2016年3月28日月曜日

第6作でまたも過去の因縁 - キャロル・オコンネル「吊るされた女」

 今頃になって知った衝撃のニュース: クライフ、肺癌で死去!
(危険なスコア)2-0で勝っていたのに…、68歳は早過ぎます、クライフ監督でオランダW杯初優勝!が夢でした…。

 晴れ時々曇り、阪神勝ち越し、最高16度台とややポカポカ。ここ茨城でも桜が咲き始めました。

 学会も終わり一段落したので、明日休みを取ってこれから夜行バスでスポット帰省。

 この帰省で手にしたのはマロリー・シリーズ第7作、で本日はその前に読んだ第6作から、前作と違って2分冊じゃなくてホッ。

吊るされた女 キャロル・オコンネル
 マロリーとも相棒ライカーとも縁の深かった娼婦が猟奇的に吊るされた事件、マロリーは15年も前の類似事件との関連を喝破し並行して捜査を進めます。マロリーのストリートチルドレン時代の謎が少し明かされる点は興味深いですが、犯人探しとしては微妙、とは言えちょっとしたレッドへリング(見事に引っ掛かった!)もあり。

 これで第3作から4作連続して現在の犯罪の根っこが昔の事件にある構成、意図的なワンパターンなのか?

2016年3月27日日曜日

キタエンコ&東響のショスタコーヴィチ5番

 阪神ドラ1のお蔭で片目明く!

 晴れ時々曇り、気温は昨日より少し上がって平年並み、例によって早起きして東京に出て午前みっちり練習、コートに向かう道中、オレンジのひなげしの花がもう咲いてます。

 半月前合宿で痛めた右ふくらはぎを振り回し練で再度痛め、午後はびっこを引きつつ川崎へ。

 ミューザで聴いたのはキタエンコ&東響のショスタコ5番、このコンビのショスタコは7番を聴いてますが、爆演系かと思いきや、端整な演奏でした、5番もそうでしょうか。

 あとこのコンビだと数年前に聴いたラフマニノフ2番が国内オケによる同曲では最も印象に残る佳演だったので、その意味でも楽しみ。

3月27日(日) ミューザ川崎
 ドミトリー・キタエンコ&東響 チャイコフスキー "エフゲニー・オネーギン"ポロネーズ、Vn協、ショスタコーヴィチ Sym5番
 コンミス大谷康子さんは今日がラストとのこと、最初のチャイコはHr5,Tp3,Tb3、通常豪壮華麗にやるこの曲を大人しく演奏、中間部など驚く程静か、続くVn協、ソリスト成田達輝は若者でかなりテクニックがある印象、アンコールが無くてホッ。
 後半ショスタコはHr5,Tp4,Tb3、さっきVnCでHrトップ吹いていたハミルが不在(涙)、第1楽章第1主題は特に劇的にやらず1音づつ丁寧に、第2主題は速めのテンポ、基本ケレン味殆ど無い解釈ながら、中盤の頂点、弦とHrのユニゾンではテンポダウン、その際少し休んでいた割にその後のHrトップのソロは今一つ、第2楽章も諧謔味薄め、第3楽章は精緻なサウンドで祈るが如き、泣かせるOb筆頭に木管ソロも達者、そこそこ激しい頂点の後、チェロが呻く様に歌ってから高弦に主題が移った箇所でVnのアクセントが強烈、終楽章は遅く入ってすぐにアッチェレするスタイル、全体にブラスの鳴りはそこそこ、コーダはロシア指揮者にしては速くてビックリ、TpハイCバッチリ、最後の数小節のみテンポダウンしてプチケレン味。

 基本このコンビは精緻な演奏をしますね。知人によるとN響を振った5番('90年代、先日FMでやっていた)でもコーダは速かったとのこと。

2016年3月26日土曜日

赤ペイントピンコ立ちの春の祭典 - 鈴木ユキオ「春の祭典」「Yoyesに捧ぐ」「微分の堆積」

 渋谷でヤングヤマカズのマーラーを聴いた後、三茶へ移動、気になっていた舞台に参戦。

 ダンサー/コレオグラファー鈴木ユキオ主宰公演、昨年初演された「春の祭典」が評判だったので興味あったところ、安く入手出来たため出陣。

 世田谷パブリックシアターは何度か入ったことありますが、シアタートラムは(多分)初めて、自由席ながらチケットに整理番号があり、56番(涙)!だったので少し待たされましたが、最前列に座れました。

