2008年4月16日水曜日

ナガノ&モントリオールの幻想、ボレロ

 いやあ、また勝たせてもらいました。夢の貯金二桁が目の前です。

 今日も20度を超す陽気、仕事を休み有明で試合、1回戦は相手が来ず、2回戦はサクッと負け、予選の予選なのに…。

 明るいうちに暇になり、オペラシティ界隈のラーメン屋をまずWEBと本屋でチェック、その後現地をぶらぶら徘徊、土地柄なのか、妙に古道具屋・古着屋・リサイクルショップの類が多かったです、初台は。

 しかし、午後4、5時頃って、ラーメン屋はどこも閉まってるんですね。そこで新国横のマック(BGMもクラシック!)でネットサーフィン後、6時開店の店へ。激辛ラーメンを選択、食べる時はちょうどいい辛さと思ったのに、食後の後遺症はかなりのもの、口はずっとヒリヒリ&胃に鈍痛、胃痙攣するかと思いました。

 腹を押さえたまま、ナガノ&モントリオール響の第2夜へと突入です。

4月16日(水) オペラシティ
 ケント・ナガノ指揮モントリオール響 ベルリオーズ 幻想Sym、ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、ラヴェル ボレロ
 ステージ左端にハープが6台(!)ずらっと並んでいて驚き。えっ、幻想から?それにしてもハープ6本なんて初めてです。一昨日のR.シュトラウスと違って、テンポを動かしたりためを作ったりと結構クセのある表現でした。第3楽章、遠い方の草笛は舞台袖、最後の一音はHrだけがずっと残り(楽譜もそうなんでしょうか?)、アタッカで3-4-5楽章と続けて演奏。4楽章ではピッツィカートが強烈、また5楽章冒頭、グリッサンドのあるソロを超ピアニシモで吹いたHrは神でした。ホールが小さめなせいか弦の弱さは気にならず、ブラスは要所でまずまずの迫力、クライマックスは激しいアッチェレと異常に短い最後の和音でスカッと終了。
 トリスタンは盛り上がり部分でテンポを速めて畳みかける表現でなかなかの迫力、ボレロはFlの見事な弱音表現で始まり、続くソロ陣もまずまず、ばっちりだったTbソロ、1stか2ndあたりにいた女性奏者だったかどうかは未確認、中庸のテンポながらこれが舞曲であることを思い出させるようなナガノの棒の表現、ラストの迫力もまずまず。
アンコールは一昨日と全く同じ3曲、ロザムンデ間奏曲→「さくら」変奏曲→「アルルの女」のファランドールと続きます、ファランドールのTbは前よりもっと吹いていたような気がします。当然また会場は大興奮。

 一昨日もそうでしたが、コンマス2名(1名は東洋人)は曲ごとによく席を入れ替わってました。

 モントリオール響のボレロはデュトワで、しかも確かアンコール(!)で聴いています。その頃に比べるとアンサンブルの緻密さや音の色彩感は減じた気がしますが、荒々しい魅力は増したかもしれません。

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