あーあ、やはりあっさり負けましたね、ま、能見、久保ときて、久保田・藤川も打たれたとなれば、諦めもつくってもんでしょう。ナゴヤドームでボロボロに負けるのを見なくて済んだし。
それよりサロネン来日中止に衝撃、先日のフィルハーモニア管との演奏は最高だったし、今年の来日シーンはサロネンで決まり、と思っていたのに…。とは言え、VPOとの9番は価格的に入手出来そうに無かっただけに、聴けない悔しさを味わわずに済んだのは精神衛生上良かったかも。
今夜は上岡&ヴッパータール響第2弾、マーラー5番です。帰りが遅くなるので、記事だけ作って続きはまた明日。
<続き>
いやあ、奇妙奇天烈なマーラーでした、シェルヘン(勿論ディスクですが)を思い出しました。
今日はそこそこ晴れて気温は平年並み、夕方から気温が下がったか、サントリーに早めに着きホール前でウロウロしてると半袖半ズボンでは寒かったです。
寒くなったと言えば、今月(9-10月)のガス使用量は前月(8-9月)のぴったり倍の4m3、小数点以下切り捨ての影響もあろうかと思いますがビックリです。
そして倍と言えば、来年のシャイー&ゲヴァントハウス管、2年前キャンセルになった時は最安席が4000円だったのに、今回はきっかり倍の8000円! その頃よりずーっと円高なのに。
で話を戻すと、夜に聴いたのは上岡の超個性的マーラーでした。
10月18日(月) サントリーホール
上岡敏之指揮ヴッパータール交響楽団 モーツァルト Sym28番、マーラー Sym5番
昨日はコンマスだったのに今日はコンミスになっていてビックリ。最初のモーツァルトでは殆ど拍を振らない上岡の流麗な棒が印象的、そして期待のマーラー、想像を遥かに凌駕する個性的な解釈でした。まず冒頭のソロTpのタタタターン(とパウゼ)からして史上2番目(1番は後述)の遅さ(因みに終楽章冒頭のHrの音は史上最長のロングトーン)、その後も遅めテンポを基調として、冗談の様な急加速と減速、止まりそうな程のスローダウン(第2楽章や第4楽章の中間部など)、サントリーですら聴こえない程のピアニシモ、実に意外なパートの強調などなど、もうやりたい放題で、口(くち)アングリに近いレベル。ソロTp(男性)は朗々、ソロHr(女性!)は素朴系、全体に昨日のワーグナーと比べブラスを始めオケを盛大に鳴らしてスケール感アップ、終楽章クライマックスでは非力とも思える弦からも大きな音を引き出して豪快にフィニッシュ、オケは次の楽譜を出しHrもローテーションしてやる気満々でしたがアンコールは無し、残念。
賛否はあろうかと思いますが、面白かったことは間違い無く、実演で100回以上聴いた5番の中では2番目に破天荒な演奏、貴重な体験でした。因みにNo.1は6、7年前の山岡重信指揮する豊島区管弦楽団です。3番目は昨年の大植&大フィル、かな。
0 件のコメント:
コメントを投稿