2017年9月14日木曜日

上岡&新日のやっぱり個性的なマーラー5番

 夜行バスは新宿着、30分以上遅れたため職場入りが遅れがち、構内では複数個所でもう白いヒガンバナが。

 まずまずの陽気ながら真夏日には届かず、夜は上岡&新日のマーラー5番、ヴッパータール響の時と同様、奇天烈演奏に期待!

9月14日(木) サントリホール
 上岡敏之&新日フィル ベートーヴェン PC4番、マーラー Sym5番
前半ベートーヴェンのソリストは銀髪のデジュー・ラーンキ、アンコールが無くてホッ。後半マーラーは指揮棒を2本!持って登場(スペア?)、Hr7,Tp4,Tb3、Tpソロは柔らか系、Hrソロ(客員?)はノンヴィブラートの堅実系、ティンパニの打ち込みキレよし、上岡節はまず第1楽章、葬送のフレーズ1回目で弦バスピッツィカートを、2回目でTbの合いの手を不自然なまでに強調、第2楽章はコラール後に妙に遅いテンポ、第4楽章最後は妙に速くなった反面、ラスト1音は例外的な長さ、それに続く終楽章最初の2音(HrとVn)は史上最長!クライマックスのコラールもブラスより弦の動きを強調、そのため迫力はぼちぼち。

 よく一緒になる知人は「こんな変な5番は初めて」と言ってましたが、第1楽章の合いの手Tbを除くと、ヴッパータール響の時の方がより変だった、と別の知人と意見が一致。

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