2006年7月23日日曜日

コバケン炸裂のマーラー1番 - 三矢幸子&小林研一郎&江戸川フィルハーモニーオーケストラ

 本日も曇り&低めの気温。今日のアマオケは迷った挙句マーラーに行くことにしましたが、出掛ける段になって時間帯が重なっていないことに気付きました。が、ちょっと手遅れ。日曜のアマオケは昼下がり、と勝手に思い込んでいたのが間違いの元。

 ともあれ、夕方開演だったマーラーは余裕で聴けました。たぶん初めてのホールに初めてのアマオケ。創立20周年記念で初めてのマーラーに挑戦とのこと。今年4度目のコバケンですが、指揮するのは後半のマーラーのみで、前半は違う指揮者、という変わったコンサートです。

7月23日(日) 江戸川区総合文化センター
 三矢幸子&小林研一郎指揮江戸川フィルハーモニーオーケストラ バッハ VnとObのための協奏曲、シューベルト 未完成、マーラー Sym1番
 最初はバッハなのに何故か大編成(Tbなんて4本!)、あれ、と思っていると指揮者無しで知らない小曲が、江戸川区の区歌とのこと。コバケンの「巨人」は少なくとも2度聴いてますが、前回の日フィルとの演奏に比べると最初の2楽章はやや淡白な感じ、反面、両楽章ともラストのアッチェレランドはより激しくなってました。第3楽章の前、チューニングの間にコバケンがお客さんに向かい「もう少し静かに」という意の異例のコメント。そして自らの説教で気合が入ったのか、第3楽章以降は身振りも唸り声も倍増し、演奏も更にノリがよくなりました。特に終楽章冒頭から中盤までのブラスの鳴りはハンパじゃ無い豪快さ。ラストは若干息切れしましたが、弦・木管もかなり鳴ってましたし、全体としては期待通りの豪演でした。
 ラストのHrが立つ部分ではベルアップのみ、そしてコーダでいきなりブラス全員起立、というパフォーマンスは前回の日フィルと似た演出。アンコールは例によってコーダをもう一度、休憩した分、ブラスの鳴りは本番よりこっちの方が良かったかも。

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