3月26日(土) シアタートラム
 WARP MANIA 「春の祭典」「Yoyesに捧ぐ」「微分の堆積」
 前半は「春の祭典」「Yoyesに捧ぐ」、春の祭典第1部が鳴る中、ボール紙製書類ボックスがレンガの如く積み上げられた壁をスクリーンとして映像が投影(戦争関連多め)され、その壁を鈴木が数個ずつ崩してゆき、書類ボックスを舞台上の並べてゆくと、次第に映像は舞台背面のスクリーンへと移行する趣向、全て並びえた頃に第1部終了、音楽は一旦停まって鈴木の口上、書類ボックスには数多の春の祭典ダンス過去公演データが入っており、既成概念を破壊する意でそれらボックスの列を全て叩き飛ばし、踊れるスペースを確保、第2部が鳴り出して舞踊スタート、女性ダンサーも加わり、よく見れば男性はスカート、女性がズボンと衣装が逆、終盤には上半身脱ぐと両名とも赤いペイント、サルの動きを取り入れた感じの動きが印象的、デュエットながら最後までお互いに決して触れ合わない2人。そのまま静かな音楽になり「Yoyesに捧ぐ」が数分、ここで2人の距離はより近くなれども決して触れること無し。
 休憩を挟んで「微分の堆積」、床が黒から白に変わり、ダンスの練習風景っぽい5名(男2、女3、時々鈴木氏が合流して6名)、背後ではチェルノブイリ関連のテキストの朗読、踊りは個々の色々な動きがだんだん繋がりシンクロしてゆく流れ、とは言え小1時間やや変化に乏しく途中で飽きました。

 前半の春の祭典第2部以降は圧倒されましたが、前半のそれまでと後半は素人にはややシンドイものがありました(笑)。

ヤングヤマカズ&日フィルの6番

 みなとみらいでアマオケのショスタコ7番を泣く泣く中座し、みなとみらい線で渋谷へ、30分ほどで着くのはいいんですが、駅からオーチャードまでが人混みのためなかなか速く移動出来ません(涙)。

 3時35分過ぎにオーチャード着、予定通り前半の武満「ノスタルジア」終了後の休憩中、その後数分で休憩が終わったので、ショスタコの第2楽章を聴いていたら間に合わなかったタイミング。

3月26日(土) オーチャードホール
 山田和樹&日フィル マーラー Sym6番
チェレスタ2台、Hr9,Tp6,Tb4、ただ4番Tbは何故かTubaの右隣(出番のある終楽章にはちゃっかりTbの並び、Tuba左に移動してました)、ハンマーは2度、オーチャードの広い舞台を活かし、オケの後ろに3×5m程度の白木の平台を置き、その上にやはり白木の大きな机に叩き板とハンマー、第1楽章は速め、アルマ主題も粘らず、推進力重視か、ただ中盤緩徐部のみ遅め、第2楽章は冒頭ティンパニの強打が印象的、ただその後は激しくも無く、かと言って軽妙でも無く、やや中途半端な印象、第2楽章後に音合わせ(だったかなぁ?)、第3楽章がアンダンテ、ここは遅めで情感豊かな表現、ながらそのテンポに合った細部の作り込みが不足している感、それでも各所で美しい響き、ただ(席位置(3階右後方)のせいかも)Vnはよく伸びていた半面、中低弦が厚み不足、終楽章も遅めベースで第1主題提示部や2回目ハンマー前などかなりの遅さ、そのハンマーの前後はなかなかの迫力、要所のカウベルと終盤のシンバルの花は3名、2度のハンマーで死にかけてから復活し盛り上がる辺りでのティンパニの強打が激烈、Hrはソロがなかなかで全体でもいい鳴り、Tpトップは目立ちすぎる位の吹きっぷりで素敵、Tb全体でもなかなか、Tpトップオッタビアーノは上手ながら相変わらずやや雑、最後の1音が消えた後、10数秒の黙祷。

 前回の5番第4楽章といい、今回の第3楽章といい、解釈は面白いのに(リハ不足なのか)それを十全に音化するまでにはオケをコントロールし切れていないのが残念。

 終楽章コーダではかなりギリギリまでティンパニがロールしてること、今まで認識してませんでした。

 そこからキタエンコ&東響のショスタコを聴くべくサントリー、が当初予定だったんですが、気になる舞台のチケットが安く回ってきたため、キタエンコは明日のミューザにして、この後は三茶へ、それはまた、次の記事で。

モソロフ初体験とレニングラード泣き抜け - 児玉章裕&みなとみらい21響の鉄工場、ショスタコーヴィチ7番

 おえぇ、阪神開幕負けとるやんけ!

