2005年9月24日土曜日

興奮のボレロ - 藤崎&オーケストラ エレティール

 阪神マジック減ったでしょうか。(←4です!) 台風の影響で一日不順な天気。深夜零時に24度くらいあったのに、日中はそれより冷え込みましたから、今日も最高気温が午前0時に記録される一日になりそうです。

 雨で午前中のテニスは流れ、午後はアマオケを聴いてきました。ドビュッシー2曲、ラヴェル2曲という地味めのプログラムです。

9月24日(土) ティアラこうとう
 藤崎凡指揮オーケストラ エレティール ドビュッシー 夜想曲、海、ラヴェル ラ・ヴァルス、ボレロ
エレティールは1988年に電通大の卒業生を中心に結成されたオケです。やや非力な弦ながら、ドビュッシーでは美しいい弱音のハーモニーを聴かせてくれました。地味めなプログラム構成に加え、メインが「ボレロ」とは大変です。有名な曲ですが、ソロの連続で奏者への精神的負担が大きく、労多くして実り少なし、となりがちで、アマオケでは余り採り上げません。特にトロンボーン吹きにとって、真ん中辺りのソロは憧れでありかつ拷問でもあります。その問題のボレロ、前半の木管のソロがどれも見事で、特にソプラノSaxが素敵でした。その後紆余曲折を経て、最後のクライマックス、これは見事に決まりました。その興奮度はこれまで聴いたどのプロの演奏よりも上だった程です。ただ、これで燃え尽きたのか、はたまたオケの方針なのか、アンコールはありませんでした。

 明日もボレロを聴いてきます。みなとみらいで、大野和士の凱旋公演です。テニスはまたお流れかも(涙)。

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