2011年6月16日木曜日

ハーディング&新日のブルックナー8番

 ひと月振りの4位浮上! とは言えダルを打ち崩した訳じゃなく貧打は相変わらず、なので微妙なところ。

 昨夜は2時前に一旦就寝、3時半に起きて月食を見ようと4時過ぎまで時折外を眺めてみましたが、雲が多くてそれらしきものは見えず、間もなく夜空が白み始めてアウト、サロメの赤い月は拝めませんでした。

 お天気は曇り、ただ昼前から陽も射してきて予報に反し気温も上昇中、と思っていたら昼休み直前に一雨来てまた気温降下、これじゃ壁打ちも出来ないのでこれ書いてます。

 さっき職場の(私見では10害あって1利しかない)定期健診を終えてきたところ、1年で1番憂鬱な日が終わってほっと一息。

 夕方はハーディング月間の第2弾、ブルックナーの8番です。ただ場所は遠方の多摩、と言うのも同じ演目が都心で2公演あるのに強気の価格設定(全席5,000円以上)だったのが祟ったかS,A席を一律1000円で直前販売、これなら電車賃込みでもペイすると思っての急遽参戦、当然帰りが遅くなるので感想はまた明日。

<続き>
 ただでさえ混む夕方下りの京王線が、人身事故の影響で準特急や急行が間引き運転かつ車両数も減らした影響ですし詰め、新宿から多摩センターまで普段より掛かって1時間弱、調布から相模原線に入って数駅もすると「ここが東京か」という景色が広がります。

 多摩センター駅前に広がる巨大なショッピングモールを抜ける堂々とした坂を上ると会場のパルテノン多摩に突き当たります。ここに来るのは上手なアマオケでマーラーを聴いて以来5年振り。

 当日引き換えだった1000円席は前後も左右も真ん中のS席、有難うございました!

6月16日(木) パルテノン多摩
 ダニエル・ハーディング指揮新日フィル ブルックナー Sym8番
オケは対向配置、弦バスが左奥で3本のハープと8本のHr(うち4本ワーグナーチューバ持ち替え)は右奥、第1、2楽章をほぼ続けて演奏したハーディング、時折個性的な強弱やテンポ操作を交えつつ、基本は弦のパッセージを明瞭にしたシャープな音作り、ブラスはそれをかき消さない8分程度の吹きっぷり、弦はそれに応えてやや重心高めの響きながらよく鳴ってました。拍を余り振らない指揮のせいか、時にかなり乱れた部分はありましたが、明日以降は修正されるでしょう。いつもながらHrトップの美音は出色。

 例によってラスト1音の余韻が残っているうちに拍手を始める人がいて、それが全体に伝播、そうなってしまった後ハーディングはやや残念そうに?ゆっくり棒を下ろしていました。

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