 まずまずの晴れながら、最高12度台と平年よりやや低め、早起きして東京に出て午前テニス、午後はアマオケのショスタコとプロのマーラーのハシゴ、夜は観劇。

 12時前にコートのある青山からみなとみらいに移動して聴いたのは、マーラーをよくやってくれるオケ(前回は5番)、ただ今回のメインはショスタコ、しかも前座にモロゾフ(かと思ってた、お菓子じゃないけど…)、じゃなくてモソロフ"鉄工場"を生で聴けるのも楽しみ。

 ただこっちの開演が午後1時半、その後のヤングヤマカズ&日フィルの6番が午後3時スタート、後者の前プロ武満はパスするとしてもマーラーの開始は午後3時40分頃、移動時間を考えるとどう考えてもショスタコ7番を最後まで聴くのは無理か。

3月26日(土) みなとみらいホール
 児玉章裕&みなとみらい21交響楽団 モソロフ 鉄工場、ショスタコーヴィチ ノヴォロシスクの鐘、Sym7番
 最初はノヴォロシスクの鐘、Hr4,Tp3,Tb3、チェレスタ独奏から始まり、その動機が弦から全オケまで緩やかに広がる数分の曲、続いてモロゾフ、管は人が入れ替わりつつTpが4本に増加、Hr4人の起立あり、パーカッションの金属板担当のヘルメットコスプレあり、ブラスとパーカッションはかなりの迫力。
 休憩を挟んだこともあり、後半の7番は残念ながら第1楽章のみ(涙)、本隊バンダ合わせて8本のHrが左奥、その後ろにスネヤが3台!右奥にバンダのTp3,Tb3を配し、中央に本隊のTp3,Tb3、ボレロ主題開始のスネヤが最近多い最弱音じゃなかったのが印象的、スネヤが徐々に増えて3台となったクライマックス、ブラスの迫力はそこそこ、その後の緩徐部で3度ばかり出てくるHrのタッ・タ・タ・ターが妙に速かったのが独特。

 後ろ髪を引かれつつ会場を後にして、みなとみらい線で一気に渋谷、ヤングヤマカズ&日フィルの6番へ! それは、また、次の記事で。

2016年3月25日金曜日

尾高&音大合同オケのショスタコーヴィチ5番

 学会最終日は晴れ、雨がちだった昨日は10度に届かず寒かったせいか、朝は冷え込んで-2.8度と9日振りのマイナス気温、それでも日中は最高12.5度とぼちぼち。

 ちょっと早めに会場を抜け出し、金町でこの学会中3軒目のラーメン店を経由してから川崎へ。

 聴いたのは例年この時期に行われる首都圏9つの音大による合同オケ公演、今回のメインはショスタコ5番、指揮は自分が初めてFMでエアチェックした同曲ライブを振っていた尾高忠明です(その時はN響?'75年?ってことは当時彼はまだ20代か)。

3月25日(金) ミューザ川崎
 尾高忠明&音楽大学フェスティバルオーケストラ チャイコフスキー Sym5番、ショスタコーヴィチ Sym5番
 前半チャイコはHr5,Tp3,Tb3、木管は倍管、弦はそこそこ鳴れど、やや揃いとキレ悪し、ブラスはほどほど、Hrソロは色気無いながら暖かな音でなかなか、Flトップが存在感。
 後半ショスタコはコンミスからコンマスに交替、管楽器は全員入れ替え(!)、Hr5,Tp4,Tb3、弦は前半よりキレがよくなった印象、第1楽章再現部のHrソロはその前の部分で休憩した割には苦しげ、第2楽章コーダに入る部分のティンパニが激烈、第3楽章は一所懸命な弦の弾きっぷりが印象的、終楽章は前半、コーダ共にテンポは中庸、女性Tpトップはやや非力感あれど、ラストのハイCはアシと共にバッチリ、とは言えブラス全体の迫力はぼちぼち程度、終演後に尾高氏の口上はあれどアンコールは無し。

 中学生の頃、TDKのテープ(D)で繰り返し聴いた演奏を半分思い出しました。

2016年3月23日水曜日

華麗にトリスタン - 小林有沙さんのピアノ

 最低2度、最高15度弱とまあ、ぼちぼちの陽気、職場構内の早咲き桜はもう満開です。

 本日は学会初日、会場は金町駅に近い某大学キャンパス、さすがに東京は普通の桜が咲き始めてます。

 会場となるメインの棟にエスカレーターがあってビックリ! 大学の講義棟では初めての経験かも、比較的新しいキャンパスだからか。

 金町駅北側は意外とラーメンのレベルが高いことを発見。

 帰り道、銀座まで寄り道して山野楽器へ、数日前行く積りで行けなかった小林有沙さん(Pf)のインストアイベントにリベンジ観覧です。

 明日の発表準備が終わってない中、リベンジに拘ったのは、妹さん(小林美樹さん)のVnが昨年随一の感動イベントだったからお姉さんのピアノも聴いておこうかな、と。

 赤いドレスに身を包み、最初にいきなり"トリスタン"愛の死(リスト編)を華麗に、続いて最近発売のCDからラフマニノフのソナタを少々、締めにクライスラー「愛の悲しみ」を指クルクル系編曲で、迫力たっぷりに弾いてくれました。

