9へ。

 昨年逃したこともあり、今回は余裕を持って行動したせいか開演20分前に会場入り、なのにパンフ既に無し(涙)、どうやら2-30人以上来ることを想定していないらしい。

1月10日(日) 一橋大学兼松講堂
 齊藤栄一指揮国立マーラー楽友協会管 マーラー Sym9番
例年よりOBが少なくほぼ学生の印象、鐘は金属板使用、ブラスは女性多くHr6本中4名、Tp5本中4名、Tb3本中2名が女子、Hrは終楽章のみアシもソロ分担、印象的だったのはCl群のベルアップの激しさで、時には上方約60度!30度程度なら時々見ますが45度以上のベルアップを見たのは初めてかも。逆に常に下向き約30度を維持していたTpトップを筆頭にブラスは全体に大人しめ、一方例年通り2ndVnとVlaが入れ替わる対向配置の弦はVnなど各7-8プルトと本数多く、弦バスはゴリゴリ迫力、全体にエッジが効いて伸びと厚みがあり、よく鳴っていた前々回以上にいい鳴りだったかも、齋藤氏の棒は丁寧で時にやや遅め、第3楽章ラストの追い込みも昔より大人しめの感、ただ終楽章コーダ開始前後のVcソロが妙に速かったのが独特、最後の1音が消えた後の黙祷は10秒程度。

 ブラスにしか興味の無い自分でも、やはり9番は弦が安定していると聴き応えがあります。

聴き初めはグラズノフ7番 - 田部井剛&アウローラ管弦楽団

 夜行バスは早朝新宿着、さすが表日本は呆れる程の晴れ。

 午前中練習あれどテニス道具を取りに帰る時間無く、新宿のマックで時間を潰し、西口界隈の有名ラーメン店を経由して川崎へ、今年の聴き初めはアマオケです。

 去年もそうだったんですが、年末年始の年中行事"国立の第9"の日は聴きたいコンサートが重なりがち、今日も昨年と同じオケが微妙に重なってます。

 先に始まるのはそのロシア語名オケ、演目はグラズノフ7番と白鳥の湖、ただ全部聴くと昨年同様マーラー9番を逃しそう、広瀬すずまで逃した昨年の反省を踏まえ、今年は時間が来れば前半だけでも"国立の第9"へ移動することを決意しての参戦。

 ただ上記演目どちらが前半になるかはチラシからは判断出来ず、前者なら余り聴けない曲だし、後者なら派手なブラスが楽しめそう。

1月10日(日) ミューザ川崎
 田部井剛&アウローラ管弦楽団 グラズノフ Sym7番
で行ってみたら前半はグラズノフ、7番は初めて(かせいぜい2度目)、Hr5,Tp2,Tb3、女性は色とりどりのドレス、Hrトップがいい音、終楽章などややハチャメチャな曲想なのでブラスはもっとハジけてもよかったのでは、って印象。

 後半"白鳥の湖"で(前半乗ってなかった)ダスビ総帥によるTpのベタ吹きを聴きたい!と後ろ髪を引かれつつも、昨年の失態を思い出し、涙を呑んで会場を後に、続きはまた次の記事で。

2016年1月8日金曜日

○○○殺人事件のアリス - 有栖川有栖「絶叫城殺人事件」

 冬晴れ、朝はマイナス1度台と冷え込み甘め、日中は10度台とぼちぼち、 朝姉から電話、親戚に不幸があり本日通夜、明日葬式とのこと。

 明日土曜は午前テニス、午後ミニコンサート、の予定だったんですが全てキャンセルし、急遽夜行バスで帰省、金曜夜だけに割高便しか空席無し、とは言っても新幹線よりはずっと安いのですが。

 冬の課題図書作家アリスシリーズ、手持ちの買い置き本は全て消化すれど、故郷のブックオフで100円入手してあったらしく、お正月実家で発掘したのが本短編集。

 全編「(建物名、漢字3文字)殺人事件」で統一した6編を収録、90年代後半から2000年代初頭に書かれてます。

絶叫城殺人事件 有栖川有栖
 バカミスっぽいものも含めミステリー的に印象に残ったものは無し、独特の余韻を残す「黒鳥亭殺人事件」を始め謎解き以外のプラスアルファの部分が多かった印象、特に(魅力的なプロットの割には仕掛けは今一つだった)表題作での著者の主張が目立ちました。

 予告からするとドラマ版はこの表題作から始めるっぽい。

2016年1月6日水曜日

火村と死のゲーム - 有栖川有栖「長い廊下がある家」

 夜行バスは早朝八重洲着、高速バスを乗り継いで南茨城復帰、その足で職場へ。

 曇り、こちらも昨日までは3日連続15度超と暖かだったらしいのですが、今日は最高9度台と寒々、昼休みの壁打ちで打ち初め。

 新年1発目の読書も冬の課題図書、アリス・火村シリーズ、手持ちの国名シリーズは全て読んでしまい、他の100円買い置きはこの比較的新しい短編集のみ、90年代に書かれた短編集を何冊も読んだ後、一気に2010年前後の作品に移ると、時代背景や筆致の違いを感じます。

長い廊下がある家 有栖川有栖
 不可能犯罪物が2編、毛色の違うものが2編、後者に属し世評の高い「ロジカル・デスゲーム」はネタとなるゲームが有名過ぎたため感興低め、とは言え火村の対処法は実に鮮やか。中編に近い分量の表題作の密室も印象に残れどやや消化不良の感(以下ネタバレの項参照)。
<< 以下表題作のネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい!! >>
 翌朝にでも閂だけ掛けに行く、という可能性がなぜ排除されるのか自分には理解出来ず、何か読み落としているのか?あと通路の中央で安寿が日比野に抱きついたのは100%方向を誤認させるため、と思ってました。