2014年4月7日月曜日

シリーズ第1作は安楽寝床探偵 - 三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」

 夜行バスは予定よりやや早く新宿着、晴れ、しかもかなり寒い、東京でこれなら南茨城はマイナスになったのでは、と思えど今朝の最低4度弱と思ったより高め(平年よりは低め)。

 日中はそこそこ上がって17度台と平年やや高め、こっちの桜はすっかり満開、と言うよりやや散り始めです。

 朝風呂は省略してほぼ定時に職場復帰、昼休みは久々の壁打ち、2週連続して週末帰省しているせいか、思った様にボールが飛びません。

 本日は先々週の帰省時、まだ状態の良かった父に読ませようと手に取った本から、これもドラマ版が積ん録状態になっている人気シリーズ、その第1作です。

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ 三上延
 古書店に舞い込む(多くは)日常の謎を怪我で入院中の女性店主が解き明かす、安楽椅子ならぬ安楽ベッド探偵物の短編4本、それぞれに関係の深い文学作品がフィーチャーされてます。ミステリー的には他愛も無いものもありますが、各編で蒔かれた種が最終作で収束する構成が素晴らしく、連作短編としての出来はなかなか、その意味続編は無くてもいいかな、と思える位の完結度です。

 100円棚で入手済みだった第3作まで一気に続きます。

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