2016年3月21日月曜日

京都発、距離の近い4人組 - ミライスカート

 老舗アマオケでシベ5とハルサイを聴いた後、新宿タワレコのイベントで観たのは、京都から発信する4人組のアイドル、ミライスカート。

 開演小1時間前に現地着、しばらくしてリハがあり、驚いたのはリハと本番の間の時間帯、狭いスペースにお客さんが30-40人ひしめいている中にメンバーが約2名、臆せず入ってきてビラ配り&しばし歓談!こんな対応初めて見ました。自分にも声を掛けたので馴染みのファンに向けたサービス、という訳でも無さそう。

 その後本ステージはトークを交えて4曲、王道っぽい曲からK-Popっぽい曲まできっちり歌って踊っており、ルックスもそれなりなのでそこそこ出てくるかも。

春分の日(の代休)にシベリウスとストラヴィンスキー - 末廣誠&都民交響楽団

 春分の日の代休、昨日は1日地元に残って学会準備、したので今日は1日遊び、早起きして東京に出て午前練習、午後アマオケ、と典型的休日、コート近くの桜はもうかなり咲いてます。

 練習を早めに上がり、午後は老舗アマオケへ、上野の桜はまだ咲き始めでしょうが、文化会館の周りは花見客で賑わってます。

3月21日(月・祝) 東京文化会館
 末廣誠&都民交響楽団 シベリウス トゥオネラの白鳥、Sym5番、ストラヴィンスキー 春の祭典
最初のトゥオネラは弱音に拘らない音作り、続く5番はHr4,Tp3,Tb3、冒頭のHrが朗々、ただ全体的にブラスの鳴りはぼちぼち、弦は安定、クライマックスの6連打に向けて加速したのが印象的。後半ハルサイはHr8(うち2名ワーグナーチューナ持ち替え),Tp6(バスとピッコロ含む),Tb3,Tuba2、ドラが大中2つ、第1部中盤(春のロンド?)の頂点でそのドラがいい音、終盤(長老の行進?ラスト)のTpハイトーン連発が見事、その後の大地の踊りも迫力、第2部では中盤(先祖の儀式?)Hrがいい吹きっぷり、そしてラストは女性奏者によるバスドラが迫力。アンコールは無し。

 その後タワレコのインストアイベントで小林有沙さんを見に、いや、聴きに行くべく山手線へ、しかしどう考えても時間的に無理、と判断し、新宿で降りて別のイベントへ、それはまた、次の記事で。

2016年3月19日土曜日

最後にニヤリ、密室会話劇 - Blackbird

 水着祭り&テニスの品川から千歳船橋に移動、観劇ハシゴの後半は太っ腹な主催者による招待、演じる俳優さんは知らない人ながらイギリスでは評判の舞台らしいので参戦。

 会場のAPOCとは"A Piece Of Cake"の意、会場の形状に由来するとのこと、1階がカフェ、狭い階段を上がると2階に小さな劇場があります。

3月19日(土) APOCシアター
 Blackbird
ごみの散乱する一室に中年男を不意に訊ねてきた若い女性、登場人物はほぼこの2名、どちらも15年前の事件の当事者であるらしく、彼らの口論ベースの密室劇、当時判らなかった真実が徐々に明かされてゆく約1時間半、ついニヤリとするオチが鮮やか。

 ロ○コン魂を揺さぶられる内容でした(笑)。

熱いぞ!水着祭り! - 舞台「熱いぞ!猫ヶ谷!!」

 朝から雨、テニスは無理だろうなぁ、と思いつつも道具を持って東京へ、午前中は100%無理。

 午後はテニスを挟んで舞台のハシゴ、まずはドラマ化もされた人気コミックの舞台化、演出はあの堤幸彦、だけにグラドルの水着姿が間近で一杯拝めそう、と直前に格安で市場に出たものをGET。

 ただ入手したのは当日引換券、となっており、ならばより早く行けばいい席が割り振られそう、と午前テニスキャンセルをいいことに、かなり早めに現地入りし、列の先頭!

 引き換え開始時には自分の後ろには10人以上並んでいたので、少なくとも最悪の席ではないだろう、とややご満悦。

 しかーし!渡されたチケットは、鍵の穴状に張り出す舞台を同心円上に300度取り巻く客席配置のうち、その最後列にして端っこ、リアルに会場の隅(涙)で、メインの舞台を斜め後方から眺める位置、と言うか、2階バルコニー席(これは好みによっては上席)を除けばここより悪い席は無い、って位置(涙)、一気に戦意喪失。

