今年の素敵な夏を衰えを知らず、今日は何と36度オーバー、9月だというのにこれで4日連続の猛暑日、7月下旬に猛暑日が続いた頃(当時はそれが今夏のピークかと思ってました)に比べると風も無く体感温度はより高め、この4日間の昼休みの壁打ちは最高でした。ただ日没は確実に早くなってきています。
例年は夏の終わりに、そしてここ数年は夏の初めにも悩まされている謎の蕁麻疹(2008/5/26)がここ数日出てきており、腕と脚、そして腰周りがボロボロです(涙)。
本日は先週の合宿の頃読んだ本から、この夏の私的課題図書となっている道尾作品、その第6作です。
ソロモンの犬 道尾秀介
ひと夏の青春ストーリー、そこに一つの死の真相を巡って謎解き興味も加わる展開、著者らしくヒネリが用意されてますが、一部かなりあざといです。そして本作でもミチオが重要な役割を果たします。
初期4作は真備シリーズ(「背の眼」、「骸の爪」)と少年もの(「向日葵の咲かない夏」、「シャドウ」)が2作ずつ、と色分け出来ましたが、第5作「片眼の猿」はハードボイルドタッチ、本作は青春小説と趣向を変え、間口の広さを見せています。
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