2007年5月6日日曜日

高関&桐朋、爽快なハルサイ

 ラ・フォル・ジュルネのコンサート巡り、オーベルニュ室内管に続き、この日最後に聴いた公演の会場は、地下のイベントスペースのど真ん中に舞台をこしらえ、360度全方向に客席を配した形。正面の席を取るべく、文庫本片手に一つ前の公演が終わる頃から陣取りました。

5月6日(日) 東京国際フォーラム 展示ホール地下イベントスペース
 高関健指揮桐朋音大オケ ストラヴィンスキー 春の祭典
ブラスはそこそこ程度の迫力でしたが、打楽器群の小気味よい打ち込みと、弦楽器の激しい刻みが際立っており、久し振りに野性味と爽快感の溢れるハルサイを聴けました。皆思い切りよく出られるのも、高関氏の明快な指揮に拠るところが大きいかも。弦セクション、特にVnがffでも金管に埋もれない位鳴っていたのが印象的。

 午前中同じイベントスペース(ここのコンサートは無料)で、足立十一中のブラスを聴きましたが、木管は言うに及ばず、金管ですら(チューバも!)探さないと男の子を見つけられません。今やブラスは女子の部活なのか…。

0 件のコメント:

コメントを投稿