3月19日(土) 品川プリンスホテル クラブeX
 舞台「熱いぞ!猫ヶ谷!!」
 余りの気温の高さに条例で男はアロハ、女は水着で夏を過ごす猫ヶ谷市、そのルールを変えようとする新市長と高校生達の対決が楽しくエロく描かれます、メインキャストがほぼ素人な分、2名のベテラン男優が何役もこなして脇を固め、前説含め休憩無し1時間50分を一気に楽しみました。総勢20名近い水着祭り(グラドルに交じって引き立て役系女優さん1名も水着になられているのが凄い)の中、顔と名前が一致するのは深夜枠「7人のアイドルゴーゴー!」に出ていた片岡沙耶のみ(主役でさすがに可愛い、特にホクロが)、あと森下悠里、天木じゅん、市川咲、鈴木ふみ奈あたりも何となく、サブの先生役2名(お名前不明)が個人的に好み、ラストは手ブラサービスも、舞台に近い席なら大満足だったことでしょう。

 開演前かなり降っていたのに、外に出ると上がっているどころか陽射しまで、無理だと思っていたテニスを品川駅近くのコートで1時間半程プレー、先に抜けて次の舞台へ、それはまた、次の記事で。

2016年3月18日金曜日

バカ騒ぎ社交クラブ - アダルト♂スクール <'03 米>

 衝撃のニュース:1999年ジロのパンターニ失格がマフィアの陰謀だったことが発覚!
我がアイドルの汚名が晴らされて良かったです。ちと遅過ぎますが…。

 予報通り連日の20度超で春の陽気、気が付けば構内の早咲き桜がもう3分ほど開花。

 期待の深夜枠、「AUTB」「放課後グルーヴ」「REPLAY&DESTROY」の流れを汲む「ランドリー茅ヶ崎」、清原など時事ネタの素早さにビックリ!

 深夜枠と云えば、今クール個人的最大注目の「ニーチェ先生」、(ちょっと苦手な)佐藤二朗臭の強い部分を除けば期待通りの面白さ。

 その「ニーチェ先生」の少し前の時間帯「MARS」、終盤はまるまる映画の予告編になってます。

 映画と言うと、3度目?のドラマ化「白鳥麗子でございます!」はかなり地味なキャストだったのに、映画版まで作ってしまうとは驚き。

 そして映画の予告と言えば、昨年末特番でやっていた「黒崎くんの言いなりになんてならない」、こちらはCMを見た感じ映画の内容の大半はドラマに入ってたっぽい気前のよさ。

 その流れで先日観た映画を、未公開作品にしてちょっとHっぽいタイトル、92分と短めの作品ゆえ2時間枠ならほぼノーカットだろう、ってことで視聴、原題は"Old School"。

 「24」のキムことエリシャ・カスバートが「ガール・ネクスト・ドア」以前に出演してる点も興味津々。

アダルト♂スクール <'03 米>
 30代になり色々事情を抱える元悪ガキ仲間の3人組が、大学に立ち退きを命じられた新居を守るべく、一計を案じ学生社交クラブと称してバカ騒ぎを始めたことから起こる騒動を描くコメディ、お色気度は思ったより低め、英米における"クラブ"の価値観や主演陣の出自に疎いためお笑い度は下がってると思われますが、それなりに楽しめました。知らない美人が出てる、と思ったらジュリエット・ルイス!E.カスバートも存在感あり。

 何となく繋がりが悪いなあ、と思って観ていると、何と放送終了まで30分を残して映画が終了!つまり大幅にカットされていたことに(涙)、じゃあ残りの30分は?と言うとまるまる「黒崎くんの言いなりになんてならない」の番宣! し、信じられん、日テレ「映画天国」…。


2016年3月16日水曜日

上岡&新日フィルの個性的マーラー1番

 コンサートから帰った深夜、「AKBホラーナイト」最終回を観てたら、CMインターバルでau、Yahooモバイル、ソフトバンク、ドコモと異なる携帯会社のCMが4社連発、こんなことってあるんですね。

 晴れ時々曇り、朝マイナス1.6度と少し冷え込んだせいか、午後は「15度超」の予報に反し最高13度台、合宿から2日経つのに筋肉痛でいまだ歩くのもシンドイ状態。

 ただテニスは別腹、昼休みの壁打ち時には、お日様の周囲にまあるく虹が掛かってました。

 夜は連日のサントリー、今月最も期待の上岡のマーラー、ヴッパータール響との5番の如く、奇天烈な解釈に期待です!

