2008年1月31日木曜日

功を奏さなかったプロパガンダ - 華氏911

昨日程ではないにせよ、10度と暖かめの陽気、強かった風も若干春っぽい感じです。

 本日も昨日に引き続きマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画、カンヌを制した作品ですが、話題性を除けば、パルムドールはちょっと疑問符が付く気もします。

華氏911 <'04 米>
 今回のムーア監督の標的は中東のオイル利権に絡むブッシュ政権、ただ前作「コロンバイン」と比べると編集の妙は余り感じられず、普通のドキュメンタリーっぽい仕上がり、ブッシュ再選阻止のため急いで作ったせいか、はたまた主張が強過ぎたせいなのか。終盤のG.オーウェルの引用が一番印象的でした。

 この映画が功を奏さず、ブッシュが再選されたのは個人的には残念に思います。

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