2014年4月19日土曜日

精進落としにノット&東響の9番

 雨は夜半に上がり、日中は晴れ、最低6.1度、最高16.4度と共に低め、午前中は練習をキャンセル、雑務をこなして昼過ぎにコンサートへ。

 聴いたのはJ.ノット東響への音楽監督就任披露を兼ねた演奏会、その前に本日が本当の初七日、ってことで精進落としに川崎でラーメンを。

 メインはマーラー9番、ノットのマーラーはバンベルク響との5番を聴いたのみで、しかも余り印象無し。

 同じ9番でもほぼ満員だった先日のインバル&都響と比べて空席多く、3階中央と4階中央には殆ど人が座ってません、個人的には同じかそれ以上の注目公演なんですが、一般的には違うらしい。

4月19日(土) ミューザ川崎
 ジョナサン・ノット指揮東響 武満徹 セレモニアル、マーラー Sym9番
最初の武満は舞台上のオケに加えて3階席の中央、R側、L側バルコニーと3箇所にFl,Ob各1を配し、笙のソロは宮田まゆみ、休憩を挟まずマーラーへ、オケは対向配置、Hr6、Tp3、Tb3、第1楽章はかなり遅めのテンポで細かく指示を出し各パートに光を当てる精緻な音作り、ただそのテンポに耐える音の密度は感じず、オケは弦管ともにぼちぼちの鳴り、ハミルのHrソロは絶妙だったりやや雑だったり、第2楽章は標準かやや遅め程度、第3楽章は前半遅めながら、後半はかなり速めでしかも最後更に加速してフィニッシュ、そこから棒を降ろさず終楽章へ、ここはやや遅め程度、テンポの動きもメロディに合わせて、って感じで、その分旋律を歌っていて訴求力もなかなか、ピークの爆発度は程々ながら静謐な結尾部でも旋律線を感じる表現だったのが印象的、最後の音を引っ張らずにを終えた後は15秒の黙祷。

 同コンビ昨秋のアルプスSymと比べるとやや物足りなさはありましたが、それでも他の交響曲も聴いてみたい気はする演奏でした、曲の性格もあるので。

 明日はアマオケのマーラー1番かシベリウス5番の予定。

0 件のコメント:

コメントを投稿