3月16日(水) サントリーホール
 上岡敏之&新日フィル シューベルト Sym1番、マーラー Sym1番
 1番プロ?なのか前半はシューベルトの1番、勿論初めて聴く曲、上岡は余り拍を振らずジャンプ含め大きなジェスチャー、Tp3本のうち2本がピッコロ(かそれに近い短い管)だったのが印象的。後半期待のマーラー、Hr8本とその後方に専業の補助Tb、Tp5(ただHr寄りの5番はたぶんHr補助専業),Tb3、上岡は譜面台使わず指揮台を広く移動してボディランゲージ、ただキュー出しはかなりマメ、遅めテンポ基調に緩急の差も大きめ、ただ腕ぐるぐるテンポアップは5番の時より控えめ、冒頭のフラジオが超弱音、舞台裏Tpの入場が(出番のある)1stがすぐ入り、それ以外の2名は音が大きくなってから入る、と2段階、そして白眉は弦(特に第1楽章ではチェロ、第2楽章緩徐部ではVnとVla)のグリッサンド、通常のポルタメント的なものではなく、Tbみたいな連続グリッサンドでやらせて笑っちゃう位(でも楽譜を見ると確かにそうとも解釈出来る、従来演奏では同じ音型で"gliss."と書かれた部分と単なるスラーとの差が余り聞き取れない)、また第2楽章冒頭の低弦、通常ゴツゴツやる部分を最初の2音スラーにして(←これは楽譜無視)ワルツ(レントラー)風味を強調、第3楽章冒頭のティンパニと弦バスソロは未曾有の超弱音(←これも楽譜の指示無視)、続くパッセージも(技術的に難しい)Tubaを除いてずっと弱音のまま推移(確かに楽譜はそうも読める)、チンドン屋シンバルも1箇所以外は最弱音、終楽章に入る前に妙に長いパウゼ、終楽章2番目の緩徐部では低弦持続音に独特のフェルマータ、と個性的表現のつるべ打ち、独特過ぎてオケが時折乱れるのもご愛嬌、ブラスは全体の爆発度低めながら、各所で弦のアタックを強調して鮮烈な響き、Hrが補助Tb,Tpと楽譜通り起立したラスト、パーカッションを轟然と鳴らしてフィニッシュ。

 もっとブラスを鳴らして欲しかったですが、これだけ笑わせてくれれば満足です(笑)。

 例によって個人的注目の終楽章ミュート早業着脱ファンファーレ先日のワグネルと同様、Tp,Tb共にミュート最後1音を他に任せる作戦に見えました。

 ヴッパータール響との5番を思い出させる奇天烈演奏、とこの時は思いましたが、後で楽譜を見てみると、半分位は確かにそう書いてある、とも取れる表現だったのに少し驚いています。

 新日の音楽監督になるらしいので、彼の指揮でマーラー全曲聴いてみたい!と切に思うのは自分だけでしょうか(笑)。

2016年3月15日火曜日

チャリティーのボレロ - 本名徹次&がんばろう!日本スーパーオーケストラ

 新国で「サロメ」のリベンジを果たしてから向かったのはサントリー、チャリティー公演ゆえ演目は一般向け、なので自分の守備範囲は「ボレロ」1曲のみ。

 にも拘らず参戦したのはチャリティーだから、の筈は無く、「サントリーホールに入ってみたい」と宣うクラシック初心者の娘を誘うための連席入手、なのにキャンセルを食らい(涙)、Facebook募集に手を上げてくれた後輩を付き合わせての参戦。

3月15日(火) サントリーホール
 本名徹次&がんばろう!日本スーパーオーケストラ ラフマニノフ PC2番、ツィゴイネルワイゼン、ボレロなど
 プロ司会者の進行付、特別編成のオケはN響中心に日本各地からノーギャラ集合とのこと、コンマスは読響の小森谷氏、指揮者が音楽監督を務めるベトナム国立響のコンミスも友情参加、前半はラフマニノフのPf協2番、ソリスト小山実稚恵はアンコールにスクリャービンの左手のための難しそうな曲を。後半はまず松田理奈(今日も裸足!)のVnをフィーチャーして3曲、未知の作曲家ブルの「セーテルの娘の日曜日」、「ジャンニ・スキッキ」私のお父さんを編曲版で、そして定番ツィゴイネルワイゼン。そして最後はボレロ、Hr4,Tp4,Tb3、小太鼓を弦の中央に配し、2名のSaxは専業奏者、Tbソロ(都響小田桐氏?)はぼちぼち、Tpトップはピッコロ使用、ラストの迫力もぼちぼち。アンコール代わりに会場全体で「ふるさと」(うさぎおーいし♪)の大合唱。

 終演後、出演者自らが募金箱を手に並んでお見送り、自分は松田さん、連れは小山さんに、と各自の好みに合わせて最小額投入(笑)。

エッティンガー&東響のサロメ

 先日深夜TVを見てたら、敬愛するサイバラ先生が高須院長とトーク番組に出演、今や堂々と付き合っていて、それを漫画のネタにしているとのこと、知らなかったー。

 晴れてポカポカ陽気、最高13度台と10度を超えたのは6日振り、日・月と静岡は沼津で合宿してたんですが、昨日は雨で終日トレーニング、そのため昨日夕方から既に太腿を中心に筋肉痛、今日など階段をマトモに降りられない程(涙)。

