得意先の横浜銀行より3日間たっぷりご融資いただいて、セ・リーグ再開、と思ったんですが、期待に反し預金はたったの1つ。世の中甘くないです。高校野球はそのせいで死のロードに出てるかと思うと口惜しくてマトモには観ていませんが、昨日の智弁和歌山vs.帝京など、今年は呆れる程劇的な試合が多いですね。
本日は久し振りにこれぞ真夏!という陽気、心なしかセミの声もより元気な感じ。ただ、いつの間にかツクツクボウシやヒグラシの声も混じっているのが「もう夏は終わるぞ」と言ってるようで物悲しいです。
本日も帰省時に読んだ本から、映画化もされた伊坂幸太郎の第3作。
陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎
やや変わった能力を有するギャング4人組の多視点(でも、やや神の視点っぽい)で、銀行強盗にまつわる物語がテンポよく語られます。勿論ヒネリはありますが、前作以上に伏線が公明正大なので、展開が読まれやすいのがやや難点かも。元より著者には隠す気が無いんでしょう。過去2作の物語とのクロスオーバーも少なめ。(この物語の田中さんは「オーデュボンの祈り」の田中さんとは別人ですよね?風体が違い過ぎるし…。) 一気に読める楽しい小品、といった印象です。
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