2006年3月8日水曜日

アシュケナージ&N響のショスタコーヴィチ4番

 朝の冷え込みから日中はぐっと気温が上がって20度に迫る勢い、4月下旬並の陽気です。同僚や秘書さんは「花粉がヒドイ」とぼやいてます。

 これからアシュケナージ&N響で、今年2度目のショスタコーヴィチの4番。このコンビはFMでの8番を聴く限り、音に厳しさの欠けるショスタコでしたが、4番はどうでしょうか。

3月8日(水) サントリーホール
 ウラディーミル・アシュケナージ指揮NHK交響楽団 エルガー チェロ協奏曲、ショスタコーヴィチ Sym4番
さすがにサントリーで聴くN響の音は分厚かったです。4番に期待する怖いほどの響きには遠いですが、想像よりは峻烈なサウンド(特に終楽章クライマックス)でまずまずの演奏でした。1月の大野&新日の同曲と比べると、奏法の統一感とまとまりではそちらが上、響きのハードさでは今日のN響が上、という感じです。

<後記> その後、留守録されたFMオンエアをつまみ聴き(第1楽章冒頭と終楽章後半)したところ、8番同様、音に厳しさが感じられませんでした。当然ではありますが、録音と生ではだいぶ印象が変わるものですね。

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