 先日ダメ元でトライし、失敗した「サロメ」Z席参戦計画、演出は前に観たものと同じだし、その日のZ席がダメならスルー、と決めてました。

 が、ピットのエッティンガー&東響および今回のキャストの評判よく「新国史上最高のサロメ」との噂、しかも1人違いで入れなかった口惜しさが家に帰っても解消せず、どうせ楽日の今日は別件で東京に出てるし、とやや意地になって掲示板等ネットで安い席を捜索し、平日マチネーなので仕事をサボって急遽参戦した次第。

 ピットに入るのはエッティンガーだから東フィルじゃないの?と思ってたんですが、確かに東響でした。

3月15日(火) 新国立劇場
ダン・エッティンガー&東響 R.シュトラウス サロメ
 サロメ役カミッラ・ニールントはやや太めながら顔立ち彫り深く、ヨカナーン役グリア・グリムスレイは美丈夫、と主役のルックスはなかなか、ただ声は時にオケに負けることも、代役登板のヘロディアス役ハンナ・シュヴァルツが1番デカい声を出してました(笑)。エッティンガーは思ったよりテンポ遅くなく、表現の濃さや官能性もぼちぼち、ただ東響はソフトな音色と安定した響き、首切りを許可した箇所でのHrの咆哮が豪快でした。7つのヴェールの踊りは下着まで(その下に肌色タイツしてたかも)と露出度は低め。

 この後、サントリーに向かい、チャリティーコンサートへ、それはまた、次の記事で。

2016年3月12日土曜日

ツイてない日のマーラー1番 - 大河内雅彦&慶應義塾ワグネル・ソサイエティー・オーケストラ

 終日の曇り、最高8度と低め、練習場所無く、暇だったので早起きして新国に行き「サロメ」のZ席に並ぶことに。

 8時過ぎ現地着、「焼肉ドラゴン」の人も並んでいるため自分の前に20人近くいても勝算不明、10時少し前に整理され、Z券14枚に対し、自分は15番目!つまり1人違いで敗れ去った(涙)ことが判明。

 まあ、最初からダメ元で、Z席取れなかったらアマオケ、しかも「有料のマーラーより、無料のラフマニノフ」と考えていただけにノープロブレム。

 と思っていたのですが、実際2時間並んだ末に目前で「お気の毒さま」と言われると目の前が真っ赤になるくらい頭にきてしまい、まずは「ここまで来て手ぶらで帰れるか」と新宿まで歩き、過去3-4度行列を見て断念したラーメン屋に突撃。

 続いて主義に反し、当日券で「有料のマーラー」に参戦。それがこれ、ワグネルを聴くのは久し振り、もしかすると10年以上前、十束尚宏とのマーラー9番以来かも。

3月12日(土) サントリーホール
 大河内雅彦&慶應義塾ワグネル・ソサイエティー・オーケストラ ワーグナー "ファウスト"序曲、スメタナ ボヘミアの森と草原から、マーラー Sym1番
 前半は2曲ともHr4,Tp2,Tb3、最初のワーグナーはブラス抑えめ、Vnがいい響き、続くスメタナは「わが祖国」からマイナー?曲、序盤はTpがいい吹きっぷり、弦はここでも分厚い響き、休憩を挟みお目当てマーラーはHr7+補助Tbが左奥、その隣に左から右へTp6、Tb4、第1楽章舞台裏Tpを1回目は扉を閉め、2回目以降は扉を開けて遠近感を演出していたのが印象的、ブラスは全体的に大人しめでしたが、長身のコンミスを筆頭に弦が充実した響き、Hrと専業の補助Tb、アシ兼業の6番Tpの9人が起立したクライマックスまで、安定した演奏を聴かせてくれました。アンコールは、えーと、忘れました、ボケ老人(涙)。

 やはり育ちが良さそうな学校のオケは弦が充実してますね。毎度注目終楽章のミュート早業着脱ファンファーレはTp,Tbともミュート最後の1音を任せる(サボる?)作戦でした。

 Z券目前敗北のみならず、ワグネルの当日券売り場ではLDブロックの最安席が1席だけ空席あり、とのことだったのにチケット見つからず結局RAになったり、帰り道の千代田線では丁度ミニスカお姉さんの向かいの席に座れた!と思ったらすぐ席を譲る羽目になったり、とツイてない1日でした。

2016年3月10日木曜日

佐渡&東フィルのラフマニノフ

 終日の曇り、零度まで冷え込まない代わり10度にも届かず、やや寒々。

 先月のチョン&東フィル5番のチケットを交換してくれた知人から連絡あり、今月の定期も行けなくなり恵んでくれるとのこと、聴きたかった公演だけに2つ返事で参戦決定、東京駅でチケット受領。

