2016年11月21日月曜日

MTT&サンフランシスコ響の尻上がり濃厚マーラー1番

 今年は紅葉の季節短く、今や落葉の量が凄いです。

 曇り、夕方東京に出るとこちらは雨、今週は海外オケウィーク、第1弾はMTT&サンフランシスコ響のマーラー1番、前回このコンビの5番が凄く良かったので期待に胸は膨らむばかり。

 サントリーホールに入ると、高い席はガラガラです(涙)。

11月21日(月) サントリーホール
 マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ響 ブライト・シェン 「紅楼夢」序曲、ショスタコーヴィチ PC1番、マーラー Sym1番
 最初は日本初演の中国人作曲家の大管弦楽作品、後半がまんま「中国の不思議な役人」の追っかけっこ、続く協奏曲のソリストはユジャ・ワン、Tpソロは起立して演奏、アンコールが2曲、まずベースとTpと3人セッションで(ショスタコゆえ)タヒチ・トロットのジャズバージョン、続いて白鳥の湖の有名な曲を指クルクル系編曲で。
 後半マーラーになると弦が対向配置に!Hrは1列に8本、その後方はTp4,Tb3と最少本数、ブラスは抜群の安定度、Tpトップはアシ無しなのに最後まで美音かつ朗々、最初の3楽章は5番の時よりタメやケレン味は少ないかも、と思えど、終楽章、特に後半になるとどんどんケレン味増加、Hrは楽譜通り起立、最後はスローダウンして八つ振りも。アンコールは無し、残念。

 個人的注目終楽章ミュート早業ファンファーレ部分はブラインドで見えず、Tpなど少し肩代わりしてたかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