トホホ、昨夜は1時頃に戻り、「デスパレートな」を録画しつつ、「死ぬかと」「ティッシュ」、全仏オープン、F1予選とハシゴする予定が1つめですぐ人事不省になり気が付けば朝、ホントに夜が弱くなりました。特に全仏決勝を逃すとはテニスプレーヤーとしては恥。
午前中は晴れたりもしてましたが、昼には強い雨、気温も急降下、その後は降ったり晴れたりと不安定な一日。まだ不安の残る右膝を休ませて、午後おっとりとアマオケへ。
マーラーの名を冠した今日のオケJMO、プロ奏者が要所に混ざっているとは言え、入場料はアマオケとしては高め。自分が演奏者の場合「お金を頂くなんてトンデモナイ、こちらが払って聴きに来て貰う」という感覚だったので、アマオケに2,000円払うのは主義に反するのですが、我がマーラー協会公認(?)のオケなので、2年に1度くらいは(前回は3番)聴いています。勿論マーラー協会員割引、ってのがある訳ではありません。(少なくとも自分の場合は。)
6月10日(日) ミューザ川崎
井上喜惟指揮ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ マーラー 交響詩「葬礼」、Sym1番
料金とプログラムの兼ね合いか、さすがに会場はガラガラ。1曲目は2番第1楽章の原型、明らかに異なる部分も多いのですが、微妙に違って聴こえる箇所は楽譜の違いなのか解釈の違いなのかは判然とせず。終始遅めのテンポ、その割にはメリハリは余り付けない解釈、また各奏者には伸び伸びと吹かせ、弱音を抑えて音程が怪しくなるよりしっかり吹くことを重視している感じ。
後半の1番はほぼ標準のテンポ、弱音のコントロールやテンポの変化はより濃くなったのですが、却って小じんまりとまとまってしまった印象。オケは各パートそれなりに上手なのですが、他の専門オケで受ける印象、例えばダスビだと「ショスタコを演奏できるのが嬉しくて堪まらない」といった感じはこのオケからは余り伝わってこず、聴いてて若干消化不良でした。通常通りHrの起立する(補助のTp,Tbは座ったまま)ラストの燃焼度も今ひとつ。アンコールは無し。
3楽章冒頭の弦バスソロ、新しい楽譜(1992年版?)では何とユニゾンになってるらしく、今回はパートの半数(4人)で演奏、そう言えば別の団体でもそんなことがありました。(がその時はソロに自信が無いからそうしてるのかと思ってました、ゴメンナサイ。)
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