 オペラシティはほぼ満席、席位置は先月の定期と同じ3階Lの舞台脇、よってHrやVnは視界の外で、それらの音もマスク気味です。

3月10日(木) オペラシティ
 佐渡裕&東フィル ラフマニノフ 交響的舞曲、Sym2番
前後半ともHr5(たぶん),Tp3,Tb3、前半シンフォニック・ダンスは3公演あるうち本日のみのプロ、だったせいかいま一つ揃いの悪い部分があってキレとリズム感が少し悪い印象、Saxは専業、第2楽章では棒使わず、終楽章では緩徐部が雰囲気たっぷりだった反面、ラストの激しさはぼちぼち。後半2番になるとオケの精度は上がりましたが、それでも速い楽想でのキレは今一つ、その意味では棒を置いた第3楽章が本日の白眉か、濃いめの表情で、Hrソロも美しく、アングレに存在感あり、頂点部に向けて強めに加速したのが印象的、全体にブラスの鳴りはほどほどながら、終楽章クライマックスは分厚いサウンド。

 中央線内の予報では夜半から雪、とありましたが、地元に帰り着いた深夜12時前、まだその兆しは無し。

2016年3月8日火曜日

"宿"シリーズ、やや変化球 - 有栖川有栖「暗い宿」

 シャラポワの記者会見、引退発表じゃなくてホッ。

 佳境に入りつつある「怪盗山猫」、世界観が「ジョーカー・ゲーム」と地続きになっているのを知り驚愕、つまり亀梨のキャスティングにも意味があるってことか。

 予報通りに気温上昇して春の陽気、最高21度と今年初(じゃなくて2度目)の20度超え、近くの公園では狂い咲きじゃないツツジが気の早い花を咲かせてました。

 この陽気で花粉も増えた筈、なのに花粉症の症状は週末より沈静化、どうやら先日は風邪も併発していたらしい。

 本日はドラマ化に備え年末年始の課題図書だった火村・アリスシリーズから、手持ち本は読み尽くしたと思ったら、先日もう1冊発見し、即読了。

暗い宿 有栖川有栖
 火村やアリスが"宿"に泊まったことで遭遇する4つの事件、微妙に変化球が多い中、表題作と「201号室の災厄」のファイダニット的側面、そして1番長尺で本格度も1番高い「異形の客」はミステリー部分より火村の犯人へのスタンスが印象的。

 積ん録状態の「火村英夫の推理」、これでやっと最初の2話を視聴出来ます(第1話が「201号室の災厄」+「絶叫城殺人事件」、第2話が「異形の客」)。
<追記>
 視てみたら第2話の原作は「英国庭園の謎」+「異形の客」でした。こんな感じで非自明に複数組み合わされているのなら、第3話以降は怖くてとても視られません(涙)。

2016年3月3日木曜日

第5作にして最強の敵 - キャロル・オコンネル「魔術師の夜」

 葛飾は柴又界隈で予選負けした後 昼には職場復帰、夜また東京に出て夜行バスでスポット帰省。

 往路では3-4年振りに通路側席、遂に連敗脱出! ま、理由はあるのですが(終点が福井のバス利用)。

 ともあれ、足掛け3-4年、ここ2年は年20回帰省してるので年間バス利用は40回程度、2-30連敗辺りで数えるのが嫌になった上、席指定できるバスを使用することが増えたため不明ですが、50連敗位はした感じ。

 3日はひな祭り、石川は晴れ時々曇り、最高13度弱とぼちぼち陽気でしたが、茨城は冬晴れで最低マイナス2.5度、最高17.5度と日較差20度に達したらしい。

 本日はそんな帰省の旅に読んだ本、昨秋の課題図書マロリー・シリーズ、第4作「天使の帰郷」でひと区切りを迎えて中断してたんですが、100円棚で集めたものがまた少し溜まったのでまとめて読むことに。

 まずは第5作、トータル640頁程度の量が上下2分冊とはやや解せないところ、文庫に1000円以上の値を付けたりするなど、創元が変になっていった時期か?

魔術師の夜 キャロル・オコンネル
 イリュージョンの最中に起きた死亡事故をマロリーは殺人と判断、それが第2次大戦中の犯罪と深く関わっていることを暴きます。関係者は第1、2作から名前の挙がっていたマジシャン達ゆえ一筋縄ではゆかず、過去最強の敵としてマロリーを煙に巻き、打ちのめします。

 個人的に何よりのサプライズは第4作で狭まった筈のチャールズとマロリーの距離があっさり(笑)リセットされていたこと。

2016年3月2日水曜日

2016 Masaオープン 3月大会

 朝マイナス4.6度と冷え込む中、葛飾柴又へ向かいMasaOPに参加、初戦が予選2回戦にして決勝、相手は久々の左利き、ブレイク出来る気配無く、こちらのサーブ&ボレーは3回りめ頃から通用しなくなり2ダウンの3-8で終了。

 今日貰ったアドバイス:
ポイント間やコートチェンジでもっと"間"を取るべき。

 これで今年に入って3大会連続しての予選落ち、ポイントどんどん減ってます(涙)。