2007年11月12日月曜日

ルイージ&ドレスデンのマーラー2番

出張の間に野球のアジアシリーズは大変なことになってましたが、中日何とか面目を保ったようです。一方、ウオッカの出走取り消しには衝撃を受けました。

 夜半から晴れ上がり、朝は5度位まで冷え込み、日中は20度近くまで上昇。昨夜から謎のジンマシンがパンツのゴムひもあたり中心に発生しており、消えたかと思うとまた出る、を繰り返しています。

 実家から職場にミカンが到着、自分好みの青くて少し酸っぱいやつなんですが、意外と同僚にも好評、やはりもぎたてなのがいいのかも。

 今日はルイージ&ドレスデンのマーラー、ルイージはウィーン響で1番を聴いているのですが、はっきり言って余り印象無し、ただ前にも書きましたが、ドレスデンはハイティンクで聴いた時「オケの音が違う」ことを感じた初めてのオケだけに、やはり気になるところ。チケットがバカ高で諦めていましたが、掲示板にて半額以下でお譲りいただいての出陣となりました。

11月12日(月) サントリーホール
 ファビオ・ルイージ指揮ドレスデン・シュターツカペレ マーラー Sym2番
初めて近くで見るルイージは思ったより熱血型、第2楽章ではかなりテンポを揺らしてましたが、基本的には旋律線を重視した表現で、マーラー臭さはやや薄めです。(←前回は「対位法重視」とか書いてます、我ながらいい加減) また弦中心の音作りは前と同じ。停滞することなくどんどん進む感じでしたが、終楽章の合唱が入るあたりからクライマックスへの歩みがじっくりになったのが印象的。
 (演奏精度はさておき)オケはさすがに重厚な音、ただ前回は弦の音色・奏法が統一されているのは勿論、管も含めて均質な音と感じましたが、今回はそんな印象は無し。木管はやや不器用ながらffでは金管並みの大音量、合唱入りの前のFlソロが個性的。ブラス陣では(P.ダムの頃とはかなりキャラが違うにせよ)Hrのバリバリ吹きが大迫力、6本すべてロータリーのTpとコントラバスTbっぽい大きな楽器も使っていたTbは弦とのバランスが取れた音量で爆発度は低め、それでも帯同した合唱団(男女ほぼ同数で90名程)のさすがの迫力もあって見事なクライマックス。でも、まあ、このオケならこの位は当然、というレベルの演奏と感じました。

 今回は「そもそもオケの音が違う」とは感じませんでした。3年でオケの音が変わるとは思えませんし、(当たり前のことですが)やはり指揮者による音の違いの方が大きいんでしょうか。また席位置(Pの左側と同様に苦手なLAブロック)の違いもあるかもしれません。あ、でもハイティンクの時もPブロック左だったかも…。

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