2005年8月4日木曜日

サンティ&PMFオケのローマ3部作

 本日も33度超のステキな陽気。今夕はサンティ&PMFオケの演奏会を聴きに行きます。ローマ3部作の前にロッシーニを何と3曲もやる弩級プロのため、12時前には帰れそうにありません。

 電車から降りた瞬間、都心の方がより暑かったことが判りました。たぶん35度クラス、羨ましい。演奏もなかなか熱かったですが、想像していたほどではありませんでした。

8月4日(木) サントリーホール
 ネルロ・サンティ指揮PMFオーケストラ ロッシーニ序曲×3、ローマ3部作
オケは少し心もとない部分はありましたが、後半に行くにしたがって調子が上がる感じでした。ロッシーニの序曲を3曲やった後に、3曲目の「ウィリアム・テル」の最終部分をアンコール。前半でアンコールをやるんじゃ最後はどうなることかと思いましたが、後半はアンコール無しでした。それでも終演は9時40分くらい。若者のオケなので、金管を中心としてパワーはあるのですが、サンティのスタイルなのか、はたまた座ったのが1階の雨宿り席だったせいか、爆発的な音響は感じられず、迫力では今年聴いた4度の3部作の中では中位でした。特に「祭」の終曲など、非常に整然とした熱狂、という印象です。サンティの解釈で印象的だったところは、「噴水」の1,4曲め、「松」の2,3曲めなど、静かなパートでは低徊趣味的な弱音に走らず、表情豊かに表現するところです。

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