2007年5月6日日曜日

リス&ウラルフィル、喧騒の中の展覧会

 昨夜の「ライアーゲーム」、最初の必勝法はすぐ思いつくものでしたが、それを利した真の必勝法には感服しました。

 本日は終日雨、気温は昼間では高めで午後からはダラ下がり傾向。昨夜は咳が止まらず余り眠れず、とは言え日中寝てるので寝不足でもなく、「くしゃみは風邪のひき始め、咳は風邪のひき終わり」と解釈して予定通り朝からラ・フォル・ジュルネへ。

 やはり日中も咳が止まらず、かなりしんどかったですが、国際フォーラムで何とか3公演聴いてきました。今日から1公演ずつ感想を。

 まずは朝イチのウラル・フィル、このコンサート、「0才からのコンサート」と称して、乳幼児入場大歓迎、とは言ってもそんなに朝っぱらからお子様連れは来ないだろう、と思っていたらさにあらず、殆どの観客がお子様連れ、試しに前の列を数えてみると15名中5名が膝の上に乳幼児、それ以外も全員がその家族若しくは4歳以上のお子様という状態、それで5000人収容のホールがかなり埋まっている訳で、乳幼児だけでも1000人近く、勿論泣いてもOKというコンセプトのため、会場は大変な騒ぎ、この条件で演奏を聴くのはかなり貴重な体験でした。演奏する方もそうでしょう。

 ともあれ、咳の止まらない人間にはプレッシャーの少ない環境ではありました。

5月6日(日) 東京国際フォーラム ホールA
 ドミトリー・リス指揮ウラル・フィル ムソルグスキー 展覧会の絵、ラヴェル ラ・ヴァルス
取った席は20数列目なれど前の方がかなり空いていたので10列目に移動(ごめんなさい、巨大ホールAなので…)、そこそこ聴ける位置でした。まず展覧会、上記事情により細かいニュアンスは判り辛かったのですが、比較的オーソドックスな解釈の印象、シュミイレのTpが異常な速さだったのが強烈(ピッコロ使ってなければかなり凄い)。先日のラフマニノフよりは金管を鳴らしていましたが、やはり全開の1、2歩手前、でもそれなりのスケール感のあるクライマックスでした。ロシアンブラス度60%くらい? 後半のラヴェルの方が各パート明確でより個性を感じました。迫力もまずまず。

 空いた時間に新しくオープンの新丸ビルを覗いてきましたが、案内嬢や店員さんなどレベルが高かったです。

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